« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月24日 (木)

マルコの地球儀

 「母をたずねて三千里」のエンディング地球儀、とりあえず携帯で動画を撮影してみました。
 ピンボケだし光量は少ないけど、とりあえずの雰囲気だけでも。
 アニメ夜話でも紹介してもらえるみたいです。

地球儀動画

| | コメント (3)

2007年5月22日 (火)

楽しい工作シリーズ・その3

 その1「ムーミン屋敷カットモデル」
 その2「ぼくの考えたメイド喫茶」
 に続く第三弾、「マルコの地球儀」を作っています。

 『母をたずねて三千里』のエンディングで「いま母さんを~起こしてるんだ~」の部分に登場する地球儀ですな。
 「イタリア半島からアルゼンチンまでを一望する極端なパース」はたぶん宮崎駿のデザインじゃないかなぁ。

 今回は初めて「動く!光る!」に挑戦しました。地球は時計ユニットを仕込んで一分に一回転、太陽は点滅LEDユニットを仕込んだので、「朝焼け~陽光~夕焼け」を繰り返します。
 これをさらに包む装飾箱をこれから作る予定。たぶんワンフェスで展示します。
 mixiを見れる人はここにアルバムがあります。

Photo_22

| | コメント (2)

2007年5月20日 (日)

キリコ見ながらマルコを作る

 「母をたずねて3千里」のエンディングに登場する地球を作ってます。イタリア半島からアルゼンチンまでを一望する構図、というかなりのデフォルメ具合。
 6月7日にアニメ夜話の収録があるので、なんとか間に合わせたいなぁ。
 電動ムーブメントとかそういう面倒なこと考えずに、単なるオブジェだったらできるかな?
 
 大西洋にクジラを配置。このあと、波を塗ったり吹き上げてる潮を塗ったりする予定。アフリカ大陸に山脈を配置、四角いサイコロ大のブロックをいま乾かしてる最中なので、乾いたらカットしてピラミッドを作ろう。
 ボトムズを見ながら、工作する。キリコ見ながらマルコを作るわけね。

Photo_19

Photo_20 Photo_21

| | コメント (1)

2007年5月17日 (木)

マルコとキリコ

 4月末に『図録・王立科学博物館』(三才ブックス)と『オタク論!』(創出版)がほぼ同時に出たところだけど、来月と8月にも新刊が出ます。

●『「世界征服」は可能か?』 ちくまプリマー新書
 6月5日刊 ISBN 9784480687623 定価798 円(税込)

●『ダイエット本(正式題未定)』 新潮新書
 8月20日刊

●『オタク・イズ・デッド』 新潮新書 2008年初旬

 あと、ひょっとしたらPHPから意外な共著を出すかもです。とりあえずこれから一年は新刊ラッシュと落語2.0定着で忙しそうだなぁ。
 あ、もうひとつ、ゼネプロ時代に戻るかのように「おもちゃ開発」もはじめました。次回のフィギュア王に詳細が乗る予定。
 今日は大阪で、ちょいとアパレル開発の打ち合わせに行ってきます。あ~儲からないけど面白い仕事は楽しいなぁ。

 次回のアニメ夜話収録は6月7日。取り上げる作品は「母をたずねて三千里」「装甲騎兵ボトムズ」。両方とも1年間のテレビシリーズなので各52話×23分=約20時間あるからたいへん。最初はこれを交互に見ていた。
 マルコとキリコという似たような名前の主人公だし、片方ばっかり見るより気分転換になるだろうと思ってたら、三千里は「マルコ可愛い!」「作画もレイアウトも色彩設計もすごい!」の感動の連続であっというまに終わってしまった。
 ところがボトムズが思ったより辛い。本放送のときは面白かったはずなのに、ウド編ってこんなにしんどかったっけ?
 マルコのほうの次回予告は「次回は『なかよしエミリオ』です、お楽しみにね!」「次回は『お父さんごめんなさい』です。お楽しみにね」なのに、ボトムズの予告編と来たら「次回、『ウド』。来週もキリコと地獄に付き合ってもらう」「次回、『出会い』。キリコが飲むウドのコーヒーは苦い」だよ。やだよ、こんな世界(笑)
 
