講義の前日はお腹が痛い
明日は大阪芸大の講義。文芸科4年生への「文芸特講」の時間だ。
教職経験のない人には意外かも知れないけど、やはり講義の前は緊張する。慣れたりなんかしない。胃が痛い。
特に僕の教えている「創作のノウハウ」は教科書がないので、毎回が新しい試み。時には雑談に流れることもあるけど、それだって「クリエイター志望者用の雑談」だ。
ところがね、これが僕の悪い癖なんだけど、滑稽なほど学生のリアクションが気になるんだよね。ほら、僕はプロじゃなくて「プチ先生」だから(笑)
「教えること」に関して専門の訓練を積んでないし、自己流で教えてるもんだから、やはり自信がないんだよね~。
しかし、世の中甘くはない。
僕がプチあろうがなかろうが、学生から見たら高い授業料払って受けてる講義の講師である。立場だって客員とはいえ教授だ。まさか「いや、毎回講義するのがおっかなくて」とはとても言えない。
だから、仕方なく準備する。
1時間半の講義のために、毎回半日がかりで準備して教材や原稿を準備する。
正直、しんどい。
いったい、他の先生たちはどうやって毎日、これをこなしてるんだろうか?
学生の前で話すとか、緊張しないのかな?
退屈そうな顔されたり私語をされると、それだけで僕は講義を放り出して逃げたくなる。
いったい、他の先生はどうやってこのプレッシャーに耐えているんだろう?
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コメント
屋根裏からきました。
「プチクリ」には勇気づけられました。ありがとう!!
斎藤 孝
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/message.html
この方は、もうとにかく上機嫌で授業をやられるそうです。
投稿: シャイ2ボーイ | 2005年11月25日 (金) 10時24分
岡田さんが「自身が無い」とは驚きました。千の男なのに。
強いていえば、岡田さんのファンって頭のいい人が多いから学生相手のときはスピードを遅くした方がいいんじゃないでしょうか。
岡田さんが一人で喋ってる時って早口だし展開も速いからついていけないときがあります。
「爆笑問題のススメ」のときは他の人がリアクションするんでちょうどよかったです。
投稿: カンダタ | 2005年11月25日 (金) 11時42分
教育実習ですけど、教務経験あります。
実際の所、まだプロでは無いから、あたしも岡田さんと同じ思いをしました。
教壇に立つ前は、本当にストレスを感じます。
実際の先生曰く、「毎日が自分に対しての授業」と言ってました。
そんなものかもしれません。
投稿: 奥州亭三景 | 2005年11月25日 (金) 12時40分
>シャイ2ボーイさん
斉藤先生はいつも、見ていて楽しくなってしまいますよね。あんな講義ができれば最高だろうなぁ。
>カンダタさん
う~ん、どうしても「ゆっくりしゃべれない」んですよね。早口は情報密度を高めるためなんですけど、相手の理解速度までは考えていなかったなぁ。でも自分に自信が出たら、「そこまでがっついて密度を上げなくてもいい」と思えるようになるんでしょうね。
>奥州亭三景さん
「先生も緊張するんだ」「先生だって傷つくんだ」とは、なかなか生徒は考えませんよね。僕が生徒だった時代にはやっぱり考えなかったし。今になってお返しがきた感じだなぁ。
投稿: 岡田斗司夫 | 2005年11月27日 (日) 08時35分