« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月31日 (土)

「再加速」カロリーショップ

 「再加速」の時期、ダイエットはかなり余裕じゃない?
 人間は余裕があると余計なことを考える。
 僕も考えたよ。ちょうどこのあたりの時期に「カロリーショップっていいんじゃない?」とか。

 カロリーショップというのは、僕が2007年春あたりに「なんでどこもやらないんだ?」と熱心に説いていたコンセプトショップだ。
 アイデアは実に簡単。基本は食料品店なんだけど、お店で売ってるものすべてがカロリー順に並んでいるだけ。
 棚ごとに「〜100kcalまで「100〜150kcal」「150〜200kcal」と、まるでスペクトル順か元素順位表のようにひたすら食料品、素材や総菜、お菓子までもが混在して並んでいる。
 ね、便利でそれでいて、ちょっとカッコいいでしょ?
 
 お弁当もおにぎりも全部、ひたすらカロリー順に並んでると、きっと僕たちが普段なにげなく食べているものの思わぬ正体が見えてくるんじゃないかな。
 絶対に面白いし、流行ると思うんだけどなぁ。

 ・・・てなことを考えていたわけだ。
 ダイエットに余裕が出来ると、直接自分が痩せるんじゃなくて「世間の人もこうすれば痩せるのになぁ」という誠にお節介なことまで考え出してしまう。
 
 でもカロリーショップ、いいアイデアだと思うんだけどなぁ。
 だれか5億ぐらい、僕に出資しませんか?

 というわけで、今日の話はここまで。
 また明日ね。

 


| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年10月30日 (金)

「巡航」 無茶食いをした時には

 「巡航」の時期は、もう軽々とダイエットをこなしている。
 日々のカロリー管理も問題なく、体重計に乗るのが毎日楽しみで、聞かれもしないダイエットの豆知識(主にカロリーについて)を熱く語ってしまう。
 いやいや、あなただけじゃない。
 みんな、この時期は同じなんだ。
 ダイエットに自信がついた、というか、自己管理というのがあんがい簡単なことがわかってくる時期だ。

 ところが油断禁物。
 順調なはずの巡航期にも、ときどき落とし穴がある。
 「75日目の危機」というのは『いつまでもデブと思うなよ』に書いた。
 今日、書くのはそれとはちょっと違う。そこまで深刻ではないけど、僕と同じひとり暮らしの人を時に襲う、名付けて「寂しさ食い」だ。

 ひとり暮らしを始めてから、もう10年近くになる。
 だから、まさか自分がこんな食べ方、というか発作があるなんて思いもしなかった。
 でもね~、時々あるんだよね。コンビニやスーパーのカゴを一杯にするほど買いたい!テーブル一杯にジャンクな食べ物やお菓子を広げて、誰にも見られずに詰め込みたい、という欲求が。

 ない?
 僕にはあるよ。
 ダイエットの時期にもあったし、いまだにたま~にある。
 対処法は、今のところない。
 僕は、ある種の「ストレス解消の儀式」と割り切ることにしてるよ。
 とりあえず、食べたあとで正直にレコーディングだけはする。

 ポイントは「やけくそになった気持ちを翌日に持ち越さない」かな?
 食べてる最中でも、気が済んだ瞬間にすばやく残ったお菓子や食べ物をゴミ袋に捨てる。
 捨ててる最中は、なにも考えない。
 で、だ。ここが大事だよ。
 「あ~、美味しかった!」とはっきり声に出して言おう。

 あのね、こういうことは「なかったふり」しちゃダメなんだ。
 やっちゃったことなんだから認めてあげよう。
 自分のやったことを無視しちゃいけない。
 よく言われることだけど、愛の反対は憎悪じゃなくて無関心や無視なんだよ。
 自分自身で、自分の行為を無視してはいけない。
 ダイエットの失敗より、もっと大事なものを失っちゃうよ。

 たとえ動機が「一人暮らしの寂しさ」だろうとさ、食べたことは事実なんだし、自分の好きなものを選んだはずなんだから。
 せめて、食べたことによってハッピーになろうよ。
 でないと、「自己嫌悪とかの精神的ダメージ」「カロリー超過による体重ダメージ」とダブルパンチを食らうことになっちゃう。

 本にも書いたし、いろんなところでインタビューにも「レコーディング・ダイエットに反省や後悔は無用」と書いたのは、そういう意味なんだ。
 僕たちは時々、無性に寂しくなる。
 そういう生き物なんだ。
 「食べること」って、その憂さを晴らしてくれる時もある。
 だから、また次の日から頑張ればいい。

 それでいんじゃないかな。
 今日の話はここまで。
 じゃ、また明日ね。


| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年10月29日 (木)

「上昇」 意識しないカロリー

 「上昇」時期ではじめてカロリー制限をする。
 この時期、どんどん体重が下がり出す。
 いままで制限しなかったのだから、当たり前といえば当たり前なんだけどね。

 しかし、たまに「体重が下がらない」という悩みも聞く。
 正直言って、それは本人にしか原因がわからない。
 レコーディング・ダイエットで推薦している「基礎代謝プラスアルファ」ぐらいのカロリー摂取だったら、体重は減って当たり前。もし増えたり維持したりだったら、そっちのほうがノーベル賞級の発見だ。
 体重は減って当たり前、なのだ。

 しかし、現実に「減らない」という悩みの人は存在する。
 知人の女性マンガ家Kさんもそういう一人だった。

 「岡田さんのダイエット、やってみたけど減らないわよ!」と責められたことがある。
 「え?原理的に考えて減らないはずないんだけどな」
 「私、かなりキッチリやったわよ。でも減らないからやめた!」と言い切られてしまった。

 おかしいなぁ。
 不思議に思っていたら、後日編集者がこっそり教えてくれた。
 Kさんは仕事をしながらコーヒーをガンガン飲む。コーヒーには砂糖を入れる。頭を使う仕事には糖分補給が必要だからだ。
 そして、砂糖を入れるのは長年の癖になっていたからほとんど無意識で入れていた。
 無意識だから、レコーディングするのも気がつかなかった、というわけだ。

 このように、我々の生活の中には「意識しないカロリー」が存在する。
 上昇期は、こういう「無意識のカロリー摂取」を見つけることも忘れないようにしないとね。

 今日の話はここまで。
 じゃあ、また明日ね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月28日 (水)

