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2008年5月19日 (月)

「ラジオ版 学問ノススメ」予定変更

 オンエア予定が一週、早くなりました。
 トークテーマは「オタクはすでに死んでいる」で、たっぷり30分しゃべってきました。

 ラジオ版 学問ノススメ
http://www.jfn.co.jp/susume/

FM岩手(6月1日、9:00-)、
FM福島(6月1日、9:00-)
FM群馬(6月3日、20:00―)、
FM新潟(5月31日、5:00―)、
FM静岡(6月6日、4:00―)、
FM福井(6月3日、20:00―)、
FM岐阜(6月1日、9:00-)、
FM滋賀(6月1日、9:00-)
KISSFM(兵庫)(6月1日、9:00-)、
FM山陰(6月1日、9:00-)、
FM岡山(6月1日、9:00-)、
FM徳島(6月1日、9:00―)
FM沖縄(6月1日、8:00-)、

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2008年5月12日 (月)

今月の出演・講演情報

■今月の出演・講演情報です。

5月12日(月)23時~24時
 GyaOジョッキー 「岡田斗司夫のひとり夜話」
 http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0005453/
 今回のお題は「オタクはすでに死んでいる論争」などを予定。


5月16日(金)
 TBSラジオ『城島茂のどっち派?!』(毎週金曜日:深夜24時~25時まで生放送)
 出演:★城島茂(TOKIO)/藤森祥平(TBSアナウンサー) 、ゲスト:岡田斗司夫
 http://www.tbs.co.jp/radio/dotch/index-j.html
 ■番組内容:人気グループ「TOKIO」のリーダー、城島茂が毎週金曜日の深夜24時から25時まで、首都圏および宮城県(東北放送)に、生放送でお送りするトークバラエティ番組。番組では、世の中の関心事から個人的なこだわりまで、気になるテーマを取り上げて、FAXやインターネットを通じて、リスナーからも意見を募集し、出演者共々、世の中の「どっち派?!」を考えていきます。

 
 

5月24日(土)
 TBSラジオ『岡田斗司夫です(仮)』
 放送日時 :5/24(土) 19:00~21:00生放送
 出演 :岡田斗司夫 / アシスタント安東弘樹(TBSアナウンサー)
 岡田斗司夫がメインパーソナリティーを務める生番組です。二時間しゃべりっぱなし・好きな曲かけっぱなしの無法地帯となる予定。


5月25日(日)
 新宿ロフトプラスワンでイベント
 岡田斗司夫の『遺言』第六章
 【出演】岡田斗司夫
 Open18:00/Start19:00
 ¥2000(飲食別)
 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
 問い合わせ TEL 03-3205-6864、FAX 03-3205-6874


6月1日(日)
 SBS静岡健康管理センター公開講座2008
 http://www.shizuokaonline.com/event/genre02/
 「健康で、いつまでも社会に貢献したい」という思いを込めて、SBS静岡健康管理センター公開講座「聞いてなるほど!エイジングケア~脱メタボでかっこよく~」を開講します。女優の浜美枝さんや、県内外の医師など多彩な講師陣が、長寿を楽しむ秘訣をお話します。メタボに合併する生活習慣病に打ち勝つエイジングケアのノウハウを学びましょう。
 【内容・日程】
 第1回 6月1日(日)
 講師:岡田斗司夫さん(作家・プロデューサー・オタキング)
    村上雅子先生(静岡赤十字病院 第三内科[糖尿病・代謝・内分泌]部長)
 【時間】 毎回午後1時30分 開講、午後3時40分終了予定
 【会場】 しずぎんホールユーフォニア(静岡市葵区追手町)
 【受講料】 全5回シリーズ/4950円(受講料・資料代込)
 【定員】 先着450人
 【申し込み方法】 ハガキ・FAX・E-mailで必要事項を明記の上、申し込み下さい
 【必要事項】 ①氏名②郵便番号・住所③TEL④FAX⑤生年月日(西暦)⑥年齢⑦性別⑧職業
 【ハガキ】 〒422‐8680(住所記入不要)SBS事業局「静岡健康管理センター公開講座」係
 【FAX】 054‐284‐9031=24時間受付 
 【E-mail】 sbs-jigyo@shizuokaonline.com(※件名に「静岡健康管理センター公開講座」と明記)
 【問い合わせ】 静岡新聞SBS事業局〈電054(284)8920=平日〈月―金〉午前9時から午後5時
 主催/(財)静岡健康管理センター、静岡新聞社・静岡放送


