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2010年1月29日 (金)

レコーディングダイエット初級「メモを持ち歩け!」

 おとつい書いたことの復習だよ。
 レコーディングダイエットにおける「失敗」ってなんだろう?
 「食べ過ぎ」でも「体重増加」でもなければ、失敗というのはなに?

 それは「試合放棄」だ。
 昨日負けたから、先週負けたからと試合を放棄しちゃうこと。
 つまり「レコーディングしなくなっちゃう」こと。
 これこそが唯一、レコーディングダイエットの「失敗」なんだ。


 では「試合放棄」しないためには?
 どうすれば毎日、レコーディングを続けられるんだろうか?
 強い決意で試合に臨む?
 いや、そういう「決心」とか「意志」に頼る方法はダメだよ。
 意志が強かったら、もともと僕たち太ってるはずないでしょ?(笑)

 「面倒くさがりだからダメ」という人も多いよ。
 うん、わかる。「面倒くさがり」を直せとは言わない。
 だってそれは人格に根ざしたあなたの「個性」そのものだからね。
 「面倒くさがり」はそのままでいいんだ。

 じゃあ、どうすれば毎日、食事メモを続けられるか?
 答えは単純。「工夫」なんだ。
 意志でやり抜くんじゃない。メモを取れるように工夫する。
 「面倒くさがりだから、こうすればメモを取るようにし向けられる」と自分相手にトラップを仕掛けるわけ。
 
 たとえば僕がやっていたのは、以下の5通りの方法だ。

①あらかじめ書く(未来レコーディングだね)
②メモ1ページを財布に入れる(使い捨てのメモ帳買って、その1枚を財布に入れていた。これで「メモ帳持ってない!」が防げる)
③食べる前に写メを撮り、書き漏らしを防ぐ
④面倒だから同じものを食べる(毎日一食はソイジョイにしたら、書き漏らしの可能性は減るよ)
⑤カロリー表記だけをちぎって財布に入れる(コンビニのオヤツを会社で食べるときに重宝した。書くんじゃなくてパッケージや包み紙を持って帰るだけ)

 いや~、ぎょうぎょうしく「試合放棄しないためには?」って二日にわたって書いたわりにはイマイチかな?(笑)
 要するに僕がやっていたのは、「書かない可能性」を潰しちゃう、ということ。
 自分自身から「メモをさぼる」チャンスを奪ってしまう。

 僕は以上5種類しかやってなかったけど、他に思いついた人いたら教えてね。
 「こんな方法で面倒くさがりだけどメモしてる」というアイデアがあったら、ぜひ教えてください。
 つまんないと自分で思うアイデアでもいいんだよ。ここでみんなで考えたら、ひょっとして素晴らしいアイデアに生まれ変わるかも。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月27日 (水)

レコーディングダイエット初級「野球に例えて話してみよう」

 今日もレコダイ超初心者向けのアドバイス。
 面白いとか使えると思ったら、みんなのブログでじゃんじゃん引用してね。
 こういう基本ポイントは本にもちゃんと書いてるつもりなんだけど、読み飛ばしちゃう人もいるだろうし、なにより忘れちゃうしね(笑)

 レコーディングダイエットにおける「失敗」とは、「食べ過ぎ」でもなければ、「体重増加」「リバウンド」でもない。
 それは、それぞれの日の「状態」なんだよね。
 プロ野球で言うと「食べ過ぎ」は三振だし、体重が増えるのも「その日の試合に負ける」という結果というだけ。

 これがさ、高校野球だったら、たしかにたった一回負けたらそれでオシマイ。
 ダイエットも、ついついみんな高校野球みたいに考えちゃうんだよね。
 体重が増えた!もうダメだ!失敗した!とか(笑)

 いやいや違うでしょ。ダイエットって高校野球じゃなくて、どっちかというとプロ野球っぽいよ。
 プロ野球はリーグ末までに戦績が充分高ければいい。
 一つ一つの試合は重要だけど、最終的に勝ち越せばいいんであって、一試合の結果に囚われちゃマズいんだ。

 同じく、レコーディングダイエットにおいては、たとえば一年で体重を減らそうと思えばなんと!365試合もすることになる。
 多すぎて混乱しちゃうなら、一週間を一試合で50試合。一試合あたり、3食×7日で21打席と考えてもいいよ。
 もちろん、一打席ごとを大切にして、打率を上げたりかならずカロリーを守る、という決意も大事だ。
 でも、トータルで勝てば、つまり「今週の体重平均値が、先週より下がっていれば」、それでいいんじゃないの?

 体重で変化がなくても、体脂肪やカロリー合計値で減っていれば、それはちゃんとリーグ後半で「勝ち」に繋がるはず。

 じゃあ、レコーディングダイエットにおける「失敗」ってなんだろう?
 「食べ過ぎ」でも「体重増加」でもなければ、失敗というのはなに?