「離陸」 カロリースカウターへの道

 「いつデブ」の中でカロリースカウターの話を書いた。
 ドラゴンボールに登場する小道具で、見ただけで相手の戦闘力がわかるゴーグルがスカウターだ。
 おなじく、「食品を見ただけでカロリーの見当がつく」という能力をカロリースカウターと呼んだわけ。

 出版後、いろんな人に「カロリースカウターがあると便利ですね」「どうすれば身につくんですか?」と聞かれた。
 今日はそのコツを書いてみよう。

 カロリーの基礎データは、2週間もレコーディング&カロリー調べをやってると見当がついてくる。
 で、大事なのが「これはだいたい何グラムぐらいだろう?」という重量の目安を持つことだ。
 食品を手の上に載せて「150グラムぐらいかな?」と推理してみる。推理した後でパッケージを見て「内容量」の欄から重さを知る。
 これをできるだけ何度も繰り返すと、手の感覚で重さがわかるようになる。

 実は、カロリーとはかなり「重さ」に比例する。
 もちろん例外もあるけど、「重いケーキ」は「軽いケーキ」よりもカロリーが高い。
 「重い菓子パン」は「軽い菓子パン」よりも、まずカロリーが高い。
 言われてみれば当たり前なんだけど、わりと重要だ。
 個別の食品カロリーを全部覚えるよりも、まずはざっくりと「重いものは太る」と覚えておこう。で、重さを量る感覚を身につけたら、かなりカロリースカウターは身につく。

 あと、「一人前の重さ」も覚えておくと便利だよ。
 焼き肉の「一人前」というのは、だいたい80グラムぐらい。
 これさえ覚えておけば、あとは「ヒレ200、ロース300、カルビやサーロイン400以上」という100gあたりのカロリーは自作のカロリー事典見ればいいだけ。

 カロリー自体をやたら覚えるよりも、まず「重さ」の感覚を身につけた方が、スカウター装着は楽になると思うよ。

 あ、最近は自分でも「なかなか役に立つこと書いてるなぁ」と思うから、このブログのことダイエットに悩んでる人に紹介してくれたらありがたいです。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月27日 (火)

「助走」 脱ぐ派?脱がない派?

 昨日はすごく寒かったね~。いや~、びっくりした。
 今日はまた、暖かくなってほっとするけど、もうすぐ11月だもんね。
 寒くて当たり前。

 で、こう寒いと体重計に載るのが、ちょっと辛くなる。
 え?なんで寒いのと体重計が関係あるか、って?
 だって体重計載るときって、裸になりませんか?

 いや、別に決まりではないんだけど、レコーディング・ダイエットに限らずダイエットしてる人はかなりの割合で、体重を計るときは素っ裸、または下着のみになる。
 僕も体重を計り始めた時期が春先だったし、なにより「少しでも数字を小さくしたい」から、素っ裸で体重を計っていた。
 暖かいうちはそれでもまったく問題はない。
 しかしこの時期のように寒くなると、素っ裸になるのが辛くてついつい体重を計ることそのものがおっくうになってしまう。

 結局、僕も冬場になったときにはパジャマで体重を計るようになって、パジャマの重さを引き算して記録するようになった。
 パジャマの重さ?基本的に汗を吸ったりするので毎日変わるんじゃないかと思って、服を着た後でまた体重を計り(数値A)、パジャマを手に持ったままもう一度体重を計る(数値B)。で、引き算してパジャマの重さ=A-Bを算出していたよ。
 このあたり、オタクだねぇ(笑)

 朝、体重を計る前にうっかり水飲んじゃった場合も、計った体重からいちいち水の重さを引いて記入するし。
 やっぱり、少しでも体重が減ったと思いたいのが人情だよね。

 裸で体重計派のみなさん、これから寒くなるけど頑張りましょう!

 というわけで、今日の話はここまで。
 じゃ、また明日ね。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2009年10月26日 (月)

雑談「セレブだけが知ってる秘密のダイエット」

 裏話って、みんな好きだよね?
 僕も好きだ。「噂の真相」なんていう名前からして下品な雑誌は中学生の頃から愛読していた。
 出張で新幹線に乗るときもBUBUKAとか、そういう怪しげな写真雑誌を買い込んで読んでしまう。

 世の中には秘密がある。
 これは本当だと思う。
 どんな家族にだって秘密ぐらいあるだろう。同じく「世の中には秘密がある」なんて当たり前。

 では、これはどうか?
「権力者や一部のセレブしか知らない超高級品がある」

 う~ん、条件付きで「そうかもね」と思う。
 ミシュランガイドに掲載拒否するお店もいっぱいあるのは事実だし。でもこの場合は「セレブしか知らない」じゃなくて「セレブも知らない。事情通だけに知られている」かな?

 なんで「条件付き」かというと、「権力者や一部のセレブしか知らない」なんて、いまや意味がないからだ。
 もしあなたが素晴らしい品物を作ったとする。
 工芸品でも料理でもかまわない。
 じゃあ、それを誰に売るか?
 誰でもかまわないんじゃない?買ってくれるなら、喜んでくれるなら。

 超一流と呼ばれるクリエイターや職人も、基本は同じだよ。
 客を選びたいと言う場合であっても、選びたい客というのは「値打ちをわかってくれる人」であって、けっして権力者やセレブではない。
 どっちかというと同業者であったり、マニアであったりすることが多い。
 そのほうが自分の値打ち(やり遂げたことの成果)をわかってくれるからだ。

 だから、本当に良い物というのは、ちゃんと世の中に出回っている。
 ネットでしか買えなかったり、数量が少なかったりするかも知れないけど、それでも「超セレブしか知らない」商品なんて存在しない。
 この不景気の時代、もったいぶって秘密主義を守ってセレブ相手に一個100万円で100セット売るよりも、一般向けに一個5万円で100万個売った方が利益もスケールメリットも大きい。

 僕が思うに、「実は一部の超セレブしか知らない高級商品(薬品)がある」というのは、そのほとんどがウソだと思って間違いない。
 逆に、超セレブというのはあんがい世間知らずで、そのわりに人に教えを請うという謙虚さがないから騙されやすい。
 なので「超セレブを数多く騙した粗悪品」のほうが多いんじゃないかな?

