POP33
と書くとなんだかかっこいいタイトルだね。
幻冬舎の額田さんから、カード大の用紙束を渡された。
「書店用のPOPです」
「え?」
「著者が自分で書くと売れるんですよ。5日までに書いてくださいね」
「でも俺、字が下手でデザインセンスないよ」
「書店でのPOPが、売れ行きを左右するんです!」
「・・・はい、頑張ります・・・」
というわけで、今日は午後から大阪で講義なんだけど僕の頭の中はそれどころじゃない。
とりあえず、昨日はいろいろ書店回ってPOP見たけど、みんな上手いよ。上手すぎるよ。
いったい、何を書けばいいというんだ?
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コメント
学生時代、本屋でバイトしてた頃に僕もPOPを書く機会があって、
ほんとにセンスの欠片もない自分はとても苦労しました。
でもそういう中で、本職でもないのに異常に上手なやつもいたりして感心したものです。
そいつに言わせると、字の上手下手は個性だからあまり気にせず、
一点でも自分がイイ!と思った点を丁寧に書けば良いのだそうです。
あとポイントの短文を大きく目立つ色で、ちょっとした説明文は
少々小さめにして顔を近づけてくれるように、
というような事を言ってましたよ。
投稿: terai | 2005年12月 2日 (金) 14時26分
>teraiさん
「あとポイントの短文を大きく目立つ色で、ちょっとした説明文は少々小さめにして」ですね!
具体的で助かりました!
投稿: 岡田斗司夫 | 2005年12月 2日 (金) 14時41分
爆笑問題のススメのときの放送の時に
好きだという事は才能があるには違いないが
それをストレートに表現する事だけが才能ではない。
との指摘で、ちょっと見方を変えてみて
ある職業に就きたいならその事をストレートにすることが、
その職業に結びつくわけではない。と考えました。
つまり、作家になりたいなら最初から
何でもかんでも文章を書けばいいというわけでもなく
社長になりたいなら大学での経営学を丸暗記すれば
なれるかといえばそうではないということです。
岡田さんはガイナックスの社長や作家という職業をこなしているのはこういうわけではないかと仮説を立てましたが、
岡田さんの見解をお聞きしたいです。
またぼくたちの洗脳社会のなかで、価値観を含んでいない情報はない。との指摘や日記において
自分なりのものの考え方や価値観・世界観は「どういう情報(価値観込み)を摂取したり、摂取しないよう心掛けたり」するとありましたが、という事は無論本を読む事は洗脳です。
私は普段本を読む時はまず作家について大体調べて
その人の価値観の大枠をつかんでから本を読むよう心がけていますが、岡田さんも日記を拝見するとかなりの本を読んでいらっしゃるようですが、この洗脳社会において
岡田さんが普段から本を読むという行為に対して
心がけている事があれば教えてもらえませんか。
投稿: レッド | 2005年12月 3日 (土) 21時45分
誤解されないよう加筆させていただきます。
著書のなかでの洗脳=「多くの人々の価値観を、ある一定方向へ向かわせようとする行為全て」
は理解していますので、上の文章では読み方によっては
岡田さんに挑発しているような文章に取られかねないと思ったので書かせていただきました。申し訳ないです。
投稿: レッド | 2005年12月 3日 (土) 22時01分