 もうわかるよね。「試合放棄」だよ。
 昨日負けたから、先週負けたからと試合を放棄しちゃうこと。
 つまり「レコーディングしなくなっちゃうこと。
 これこそが唯一、レコーディングダイエットの「失敗」なんだ。

 では「試合放棄」しないためには?
 強い決意で試合に臨む?
 長くなりすぎるから、それは次回のブログで書こうか。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月25日 (月)

レコーディングダイエット初級「手帳の付け方」

 さて、今日は記録の付け方そのものを少し説明しよう。
 食べたものの記録なんて好きに書けばいいんだけどさ。ま、なにかの参考になるかもしれない。
 それに超初心者にとってはスタート前が一番不安だから、ちょっと書いてみることにしたよ。

 文春文庫「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」を開く。書き込みできるノート欄にまず日付を書こう。
 今日の日付だけじゃなくて、できれば次の日曜まで一週間分は書いちゃおう。

 で、「未来レコーディング」の欄に、今週の会食や食事の予定があったら、もう全部書いちゃう。
 あとで訂正があってもいいんだよ。誰に見せるノートでもないんだから、書き直しがあっても当たり前。
 とりあえず予定や計画があったら、どんどん書こう。

 火曜が中華だったら、水曜もラーメンというのはイヤだよね?
 じゃあ何が食べたいだろうか?思いついたら書いちゃう。
 外食ばっかりだとお金がかかる。これも予定を書いてるとわかるよね。自炊する場合は買い物予定も書いてOK。
 何を書いても大丈夫なように、文庫本サイズにしたんだ。どんどん書き込もう。

 未来レコーディングの下、つまり本文部分。ここは三つのブロックに別れている。
 これ、「朝食」「昼食」「夕食」という意味じゃないよ。
 三つに分けてるだけだから、使いやすいように書いてね。

 たとえば上段をご飯、中段を飲み物、下段をオヤツ、と分類するのもアリ。
 自分がどの食べ物に重点置いてるのか、よ~くわかるから。

 と、こんな感じで、どんどん先へ先へと書いちゃうと、あとで楽だよ。
 ダイエットは決意した瞬間がいちばんモチベーションも上がってる。だからできるだけ早い目に「やること」「食べること」を決めちゃおう。
 で、気が変わったらどんどん修整!

 こんな感じで、まずは「書く習慣」を身につけてね。
 まずは「書くだけ」。
 レコーディングダイエットの失敗は「食べ過ぎ」じゃなくて「書き漏らし」だからね。
 そこだけ気をつけてください。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

 

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2010年1月22日 (金)

ダイエット雑談「くらたまさんと勝間和代論?」

 文春文庫の「レコーディング・ダイエット決定版」のオビには、勝間和代さんの推薦文が載っている。
 「目標よりもプロセスを管理することの意味を教えてくれます。優れたビジネス書として読んでください。」という文章をいただいたので、僕としては大喜びだった。

 しかし、「なんで勝間和代なの?」「売れてるから関係ないのに迎合したんじゃない?」と思ってる人もいるみたい。
 僕としてはビックリだ。もちろん、このブログみたいにちゃんと理解してくれる人もいるんだけど、まだまだ「ダイエット」とかジャンル限定で考える人って多いんだよね。
 
 仕事で使える考え方なら、日常生活にも応用できる。
 逆にプライベートで自分が使いこなせた手法なら、それを仕事に持ち込まないのはもったいないよ。
 レコーディングダイエットに成功した人ならぜひ、この「記録による問題の発見」と「問題を解決するんじゃなくて、少しずつプロセスを改良する楽しさと、それによる達成の容易さ」をいろんなジャンルに応用して欲しいと思うんだ。
 僕は部屋の片付けや時間管理、仕事の仕分けやそれこそファッションにまで、レコーディング・ダイエットの思想を応用させている。
 たぶんその方向でも本とか書けると思うんだけど、別に書かなくてもダイエットに成功した人なら勝手に応用するに違いない、と思って書いてないんだよね。
 他に書きたい本や約束してる本も多いし。

 でも、ダイエットとビジネス書ってあんがい近い関係にあるんだな、と思ったのは事実。
 今夜、新宿のダイエット・イベントでマンガ「だめんず・うぉ~か~」の作者・倉田真由美さんと公開対談するんだけど、倉田さんの方からもなぜか「ぜひ岡田さんと勝間和代論を!」というリクエストがあるんだって。
 なんだか面白そうだよね。
 もちろんダイエットイベントだから、あんまり余談に流れちゃいけないんだろうけど、僕も倉田さんの新刊「こころの薬」(新潮文庫)があまりに面白かったから、そっちの話もしたいなぁ。

 ダイエットといっしょに、いろんな世界が見えてくると言うのは、ほんとうに楽しいよね。
 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月20日 (水)

レコーディング・ダイエット初級「はじめるまえに」

 こんにちは。
 岡田斗司夫です。
 初めての方には「はじめまして」、いつもの方には「あらたまってご挨拶」。
 以後、堅苦しいのはイヤだから、敬語とか使わないけど、気にしないでください。

 先週、文春文庫で「レコーディングダイエット決定版」「同 手帳」が発売され、このサイトにも新しい方がどんどん来てくれてる。
 で、今日からしばらく、「なにをいまさら」なレコーディングダイエット超入門編をやってみるよ。
 