 で、なんの話かというと、「ハリウッドスターだけが知っているダイエット法」「スーパーモデルたちは、実はこの方法で痩せていた!」というのは全部ウソだよ。
 実際のモデルさんたちに聞いてごらん。みんなちゃんとカロリー制限してるから。
 腰廻しとかサウナとかヨガやってる人も多いけど、誰も「それだけで痩せる」なんて絶対に思ってないから。
 マドンナだってスーパーモデルのお姉さんだって、痩せたいときはカロリー制限したんだから。
 アラブの石油王や王子、太ってるでしょ?
 世界一の金持ちである彼らですら、無限の金と権力を持ってる彼らですら太ってるんだ。
 そんな薬やダイエット法はない、という格好の証明だよね。

 僕たちはうわさ話が好きだ。
 そして、この世の中には知られていない秘密がまだいっぱいあると思う。
 ここまでは同意できるけど、だからといって「超セレブだけが知ってるダイエット法」とかは信じないようにね。

 さて、今日はここまで。
 また、明日ね。

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年10月25日 (日)

今週のQ&A

 今日はレコーディング・ダイエットについてのQ&Aです。
 この一週間、ブログのコメントにあった質問に答えます。

 追記:質問が増えてくると、徐々に答えるのが時間的に難しくなってきます。ダイエット経験者の方は、できれば答えられる質問には答えてあげてください。必要があれば、コメント追加しますので。

18日 (日)「レコーディング・ダイエットについて」
>takaさん
 もちろん、戻っていいんですよ。「しんどい」と感じたらすぐにひとつ前のフェーズに戻ってください。

>ママたんさん
 手帳はもちろん単品販売しますよ!蛇腹状のグラフ用紙、ちょっと無理ですね~。文春版の手帳は180~190円での販売を目指しています。初版はおそらく三万部ぐらいかな? ギリギリまで原価カットして、とにかく「どんどん使い続けることができる」という手軽さと便利さを最優先しています。

>へかさん
 う~ん、「離陸」からで充分じゃないかな?

>キャベツっ子さん
 食べたものの質量はまったく関係ありませんよ。水は1リットルで1キロあります。飲んだら一時的に1キロ体重は増えますが、別に太りません。「体重が増える」と「太る」を混同してませんか?


20日 (火)「助走」 体重計は買った?
>斉藤さん
 僕は「体重減らしてから筋肉つけた方が効率いいよ」という考えなので、「巡航」までは運動しませんでした。だから巡航期に毎日一万歩歩いたら、すっごく体調が良くなって体重減少ペースを維持できたんだと思います。運動とレコーディング・ダイエットのブレンディングは個人差があると思うので、各自工夫してください。

>メタボですさん
 メジャーですか。僕は使わなかったなぁ。サイズは服のサイズの変化で測ってました。男だからかな?

>緑さん
 体重計がないのに助走!それは超危険ですよ!気づいてよかったですね(笑)

 

23日 (金)「巡航」食事の回数は?
>とんけさん
 考えられる理由は三つ。1;メモし忘れてる食べ物がある。2;カロリー計算が間違っている。3;とんけさんの体格・体質・運動量では1400kcalは多すぎる。 おそらく、1と2の両方だと思いますよ(笑)

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年10月24日 (土)

「再加速」 予定をたてよう

 今日は「未来レコーディング」について。

 未来レコーディングとは、これから食べる食事とカロリー数をあらかじめメモしちゃうことだ。
 なんでこんなことをするのか?
 理由は3つあるんだ。

 理由1:考えずにすんで楽だから。
 食事のたびに「なに食べようか」「カロリーは?」とかいちいち考えるのは面倒くさい。だからあらかじめメモしちゃう。

 理由2:カロリー制限が楽になる
 あらかじめカロリー数まで書いちゃう、ということは、本番の食事でほんの一口でも残せば、それだけカロリーが抑えられる、ということだ。余ったカロリーはあとでおやつなど、自分へのボーナスとすればいい。自分に対するボーナスだよね。

 理由3:自己管理ができるようになる。
 実はこれが最大の理由。自己管理というのは、まず「予定」それも現実可能な予定を立てるところからはじまるんだ。
 夏休みの計画でも納期表でも、無理な予定や予算は意味がないよね?自分に確実にできることのみで予定表を作り、余裕があれば前倒しにしたり休憩を入れたりすると、仕事に余裕ができる。余裕ができると、自分のやり方全体に見通しが効くようになって、改善方法なども思いつく。
 予定どおりに仕事をすますことで自信がつく。
 予定を前倒ししたり休憩を入れることで、余裕ができる。
 改善方法を考えることで、次の予定を改良できる。
 ね?これこそ、自己管理そのものでしょう?

 仕事なら誰でも経験がある。
 こういう「仕事に使える考え方」をダイエットに導入しない手はないよね。
 予算を立てて、使って、検算する
 目標を立てて、作業して、期限内に収める
 仕事もダイエットも同じように考えると、「未来レコーディング」がわかりやすくなる。

 今日とか明日、食べるものとカロリーをメモしちゃう。
 で、当日はその通りに食べたり、別のものに切り替えるとしても「カロリー数」だけは予定以下に抑えるようにしてみる。
 余ったカロリー数はオヤツなどに配分して、自分へのご褒美、すなわちモチベーション管理にも使っちゃう。
 あらかじめ自宅で書いちゃうわけだから、カロリー数もネットで調べやすい。

 ね?いいことづくめでしょ?

 「再加速」以前、上昇や巡航から未来レコーディングは始めても大丈夫だよ。
 ぜひチャレンジしてみてください。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月23日 (金)

「巡航」食事の回数は?

 「巡航」フェーズになってくると、もうレコーディング・ダイエットのベテランだ。
 すでに数キロ以上落とすのに成功しているため驚かれたり、ダイエットのアドバイスを人に聞かれてを教えたりする時期だよね。
 このフェーズにいる人なら、みんな経験あるんじゃない?
 え、ない?