 そういえば、いま作ろうとしてる趣味の工作は「母をたずねて三千里」のエンディングで「朝ぼくを~起こしたお日様が~」の部分で回転してる地球儀のミニチュア。
 作りかけたけど、なんか上手くいかず、ちょっと思案中。
 本当は来月はじめのアニメ夜話収録時に持って行きたかったけど、間に合わないだろうなぁ。

 『オタク・イズ・デッド』は新潮新書から2008年初旬の予定。本当はこっちを今年の5~6月に出す予定だった。もうとっくに原稿は完成してるけど、出版プロデューサーの判断でダイエット本を先行させることになり、今度は出版社の判断で「同一著者の作品は6ヶ月程度の間隔が必要」ということで、思い切り後ろに伸びちゃった。
 

| | コメント (4)

2007年5月13日 (日)

「オタク論」、発売中です

 新刊の「オタク論! 」(創出版)が出ました。現在、全国書店で絶賛発売中です。
 なんだか非常に売れてるみたいで、発売1週間をまたず3刷が決定しました。
 で、かなり調子こいた前書きを書いてて、それがかなりの暴言なんだけど、なぜか自分で気に入ってるんですよね。
 言ってることはムチャクチャでも、なんか勢いあるし、ツッコミどころ満載なところも僕らしくていいかなぁ、と(笑)
 せっかくだから前書きのみ全文掲載します。ブログでの引用もご自由に。
 でも引用される場合は、特定の部分だけ引用せずに全文引用でお願いします。

 
「前書き」
 
 いかにカッコよくオッサンや爺さんになるか?
 これが本書の裏テーマである。
 オタクだマニアだ新人類だと言われてきた私や唐沢さんも今年で49歳。信長が死んだ年齢である。来年には恐ろしいことに50歳になってしまうのである。
 世間ではどういう定義になってるか知らないけど、私自身からすれば50歳なんてものはあきらかにジジイだ。「中年」を通り越して「初老」だ。
 そんなジジイが二人寄って「最近のオタクは」とか「マンガやアニメは」とか「萌えは」とか語るっていうんだから、こりゃどう見てもみっともない。少なくともダンディなモテ系オヤジが絶対にやらない企画であることは確実である。
 でもねぇ、私としてはこの対談企画、わりと気に入っているんだよね。そういう「みっともない」ところが。
 オタク文化は現在進行形の文化なんだから、そりゃその最前線は「14歳」だと思うわけ。いま現在14歳ぐらいのマンガやアニメのファンがいる位置が、オタク業界の最前線であり「いちばん面白くて活気のある場所」でしょ。間違いなく。
 だから、オタク系の評論とか発言というのは総じて「いかにオレは14歳の心を失ってないか」というイノセンス合戦になりがちなんだよね。政治的な発言にしても、作品論にしても「子どもの頃や読者としての瑞々しい感性を失わず」「いま、もっとも新しいムーヴメントを提示する!」とかね。
 でも、申し訳ないけどそういうの、あんまりカッコいいとは思えなくてねぇ。そういうスタイルも20代前半まではアリだと思うんだけどね。
 30超えたらなんというか身体性というか、「年齢積んだだけのナニか」って欲しいじゃない?無理やりに若ぶったり「最近の作品もフォローしてます」みたいな媚びた物言いじゃなくて、「オタクが枯れると言うのはこういうことだ!」というの、見せたいじゃない?あえて頑固ジジイという役割を引き受けて、「最近の作品なんかわからん!昔のは良かった!」みたいな暴論吐き散らかして、ちゃんと悪役だって引き受けてあげたいじゃない?
 少なくとも私は「そういう大人」になりたいと思う。いつまでも若者や若者文化にすがるのはみっともないと思うし、理解されようとか誤解されたくないと足掻くのはもっとカッコ悪い。
 オトナと言うのは「誤解を引き受ける」覚悟だと思うよ。「お前らがダメにした」と言われたときに「そうかもしれない。じゃあお前ら若い奴が頑張れ」って返して、でも心の中ではまだまだやる気満々の状態。それが私の考える「したたかな大人」だ。
 というわけで、この本の中には「したたかな大人(見習い)」の物言いがいっぱい入っている。まだ(見習い)だから、時々本気で話したりムキになったりしてるけど、ま、大人ってそんなもんでしょ。
 私は「オタクが大人になる」というのは、こういうことだと思うんだ。
 まだ若い君たちも、カッコいい我々を見習って、ぜひ「大人のオタク」になりなさい。
 以上。
 

| | コメント (3)