 レコーディングダイエットをはじめるのに必要なのはメモとペンだけ。でも、それは「すでにやり方を熟知してる人」にとってなんだよね。
 超初心者向けには、もっと「これ、準備しないとキツいよ」というのがいくつもある。

 ほら、海外旅行って最悪パスポートと財布だけでいけるじゃない?でも、他にあると便利なものがあるんだよね。現地ガイドとか、海外でも使える携帯とか。

 同じく、レコーディングダイエットをはじめるにあたって、「絶対にあったほうがいいもの」をチェックリストにしてみた。

①体重計
②メモ
③本

 まずは体重計。ダイエット開始前に準備して欲しい。できればデジタル式で、体重が100グラム単位で量れるもの。ダイエットの成果が「すぐに」「数字で」把握できると、やっぱりやる気が違うよ。どんどん面白くなるしね。
 体重計は、ダイエットという旅の地図でありコンパスだ。絶対に用意してから始めてほしい。

 次にメモ。白い紙だったらなんでもいい。携帯とかにメモよりも、なんでも紙の方が便利だと僕は思う。でもこれは個人の好きずき。とりあえず「いつも持ち歩けるメモ用紙」を用意してからはじめよう。書き心地のいいペンも用意した方が楽しいのは言うまでもない。
 携帯にメモしたい人は、「携帯を出せないシチュエーション」でのメモ方法をあらかじめシミュレーションしてね。

 最後に本。文春文庫の「レコーディングダイエット決定版」が一番オススメだけど、新潮新書の「いつまでもデブと思うなよ」でも別にかまわない。絶対に読むこと!
 買わなくてもいい。立ち読みでも図書館でもいいし、ブックオフで10円で買うのでもかまわない。とにかく読んでからはじめること!
 僕にメールをくれたり、このブログを訪れたいかに多くの人が「本を読まずにはじめて挫折した。やっと読んだら成果が出た。最初から読めば良かった」と言ってることか。
 読むためのわずかの時間とお金を惜しんで、そのあと失敗するダイエットを2ヶ月続けても得しないでしょ?
 絶対に本を読んでから、はじめてください。これ、ほんとうにお願いね。

 以上、レコーディングダイエットをはじめる前の注意でした。
 きつい言い方したかもしれないけど、「ムダな努力」をしてほしくないから書いたんだ。
 気を悪くしたらゴメン。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月18日 (月)

しばらく隔日になります

 相談もなしに、こういう話で悪いんだけどさ。
 ちょっといま、しんどくなってきちゃった。
 事情を書くから、しばらく付き合ってね。

 いま書き下ろしている「伝説」(仮題・筑摩書房)という本があるんだけど、この作業が佳境に入ってた。
 佳境というのは「いよいよ正念場」という意味なんだけど、書いても書いても終わらない。第一章から第五章までもそれなりに苦労して、もう一年半ものあいだず~っと書いて書いて書いてるんだ。
 それが第六章に入ってから、これまでの執筆ペースが守れないぐらい進まない。あまりに進まないぐらいだから、もう僕は「難関・第六章峠」と読んでるぐらいだよ。

 これによりスケジュールも徐々にきつくなってるんだよね。このままでは体に異変や病気が出るのも遠くないなぁ、という気がするよ。
 こりゃ、マズい。年頭の誓い「今年は風邪ゼロ」を破ることになってしまうし、もう若くないんだから病気だって治りにくいんだ。

 というわけで、原稿完成までしばらくブログの更新を週に3回にしようと思う。
 また、ひとりテレビの新作UPも原稿完成までお休みするよ。
 いろいろスケジュール調整を考えていたんだけど、ごめん、この部分に手を付けないと絶対に無理なんだ。

 これまで日曜・祝日以外は基本的に毎日更新して、せっかく習慣になってきた。このペースを変えるのは正直もったいない。
 書きたいネタは毎日でも足りないぐらいなのにくやしいなぁ。
 毎日ブログを、それも「テーマ」とかを意識して書く、というのはものすごく勉強にもなるし、原稿執筆のスキルも上がるんだけどね。くやしいなぁ。

 「伝説」の原稿完成は、早くて2週間、つまり今月いっぱい。長くても4週間はかからないと思う。
 それまでのブログ更新配分は、こんな感じかな?

月・水・金 「レコーディング・ダイエット2.0のススメ」
火・木・土 「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」

 ダイエットブログ、各フェーズごとの曜日は、しばらくのあいだ「月曜・・・初級」「水曜・・・中級」「金曜・・・上級と雑談」という感じ。
 オタクブログの方は「火曜・・・週アスこぼれ話」「木曜・・・実写ヤマトファンクラブ」「土曜・・・その他」にチェンジ。

 「岡田斗司夫のブログが毎日読みたい!」と言ってくれる方には本当に申し訳ないんだけど、しばらくは二つのブログを交互に追いかけてもらえるとうれしいです。
 twitterの公開読書も、しばらくお休みします。でもつぶやきは時々続けるから、フォローミーなどはいつでもどうぞ。

 じゃあ、今日もこれから第六章峠に登ってきます。
 遭難しないようにしなくちゃ。

 今日はここまで。
 じゃ、明日は「岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ」でね。

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2010年1月16日 (土)