 じゃあ「巡航」に入るのが早すぎるのかもよ。
 「助走」~「巡航」って最低でも二ヶ月はかけてほしいなぁ。
 何度も繰り返してるけど、テレビのダイエット特集で痩せた人って、リバウンドしがちなのはみんな「短期間で痩せようとする」からなので、みんなは気をつけてね。

 さて、巡航期にもなると、食事の回数もいろいろ試してみよう。
 朝、がっつり食べて、夜はできるだけ控えめに。
 逆に夜までは少なく溜めて、夕食は好きなものを好きなだけ。
 一回の食事分量をほんの一口ふた口に抑えて、替わりに毎日8~10回ぐらいご飯を食べる。

 どんな食べ方や回数でもかまわないんだよ。
 一日の制限カロリー内だったら、いろいろ遊んでみよう。
 「あ、これかも!」と思っても、一週間も試したらまた別のパターンになるかもしれない。
 とりあえず、どんどんいろんなパターンを試して、工夫して楽しもう。

 僕自身も、いまだに食事パターンは変化させて遊んでるよ。
 最近多いのは「お昼にどか~んと食べて、夜は軽い目」というパターン。
 これは「夜にお腹が空く=翌日、確実に体重が減ってる」という経験が身についているからできるのであって、まだダイエットビギナーの人にはしんどいと思う。
 巡航期になったら、こういう「食事パターンの変化」で遊んでみよう!

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年10月22日 (木)

「上昇」ダイエットは楽しいかな?

 昨日のブログ、書きながら思ったんだけど、カロリー調べるのは面倒かな?
 ダイエットはじめた人のブログで、よくそういう書き込み見るから気になっていたんだ。
 僕自身は、あんまり面倒と思わなかった。
 運動と違って座ったまま、ネットで調べるだけだし。そんなに正確に調べるつもりもないし。
 誤差20%以内、つまり
「これ、何kcalぐらいかなぁ。400?600?間を取って500kcalということにしておこう」
 ぐらいに気楽に考えていたしね。

 でも、面倒と思わなかったなによりの理由は「ダイエットが楽しかったから」だと思う。
 体重が減ってる限り、ダイエットは楽しい。
 逆に、頑張っても頑張っても体重が減らなければ、ダイエットって面倒くさくて辛い。

 ダイエット成功のなによりのコツは「ダイエットを好きになる」ことなんだよね。 
 好きになっちゃえば、カロリーにも興味でるからいつの間にか詳しくなって当たり前。
 「覚えろ」って言われなくてもモビルスーツの名前覚えちゃうのと同じだ。

 「上昇」フェーズで「面倒だな」って思ったら、もっと手を抜いて調査してみよう。
 それより、毎日の体重チェックと食事記録が最優先。
 体重が減りだして、ダイエットが面白くなったらどんどんカロリーを調べるといい。

 今までの食事の、どのポイントで「太る努力」をしていたかが、よくわかるからね。

 今日はここまで。
 じゃあ、また明日ね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月21日 (水)

「離陸」 カロリー事典は自作しよう

「どんなカロリー事典を買えばいいですか?」
 こんな質問をよく受ける。
「どんなのでもいいですよ。ただ、写真が豊富なのよりは、文字ばっかりでもデータ量が多い方が便利です」と答えることにしている。

 自分が食べた料理そのもののカロリーはなかなかわからない。
 お店ごとの秘伝のレシピ、
 ちょっとした材料の違い、
 肉が多いめか、野菜多いめか、
 仕上げにゴマ油をたらしている、ドレッシングが多い目
 いろんな要素で料理のカロリーはどんどん変わる。

 だから、最終的には自分で「えいやっ」とカロリーを決めるしかない。
 適当だろうけど、それなりの過去の経験と情報の蓄積をベースに「この料理のカロリーは、ほぼこれぐらいだろうな」と見積もれるようになるのが理想、というわけ。

 どんな便利な本やサイトを見つけても、最終的には自分でカロリーの概算ができるようにならないとしんどい。そういうことだ。

 「そんなの私には無理!」
 いやいや、わかるけど、大丈夫。
 焦らないで。「最終的には」って書いたでしょ?
 つまり「ダイエットの後期には」って言う意味。
 レコーディング・ダイエットを本に書いてあるとおり、手順を踏んで落ち着いてこなしていれば、巡航~再加速の時期には「カロリー暗算」なんかできるようになってるから。

 で、「離陸」~「上昇」の時期は、そのための基礎作りだ。
 カロリー事典はできるだけ自作しよう。
 つまりレコーディングしているノートの後ろのページに、カロリーを調べるたびにどんどん転記する。
 自分が食べたものや、今後食べそうなもの。
 週に一回は食べてるもの。
 家でよく出る料理や外食でよく使うお店。
 そういうデータを、食べるたびに調べるたびに、一行か二行づつ追記する。

 これ、しばらく続けたらメチャクチャ便利なカロリー事典ができるよ。
 なんせ自分の好みや実績にカスタマイズされてるわけだから、当たり前だけど最強の「使える」カロリー事典になっている。

 おまけに「転記すること」「自作のメモを検索すること」によって、徐々に脳がカロリーのデータを覚えだす。
 こういうデータを覚えれば覚えるほど、ダイエットは楽になる。

 ちなみに、僕自身が作っていたカロリー事典のメモを公開してみよう。

01

 ね?書き方も内容も適当でいいでしょ?
 でも、これを書いていると、どんどん頭がダイエットに向いてくるよ。

 カロリーは調べるたびに、別ページに転記すること。
 いつのまにか自作のカロリー事典ができちゃえば、あなたのダイエットはさらにラクチンで楽しくなるよ。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年10月20日 (火)

「助走」 体重計は買った?

 ネットでレコーディング・ダイエットについて検索すると、いっぱいヒットする。
 さっきyahooで検索したら376万件もあった。

 いろんな人がブログや記事で「レコーディング・ダイエットとは?」とまとめてくれている。
 しかし、多くの人がまとめるときに「食べたものをメモ」「一日の摂取カロリーを~」みたいな部分を中心にしている。

 いやいや、もっと大事な部分があるでしょう?
 「毎日、体重を計る」ですよ。
 もし「メモするのは面倒」「カロリーとか考えるのもイヤ」と言われたら、僕はたぶん「じゃあせめて、毎日体重だけでも計ってメモしませんか?」と言うだろう。
 それほど「毎日、体重を計る」は大事なんだよね。

 で、今日はもうひと押し、体重計を買わない?というオススメだ。
 昨日のブログに「なにも買わなくていい!」と啖呵切ったのに申し訳ない(笑)
 でもデジタル体重計持ってない人は、ぜひ買った方が良いよ。

 高価な機種でなくてもいいし、特にオススメがあるわけでもない。
 できれば100グラム単位、理想は50グラム単位の体重計がいい。
 毎朝、これで体重を計って前日の食事レコーディングと見比べたら、自分の体がどんなに正直か思い知るよ。すごいよ、体って。

 僕はダイエットの中期、50グラム体重計で朝と夜、計っていた。
 人間の体は寝ているだけでどんなに水分を放出するかも勉強になったなぁ。
 僕の場合は700グラム近く寝ているだけで体重が減ることも知ったし。
 だから「毎朝、体重を計ろう」ってオススメしてるんだけどね。

 というわけで、体重計を持ってない人、アナログのバネ式の人、これを機会にデジタル式、買っちゃわない?

