初稽古
書き下ろし本の第1章を書き上げた余韻もそのまま、落語の構成をまとめる。
「ゲド戦記」をめぐる宮崎親子の悲喜劇なんだけど、前にイベントで話した時より新ネタがふたつみっつ。
全部で25~30分かなぁ、と自分では読んでいた。
で、今日の朝、やってみたわけです。初稽古。
枕からはじめて、とりあえずラストまで全部、誰もいない部屋で。
「まぁこんなもんかな?」と語り終わったら、なんと1時間5分!
今回指示された前座の持ち時間は20~25分、最大でも30分が限度なのにね。
これから半分以下に切らなきゃいけないけど、いったいどこから切ればいいんだろう? 原稿のときと同じで、とりあえず前から問答無用で切ってしまうのが正解なんだろうな。
夕方に再トライ。今度は27分に圧縮できた。
でも早口言葉みたいで情緒ないなぁ。
さらに切り詰めて緩急つけて、その上でなにより僕が楽しく話せなきゃ。
「ああ、こんな面白い話はみんなに聞かせずにはいられない!」という姿勢こそが僕の持ち味なんだからね。
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