「雑談」 禁断のダイエット

 「ダイエットの裏情報、ありますか?」
 そう聞かれることがある。
 セレブしか知らない情報、ハリウッドスターたちだけが秘密にしているダイエット術。
 残念ながらそんなものはない。世界一アブク銭に恵まれ、世界一減量に苦しんでいるアメリカのプロボクサーたちがマジメに食事療法で減量してるんだから、5億や10億払ってもどうにもならない。
 それがダイエットだ。

 「じゃあ、本当に本に書かなかった裏情報、無いんですか?」
 そう聞かれると困る。
 実は、あるからだ。

 でも、あんまり書きたくない。
 まず、僕自身が効果を疑ってるから。
 あと、あんまり体に良さそうな気がしないから。
 だから自分で試していない。試してないことは人にも紹介できない。
 なので、今日の話はあくまで「面白いけどアヤシゲなヨタ話」として読んでね。

 三才ブックスという出版社から数年前『デッドリーダイエット』という本が出た。
 当時、その出版社と仕事していた僕は「面白いですよ!」とこの本をもらった。
 たしかに面白い。
 いままで誰も語らなかったドーピング・ダイエット、つまり「薬によるダイエット」が事細かに書いてあるのだ。
 大半の薬は日本では未発売。しかし海外通販で個人で簡単に取り寄せできる・・・

 本当かよ!だったら薬で痩せるのが一番ラクチンで効率いいじゃん!
 驚いたけど、でも僕には自分で試す勇気はない。

 この本の中でもまだ一番怖くないのが、たとえば鎮痛剤常用によるダイエット効果。
 頭痛薬のアスピリンは日本でも普通に薬局で売っている鎮痛剤だ。鎮痛効果以外にも血液をドロドロにする成分「トロンポキサン」が絡まり合うのを防ぎ、脳血栓や心筋梗塞を予防する働きがあるので、米国では心臓病への予防薬として常用している人が多い。
 ところがこのアスピリン常用者からダイエット効果があった、という報告があり調べたら、毎日一錠、300ミリグラムの錠剤を飲むと消費カロリーが10%前後することがわかった、とこの本では紹介されている。

 その他、ヒト成長ホルモンを飲んで、普段通りの生活してるだけで筋肉UPとか、ぜんそく薬を飲んで脂肪燃焼だけど死亡報告もあるので注意が必要とか、とにかくおっかない情報が満載だ。
 まさにデッドリーダイエット。
  amazonでも「本としては面白い」というレビューは並んでるけど「これで痩せました!」という報告はない。
 う~ん、やっぱり怖いなぁ・・・

 というわけで、時々は「ダイエットの裏話」なども書いていきたいと思います。
 「アヤシゲなヨタ話」として読んでね。調べたい人は該当の本を入手して自己リスクで!
 読むだけなら本当に面白い。来週のダイエット・イベントでも紹介してみるね。

1月22日(金)「岡田斗司夫の『レコーディング・ダイエット』ナイト!」
全国のダイエッターたちよ、集合せよ。
「太る努力」を止めただけで、人生はこんなに楽しい!
ゲストは、漫画家の倉田真由美さん。
過去、レコーディング・ダイエットに挑戦して、挫折した経験を持つくらたまさん。出産後のカラダをどのように引き締めればいいの? 
教えてください、岡田さん! 場所   ロフトプラスワン 03-3205-6864
〔〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2〕
問合せ ロフトプラスワン 03-3205-6864

【出演】
岡田斗司夫(評論家)
倉田真由美(漫画家)
会場に集まったダイエッターのみなさん他
【司会】坪井陽一(編集者)
Open19:00 / Start20:00
前売¥1500/当日¥2000(+飲食代)
※前売はローソンチケットで1/8(金)発売開始【Lコード:33844】
※当日ダイエット割引あり。写真と3ヶ月分の記録を証拠に持ってくると500円割引。

 今日はここまで。
 明日は日曜だから、じゃまた月曜にね。

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2010年1月15日 (金)

「再加速」 サイン会御礼

 有楽町・三省堂のサイン会からたったいま戻ってきたよ。
 参加してくれたみなさん、お疲れさま!
 定刻になったら店内放送で挨拶を、と言われて大いにビビったよ(笑)

 今日、サイン会に来てくれた人たちの半数は「これからダイエットします」
 残り半数が「ダイエットに成功しました」
 いや、驚いたよ。レコーディング・ダイエット成功者、それも20キロとか50キロという猛者があんなにいるなんて!
 太っていた時代の写真を見せられても、なんだか「相撲取りしてる兄です」みたいな感じで、目の前にいる人の1年前の姿とはなかなか信じられなかった。

 で、一人の女性がちょうと再加速期の後だった。
 彼女は1年ほどで20キロを落として、「でもあと4キロを落としたいんです」と訴えた。
 わかるなぁ。でも最後の4キロの峠はけっこうキツいぞ。

 キツいといっても、しんどいわけじゃない。
 これまでみたいに「毎週1キロ落ちる」とか「毎月1~2キロは確実に減る」という効果に自信が無くなってくるからだ。
 僕自身の例で言うと、 「いつデブ」の単行本を書き上げた時点で65キロ。
 それが62キロに達する最後の3キロは、9ヶ月ぐらいかかったと思う。
 一瞬落ちたことはあるんだけど、変動なくその体重で落ち着くのにはやっぱりこれぐらいかかるんだよね。

 ただし、この再加速のあとの期間が長いからこそ、レコーディング・ダイエットはリバウンド率が低い、とも言える。悪いことばかりじゃないんだよ。
 今回のサイン会に来た人には「レコーディング・ダイエットで10キロ落としたんですけど、その後5キロリバウンドしてしまって」と言う人もいた。
 まるで「ダイエット失敗しました。すいません」みたいな口ぶりだ。
 ちょっと待って!そんな風に自分を責めちゃダメだよ。
 君は「リバウンドしてダイエットに失敗したんじゃない。
 ちゃんと「5キロも成功した」んだよ。
 
 「5キロリバウンドした」の部分ばかり見ていると、ダイエットなんてしんどくてやってられない。当たり前だよ。
 でも、それよりも「ちゃんと5キロ減らした」という結果を評価してあげよう。
 生徒の悪いところばかり見る、減点主義の教師みたいに自分を見ないでね。

 出来た部分や、やる気はちゃんと評価してあげよう。
 体重を計っただけでも。昨日の私に比べて進歩!
 「レコーディング・ダイエット決定版」を買っただけでも、去年の私に比べて偉い!

 まず、そこからはじめようね。
 今日のサイン会のあと、帰り道でそんなことをずっと考えていた。
 早く伝えたくて、ちょっと変な日本語かも知れないけど、まぁゆるしてね(笑)

 今日はここまで。
 じゃあ、また明日ね。


 

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2010年1月14日 (木)

「巡航」 そろそろ運動もしてみようか?

 巡航期は、いろんなことを試してみる期間だ。
 コアリズムでもリンパマッサージでも、人からすすめられたりテレビで見たダイエット法をいろいろ試してみよう。
 いや、「いろいろやらないとダメ」というわけじゃないよ。ダイエットしてると周囲から「これもやらなくちゃ!」とか教えられちゃうから、そういうのを取り入れてもかまわない、という程度に考えてね。
 
 この段階で運動するのは効果的だ。
 僕も巡航期あたりから、毎日1時間の散歩を心がけた。実際には週に3~4回なんだけど、ま、気持ち的には「毎日」というところで(笑)

 食事で体重が落ちてからの運動は、効果がある。両立が理想だと僕も思っていたけど、ひょっと違うみたい。
 幻冬舎新書の「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」山本ケイイチには、こんな面白い話が載っていた。


「雑誌には筋肉をつけると基礎代謝があがって痩せるとあるが、筋肉を1キロ増やしても上がる代謝量は一日360kcal程度。しかし筋肉を1キロ増やすにはボディビルダーでも一年かかる。それも専門のトレーナーが管理して栄養コントロールしたらなんとか可能、というレベル。いくら食べても太らない、というレベルにまで筋肉量を増やすには10年以上かかる」

 この本は、筋肉トレーニングのメリットだけでなくデメリットもちゃんと正直に書かれていて、僕は信頼できるな、と感じた。
 巡航期に入った人、数週間ぐらい体重に変化が無くて、「ちょっと運動でもやってみようかな?」と思った人はぜひ読んでみてね。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

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2010年1月13日 (水)

「上昇」 フェーズの切り替え時期について

 レコーディング・ダイエットについての質問で、「各フェーズの切り替え時期」というのがよくある。
 たとえば「しばらくカロリー計算、つまり離陸を続けています。これ何日ぐらい続ければいいんでしょうか?どのタイミングで上昇に映ればいいんでしょうか?」みたいな質問だ。

 うん、聞きたいことはわかる。
 でも○日ぐらい、という正解はない。「人によって違う」としか言いようがない。

 切り替えのタイミングは「平気になったら」だ。
 毎日、食事記録をつけるのが習慣になって、ストレスを感じなくなってきたら「助走」から「離陸」へ移れる。
 同じく、カロリー計算が当たり前になって、毎日30分程度のカロリー調査&記入が当たり前になってきたら、そろそろ「離陸」から「上昇」の時期。
 
 たいていの人は、早く痩せたいと思うあまりできるだけ「助走」「離陸」を短く済ませて、早く「上昇」に移ろうとする。
 でも、「離陸→上昇」のチェンジはレコーディング・ダイエットの期間中でも、最もハードルが高い部分なんだ。
 ここで急いだら、短期的に体重が減ろうとも、すぐにダイエットそのものがイヤになっちゃうよ。

 参考までに、僕は「助走」を6ヶ月も続けた。
 だから離陸は1週間ほどで終われた。
 まぁ僕みたいに助走を半年もするのはバカみたいかもしれない。
 でも、その期間もちゃんと痩せてたんだから、それでいいんだ。
 「体重が減っている」という効果が出ているなら、無理にフェーズを進める必要はない。
 急がずに、それよりも「ダイエットを楽しむ」ことに注意を集中してね。

 みんなはどうやってフェーズの切り替えしたのかな?
 コメント欄の書き込み、楽しみにしてます。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

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「雑談」 明日・あさってを見逃すな!