 今日はここまで。
 また明日ね。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月19日 (月)

「胃袋ダイエット」について

 「胃袋ダイエット」というのは現役のお医者さんが考えて実践したダイエット法だ。
 詳しい説明がgooダイエットに紹介されたので、興味ある人は見に行って欲しい。

「毎回の食事の20%を残すだけ」
「チョコでも甘いものでも食べてかまわない」
 という気楽さと
「毎日最低6ヶ月、続ける」
「一回でも失敗したら、最初からやり直し」
 というハードルの高さが共存している面白いダイエット法だ。

 僕自身は「炭酸はダメ」「水のがぶ飲みはダメ」「一回でも失敗したらダメ」というあたりがしんどくて、やったことはない。

 でも基本的な考え方「ダイエットを長期戦で考える」というのは、レコーディング・ダイエットと似てる。
 「関連商品を売りつけることを目的としていないため、メジャーに宣伝されにくい」というのも似てるよなぁ。

 芸能人でダイエットに成功したら、そのあとかならずエステ業界やDVD販売会社、健康食品の会社の広告塔にならないか?という話しがくる。
 僕にもそういう打診がないこともなかったけど、例外なく「レコーディング・ダイエットではなく、この商品を使えば(食べれば)痩せる」という広告ばかりだった。
 当たり前だけど断った。

 だって、「この商品を買えば3週間で痩せる」って絶対にウソだもん。
 ダイエットジュースやスープって、基本的に「一時的な栄養不足で体重を減らすだけ」だよ。
 でも3日で体重を落とすだけだったら、そりゃ強力な下剤を使えばもっと簡単だよ。
 それじゃ「痩せた」にはならないでしょ?そんなの宣伝したくないしね。

 今日はここまで。
 また明日ね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年10月18日 (日)

レコーディング・ダイエットについて

 今日はレコーディング・ダイエットについてのQ&A。
 最近のコメントにあった質問部分にまとめて答える、という形式で書きます。

>斉藤さん 「書く分量の表記の仕方」について
 書く分量は、「持ち歩きたい手帳のサイズ」と「どこまで書きたいか」によります。大きめの手帳で、几帳面に書きたい性格なら、卵かけご飯の卵サイズまで書いてもかまわない。基本は「自分はどうしたいか?」です。

>ぽんたさん「家計をレコーディング」
>bunnzouさん「資格勉強の時間をレコーディング」
 その通り!レコーディングというのは目標達成への「調査&訓練&実行」方法が三つセットになった最も簡単な方法論だと思います。

>いいとこどりさん 「助走で体重が増える」
 「助走」期間は本にも書いたとおり「これまでと同じように食べる」ですよ?なのに体重が増えるということは「これまで以上に食べてる」以外に考えられません。とりあえず、最低でも一ヶ月以上は「きわめて正確に、水以外はすべて記録」してみて、体重変化を見比べてください。一ヶ月以上ですよ。

>マカロンさん 「ひとりテレビ画像貼り付けについて」
 すいません。ネットや動画配信についてまったく素人同然なので、「どっちでもいい」としか答えようがないです。

>ちぃさん「カロリー計算について」
 カロリー計算はもちろん正確なほうがいいでしょう。でも毎日何時間も計算に使うなんてばかげてます。具体的にはカロリー計算に使う時間は毎回5分、一日合計で30分以内に収まるあたりが目安かな?

>イソヤさん 「胃袋のサイズについて」
 『胃袋ダイエット』(松本浩彦・現代書林)に「ふつう空腹時の胃袋は握り拳大ほどの大きさで、容量はおよそ150ミリリットルです。」とあります。

 というわけで、今日はここまで。
 また明日ね。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2009年10月17日 (土)

再加速について

 「再加速」はレコーディング・ダイエットのほとんど最終フェーズだ。
 「巡航」でほぼ目標の体重に達したあと、いろんなダイエット法も試して自分にとってのベスト組み合わせを見つけたりしたそのあと、達する段階なんだよね。
 
 僕にとって再加速の時期は、そのまま「胃袋の調整時期」だった。
 人間の胃袋サイズは、ほんらいその人の握り拳サイズ、と言われている。
 握り拳。びっくりするぐらい小さいよねぇ。
 本当かなぁ、と最初は疑った。でも考えてみたら、ヒレステーキで握り拳大を食べたら確かに一人前としては充分かも。
 いや、それでもご飯とかサラダは欲しいでしょう!

 とまぁ、この情報に関してはかなり半信半疑だったわけ。

 ところが、「巡航」段階後半から徐々に胃袋が縮んでる自覚ができた。
 ご飯を食べる時、たしかに「握り拳大」の分量を食べたら「満足感」が来る!
 「満腹感」ではない。「満足感」というのに着目ね。

 「握り拳大の食事」というのは、具体的にはおにぎり一個、小さめの総菜ひとつ、味噌汁一杯、ぐらいかな?
 大阪の伊丹空港に空港デリという軽食堂があって、そこでいろんなおにぎりと総菜が選べるセットがあるんだけど、ちょうどそれぐらいで「満足感」がある。
 この「満足感」で食事を終えてみると、15分後には「満腹感」に変わってる!

