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2009年10月 7日 (水)

困ったもんだ

 Yahooニュースで「米 カロリー表示は効果なし?」という記事が配信されている。
 実験が行われたのは「肥満率の高い低所得者の多い地域」だそうだけど、ここまではっきり書けるような状況になってるわけだよね、アメリカでは。

 貧困=飢餓=痩せている、というイメージはすでに過去のもの。
21世紀型の貧困は肥満を伴い、「見た目至上主義社会」の進行と共に就職活動にも悪影響を及ぼして、ついにはこの記事に書かれているように「肥満率の高い低所得者の多い地域」とまで書かれてしまう。

 記事の内容自体は驚くようなことじゃない。
 米国人では食事減量法というのは、脂肪量を減らすとしか考えない人が多いから。
 カロリーという概念を知らない人も多いんだよね。

 日本では外食産業がカロリー表記を義務化すればかなりの効果があると思う。
 でも米国では、まずなによりも「脂肪摂取を減らしたり、無理なエクササイズに挑んだりするだけがダイエット法じゃない」という知識普及が先じゃないかなぁ。

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コメント

こんにちは。それにしても、どうして「米」の国って書くんでしょうね。
ダイエットだけに限りませんが、「知る」って大事ですね。自分、肥満、社会の常識。私がダイエットをはじめたきっかけは自分の中に芽生えた「恋心」を知ったときでした♪キャー

投稿: ちびうさまきこ | 2009年10月 8日 (木) 10時53分

こんにちは。見た目が昇進等に影響するのは中流以上の話であり、多くの場合は貧困が肥満を連れてくるというのが実感です。低所得者にはカロリーを気にする精神的、経済的なゆとりはなく、安く手早く腹を満たし満足感を得るために、油やチーズをたっぷり使ったジャンクフードを食べています。山盛りのポテトフライやチーズマカロニは新鮮なサラダよりもずっと安いのです。もちろん、教育が行き届いていない事も要因の一つでしょう。
正に「格差の遺伝する」のですね。

投稿: アメリカ在住 | 2009年10月 8日 (木) 12時21分

69年のウッドストックで、来ているロックファンにデブはいなかったとか。
ところが今や、ロックフェスはデブがいても当たり前。
こんなところにも、アメリカの考え方の変化がわかると思います。

投稿: イビル | 2009年10月 8日 (木) 15時11分

>ちびうさまきこさん

こんにちは。
「米」は「亜米利加」の「メ」ですからお米とは関係ありませんね。
私もダイエットのきっかけは「恋心」ですよ~
相手は奥さんですけどね(笑)セカンドラブってやつ?大好きな人に嫌われたくなくて・・・。

投稿: yutaka | 2009年10月11日 (日) 10時38分

yutakaさんへ
いまさらなんですが、レスくださっていたんですね!ありがとうございました。
大好きな人はツイッターで結婚してることがわかりました。マジで。こういうもんだ。人生は。

投稿: ちびうさまきこ | 2010年4月 4日 (日) 23時30分

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