 文春文庫「レコーディング・ダイエット決定版」「同 手帳」を買って、はじめてここに来た人、こんにちは。
 岡田斗司夫です。
 ここは日曜祝日以外は、ほぼ毎日更新しているレコーディング・ダイエットのブログです。
 内容や雰囲気は過去2週間ぐらいの日記を見てね。あとコメント欄も面白いから必ず読んでください。
 質問があったら、左枠のカテゴリ「ダイエットQ&A」というジャンルがあるから、そこに書き込んでみてください。

 今日の話題は三つ。
 「水曜・木曜に車内吊りがでるよ」「金曜日・有楽町のサイン会に来てね」「来週金曜は新宿でレコーディング・ダイエットのイベントがあるよ」です。
 
①「水曜・木曜に車内吊りがでるよ」
Photo 1月13日(水)、14日(木)の二日間、こんな感じの車内吊りが出ます。
貼られる電車は以下の通りです。
●関東
 JR中央線
 JR京浜東北線
 地下鉄銀座線
 地下鉄丸の内線
 東急全線
 小田急線
 京王線(井の頭・新宿)
●関西
 JR大阪(快速)
●名古屋
 地下鉄
 
 
②「金曜日・有楽町のサイン会に来てね」
 今週の金曜日、有楽町の三省堂書店でサイン会をします。
 詳細はこちらでどうぞ。
Photo_4

 サインだけじゃつまんないので、当日はこのスタンプを持っていって「スタンプ&サイン会」にしちゃいます。
 待ってるので、近くの方はぜひ来てください!
 
 
③「来週金曜は新宿でレコーディング・ダイエットのイベントがあるよ」
 以下は文藝春秋から届いた告知文ね。
*******告知文開始******
 文庫「レコーディング・ダイエット決定版」(文藝春秋)発売記念!
 1月22日(金)「岡田斗司夫の『レコーディング・ダイエット』ナイト!」
 全国のダイエッターたちよ、集合せよ。「太る努力」を止めただけで、人生はこんなに楽しい!
 ゲストは、漫画家の倉田真由美さん。過去、レコーディング・ダイエットに挑戦して、挫折した経験を持つくらたまさん。出産後のカラダをどのように引き締めればいいの? 
 教えてください、岡田さん!
場所   ロフトプラスワン 03-3205-6864
〔〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2〕
問合せ ロフトプラスワン 03-3205-6864
【出演】
岡田斗司夫(評論家)
倉田真由美(漫画家)
会場に集まったダイエッターのみなさん他
【司会】坪井陽一(編集者)
Open19:00 / Start20:00
前売¥1500/当日¥2000(+飲食代)
※前売はローソンチケットで発売中【Lコード:33844】
※当日ダイエット割引あり。写真と3ヶ月分の記録を証拠に持ってくると500円割引。
*******告知文終了******

 今日はここまで。
 明日からまた、いつものダイエットブログに戻ります。
 じゃ、また明日ね。
 

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2010年1月 9日 (土)

「ダイエット雑談」 いよいよ書店で発売!

 文藝春秋社から出た二冊の文庫「レコーディング・ダイエット決定版」「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」がそろそろ本屋に並びはじめた。
 都内の大手本屋では昨日あたりから並んでいるところもあるみたいだけど、日本全国に配本が完了するのはこの週末。

 ダイエット系の本にしては表紙や色味、ちょっと良い感じに仕上がってるんだ。
 ぜひ実際に手にとって確かめてね。
 で、ついでに前書きや後書きだけでも、立ち読みしてください。

 もし、月曜になっても近所の本屋になかったら、それは「入荷しない」という意味だと思うよ。
 ネット書店などで注文を考えてみてね。
 注文した本がセブンイレブンで受け取れるセブンネットショッピングなら、ちゃんと手帳も売ってるよ。受け取りをセブンイレブンに指定したら送料もタダみたい。

 
 「レコーディング・ダイエット決定版」
 「レコーディング・ダイエット決定版 手帳」

 大阪へ行かなきゃいけないから、今日はここまで。
 月曜は祝日だから、次回の更新は来週火曜です。
 じゃ、また来週ね。

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2010年1月 8日 (金)

「再加速」 痩せると寒いよ

 ダイエットで痩せる、というのは良いことばかりではない。
 再加速あたりのダイエット終わりの時期、特に今の季節に感じるのが、
「え?痩せたらこんなに寒いの!?」という事実だ。

 よく言われることだけど、太ってるときは脂肪という特上品の防寒具に包まれていた。
 以前の僕は毎年、クリスマス直前まで薄着、具体的に言うとTシャツの上にナイロン製ジャンバーだけで平気だった。
 いや、それだけでも電車に乗ると汗をかいてたぐらいだ。

 痩せだしてから、一回目の冬はまだ余裕だった。
 しかし体重が目標値にまで落ちて、巡航期を過ぎて再加速や卒業間際の冬になると、これは寒い!
 今の僕はヒートテックが手放せない、寒がりさんになってしまった。
 真夏でもエアコンの効きすぎた席には近寄らないぐらい。
 人間、変われば変わるものだねぇ。

 最多期には45%もあった体脂肪も、いまや14%ぐらい。日によって12%~17%の間を上下している。
 インタビューで「痩せて損したこと、ありませんか?」と聞かれても意地でも答えないけど、やっぱり正直、痩せると寒いよね。
 太ってて暑いのよりはマシな気がするんだけど、それでも今の時期だけは「太ってた頃の方が暖かくて幸せだったかな?」とか思ってしまう。

 贅沢な悩みだよなぁ。
 なんだか、豊かになった現代に「昔は貧しくても夢があった」とか懐かしむようなものかもね。

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

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2010年1月 7日 (木)

「巡航」 ヤバい組み合わせ

 「こうやったら痩せる」という話じゃなくて申し訳ないんだけどさぁ。
 どうしても我慢できないから、ここに書かせてね。

 どうして。
 どうしてあンなに、粒あンと生クリームの組み合わせは美味しいンだよッ!(小池一夫風シャウト)

 誰でも「これには弱い」という食材がある。
 目の前に出されたら、ダイエット中だろうがなんだろうが、気がついたら口いっぱいにほおばってしまうような料理とか。
 たとえばカレー。あの官能的な香りを嗅いでしまったら、体勢立て直しにはしばらく気力と時間が必要だ。数十秒間は頭の中がカレーでいっぱいになっちゃうからね。

 で、僕は小倉あん+生クリームの組み合わせに、もう全然弱い。
 あまり香りがしないので助かっているけど、ひとくちでも食べちゃったら、本当に止まらなくなる。
 粒あんの上にソフトクリーム載せられただけで、最後まで食べちゃう。
 近所のサンドイッチ屋に「小倉&クリーム」というそのものズバリのサンドイッチ売ってるけど、僕が死ぬ前に食べたいのがこれだ。
 食パンの微妙な塩気が、小倉の、生クリームの甘さを引き立てて、もう・・・

 あ~、いかんよな~
 また食べたくなっちゃう。
 ダイエット中は、このサンドイッチを食べるときは「すっごく頑張ったときのご褒美」と決めていたんだけど、すると週に2回も3回も頑張ったことにしてしまいたくて、困ったんだよな~。

 ヤマザキランチパックにも「小倉&マーガリン」という賞品がある。
 危なかったよな~、これマーガリンで助かったよ。生クリームだったらヤバかったな~。

 たぶん人それぞれ、「実はこれには弱い」「これを出された日は、もうダイエットあきらめる」という食品や組み合わせがあるはずだ。
 僕の場合、さいわいにも小倉&生クリームという組み合わせはあんまりメジャーではなかったので、ダイエット的には楽だった。
 でもこれが「シャケおにぎりに弱い」とかだったら、ダイエットたいへんだろうね。
 「食パンを食べないと気が狂いそうになる」とかさ。

 あ、あとダイエットイベントの前売りが明日から発売になるので、告知を再掲載します。
 当日の差し入れは・・・小倉&生クリームサンドイッチだけは勘弁してね(笑)

 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

****************告知文開始***************
文庫「レコーディング・ダイエット決定版」(文藝春秋)発売記念!
1月22日(金)「岡田斗司夫の『レコーディング・ダイエット』ナイト!」
全国のダイエッターたちよ、集合せよ。
「太る努力」を止めただけで、人生はこんなに楽しい!
ゲストは、漫画家の倉田真由美さん。
過去、レコーディング・ダイエットに挑戦して、挫折した経験を持つくらたまさん。 出産後のカラダをどのように引き締めればいいの? 
教えてください、岡田さん!

場所   ロフトプラスワン 03-3205-6864
〔〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2〕
問合せ ロフトプラスワン 03-3205-6864

【出演】
岡田斗司夫(評論家)
倉田真由美(漫画家)
会場に集まったダイエッターのみなさん他
【司会】 坪井陽一(編集者)
Open19:00 / Start20:00
前売¥1500/当日¥2000(+飲食代)
※前売はローソンチケットで1/8(金)発売開始【Lコード:33844】
※当日ダイエット割引あり。写真と3ヶ月分の記録を証拠に持ってくると500円割引。

****************告知文終了***************

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2010年1月 6日 (水)

「上昇」 自分の積載量を知ろう

 さて、さっきまでの続きね。

 僕が最初にやったのは、「自分の積載量を知る」、つまり仕事分量のレコーディングだ。
 仕事だけじゃなくて、散歩とか掃除とか買い物、時々は映画を見に遠出したい。
 そういう日常の細々とした「作業」について「疲労度・ストレス度」で数値化してみた。
 この数値、いいかげんでかまわない。
 記録していけば、そのうち精度が上がる。それ程度でいいから、とにかく記録を取る。

 すると徐々に、「ストレスのない仕事分量」=積載量がわかってくる。
 そしたら、その積載量をもとに仕事やプライベートをスケジューリングすればいい。

 やったらわかるけどさ、あんがい自分の積載量って少ないよ。
 特にストレスや気力の消耗まで計算に入れると、いま毎日が疲れてる人なら半分~1/3が適切なんじゃない?
 生きるためには仕事減らせないのはわかるから、まず「仕事一つあたりの負荷」を減らし、同時に体力増強をスケジュール最優先で考えた方がいいだろうね。
 僕みたいに。

 ちょっとダイエットとは外れるけど、体に大事な話なので書いてみた。
 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

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「離陸」 体力はトラックの積載量と同じ

 いやー、ごめん。
 昨日は疲れて寝ちゃって、ブログが更新できなかった。
 去年までの僕なら、深夜に起きたときとか夜中でも無理やり書いて更新したんだけど、今年はやり方を変えたんだ。

 月曜に書いたとおり、「風邪を引かないように事前に打てる手はすべて打つ」。
 仕事の予定や毎日のスケジュールを守って、それで風邪引いちゃうんなら、それは予定やスケジュールが間違っている!
 体力というのはトラックの法定積算量みたいなものでさ、 「これぐらい載せられる(頑張れる)」とわかってるから、ついつい無理しちゃうんだよね。
 でも無理すると事故(病気)の確率がどんどんあがってくる。

 仕事の予定やスケジュールを守りながら、毎日疲れすぎず病気もしない。それが自分の「法定積載量」だよ。
 これを守らないと排ガス(ストレスによる飲酒過多など)とか、いろんな不都合が起きる。

 で、昨夜は「積載量を超えたな」という自覚があったので、さっさと寝ちゃった。
 今日は朝から、これからのスケジュール組み直しをしたよ。思ったより少ないと判明した「自分の積載量」をベースに。

 今年の僕の最優先は「積載量のUP」、つまり体力の増強だなぁ。
 あと、個々の仕事について余分なストレスを軽減すると、「仕事一つあたりの負荷」が減る。
 好きでやってる仕事なんだから、仕事自体は減らしたくない。減らすべきは「必要じゃない負荷」なんだよね。

 おっと、長くなった。
 続きは次の日記で。

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2010年1月 4日 (月)

「助走」 あけましておめでとう

 新年、最初のブログです。
 まだお休みの人も多いのかな?
 僕は今日から仕事開始。

 実は31日の午後ぐらいから悪寒と気持ち悪さを感じて、その夜には吐き気しながら寝付いちゃった。
 で、除夜の鐘も紅白も関係なく、ベッドでのたうってたんだよ。
 いや~、なかなかしんどい正月だった。
 最後の最後まで働いていたからね、たぶん過労だったんだけど自覚のない分、いきなり気がゆるんで風邪引いた、という感じ。
 とりあえず今年の目標は、「一度も風邪引かず倒れない」だね。
 どれぐらい事前防衛が可能か、実験してみようっと。

 さて、「助走」の話ね。
 食事記録を「隠れて書く」タイプの人ってあんがい多いみたいね。
 僕は気にしない質だから、レストランでも堂々と書くよ。
 人に見られたら「ほら、こうやって書くんだ」って見せちゃうぐらい。
 人目を避けて書いたら字も汚くなるし、ストレスになって食事は美味しくなくなるし、というのが僕の感想。

 でも僕だって、最初からこんな「おおざっぱ・気にしない」タイプじゃなかった。
 どちらかというと「食事中にメモなんか、マナー違反じゃないのかな?」と気にする小心者だったんだ。
 メモなんかしてたら、お店に失礼な気がするし、食事に集中してないと思われちゃう。
 点数やランクつけてるようにも見えるし「そのメモ、あとで何に使うんですか?」と聞かれたらなんと答えよう、とかすっごく悩んだ。
 だから最初の頃、メモは食後に店の外で書いていた。
 または店のトイレね(笑)

 でも、半年もメモしてると、だんだん平気になってきてテーブルでメモするようになった。
 コース料理では、お皿を交換してる間に堂々とメモ取れるようになっちゃった。
 だって、マナー違反というなら食事中の大声のお喋りの方が周りに迷惑だよね。
 店員の態度ひとつひとつにクレームつける客も迷惑だし。
 それに比べれば、個人用の食事メモなんか全然迷惑じゃない。

 まぁ最初からそういうふうに割り切れるワケじゃない。
 なにより、ちょっと恥ずかしいしね。
 太ってる人がメモしてたら「あ、レコーディング・ダイエットやってるんだ」って人に見られるのも恥ずかしい。

 でもね、ダイエットやってるというのは、いずれ周囲にわかるよ。
 だって痩せちゃうんだもん。痩せたら「どうやって痩せたんですか?」って聞かれるに決まってる。
 その時になってはじめて「実はメモしてた」って答えて、「え?メモしてるの見たこと無いけど、どこでしてたの?」と聞かれたときに、僕みたいに「え~、トイレで」って答えるのは、もっと恥ずかしいよ(笑)

 どっかの段階で気持ちにふんぎりつけて、隠れずにメモ取った方がいいと思うんだ。
 ちょっと男性的な考えかな?
 女性はそういう考えはできない?

 みなさんの考えも、教えてください。
 今日はここまで。
 じゃ、また明日ね。

 あ、今年もよろしく!

 

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