 いや、これは自分でも大発見だった。
 この満足感を知ってしまうと、ダイエット前の満腹感がいかに「胃がもたれるほど食べていた」のかはっきり自覚できてしまう。

 胃袋のサイズは握り拳。
 「再加速」の時期だから実感できる法則だ。
 この段階で胃袋を小さくしておくと、一生楽だよ。リバウンドの心配もしなくてよくなるし。
 「巡航」段階が終わったら、ぜひ試してほしい。

 今日はここまで。
 じゃあ、また明日ね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月16日 (金)

「巡航」の話

 今日は「巡航」の話。

 「巡航」はいろいろやってみる時期だ。
 「離陸」「上昇」を済ませた、ということはカロリー調査にも慣れて、自分で決めた摂取量も無理なくこなしている時期に、「巡航」に入る。
 余談だけど、各フェーズの移行タイミング目安は「難なくこなせるようになったら」だ。
 つまり「食事の記録を無意識にできて、もう何日も書き漏らしがない」という状態になったら「助走」→「離陸」の時期。
 「カロリーの調査に時間がかからず、まったく負担にならない」という状態になったら「離陸」→「上昇」の時期。
 そして「カロリー計算も制限も、苦にならない」という状態になったら「上昇」→「巡航」の時期である。

 レコーディング・ダイエットでは、他のいろんなダイエットや痩身法を試すことを推薦してる。
 しかし、できればこの「巡航」までは我慢して、愚直にレコーディングに徹して欲しい。
 なにより大事な「データ採取」と「ダイエットの心構え」がないまま、いろんな方法をチャンポンにしないほうがいい。
 
 「巡航」に入ったら、今まで我慢してたダイエット法でも運動法でも、とりあえずいろいろやってみよう。
 僕がやったみたいに「毎日一万歩歩く」でもいいし、コアリズムとかビリーでもかまわない。
 とりあえず、身体がカロリー制限に慣れてくる時期なので、いろんな方向から揺さぶって身体を慣れさせないこと。
 この時期は、もっとも効率よく体重が落ちる。せっかくだから好きなダイエット法を併用して、楽しみながらやせてみよう。

 今日はここまで。
 じゃあまた、明日ね。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月15日 (木)

「上昇」の注意点

 コメントの返事は、まとめて後日にします。

 今日は上昇の話だ。
 上昇とは、ようやっとカロリー制限をはじめる時期。
 充分に「助走」して、最低でも2〜3日、できれば一週間は「離陸」してから上昇期に入ってほしい。
 このプロセスを急ぎすぎると、「頭だけで理解すること」になってしまう。
 
 助走や離陸で「たしかに食べ過ぎてた」「カロリーを抑えてみようかな」と考えるのは素晴らしいことだ。でも、そんなこと今まで人から言われたりテレビで見て思ったことはないだろうか?
 人はアイデアや思いつき、認識だけでは変われない。
 「アハ!体験」という考え方はたしかに面白いかも知れないけど、人間の行動そのものを変えるほどの強い力は持ってない。

 行動を変えるのは「習慣」しかない。
 もう充分にわかり切ってる、と思いながらもきちんと「助走」「離陸」することで、この先、どれだけ続けられるかが決まる。
 みんな、早く「わかった」って言い過ぎだよ(笑)
 もっと落ち着いて。
 
 あとね、離陸で大事なのは、自分の一日の摂取カロリーを決めること。
 決め方は書籍でも昔の日記でも説明したから繰り返さない。
 離陸時のデータがあれば、自分の中間値「太りも減りもしないカロリー数」がわかってるはずだから、そこから2~300kcalマイナスするだけで充分だよね。
 これも「助走」「離陸」を充分に経てないとわかりにくいよ。
 
 上昇に入ろうかどうか迷ってる人、迷うならまだ離陸を続けてもいい。
 急いで痩せるよりも、「いま以上に太らない」。
 それだけを目指してください。

 なんだか説教っぽい口調になっちゃったね。ごめん。
 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。
 
 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月14日 (水)

ダイエットの話題じゃないけど

 youtubeで配信している「岡田斗司夫の ひとりテレビ」、とりあえず今回で第1シーズンの最終回にします。
 再開は未定です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

「離陸」 カロリーを調べる

 今日は第二段階「離陸」について。

 「離陸」とは「食べたものをすべてメモして、そのカロリーを調べる」だ。
 まだカロリー制限はする必要ない。というより「してはいけない」。
 制限するのを我慢して(笑)、じっくり「自分は太るような食べ物・食べ方がこんなに好きなんだ!」とハラの底から噛みしめる時期だ。

 カロリーの調べ方にはいろいろある。
 食品成分表を使って野菜や肉、調味料の食材そのもののカロリーを調べ計算する方法。
 市販のガイドブックをたよりに、料理法で調べる方法。
 でも、僕のオススメはなんといっても「ネットで調べる」だ。

 僕の愛用してるサイトは以下の二つ。
イートスマート
 とにかく使い勝手がよくて便利!ジャンルも種類も多く、ここ一箇所でカロリー検索は大丈夫。

グラムのわかる写真館
 写真で直感的にわかる。携帯サイトもあって便利!

 あと、gooダイエットのサイトも役に立つ。
 「ダイエット的回転寿司の食べ方」なんかすごく参考になる。

 ネットのカロリーサイトは進化し続けてるので、もし「もっといいサイト見つけた!」という情報があったら教えてね。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月13日 (火)

助走について

 今日もyoutubeで「ひとりテレビ」、更新しました。「助走」段階について語ってます。コメントへの返信もしました。      助走段階では、あんまりアドバイスできることはないかなぁ。  「食べたものを書くのが面倒だ」という人が多いのは知ってるけど、そういう人は「なぜ私は面倒なんだろう?」と考えた方がいいよ。だって、どんなダイエット法も「食べた内容をメモするだけ」よりは面倒に決まってるから。    「体を動かす方が性に合ってる」という人もいる。そういう人はレコーディング・ダイエットなんかよりも運動した方がいい、と僕も思う。  でも、本当に「体を動かすのが好き」なら、余計に運動で痩せるのは難しいんじゃないかな?     たとえば僕は「本を読むのが好き」だ。だからどんなに忙しくても、仕事をさぼってでも本を読む。電車の中どころか、歩きながらでも階段を降りながらでも読む。  「好き」というのはそういうこと、これぐらいの密度ですでに生活に入ってることだろう。    「体を動かすのが好き」ということは、上と同じくすでに可能な時間いっぱいに体は使ってるはず。エスカレーター使わずに階段上ったり、一駅歩いたりするのは日常だと思う。  で、これ以上運動の時間などを作ろうと思ったら、かなり生活習慣や仕事パターンを変えるしかない。これ、ちょっとキツいよね。    つまり、「体を動かして痩せよう」と考えていても、いずれは食事管理を含めないとなかなか成功しないと思うんだ。  どのみち、ダイエットは面倒くさい。面倒くさいレベルが1~5まであるだけだ。  レベル1は5に比べれば楽だけど、ゼロ、つまりなにもしないよりは面倒に決まってる。  今までのゼロに比べて「面倒」と思っちゃう心に、どうやって「やる気」を出してもらう火だよね。  僕のオススメは「本を読む」だよ。騙されたと思って「いつデブ」でも何でもいいから僕の本、立ち読みでもブックオフでも読んでみて。  いままでいただいたお便りやメールから考えても、かなりモチベーションUPには自信あります。    というわけで、本当は「助走」の前にもう一段階あったほうがいいのかもね。モチベーションを上げるための「読書」とか。  「読書」→「助走」→離陸→~~  なんだかヘンなの(笑)    今日はここまで。  じゃ、また明日ね。

