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2008年8月30日 (土)

レーシック手術経過報告;一週間目

 視力は右1.5、左1.2にまで上がりました。

 ただし、目から70センチほど以上の距離でないと焦点が合いません。なので近くを見るには老眼鏡が絶対に必要になります。 
 携帯を見たり本を読んだり料理を作ったりするときは眼鏡が必要、というのは今まで慣れてなかったのでかなりのストレス。これまでは「見えないと きは近づいて見る」という癖がついてるわけです。ところが「近づくと見えなくなる」というのは生理的にも納得いかない。ま、新しい反射回路を作るしかな い、と言うことですね。

 かわりに中距離以上の遠方は、ひたすら見えます。これまでは電車内からホームの行き先表示が見えないときもあったけど、もう楽々読める。書店で本棚いっぱいの本が、視野いっぱいまで背表紙が読める。これは楽ちんですよ。
 なんかね、ある種のサイボーグ手術を受けたような感覚。「老人と宇宙」とか「マルドゥク・スクランブル」とかに出てくるアレね。

 いま、一番疲れるのがパソコンのモニター見ることです。モニターの輝度を最低にして、解像度を1280×800ピクセルにして、それでも15分も保ちません。
 ワンフェス・エスカレーター事故のまとめを書きたいんだけど、目が疲れて書けない、というのが実際ですよ。書くのに最低でも3時間ぐらいはかか るだろうけど、それだけの時間モニターを見つめるのはしんどいなぁ。小分けに書くと絶対に文章内のテンションが変わるから一気に書きたいし。
 ・・・と、ここまでが15分の限界。だからメールの返事なども2本ぐらい書いたら休憩して、というペースです。

 それでもこの一週間で焦点距離は40センチぐらい増えたし、眼鏡の常時着用も慣れてきたし、たぶん「合計すると充分以上にお得」だと思うんです よね。レーシック手術。とくに「テレビを見る」「映画を見る」「買い物で雑貨やオモチャなどの棚を見る」という時には、視力が上がったメリットを痛感しま す。

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2008年8月29日 (金)

公式ページ、できました

 岡田斗司夫公式ページを作ってもらいました。
 とりあえずイベントやテレビ出演などのオフィシャル情報をまとめただけの簡単なページですが、ひんぱんに更新してもらえるみたいです。
 以後、露出情報などはあっちでチェックしてもらった方が、確実だと思います。

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2008年8月23日 (土)

レーシック経過報告;2日目

レーシック手術をした翌朝、起きても別に風景は変わらず。
人によれば「世界が一変した」「こんなにはっきり見えたのは初めて!」と感動する人も多いらしいが、僕の場合は元々の視力が0.2ぐらいだから、まったく世界が変わる!というほどではない。
それでも、すべてのディテールがよく見える。電車の吊り広告など、驚くほど楽に読める。
昨日に比べると、視界のにじみやまぶしさによるくらみなど、ほとんど無くなった。

近くを見るのに、昨日から老眼鏡を使っている。強度2.0のやつだけど、これが不便だ。
安物だからしかたないのだけど、レンズ廻りの視界の歪みがすごいね。
あと、焦点深度というか、焦点の合う幅が短い!目から20センチ~50センチまでの、わずか30センチの幅でしかモノが見えない。
昨日の手術直前までは、見えていたのにいきなり見えなくなると言うのは、かなりの不便である。
ま、これも半年後に左目を遠近両用に再手術するまでの辛抱です。

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2008年8月22日 (金)

レーシック経過報告;1日目

今日、お昼頃に手術しました。
両目とも裸眼で0.2~3ぐらいだったので、おもいきって視力をUPさせました。
手術後、2~3時間は眼球がしみるような感じで、かなりのストレス。
おまけに老眼が一気に進行してしまい、近くのものが眼鏡なしでは見えなくなりました。これまでは眼鏡なしでも読書など平気だったのが、携帯のメールすら見れない。
あらかじめこうなることは知っていたつもりでも、実際になるとちょっとショックですね。とりあえず、100円ショップで老眼鏡をいろんな強度で買いました。
あと意外なのは、夜景が滲むこと。明かりの一つ一つが、線香花火が輝いてるがごとく滲みますよ。

