デビュー戦、終了
いや~、勉強になりました。
自分としては60%の出来だったのが悔しいけど、「完全にアウェイの環境でやりたい」という初期目標は達成しました。
カフェのスタッフにも「あんなに盛り上がったのは初めて」と言ってもらえたし、回収されたアンケートを見ても充分に「面白い」とは言ってもらえたんだけどね。
でも自分で期待していた「最高の出来」にはまだまだ遠かったな~。
マイナス40%というのは、「やっぱりあがっちゃったよ=20%」「新しいものを求めているわけではない『伝統芸能としての落語』が好きな人たちに強引に納得させる強引さが出せなかった=20%」かな。
僕が狙うべきは「面白いことが好きな普通の人」であって、「落語オタク」じゃないんだろうね。
でも、僕定義の落語をやるのが仕事だから、あんまり悩みはないです。
ちょっと驚いたのは、白鳥師匠との対談で「林家いっ平を知らない」というボケを本気にした人がいたこと。舞台上では白鳥師匠と「そっちのボケでいきますか?」「はい、突っ込んでください」と目線でやり取りしたので、お互いにこれが「ボケ」というのは了解済み。お客さんにもちゃんとウケたので、対談後半はそっちへ展開させた。
ところが、「いっ平さんまで知らないなんて。もっと勉強してください」とか後で言う人がいてビックリ。いや~、落語ファンって「粋人」というイメージあるんだけど、中にはこんな無粋な人もいるんだよね~。思わず白鳥師匠とも苦笑いでした。
来月の勉強会では、たぶん自分なりの100%が出せると思います。
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