| | コメント (11) | トラックバック (0)

2009年10月12日 (月)

youtubeで返事してます

 昨日の日記にいただいたコメントに、youtubeの映像内で返事しています。  これも新しい試みの一つとして、ためしにごらんになってください。

| | コメント (6)

自己暗示ダイエット

 自己暗示ダイエットってアリじゃないかな?
 ダイエットの中盤時期、僕はやっていたんだけど、いかが?

 やり方は簡単。今までのレコーディング、特に離陸期の食事記録を見て「こういうの、好きじゃないな」と思いこむだけ。

 ダイエットの時って「食べたいけど、食べられない」と考えるから辛いじゃない?でも頑張ってモチベーション上げると、どんどん「食べたいけど」という思いが強くなる。
 だったら逆に「これ、嫌いなんだよね」と自己暗示かけちゃう、という方式なんだ。

「そんなこと、できるの?」と聞かれるかも知れないけど「王様タイプ」の僕にはそんなに難しくなかった。
 ようするに「ケーキ食べたいけどガマン!」とストレートにストレスを受け取るよりも、心を横に流して「いや、ケーキは好きじゃないけど」と考えるくせをつけてみよう。
 あんがい、これ楽になるよ。

 ダイエットというのは「正解がない長期戦」なんだよね。だから、ありとあらゆる方法を試すべきだと思う。
 自己暗示ダイエット、ちょっと行き詰まってる人は試してみてください。

 今日はここまで。
 じゃあ、また明日ね。

| | コメント (3)

2009年10月11日 (日)

コンニャク、寒天麺は辛いなぁ

 ダイエット食品、わりと世話になっていた。
 特にマンナンヒカリという、コンニャクを米粒状に加工した商品は、そりゃもう使いまくった。
 でも、どうしてもコンニャク麺や寒天麺はダメだったなぁ。ご飯って炊き方の失敗とか玄米とか米の品種とか、いろんな状態を知ってるから「これもアリかな」とか思えるけど、麺はそうもいかない。
 先日も新宿のランキング・ランクイーンで「いま一番売れているダイエット麺」というのを買って食べたけど、あれでカロリー1/3と言われるんだったら、普通の麺を半分食べた方がいいや。

 代用食品はどんどん進化してるし、また新製品が出たら試してみます。

| | コメント (7)

2009年10月10日 (土)

天王寺のお気に入り

 大学の講義で大阪に来ている。
 昨日は天王寺Hoop地下の「里山の食卓」でビュッフェを食べた。それも二回(笑)
 ランチも夕食も食べてしまった。
 だって美味しいんだもん。

| | コメント (4)

2009年10月 9日 (金)

ハロウィン手ぬぐい

Photo  玄関の棚に、ハロウィンぽい手ぬぐいを敷きつめたら、なんだかサマになりました。
 これ、いいなぁ。クリスマスもこの路線で行こうっと。

| | コメント (5)

2009年10月 8日 (木)

まとめコメント

 しばらく分のブログコメントに、まとめて返事します。

9月8日「キュウリのくせに」
>まつゆかさん
 結婚、おめでとうございます!目標は「カロリー制限」よりも、「レコーディング続けること」にしたほうが長持ちしますよ

>ちびうさまきこさん
 マヨネーズは「この世になかったこと」にするのも手ですよ(笑)僕はダイエット後半、本当にマヨネーズという存在を忘れてました。

>yuiさん
 更新が少なくてすいません。

>さつきさん
 本は読み終わりましたか?制限は考えず、とりあえずレコーディングだけでもはじめてくださいね。

>かのんさん
 ファミマやampmではポーションタイプの焙煎胡麻ドレッシングありませんでしたっけ?

>なずなさん
 痩せなくてかまわない。太らなければ上等、です。気が向いたらダイエットの強度を上げればいいだけですよ。

>モモチさん
 文庫版、発売が伸びてすいません。その分、素晴らしい本になる・・・予定です(笑)

 

9月27日「文庫と手帳、改良中」
>ユキさん、あーさん、ぽるかさん、銀座スポーツクリニックさん、ちびうさまきこさん
 発売、1月10日予定なんですよね。ごめんなさい。
 手帳の価格は180円ぐらいかなぁ。

>ミミリーさん
 魔の75日目、覚悟さえしていれば大丈夫だったんじゃないですか?

>かみやんさん
 離陸と巡航の間、ですか。カロリー調査のコツさえ掴んでしまえば、乗り越えられると思います。

>れもんさん
 痩せなくて充分です。いま書いてらっしゃる分量がちょうどあなたの「太りも痩せもしない食事量」です。それがわかっただけでもOK!