とりあえず一日目、まだ視力はUPしてないのに「夜景が滲む」「目がしみる」「近くが見えない」など、良いことがない状態です。
明日以降、これがどう変わるのか、楽しみです。

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2008年8月21日 (木)

レーシック手術

 明日、レーシック手術を受けてきます。
 水道橋博士や、やしきたかじんさんの推薦で神戸クリニックという医院です。
 いま視力は0.2ぐらいなので、どこまで上がるかが楽しみです。
 ただ、近視や乱視は矯正されるけど、老眼は一気に進んでしまうらしいんですよね。明日から逆に眼鏡が手放せなくなります。
 今回の手術後、最低でも6ヶ月の期間を空けて、その老眼も手術する予定。
 うまくいけば、眼鏡は完全な伊達になるんだけど、とりあえずどんなもんかずっと興味があったので試してきます。
 失敗しても視力が回復するだけで失明するわけではないので、まぁ不安はないけど、それでも手術前日というのはイヤなもんですね。

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2008年8月11日 (月)

速報: 次回マンガ夜話作品決定

9/16(火)深夜24:00~24:55
柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」  

9/17(水)深夜24:00~24:55
原案・李學仁/作画・王欣太「蒼天航路」

9/18(木)深夜24:00~24:55
あずまきよひこ「よつばと!」

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2008年8月 6日 (水)

エスカレーター事故問題・まとめ準備中

 メールやFAXで、その場の状況を教えてくれる人も増えてきました。中には「自分のブログには書きたくない」「ワンフェス行ったことはナイショなので」という方もいらっしゃるので、ちょっと情報公開の仕方が難しいです。
 とりあえず、この事故について現状わかっていることと、報道のされ方について、および「岡田斗司夫はどう考えているか」のまとめを近いうちに出そうと思います。
 いましばらく、お待ちください。
 また、GyaOジョッキーでアーカイブが公開されたら、ぜひごらんになってください。今週の月曜夜までの、僕が見たこと・考えたことのせいいっぱいのまとめになっています。

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ラジオ出演と新刊案内と公演

 告知をいくつか。
 危うく忘れるところでした。
 あ~やばい。

●ラジオ出演
  今週金曜の24時から、TBSラジオの「城島茂のどっち派?」という生番組に出演します。
 テーマは「不思議体験」らしいけど、僕は基本的に懐疑派かなぁ。とりあえず、楽しんできます。

●新刊発売
 「脱デブ なぜ芸能人はレコーディング・ダイエットにはまるのか/なぜ1年以上たってもリバウンドしないのか」
 発行 株式会社ソニー・マガジンズ
 定価 819円(税込)
 発売日 8月16日
 ISBN 978-4-7897-3323-6
 ソニー・マガジンズ新書
 http://www.sonymagazines.jp/book/detail.php?goods=013323
 著者名は僕になっていますが、実際に執筆したのは前書きとコラム数点です。
 優秀なライターの方がこれまでの僕のインタビューや取材記事をもとに、レコーディング・ダイエットを「100のコツ」にまとめてくれたハンドブックです。

●イベント
 2008年9月10日(水) オタクアミーゴス in 阿佐ヶ谷ロフト II
 「オタクアミーゴス ~ベストヒット集~」
 昨年12月のオープニング月間を華々しく飾ってくれた「オタクアミーゴス」がAsagaya/Loft Aに再び登場!

