1.初級

2010年2月12日 (金)

助走だけで痩せる&メール交換しませんか?

 僕が書いてるもう一つのブログで、「メール交換しましょう」というプロジェクトを先週からやっている。
 ものすごい量のメールをいただいて、もう本当に嬉しい悲鳴をあげっぱなし状態。
 もちろんこっちのブログを読んでいる方からのメールもウェルカムなので、今日のブログ後半に案内を転記したよ。
 よかったらメール交換しましょう!
 
 さて本題。いただいたメールの中から、岩手県盛岡市に住む35才の男性のメールを転載しちゃおう。
 彼は助走だけで17キロ痩せたんだって!
 
******メール引用開始******
 昨年5月から。170cm、76kg(26%)→59kg(19%)まで低下。ここ一か月ほど、朝晩の体重メモだけになりました。すでに月面?
 昨年から自転車も始めたので、春からは自転車を組み合わせることで58~62kg、12~15%あたりを目標にしたいと思っています。
 さらに言うと、実は離陸せずに、ずーーっと助走でやってたりして。^^;
 とはいえ、なんとなくこのくらい、という目算は立ててやってます。だから、離陸直前の機首上げ状態のままで半年来ている感じです。
 具体的には、
1,コンビニ、スーパーなどでカロリー表記を見た。
2,あちこちのサイトでカロリー表記を見た。
3,その情報と、各メニューの味覚から、これはきっとこのくらい、と類推する癖をつけた。
4,その日の記録を見ながら、これなら今日はきっと1600~1800くらいじゃないかな? と類推しながら調整。
 …と、あくまで類推。カロリーメモを取らずにやってきました。^^;

 7月中はアメリカ一周ドライブ旅行に出ておりましたので、その間にきっちり痩せた感じです。
 アメリカではモーテルチェーン『スーパー8』というところに宿泊することが多かったのですが、そこでは朝食がサービスされております。
 正直、ビンボー旅行を旨としましたので、無料の飯で済ませるところは済ませようとばかりに…
朝:ドーナツ×2~3個、コーンフレーク(レーズン入り)×50g、ミルク×100ml
昼:トレイル用ナッツバー(SoyJoyの親戚?w)×1
夜:ハンバーガー×1個
 …こんな感じで過しておりました。
 これでおそらく、1600~1800くらいかな? と。(朝:900、昼:150、夜:500前後?)
 旅行中なので体重と体脂肪が量れなかったのは痛かったですが、帰ってきた最初の計量では58kgくらいでしたね。
 さすがにその後、口角炎が痛かったのでビタミン、ミネラル、タンパク質など多めに補給したり、帰国おめでとう呑みが何回か有り、65kgまであっというまに戻ってしまったのですが、それでも一月間で10kg、落としたことに。
 そこから再び、類推を含めた助走が再開して、9~12月で60kg。1月末には59kgまで絞ることが出来た感じです。

 旅行中の食餌を考えると、朝がカロリー、昼がミネラル、夜がタンパク質、って感じでしょうか? 何日かに一度、ビタミン剤を飲んでましたが、やっぱりビタミン剤は吸収が悪いというか、天然物にはかなわない気がしました。
 ダイエットについてはこんなところでしょうか。
******メール引用終わり******

 ね?びっくりでしょ。
 「助走」だけでも痩せる場合がある、というのは自分の経験でも知っていた。多くの人からもメールで教えて貰っていたけど、ここまで具体的に期間と「やっていること」を列記してくれたレポートは珍しいんだ。
 僕は「いつデブ」に書いてるとおり、5ヶ月間の「助走」で10キロ落とした。
 みんなはどうかな?
 「助走」段階で痩せた?それともカロリー調整するまで痩せなかった?

 あ、最初に書いた「メール交換プロジェクト」の転載するね。
 もう一つのブログ「岡田斗司夫のゼネラルプロダクツ」に書いたんだけど、こっちのダイエットブログしか読んでない人ももちろんメール大歓迎です!