6月以降
 ラジオ版 学問ノススメ
http://www.jfn.co.jp/susume/
FM岩手(6月8日、9:00-)、
FM福島(6月8日、9:00-)
FM群馬(6月10日、20:00―)、
FM新潟(6月7日、5:00―)、
FM静岡(6月13日、4:00―)、
FM福井(6月10日、20:00―)、
FM岐阜(6月8日、9:00-)、
FM滋賀(6月8日、9:00-)
KISSFM(兵庫)(6月8日、9:00-)、
FM山陰(6月8日、9:00-)、
FM岡山(6月8日、9:00-)、
FM徳島(6月8日、9:00―)
FM沖縄(6月8日、8:00-)、
(急な番組編成の変更によりOA日時が変わる場合もあります)
ポッドキャスティング版はOAの概ねOAの一ヶ月後をめどに稼働いたします。


6月24日(火)
 新宿ロフトプラスワンでイベント
 岡田斗司夫の『遺言』第七章
 【出演】岡田斗司夫
 Open18:00/Start19:00
 ¥2000(飲食別)
 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
 問い合わせ TEL 03-3205-6864、FAX 03-3205-6874
 前売は5/31~ローソンチケットで発売(Lコード:35504)

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2008年5月11日 (日)

100万部突破!

 と言っても、「いつデブ」の話ではありません(笑)残念!

 ふと数えてみたら、いままでの僕の著作や対談本を合わせると、すでに累計100万部を突破してるんですよ。

「いつデブ」50万
「オタク学入門」単行本9万+文庫化2回で13万
「ぼくたちの洗脳社会」単行本8万+文庫1.5万で9.5万
「世界征服」8.1万
「オタクの迷い道」単行本1.5万部+文庫2万部で3.5万
「東大オタク学講座」1万+文庫2万で3万
「王立科学博物館」ムック 2.5万
「オタクはすでに」増刷1回で2.5万
「オタク論!」増刷2回で2.5万

 その他、「フロン」の2万部をはじめ、全部を合計するとほぼ110万部になっていました。
 ジャンル別の売上比率は
 
 「いつデブ」・・・45%
 オタク系  ・・・22%
 社会評論系 ・・・22%
 結婚・恋愛系・・・5%
 宇宙・未来系・・・3%
 その他合計 ・・・3%

 意外なのは「洗脳社会」と「世界征服」の大健闘。
 あと「オタクはすでに死んでいる」も追い上げがすごいから、すぐに上位グループに入ると思います。

 僕はずっと、自分のことを「あんまり売れてない物書き」だと思っていました。
 「いつデブ」でやっとヒットした一発屋だと自覚してたんですよ(笑)。
 いやホンマ。

 しかしなんと、「いつデブ」のメガヒットがなくても、すでに僕は50万部作家だったんだよねぇ。
 もちろん僕以上の売り上げを毎回出してる作家の人はいっぱいいるけど、それでも自分が「それ相応」以上のポジションだというのは意外でした。 印象だけで判断せず、きちんと統計を取ってみるのは大事だね。これもレコーディングですよ。

 う〜ん、しかし人生継続は大事なんだよねぇ。あらためて納得しました。

 追加:
 ここに食玩を入れるとたいへんな数字になっちゃうんだよなぁ。
 王立第一弾・・・170万個
 王立第二弾・・・100万個
 万博グリコ・・・200万個(?)
 食玩にも小さいとはいえ自分の著作入れてるんだから、カウントすべきなのかな?

 

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2008年5月 8日 (木)

完璧なマーケティング。でも見え見え(笑)

 いま、山手線の中吊り広告でもおなじみの、一個1000円のアイス。
 http://heavenly-spoon.jp/

 レーベルは「ヘブンリースプーン」だけど、実体はハーゲンダッツだ。
 「ダージリン6個セット」が3,500セット、「カカオ6個セット」が2,500セット。合計6,000セットなので、合計しても売り上げはたった3,600万円。(しかも送料込み)
 完売しても売り上げ4000万弱の商品に、なぜ数百万もかかる広告費をかけるのか?