 今回は過去のベストネタ総集編。見逃した、もう一度見たい、というファン垂涎の一日。ただし新しいネタはご期待なさらぬよう!
 【出演】
 オタクアミーゴス <唐沢俊一・岡田斗司夫・眠田直>
 OPEN18:30 / START19:30
 前売¥3,000 / 当日¥3,500(ともに飲食代別)
 前売チケットは8/7(木)よりローソンチケットにて発売! 【L:38318】

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2008年8月 5日 (火)

下り側からの証言

 mixiの日記で、今回の事故を下りエスカレーター側から見ていた人たちの日記を見つけました。
 あいにくブログの人たちではないので、ここではリンクを張りません。興味ある人は僕のmixi日記(該当部分は全体公開です)から見てください。
 これらの日記のおかげで「1ステップに3人以上乗っていなかった」という証言が複数得られたのはよかったと思います。

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2008年8月 4日 (月)

今夜のGyaOジョッキーでエスカレーター問題を

 「ビッグサイト・エスカレーター事故」について、今夜のGyaOジョッキーで話します。

http://www.gyao.jp/jockey/
「岡田斗司夫のひとり夜話」23時~24時 生放送

 図解などを交え、できるだけ現場でおきた事実や感じたこと、それから考察することなどを分類しながら話すようにしてみます。

 ニュース番組の取材でコメントすると、どうしても短い目に編集されるので、この方法が一番確実だと考えました。
 興味のある方はご覧ください。

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2008年8月 3日 (日)

証言;ビッグサイトのエスカレーター事故について(訂正と追記あり)

ビッグサイトのエスカレーター事故について

 今日(8月3日)の午前10時過ぎに東京ビッグサイトでのイベント「ワンダーフェスティバル」でエスカレーター事故がありました。
 僕はその問題のエスカレーター最前列に乗っていました。

 午前10時過ぎ、僕は1階のインフォメーションセンター前にいました。そこが取材者たちの「開場待ちブース」だったからです。「お待たせしました。開場します」のアナウンスがあって、4階へ向かう集団は整然と大エスカレーターに乗りました。
 集団が走らないため、ガードマンが先頭に乗って、その後ろに行儀よく2列になってエスカレーターに乗ったのです。上昇するエスカレーターから下を眺め、「へぇ、上から見るとこういう風景か」と周囲の人と言葉を交わしたので、エスカレーターに乗ってる人の様子ははっきり覚えています。「満員のエスカレーター」という言葉から連想するような混乱や無理な乗り方ではなく、本当に整然と静かにみんな乗っていました。
 これは会場配置によるものだと思います。1階には人気の企業ブースを集め、4階にはマニアックな造形者たちを集めてる配置のように思えました。なので、会場すぐでも4階へ向かう人はみんな落ち着いて、エスカレーターに乗りながらも1階の人波を他人事のように見下ろす余裕があったのです。
 僕たち先頭が4階まであと少し、一階分足らずに達したとき、突然ガッガッガッ、ギリギリギリ、ギギギギギギギという嫌な音が脚の下から響きました。なにやら絶対に普通じゃないことが起きている。そう直感させる音でした。
 順調に昇っていたエスカレーターは突然動きを狂わせ、つっかえつっかえしながら動きます。
 「こういう時は走ったり動いたりしない方がいい」
 そう思って手すりを握っていたけど、次の瞬間、信じられないことにエスカレーターは後ろに進み出しました。それも「間違って下降モードに入った」という滑らかな動きではありません。足下からはジャリジャリジャリ!という嫌な金属音が響き、あきらかに「このエスカレーターの歯車とかのメカ部分が壊れて、人の重みで逆流してるんだ!」と思わせるような、エスカレータとしてはあり得ないような速度で後進し始めたのです。
 すぐに最前列のガードマンが、エスカレーターを駆け上りはじめました。「危ないかな?」と一瞬考えましたが、もっと恐ろしいことに思い至りました。
 逆流しているエスカレーターというのは、人間ベルトコンベアと同じです。後ろ向きにベルトコンベアで送られたら、地面についたときに転んでしまうに違いない。逆流するエスカレーターはあっというまに怪我人の山を作り、その上にさらに人を積み上げるかもしれない。
 たぶん0.5秒ぐらい考えていたと思います。僕は必死でガードマンの後を追って、エスカレーターを駆け上りました。しかし逆流の速度は速く、駆け上ってもその場にとどまることもできません。エスカレーターの歯車というか機械部分、メカニックは完全に空転しています。足下からすでにギヤの噛み合う音すら聞こえなくなりました。
 しかし、数秒後、エスカレーターは逆流をやめ、ためらいながら停止し、やがて上昇しはじめました。不規則な動きですが、これ以上の逆流はなさそうです。歯車の噛み合う感触も、不安定ながら感じました。
 これは部外者であり、エスカレーターについて何も知識のない僕の想像ですが、おそらくエスカレーターの機構部には安全装置があるのでしょう。回転が速くなりすぎたときに働く機構、ある種の遠心クラッチのような安全装置が作動したんじゃないかな、とその時に思いました。
 ということは、エスカレーターはいま上昇していても直ったわけじゃない。後続の人たちも駆け上ってるはずだから、流れを止めないようにとにかく4階まで昇ろう。
 ほとんど最上部近くまで昇っていた僕たち最前列は、たぶん真ん中あたりまで逆流で戻されたような気がします。必死でエスカレーターを駆け上り、なんとか4階にたどり着きました。