******ブログ転載******
メール交換しませんか? 2010年01月28日

 このブログを読んでくれている人って、いったいどんな人なんだろう?

 最近、どんどん気になってるんだよね。
 ダイエットブログはココログだから、実に細かいアクセス解析が出る。
 たとえば「アクセス時間帯について」というデータを見たら、思わず笑っちゃった。

 一日のアクセスで一番多いのがお昼の12時と夜22時。つまり大半の人は僕のブログを「会社の昼休みにこっそり見てる」ということじゃないか!
 夜22時というのは、仕事で帰った頃なんだろうね。この22時~24時というのが二番目のボリュームゾーンだった。
 お昼休みがおわって13時~17時のアクセスは極端に少ない。「みんな仕事があるんだろうな」と思ったんだけど、ところが土日のアクセスも少ない。
 日曜も毎日ブログ書いてた昨年からずっと、だよ。

 つまり僕のブログは、みんなの「会社勤めのお昼のオヤツ」なんだよね。または「帰宅してメールチェックした後の気晴らし」とか。
 いや~、データってやっぱりメチャクチャ面白いよね。

 もちろん、以上の統計的中心から外れた人も多い。多いどころか、半分近くは0時~24時のランダムな時間にアクセスしてる。
 つまり「比較的、時間が自由になる人」と「勤め人的時間割にしたがってる人」が半分半分ぐらいみたい。
 みんな、どんな仕事してたり、どんな環境からアクセスしてるんだろうなぁ。
 平均年齢とかぜんぜん見当もつかないや。
 だって「ひとりテレビ」で「ヤマトで沖田艦長が死ぬんだけど」と言ったら「ネタバレですね」ってコメントされちゃうんだよ!
 沖田艦長が死ぬのは、坂本龍馬が暗殺されるのと同じぐらい(笑)国民的合意事項でしょうが!
 ジェネレーションギャップって面白いよねぇ。

 「一度、ブログを見た人がふたたび訪れる率は18.4%」という数字を見たときにはメマイがしたよ(笑)
 5人中4人に、初見で見捨てられてたんだ!
 いやいや、落ち着いて考えたら当たり前。ダイエットブログは大半の人が「レコーディングダイエットを,本を買わずにやり方を知りたい」と検索して来た人だ。
 そこへあんなコラムみたいなのが載ってたら見なくて当たり前。逆に再帰率18%以上というのはかなりいい数字なんだよね。

 でね、ここからが本題。
 毎月、僕がやってる「岡田斗司夫の ひとり夜話」というイベントについても、あれこれ考えちゃうんだよ。
 このイベントを知らない人のために、ちょっとだけ説明を。

 「岡田斗司夫の ひとり夜話」はもともとGyaOジョッキーというネットTVで「毎月一回、生放送でなんでもしゃべる」という番組だった。
 自分で言うのもなんだけど、かなり面白いよ。アーカイブはここにあるので、ぜひ見てね。
 あ、アーカイブを見るときのポイントは、第一回からじゃないほうがいいよ。ぶっちゃけ、あんまり面白くないから(笑)
 第三回(2007/8/20)あたりから面白くなってるので、そのあたりからどうぞ。
 内容についてはWikipediaで一覧表を作ってくれた人がいるので、そっちを参考にしてね。
 で、GyaOが事実上潰れちゃって、僕は大好きだった番組がなくなったので、同じ名前の「ひとり夜話」というイベントをはじめることにした。
 このあたりは先月のブログにも書いたとおり。

 イベントは昨年9月から毎月東京と大阪でやってる。それぞれ150人~200人ぐらいの人が見に来てくれている。
 これ、かなり多いんだよね。だって「毎月」なんだよ。毎月、予定を合わせて三時間もあるトークイベントに来るのは大変なはずなんだよね。
 ありがたいことです、本当に。