 なんだか見当つく気がする。
 あのハーゲンダッツだよね。一号店オープン時にサクラで雇った外人を店の前に並ばせて、「大ヒット」という伝説を作った、マーケティングを語るときの定番になっている、あのハーゲンダッツ。

 僕が思うに、たぶんこの商品の目的は「売れること」ではない。
 「評判になること」が目的なのだ。

 「一個1000円」というわかりやすいセレブ価格。
 「究極のアイスを作ったら1000円かかってしまった」ではなく、まず大評判になりそうな「1000円のアイス」というコンセプトを立てて、逆 算的に「じゃあどんなクオリティか?」という流れだから、アイス自体の品質情報はサイトを見ても驚くほど少ない。なんとカロリーまで書いていない。あまり 書きたくない数字なのかもしれない。

 「ネット限定販売」という手法。
 これは購買したブロガーたちが、いっせいに宣伝してくれることを見込んでいるんだと思う。だからブログを書きそうにない一般のオッチャンオバチャンは買う必要がない。とにかく、この第一弾プロジェクトの目的は「評判になる」なんだから。

 金曜正午に「カウントダウン販売」というスケジュール。
 土日のネタ枯れしたワイドショー狙いだろうね。具体的には「王様のブランチ」。数量限定でカウントダウン販売というのは、「一個1000円のア イスが一瞬で売り切れてしまいました」「ええっ、すごい!」「食べられないの?」「ところが、当番組では特別に試食を・・・」「うわ、こんなアイス食べた ことない!」・・・となって、数ヶ月後に一般販売開始、というのが落としどころかな?

 サイト運営もマーケティング本部だし、この予想はあんまり外れてないと思うな。

 いや~、久々に「画に描いたようなマーケティング主導の企画」を見せてもらいました。
 もちろん中身のアイスが1000円という価格に負けないほど美味しければ、僕には文句はない。
 でも、僕が感心するのは、いまのところアイスそのものよりも、この美しいまでに完璧なマーケティングプランだよな。これだけに1000円払ってもいいよ。

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2008年5月 5日 (月)

今夜はラジオに出演です

「渋谷アニメランド」 (ラジオNHK第1: 午後9時5分~午後11時)
 出演者:岡田斗司夫・野沢雅子・白石涼子)
 http://www.nhk.or.jp/radiodir/anime/ 

 今回は「SFアニメ特集」ということです。
 公式サイトではSFアニメソングのリクエストを受け付けています。

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2008年5月 4日 (日)

「遺言」告知

5月25日(日)
岡田斗司夫の『遺言』第六章
【出演】岡田斗司夫
Open18:00/Start19:00
¥2000(飲食別)
前売は4/29~ローソンチケットで発売(Lコード;35498)

6月24日(火)
岡田斗司夫の『遺言』第七章
Open18:30/Start19:30
¥2000(飲食別)
前売は5/31~ローソンチケットで発売(Lコード:35504)

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昨日の番組の話

 さて、お約束の解題です。
 実は昨日の「ドリームプレス社」、僕にとっては特別な番組だったんです。なんでかというと、というのが今日の日記です。

 森三中の村上さん、一ヶ月半で3キロ痩せてました。それもレコーディング・ダイエットの「助走」段階、つまり「特に我慢せず、今までと同じような食事をする。ただし、体重と食事の記録は毎日つける」という簡単なルールを守っただけで、です。

 実はこの番組の収録は5月1日(木)、つまりオンエアの前日でした。で、本番まで僕は村上さんのダイエットが成功したのか、それとも失敗したのかわからないままだった。
 それはねぇ、すっごく気になりましたよ。もし村上さんがダイエットに失敗しちゃったら、単なる一個人の失敗ではなくレコーディング・ダイエットというメソッドそのものの否定になりかねない。
 だから、「頼むから痩せてくれ!」と祈るような気持ちでスタジオに入りました。その時の僕は、自分の本とレコーディング・ダイエットを守ることばかり考えていたんですよね。