 

9月30日「発作的な欲望」
>柳生9へぇさん
 そうです。アロイナタベタです。三浦屋は残念でしたよね。沖縄ペンギン食堂のラー油、吉祥寺で買えなくなっちゃいました。

>ちびうさまきこさん
 食欲の秋ですね。今日の僕はドライカレーとポテトサラダを自作して食べました。夜食にイングリッシュ・マフィンとフルーツトマトを用意してるから、いまから食べるのが楽しみです。

>takaさん
 僕も同じですよ。いつも常に「次は何を食べようか」とばかり考えてしまいます。そういう場合、「これを食べよう」という今日~あさってまでの予定表を書いてみてください。これ、すなわち未来レコーディングです。で、その通りに食べるようにしてみて、もし食べ損ねたものがあれば、その分ダイエットできたことになりませんか?ダイエットのコツは発想の転換ですよ。

>さん
 リバウンド、ですか。う~ん、50キロ太るのは一大事業ですよ。そんな根気ないから無理じゃないかなぁ。

 

10月 1日「イベント告知」
>ちづるさん
 応援、ありがとうございます。頑張ります~

>はこさん
 「食べ物を残すな」というのは日本の美しい文化・伝統だと思います。でも、それを守るために自分が太っちゃったら仕方ない。肥満は美しい文化じゃないんだから(笑)
  かつて、僕は「目上の者に逆らうな」という教えを親から受けて育ちました。これも日本の文化や伝統だと思います。文化・伝統はかならず矛盾をはらみます。その矛盾を一個人で引き受けて、結果太ってしまっても誰も誉めてくれないんですよね。

 

10月 5日 「記入方法」
>yutakaさん
 75日で12キロ。なかなかのハイペースですね。このまま続ければ、次の75日ではたぶん6キロぐらい落ちるんじゃないでしょうか。そしたら体重は72キロで、目標のちょいデブ体型ですね。

>ちびうさまきこさん
 ダイエットは日にちをかければかけるほど、スローペースに徹するほど身体に良くて体型も保てると思います。できれば「一年ぐらいかけようかな」と考えてみてください。理想的に進行したら、たぶん目標体重に達しても「ダイエット、やめたくないなぁ」と考えるようになるはずですから。

 

10月 6日「ハロウィン準備」
>ちびうさまきこさん
 僕の事務所にも子供は来ません。なので写真のお菓子は今月いっぱいかけて全部食べ尽くす所存です(笑)

 

年10月 7日 「困ったもんだ」

>イビルさん
 そうなんですか?当時の記録映画、覚えてないなぁ。

>アメリカ在住さん
 昔、貧困国では栄養が行き渡らないため、子供たちが餓えてガリガリに痩せてました。ところが現代の貧困国では、スラムの真ん中にウォルマートのような巨大ショッピングセンターができあがり、そこでは水よりも安い値段でソーダやジュースを売っています。こんな環境では、太るのが当たり前なんですよね。
 日本でもどんどん、野菜よりもスイーツの方が、入手も満足度も人気も高くなりつつあります。かなりヤバい事態だと思います。


| | コメント (4)

2009年10月 7日 (水)

困ったもんだ

 Yahooニュースで「米 カロリー表示は効果なし?」という記事が配信されている。
 実験が行われたのは「肥満率の高い低所得者の多い地域」だそうだけど、ここまではっきり書けるような状況になってるわけだよね、アメリカでは。

 貧困=飢餓=痩せている、というイメージはすでに過去のもの。
21世紀型の貧困は肥満を伴い、「見た目至上主義社会」の進行と共に就職活動にも悪影響を及ぼして、ついにはこの記事に書かれているように「肥満率の高い低所得者の多い地域」とまで書かれてしまう。

 記事の内容自体は驚くようなことじゃない。
 米国人では食事減量法というのは、脂肪量を減らすとしか考えない人が多いから。
 カロリーという概念を知らない人も多いんだよね。

 日本では外食産業がカロリー表記を義務化すればかなりの効果があると思う。
 でも米国では、まずなによりも「脂肪摂取を減らしたり、無理なエクササイズに挑んだりするだけがダイエット法じゃない」という知識普及が先じゃないかなぁ。

| | コメント (5)

2009年10月 6日 (火)

ハロウィン準備

Photo
 ハロウィンの飾り付け、どうしようかと迷っていたけど、吉祥寺でハロウィンお菓子を大量に買って、それを玄関の棚に並べるだけにした。
 食べられる飾り付け! いいと思わない?
 もし近所の子供に「イタズラか お菓子か?」と脅されたら、これ渡せばいいだけだし。

 ハロウィン飾りは玄関に山盛りのお菓子を。
 あんがい、流行るかもね。

| | コメント (1)

2009年10月 5日 (月)

記入方法

 文春文庫版の手帳、しばらく使ってるけど、調整が必要かもね。
 現在は未来レコーディングの記入欄を、当日記入の左横にしている。2週間ばかり使ってみたけど、なんだかしっくりこない。
 時間の記入とかはいらないから、上にしちゃったほうが混乱が少ないかなぁ。

 こういう「使ってみての微調整」というのは、パソコンゲーム作っていたときはよくやっていたから、なんだか懐かしいね。ドラクエ3がまだ未完成の頃、テストプレイに参加して難易度調整を手伝ったことがあるんだけど、「使い込むような道具」であればあるほど、このチューニング段階が一番大事なんだよね。

 とりあえず、あと一月以上は使ってみます。

| | コメント (2)

2009年10月 1日 (木)

イベント告知

10jpeg  「ひとり夜話」10月イベントの詳細が決まりました。
 10月16日(金)に大阪・難波。
 10月25日(日)に東京・新宿。
 それぞれ、基本的に同内容です。
 前売りは10月3日(土)より発売開始します。
 
 トーク内容「ガンダムの御利益」「須藤君の話」「理屈民族の逆襲」などを予定していますが、未定です。
 質疑応答あり。「歌の時間」もあるかも。
 




●大阪
「岡田斗司夫の ひとり夜話 vol.2」
出演:岡田斗司夫
日時:2009年10月16日(金) 18:30会場/19:00開演
会場:studio ZAZA boxⅠ(中座くいだおれビル4F) 06-6212-3005
   大阪市中央区道頓堀1-7-21
料金:入場料2000円 前売りのみ・自由席 
発売日:チケットぴあ 10月3日(土) Pコード 616-269
主催・問合せ ワイ・シー・トイズ・ラボ 06-6643-7620


●東京
「岡田斗司夫の ひとり夜話2」
出演:岡田斗司夫
日時:2009年10月25日(日) 18:00会場/19:00開演
会場:ロフトプラスワン 03-3205-6864
   新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
料金:チャージ¥2000(+飲食代)ローソンチケットで10/3(土)から発売 【Lコード:31481】
前売りチケット、公演内容、道順等に関するお問い合わせはロフトプラスワン03-3205-6864まで営業時間中(18:30~24:00)に。


| | コメント (2)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »