レコーディング・ダイエットの本質とは?
「書きます」と宣言して一週間以上、申し訳ない!
いや~、レコーディング・ダイエットについての総まとめを考えていたんだけど、どこから書き出していいやらでエラい悩んじゃって・・・。
とりあえずこれからしばらくは、すこしばかり言葉足らずだろうが、毎日更新を目標に書き進めます。
正しく書く、を目標にしたら手がすくんじゃうんだよね。多く書く、を目標にしないと。
さて、なによりも悩んだのは「レコーディング・ダイエットの本質とは?」という定義問題。本を書いたあと、インタビュー受けたりテレビに出て「短くひと言でまとめてください」という要望に応えようとして、自分でもすっかり混乱しちゃった。
いったい、レコーディング・ダイエットの本質ってなんだろう?
カロリー制限ではない。それははっきりしている。
食事記録と、反省?
いや、近いけど違う。 レコーディング・ダイエットをはじめるまでの僕が挑戦し、そして失敗した数々のダイエット法との最大の差はなんだろう?
たぶん、いちばん「本質」に近いのが「太る努力をやめよう」というひと言なんだよね。「痩せる努力をすべき」ではなく、「太る努力をやめよう」という発想の転換。この言葉を見つけたときに、僕の中でレコーディング・ダイエットというのがオリジナルのダイエット法というか、「思考法」として確立した瞬間だったと思う。
「痩せる努力」と考えていた頃は、体重が減らないと「努力に失敗した」「ダメな俺」というネガティブループに囚われてたんだ。でも「太る努力」と考えるようになってからは、「おいおい、俺ってすごい努力の結果、このデブちんなボディを手に入れたわけか~」と苦笑いしながら思えるようになった。 そしたら、不思議なことに大好きなコーラや柿の種やグリコアーモンドチョコに対して「また太る努力しますか!ご苦労さんだね、オレ!」と思えるようになって、食べる量が減るようになった。
ただし、あくまで「減るようになった」であって、「食べなくなった」でないことに注意ね。ゼロにする必要ないんだよ。美味しいんだから、おやつは。おやつは人生の喜びであり生き甲斐。そんなこと言われなくてもわかってる。だから「痩せるためには食べちゃダメ」と言われると「じゃあいいよ!痩せないから!」と言い返したくなるに決まってる。二者択一に追い込んじゃダメなんだよね、自分を。あくまで「ちょっと減らしてみようかな~」「全部食べないだけでも痩せるかもね~」と、ゆる~く考えたのが続けられたコツだと思う。
レコーディング・ダイエットっていうのは、こういう「思考法」のカタマリであって、けっして「食事記録」や「カロリー制限」が本質じゃないと思うんだよね。
でもテレビや雑誌というのは「ひと言で!」「要するに!」とワンフレーズを求めてくるし、よせばいいのに僕もサービス精神だけは旺盛だから応えようとしちゃうんだよね。
でも、本質はおそらく以上のような「思考法」だと思う。あともう一つ、本質があるとすれば「グラフを書く」ということじゃないかと思うんだけど、それはまた明日ね。
今日はここまで。おやすみ。
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コメント
記事アップ、お待ちしておりました~(笑)
「太る努力」という言葉は、たしかにインパクトがありましたね。
思考法を変えることが胆でした。
投稿: レコーディングダイエット実践中 | 2009年5月30日 (土) 14時53分
私も丁度1年前からレコーディング・ダイエットを行い本日-20kg弱達成しました!
開始時83.5kg→現在63.8kg
まさかここまで減るとは思いませんでした!!ありがとうございます!貴方は私にとって正に地獄(デブ)垂れた蜘蛛の糸でした!あの本を見かけなければ今でも私は只のデブだったでしょう。
もう一度言わせて頂きます
ありがとうございました!!
追伸
もう3kg落そうと思います
でも酒もラーメンも止められませんが笑!!
投稿: 土系のオッサン | 2009年5月30日 (土) 20時27分
初めてコメントします。
私は特にダイエットは考えてないんですが、「太る努力をやめよう」という言葉にビビッと来ました。
これって、ダイエットのみならず、生活全般に言えることですよね?
頑張りすぎずに、人生の喜びも味わいつつ、少しだけ目的の方向に前進してみる。
でも「グラフを書く」がいまいちピンとこないです。
続きに期待しています。
投稿: Moon | 2009年5月30日 (土) 21時09分
「太る努力をやめる」
そうでした!
私が「いつデブ」を拾い読みしていたとき、目からウロコが落ちたフレーズがそれでした。
そして、真剣に最初から読み込んだ不精者です…
スミマセン
m(_ _)m
しかし、本当にその言葉に救われ、時にサボりながら、
お付き合いのせいでリバウンドしたりすることがあっても、
何だか分からないけど体重が減らないことがあって悩んでも続けられた気がします。
いまでは少しづつ習慣になっていて、
「太る行動」はしていても「太る努力」はしていないのですけどねぇ。
でも、外食や買い食いが多いから、その為に無駄にお金を使っていて、
お金を稼ぐ為には努力が必要ですので、結果的に「太る努力」してるのかも…
orz
これで、また少し目が覚めました!
有難うございます☆
グラフの件、楽しみにしております。
視覚化することの大事さは理系に在籍していましたので分かっているのですが、
ダイエットにどうメリットがあるのか、いまいち有効性が体感出来ず…
面倒くささが先に立ってしまって…
エコナのサイトで可愛いものを見つけても一ヶ月しか付けてない始末…
岡田さんの考えに大変興味があります!
宜しくお願いします!
投稿: ながつき | 2009年5月30日 (土) 21時48分
岡田さんの言葉で目からウロコが落ちたのは、「いつデブ」だったかブログだったかgyaoだか忘れてしまったのですが、
デブの人はあんまり満腹というものが分からないので、だから腹八分の感覚も分からない(意訳)でした。
世にあるダイエット格言でも"腹八分"という言葉は一番有名だと思うんですが、岡田さんに言われるまで、自分の腹具合を理解出来ていないという事を
完璧には自覚してなかったんです。食べればいつまでも食べられる気がするので、どこが体重の増減維持であるかが分かってない。
でもそれまで不思議な袋や管だったものが、レコーディングを始めてから胃袋や腸という器官であり栄養摂取をしてるんだというのが分かりました。
食べるという事が栄養の補給作業であって、決して時間つぶしの方法でないこと理解できたのです。
というわけで私にとってのレコダイとは自分の体を、手の届かない物体から、手の届く生き物だと自覚するということだったのかなと思います。
投稿: terai | 2009年5月31日 (日) 20時07分
先生のおかげで、4ヶ月で86kg→68kgのダイエットの成功し(現在7ヶ月経過)、やせたことにより人生が大きく変化したように感じられます。
あと5kg位は減量することは可能だと思うのですが(12年前は62kg・体脂肪8%)、現在の体重(標準体重)で維持していないと、周りが過度に心配するので現状維持に努めています。
最後に、痩せたことにより洋服の買いなおしで出費が嵩むのと、目標を達成したのにレコーディングが止められないのが現在の悩みです・・・・。
投稿: たかみ | 2009年6月27日 (土) 17時50分