 でもね、ブログの解析データを見たら、考えるんだよね~。
 イベントも、今のままの形がいいとは限らないよなぁ。
 たとえば地方の人のこと、今のところフォローできてない。
 僕の話を聞きたいと言ってくれる人が五百万人ぐらいいたら、地上波でTV番組として成立するんだけど残念ながらそこまでメジャーじゃないからね(笑)
 YouTubeで「ひとりテレビ」というのもやってるけど、全部自分で仕込むのと、YouTube自体の仕様の問題で長い話ができないし。
 USTREAMなどのネットテレビも、可能性は考えてる。でもこれも「放送料がかからないテレビ」というだけで、やはり番組として作るにはスポンサーがつかないとしんどい。
 有料放送とかも、今の僕にはリアリティがない。そういうの、望んでいる人いるんだろうか?

 最近はトークの内容をメモする人も増えてきた。そのためにテーブルなど快適な環境を提供したいんだけど、そうすると参加できる人数は半分程度になっちゃう。
 内容的にも、まるでセミナーみたいに「ノート術とは」みたいな話をするときもあるし、「オレにとってガンダムとは!」で丸々2時間話すときもある。
 基本的に「その時に話したいことを話す」という、なんだか「シェフの気まぐれサラダ」しかメニューにないようなワガママな料理店みたいだね(笑)。
 「旬の本当に良い素材を最高の料理でお出しします。品書きは店主におまかせください」とか言ってる、お高くとまった創作割烹かな?
 詳しくは参加者のレポートがあちこちに載ってるから「岡田斗司夫 ひとり夜話」で検索して探してみてね。
 とにかく、「好きなことを話したい」が僕の動機だから、セミナーみたいに「こういう話をします。タメになるので参加費はいくらです」というやり方は合わない気がする。

 以上、「ひとり夜話」イベントについて悩んじゃってるんだよ。
 今の東京&大阪で過半数の人のニーズは満たせているのか?
 みんな、トークライブなんか望んでないのか?
 内容も「がっちり話します」系がいいのか?それとも「質疑応答を膨らませる」がいいのか?
 参加人数も「数百人のハコでイベントっぽく盛り上げて」がいいのか?それとも「20人程度のサロンっぽい雰囲気」がいいのか?
 イベントのシステム全体を考え直そうと思うんだけど、その前になによりも「見に来てくれる人って、どんな人なの?」を知らなきゃいけない。

 そう、「どんなイベントにするのか?」はどうでもいいんだよね。
 それより大事なのは、「どんな人が『見たい』『見てもいいかも』と思ってくれているか」、なんだ。
 このブログを定期的に見に来てくれてるんだけど、でも「イベント?別にいいや。キョーミないし」と思ってる人は、なぜそう思うんだろう?
 「本当は行きたいんだけど、事情があって」という人の事情は何なんだろう?

 知りたいんだよなぁ。いまこのブログを読んでくれているあなたのこと。
 ネットをすり抜けて、こっそりモニターの裏からのぞきたいぐらいだよ。ああ、オレって変態(笑)
 どんな部屋に住んでいて、一緒にいるのはどんな人だろう?
 どんな学校に行ってたの?お昼はなに食べたの?

 というわけで、お手間掛けて悪いんだけどメールくれない?
 内容は「私はこんな人です」っていう自己紹介で。
 アドレスは「gfg04070アットマークnifty.com」だよ。

 このブログへのコメント欄に書き込んでくれてもかまわないんだけど、個人情報もあるだろうからメールが安心だと思うよ。
 もちろん僕しか読まないから安心して。
 あ、もしこのブログでネタにしてもいい!と言うんだったら「公開OK」って書いてくれたら、名前は伏せて書くこともあるかも。
 でも「公開OK」って書いてない限り、人には見せないから安心してね。
 
 自己紹介はできるだけ具体的に、年齢や性別、出身やいま住んでるところ、仕事や家族構成も教えて欲しい。
 もちろん、書きたくない部分は書かないで。
 マーケティングや統計値じゃなくて、「どんな人なのか?」という手触りを知りたい、という僕のワガママが理由だから、無理しなくていいよ。
 ついでに「ひとり夜話」イベントについても、知ってる知らない、興味あるないとかも教えてくれたらうれしい。