2007年5月12日 (土)

生きてるのが辛かったよ

 今日、耳鼻咽喉科の医者に行ったら、そう診断されました。
 熱が高いし関節も痛いのでてっきり風邪だと思っていたら!
 でも昨夜あたりから耳まで痛みはじめ、水も嚥下できなくなっていたので「こりゃ喉だな」とは思っていたけど・・・
 いきなり、医者に怒られました。
「こんなにほっといちゃダメじゃない!」
 はい、すいません・・・
「あなたね、耳鼻咽喉科の患者で、ゆいいつ死ぬかもしれないのは扁桃腺炎だけなんだよ!甘く見たらダメだよ!」
 でも、ここへ来るまで扁桃腺炎ってわかんなかったし・・・
「とりあえず、膿を吸い出すからね!ダメだったらすぐに入院してもらうから!」
 センセイ、ぼく話もできないほど喉が痛いので反論できません・・・

 先生は僕がみたこともないほど太い注射針を出して、看護婦に「違うよ、もっと太いの!」と怒鳴りつける。
「棚の隣、そう、いや、もっと太いのあるでしょ!」
 センセイ、ぼくもっと細いのでいいです・・・
 
 不機嫌な顔の看護婦が持ってきた注射針は、ブリックパックのジュースについてるストローみたいだった。注射器に取り付けると、医療器具というより水鉄砲のように見える。
「ほら、はい!口をもっと開けて!」
 センセイ、怖いです・・・いていていていてててててて
 痛い痛い痛い!
「膿を吸い出してるから、ちょっと待って!痛いからね!」
 センセイ、それもう知ってます・・・
 
 そっから先はもう思い出したくないです。
 たしか2回、吸い出されました。
 抗生物質と痛み止めと化膿止めもらって「5時間ごとに飲むこと」と強く言われたというか怒鳴られたというか・・・
 明日も同じ医者に行きます。とほほ。

| | コメント (7)

2007年5月 9日 (水)

風邪、ひいてます

 連休中に単行本を書き下ろしちゃったので体力を使い果たし、風邪ひいてしまいました。
 風邪なんてダイエットはじめてからひいたことない!という健康生活だったので、勝手がわからず困っています。
 復調したら、いよいよ「離陸」フェーズを書きますから、いましばらくお待ちを。

| | コメント (2)

2007年5月 5日 (土)

原稿を書くときの風景

 ひたすら原稿を書いている。
 書き下ろしダイエット本の原稿、全7章のうち第5章をさっきあげた。明日夕方までに第6章、月曜夕方までに最終章というペース。
 こんなスピードで書けるのは、あらかじめ下書きを準備してるから。僕の書き方はメモ→構成表→打ち合わせ→下書き→清書→調整という順序。
 今回は下書きやメモをこのブログに上げたりしてみた。おかげでかなり調子がつかめた。 
 
 で、僕にとっての「執筆」というのは、ほとんどいまやってる「清書」のこと。
 映画にたとえると、メモ→構成表が「シナリオ」で、下書きは「ロケハンとコンテ」、そして清書が「撮影と編集」という関係になる。
 しかし、もっと感覚的に言うと、清書つまり執筆は「オフロードを走るレース」に近い。
 いちおう、目的地も決まってるし、地図もある。
 走破するのが目的だけど、『勝つこと』が求められる。
 下書きに引きずられて、言いたいことが原稿化できていないときのもどかしさは「悪路にハンドルが取られるのを、ねじ伏せるように運転する」という感覚がぴったりだ。
 
 なので、原稿を書いてる最中の僕は、常にハンドルを握ってる気分だ。
 あと2章分だけど、最後はテクニカルカーブの連続だし、その直前に長い登りもある。
 さて、一気に駆け抜けよう。
 
 連休?それなんですか?

| | コメント (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »