運動しなくてもいい理由
レコーディング・ダイエットにおいて「運動」は重視していない。
レコーディング・ダイエットというのは、短期間で10キロ以上を落とすのが可能なダイエット法だ。それだけの減量というのは,実は身体に相当負担がかかる。
そんな時期に「運動」などやってはいけない。
酸素は哺乳類にとって必要不可欠だけど、同時に猛毒でもある。過度な有酸素運動は、老化を早め寿命を縮める。
体重を落としている時期は、運動なんかしなくていい。「体重を落とす」というだけで身体には相当の負担がかかってるんだから。
僕自身が「1日一万歩」という軽い散歩をメニューに加えたのは、ダイエットの「助走」→「離陸」→「上昇」というプロセス後、体重を15キロ以上落としてからだ。
それでもダイエットに運動は必要不可欠!と信じきってる人は多い。
おそらく「太っていること」を悪いことだと捉えて、「そんな自分には運動という罰を与えなければ!」「罰を与えられてはじめて『痩せる』という褒美が与えられる」という思考回路が働いてしまってるんではなかろうか?
あと「みずから汗を流さないと、なにも得られない」という自己実現哲学の反映とか。
もちろん、「身体を動かすのが趣味」という人の運動は否定しない。
でも運動が嫌いな人が「本当は運動しなくちゃダメなんだけど」「食事制限だけで痩せてもすぐにリバウンドするだろうから」とくよくよ考えても、意味ないと思う。無理に運動して、それがイヤさにダイエットをやめてしまうほうが、ずっと問題だ。
あと、これは僕の経験から言えるんだけど、体重がばかばか落ちたら、イヤでも運動したくなる。
重度のエスカレーター愛好者だった僕も、体重が117キロから80キロ台に落ちたらなんの躊躇もなく階段をほいほい登れるようになった。身体が軽くなると、身体能力が上がる。運動なんてそれからでいい。太ってるいま、無理に運動してもしんどいだけだし関節に負担もかかる。
「軽い運動」をメニューに取り入れるのは、「体重が落ちて体が軽くなって、自分から動かしたくなったとき」で充分である。
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コメント
レコーディングダイエットでヒトツだけ参考にしているのはカロリー摂取量。でも、本格的にやってはいません。ただ、小腹が空いてコンビニとかに入った時に商品(お菓子やパンなど)のカロリー表示を見るようになったこと。これが良いかった。
41歳で腹が出ているわけではなかったが今年に入ってサイズがヒトツ大きくなった。しかし、現在ゆっくりだが元に戻りつつあります。カロリー表示を見るだけでダイエットの効果があります。
投稿: イタチ | 2007年4月24日 (火) 19時38分
記録とるようになってから、ダイエットが順調に進んでいます。
今までダイエットといえば、とりあえずジョギングしておくか、と安易に運動してはみたものの効果がよくわからず長続きしませんでした。
今は記録にだして、体脂肪重量も記録に取るようになったので、どれくらいやせたのかはっきりわかるのがいいのかもしれません。
投稿: tee | 2007年4月24日 (火) 21時12分
ダイエットにおいての食事制限と運動の併用を推奨するのは、基礎代謝を上げることで効率よく痩せられる、リバウンドしにくくなるということのようです
最近では有酸素運動よりアイソトメリック、ストレッチ、ウォーキングがよいという風潮になっています
また皮膚がのびるリスク(垂れたりしわに見える)を軽減するなどの効果もあるようです
http://plaza.rakuten.co.jp/yokubarimama/3002
http://www.fine-club.com/diet/topics/stretch.html
http://www.know-dt.com/DietARC/risk/020_slack.html
投稿: pahepahe | 2007年4月25日 (水) 00時40分