 メールのお礼は、う~ん、全員にお礼メール返すよ。
 「岡田斗司夫とメール交換」というのでどうでしょ?
 同報メールになっちゃうだろうけど、それでもなにかひと言だけでもお礼を言わせてね。
 僕のプライベートアドレスから出すメールになるので、ブログとかで公開するのは勘弁してくれるとありがたいです。

 僕は自由に書いてる文章が好きだけど、もし「何を書いていいのかわからない」という人がいれば、以下のテンプレートを使うのもアリだよ。
 あんまり長い文章を書き慣れてない人は箇条書きの方が気が楽かもね。

■性別
■年齢
■職業
■家族構成
■一月に自由になる金額
■住所(市、区ぐらいまで)
■ブログをいつ頃見ているか
■自分でミクシイ、ブログなどの情報発信をしているか
■趣味など
■自分のことをいわゆる「オタク」と思うか
■はじめて岡田斗司夫の存在を知ったきっかけ
 (ゼネプロ、ガイナックス、著書、Gyao、イベントなど)
■Gyaoの一人夜話を見ていたか
■トークイベントに参加したことがあるか あれば回数など
■トークイベントの時間は適当か
■トークイベントの料金は適当か
■ダイエットをしてみたか。続けているか
■著作を読んだことがあるか
■その他、メッセージ

 ではみなさんからのメール(またはコメント)、お待ちしています。
 よろしくね。
******ブログ転載終了******

 メールの返事は1週間以上遅れちゃうかもしれないけど、かならず返します。

 あと、明日は大阪で、来週は東京で件の「ひとり夜話」やります。
 まだ若干席は空いてるみたいだから、興味ある人はぜひ!

「岡田斗司夫の ひとり夜話 6」

●1時間目:みんなの聞きたいことに答えましょう
 今回はイベント前にアンケート用紙を配り、そこに質問を書いてもらって舞台で読み上げる、という形式。挙手して質問、というのはライブならではの「その場で考えて答える」というのが面白いんだけどね。
 記入式の質疑応答は、逆にハズレがないから時間制限のあるイベントには向いてるかな?
 
●2時間目:アルファブロガーが教えてくれた究極のモテ術!
 このコーナーは「小ネタ集」。こないだ小飼弾さんと対談した時に盛り上がった「どうすればオタク男子はモテるのか?」に、ある意味完璧な答えが出せたと思うので、その報告ね。
 その他、「望まれる天下一武道会とは?」「アドバンスド・ノート術 キャラを起てる」「事実と真実、夢と目標」などを予定。

●3時間目:マイケル・ジャクソンの孤独
 話題の「THIS IS IT!」を映画館で見たんだけどね、マイケルって孤独だよね。いろんなサイトや評論を見たけど、このあたりを書いたり語ったりしてるところ、見たことがない。なので、ちょっと語ってみようと思います。

●イベント参加者には全員、毎回違う限定版コレクションステッカー」をプレゼントします。

〔大阪〕
タイトル 「岡田斗司夫の ひとり夜話 6」
出演   岡田斗司夫
日時   2010年2月13日(土) 17:30開場 18:00開演 21時終演
※これまでより1時間早くスタートいたします。お間違えなく。
会場   studio ZAZA boxⅠ 06-6212-3005       
      〔〒542-0071大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル4F〕    
料金   前売2000円 当日2500円 自由席 
チケットぴあ  Pコード 616-736
問合せ  ワイ・シー・トイズ・ラボ 06-6643-7620

〔東京〕
タイトル 「岡田斗司夫の ひとり夜話 6」
出演   岡田斗司夫
日時   2010年2月19日(金) 18:00会場 19:00開演 22時終演
場所   ロフトプラスワン 03-3205-6864
      〔〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2〕
料金    チャージ¥2000(+飲食代)
ローソンチケット  Lコード 34494
問合せ  ロフトプラスワン 03-3205-6864

 あと、3月の公演は
 東京 3月14日(日)
 大阪 3月20日(土)
 です。時間と内容は未定。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月27日 (水)

レコーディングダイエット初級「野球に例えて話してみよう」

 今日もレコダイ超初心者向けのアドバイス。
 面白いとか使えると思ったら、みんなのブログでじゃんじゃん引用してね。
 こういう基本ポイントは本にもちゃんと書いてるつもりなんだけど、読み飛ばしちゃう人もいるだろうし、なにより忘れちゃうしね(笑)

 レコーディングダイエットにおける「失敗」とは、「食べ過ぎ」でもなければ、「体重増加」「リバウンド」でもない。
 それは、それぞれの日の「状態」なんだよね。
 プロ野球で言うと「食べ過ぎ」は三振だし、体重が増えるのも「その日の試合に負ける」という結果というだけ。

 これがさ、高校野球だったら、たしかにたった一回負けたらそれでオシマイ。
 ダイエットも、ついついみんな高校野球みたいに考えちゃうんだよね。
 体重が増えた!もうダメだ!失敗した!とか(笑)

 いやいや違うでしょ。ダイエットって高校野球じゃなくて、どっちかというとプロ野球っぽいよ。
 プロ野球はリーグ末までに戦績が充分高ければいい。
 一つ一つの試合は重要だけど、最終的に勝ち越せばいいんであって、一試合の結果に囚われちゃマズいんだ。

 同じく、レコーディングダイエットにおいては、たとえば一年で体重を減らそうと思えばなんと!365試合もすることになる。
 多すぎて混乱しちゃうなら、一週間を一試合で50試合。一試合あたり、3食×7日で21打席と考えてもいいよ。
 もちろん、一打席ごとを大切にして、打率を上げたりかならずカロリーを守る、という決意も大事だ。
 でも、トータルで勝てば、つまり「今週の体重平均値が、先週より下がっていれば」、それでいいんじゃないの?

 体重で変化がなくても、体脂肪やカロリー合計値で減っていれば、それはちゃんとリーグ後半で「勝ち」に繋がるはず。

 じゃあ、レコーディングダイエットにおける「失敗」ってなんだろう?
 「食べ過ぎ」でも「体重増加」でもなければ、失敗というのはなに?

 もうわかるよね。「試合放棄」だよ。
 昨日負けたから、先週負けたからと試合を放棄しちゃうこと。
 つまり「レコーディングしなくなっちゃうこと。
 これこそが唯一、レコーディングダイエットの「失敗」なんだ。

 では「試合放棄」しないためには?
 強い決意で試合に臨む?
 長くなりすぎるから、それは次回のブログで書こうか。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月25日 (月)

レコーディングダイエット初級「手帳の付け方」

 さて、今日は記録の付け方そのものを少し説明しよう。
 食べたものの記録なんて好きに書けばいいんだけどさ。ま、なにかの参考になるかもしれない。
 それに超初心者にとってはスタート前が一番不安だから、ちょっと書いてみることにしたよ。

 文春文庫「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」を開く。書き込みできるノート欄にまず日付を書こう。
 今日の日付だけじゃなくて、できれば次の日曜まで一週間分は書いちゃおう。

 で、「未来レコーディング」の欄に、今週の会食や食事の予定があったら、もう全部書いちゃう。
 あとで訂正があってもいいんだよ。誰に見せるノートでもないんだから、書き直しがあっても当たり前。
 とりあえず予定や計画があったら、どんどん書こう。

 火曜が中華だったら、水曜もラーメンというのはイヤだよね?
 じゃあ何が食べたいだろうか?思いついたら書いちゃう。
 外食ばっかりだとお金がかかる。これも予定を書いてるとわかるよね。自炊する場合は買い物予定も書いてOK。
 何を書いても大丈夫なように、文庫本サイズにしたんだ。どんどん書き込もう。