 僕が今回の事故について知っているのは、以上です。
 わかっていただきたいのは、今回の事故はイベント運営者やお客たちのせいではない、ということです。
 会場当時の「走らないで」「ゆっくり順序よく行動して」というアナウンスは徹底していました。また僕たち参加者やお客さんたちも、アナウンスを守り、普通のサラリーマンの人よりもずっと行儀よくエスカレーターに乗っていました。事故が起こるまで、みんなエスカレーターの手すりを持って動かなかった。混み合ってもいなかったし、人を押しのけて歩いて昇降する人もいませんでした。通勤ラッシュや歳末のデパートなんかでは、もっとひどい光景を目にするけど、比べものにならないほど静かでおとなしかったんです。

 どうしてそう言い切れるかって?だって僕は最前列から下を見下ろしていたんだから。階下の人波に比べて、エスカレーターにはまったく動きがなかったのをこの目で見ているわけです。
 だから、今回の事故は完全に機械が原因だと言い切れます。メンテナンスの問題なのかエスカレーター自体の寿命なのか、それは今後の調査で明らかになるでしょう。

 こういう事故が起こるとかならず、「マニアたちがお宝めがけて殺到したので大混雑して、そのせいで事故が起きた」と言う人が現れます。
 それはウソです。
 僕はその場にいたので、はっきり言います。会場のマニアたちは、事故が起こるまでは誰もエスカレーターで走ったり騒いだりしていませんでした。
 イベント主催者も、安全に関してはくどいほどアナウンスを重ねていました。開場時、すべてのお客さんたちの移動の先端にはかならずガードマンか移動担当のスタッフがいました。みんなを走らせないためです。そのせいで、本当に静かに会場できたのを見ました。

 ニュース関係者の方たちには、予断や偏見なく今回の件を伝えていただけることを望みます。
 繰り返しますが、今回の件は「機械、または機械の整備」の問題です。
 定員以上の使い方はしてませんでした。
 誰も走ったり、「お宝めがけて殺到」なんてしていません。
 以上、きちんと取材して伝えていただけることを望みます。

 岡田斗司夫

 追記:
 この日記はリンクであれ引用・転載であれご自由に。
 また、僕と同じく事故現場にいた人は、できればブログに体験談や事実関係を書いていただきたいです。
 これからおそらく、見当外れの魔女狩りのような責任者捜しがはじまるかもしれません。
 そして、そういう時に有効なのは、過剰で感情的なマスコミ批判ではありません。事実関係をはっきりさせること。現場の正確な状況を「誰にでもわかるように」再現することこそが大事なのです。
 そのために必要なのが「複数による証言」なのです。
 「きっとマニアがお宝目指して暴走したからだ」「きっと主催者が対策を何も講じてなかったからだ」という根拠のない決めつけではなく、きちんとした証言を集めることがなにより大事だと思います。

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