 でもスタジオで、はっきりと顔が小さくなっていた村上さんを見たとき、「助走」フェーズだけで3キロ痩せた村上さんを見た瞬間、なんだか僕はひどく心を打たれてしまった。
 カメラの視界外だったけど、思わず村上さんの手を握って「よかったね!ありがとう!」って言ってしまった。
 村上さんはポカ~ンですよ(笑) そりゃそうでしょうね。彼女にしたら「まだ、たったの3キロ」なんだから。おまけに「ありがとう」と僕が言うのもあきらかにヘン(笑)

 でも僕には、この3キロの意味がわかる。助走段階で一ヶ月半で3キロ、ということは離陸→上昇→巡航と順調に進めば、おそらく年内に村上さんはかなりスリムになるでしょう。番組内で彼女は「63キロだったから、目標は55キロ」と言ってましたが、僕の見積もりでは年内に50キロを切れるんじゃないかな?と考えています。

 いやいや、こういう話はどうでもいいんです。「ほら見ろ、レコーディング・ダイエットで成功したぞ」という話をするつもりじゃない。そんなことはどうでもいいんです。

 僕は今の今まで、二つの理由で本を書いていました。「自分のため」と「みんなのため」です。
 自分のため、というのは「考えたことを広く世に知らせたい」というミーム(知伝子)的本能とか、物書きとして売れたいという願望とか、「男として生まれてきたからには、生きた証を遺したい」という足掻きとか、そういうものです。
 みんなのため、というのは「フロン」や「オタクはすでに死んでいる」を書いたときの動機です。アニメ作りを辞めたとき、僕は人生の第二の目標を「この世界の不幸や苦痛の0.3%ぐらいを軽減する」ことに決めました。「フロン」や「オタクは~」というのは、それぞれの社会カテゴリーで「無用な苦しみを受けている人」への処方箋として書いたつもりです。
 しかし、「いつまでもデブと思うなよ」という本の成功は、僕の予想をはるかに超えていました。なにより、本当に「この世界の不幸や苦痛の軽減に役立ちつつある」という事実に、僕は圧倒されたのです。

 でもですね、そういう「成功感」も、やっぱり自己満足には違いありません。
 ところが、村上さんの成功は、まったく違う視点を僕に与えました。
 これまでメールや手紙で「痩せました!」といううれしい報告はいっぱい受けてきたけど、僕は生まれて初めて、目の前で痩せつつある人を目にしたわけです。
 「あ、僕はこの人にとって、役に立ってるんだ」と思いました。
 成功感や達成感ではなく、僕の心にわき上がったのは、意外にも感謝でした。

 「目の前にいる村上さんという人は、僕の開発したメソッドで痩せている。彼女自身は気づいていないかもしれないけど、離陸→上昇したらさらに痩せるだろう。・・・ああ、僕は誰かの、みんなの役に立ってるんだ」
 「村上さん、僕は生まれてきて良かったよ!ありがとう!」
 テレビ番組収録中なのに、僕は勝手にそんな感動をしていました。

 ・・・え~と、こんな感じなんです。すいません。昨日から予告していたのに、あんまりちゃんと書けた気がしません。
 もっと時間をかけて文意を尽くして書けば、もう少しわかりやすい文章にできるかな、とは思いますが、とりあえず今夜は「思った通りのこと」を書いてみました。
 僕は「人の役に立つ本」を書きたいと思ってきた。でも、それが現実化したとき、一番救われたのは自分自身だ、ということに気づいたわけです。
 このように言語化してしまえば陳腐な「よくある話」かもしれませんね。
 でも、僕は現実に生きて、そんな体験をしたわけです。例え話とか、「よくある話」じゃなく。
 そういう「本当に感動したんだよね」という体験を語りたいと思い、昨日の日記に予告まで書いたわけです。
 ここまで読んでいただいて、ありがとう。
 おやすみなさい。

 岡田斗司夫

 

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2008年5月 2日 (金)

今夜、オンエア!

今夜の「ドリームプレス社」、できれば見てほしいな。
理由は明日、書きます。

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