 未来レコーディングの下、つまり本文部分。ここは三つのブロックに別れている。
 これ、「朝食」「昼食」「夕食」という意味じゃないよ。
 三つに分けてるだけだから、使いやすいように書いてね。

 たとえば上段をご飯、中段を飲み物、下段をオヤツ、と分類するのもアリ。
 自分がどの食べ物に重点置いてるのか、よ~くわかるから。

 と、こんな感じで、どんどん先へ先へと書いちゃうと、あとで楽だよ。
 ダイエットは決意した瞬間がいちばんモチベーションも上がってる。だからできるだけ早い目に「やること」「食べること」を決めちゃおう。
 で、気が変わったらどんどん修整!

 こんな感じで、まずは「書く習慣」を身につけてね。
 まずは「書くだけ」。
 レコーディングダイエットの失敗は「食べ過ぎ」じゃなくて「書き漏らし」だからね。
 そこだけ気をつけてください。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

 

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2010年1月20日 (水)

レコーディング・ダイエット初級「はじめるまえに」

 こんにちは。
 岡田斗司夫です。
 初めての方には「はじめまして」、いつもの方には「あらたまってご挨拶」。
 以後、堅苦しいのはイヤだから、敬語とか使わないけど、気にしないでください。

 先週、文春文庫で「レコーディングダイエット決定版」「同 手帳」が発売され、このサイトにも新しい方がどんどん来てくれてる。
 で、今日からしばらく、「なにをいまさら」なレコーディングダイエット超入門編をやってみるよ。
 
 レコーディングダイエットをはじめるのに必要なのはメモとペンだけ。でも、それは「すでにやり方を熟知してる人」にとってなんだよね。
 超初心者向けには、もっと「これ、準備しないとキツいよ」というのがいくつもある。

 ほら、海外旅行って最悪パスポートと財布だけでいけるじゃない?でも、他にあると便利なものがあるんだよね。現地ガイドとか、海外でも使える携帯とか。

 同じく、レコーディングダイエットをはじめるにあたって、「絶対にあったほうがいいもの」をチェックリストにしてみた。

①体重計
②メモ
③本

 まずは体重計。ダイエット開始前に準備して欲しい。できればデジタル式で、体重が100グラム単位で量れるもの。ダイエットの成果が「すぐに」「数字で」把握できると、やっぱりやる気が違うよ。どんどん面白くなるしね。
 体重計は、ダイエットという旅の地図でありコンパスだ。絶対に用意してから始めてほしい。

 次にメモ。白い紙だったらなんでもいい。携帯とかにメモよりも、なんでも紙の方が便利だと僕は思う。でもこれは個人の好きずき。とりあえず「いつも持ち歩けるメモ用紙」を用意してからはじめよう。書き心地のいいペンも用意した方が楽しいのは言うまでもない。
 携帯にメモしたい人は、「携帯を出せないシチュエーション」でのメモ方法をあらかじめシミュレーションしてね。

 最後に本。文春文庫の「レコーディングダイエット決定版」が一番オススメだけど、新潮新書の「いつまでもデブと思うなよ」でも別にかまわない。絶対に読むこと!
 買わなくてもいい。立ち読みでも図書館でもいいし、ブックオフで10円で買うのでもかまわない。とにかく読んでからはじめること!
 僕にメールをくれたり、このブログを訪れたいかに多くの人が「本を読まずにはじめて挫折した。やっと読んだら成果が出た。最初から読めば良かった」と言ってることか。
 読むためのわずかの時間とお金を惜しんで、そのあと失敗するダイエットを2ヶ月続けても得しないでしょ?
 絶対に本を読んでから、はじめてください。これ、ほんとうにお願いね。

 以上、レコーディングダイエットをはじめる前の注意でした。
 きつい言い方したかもしれないけど、「ムダな努力」をしてほしくないから書いたんだ。
 気を悪くしたらゴメン。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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