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2010年3月29日 (月)

世界でいちばんFREEな男

 この一連のシリーズは二つのブログ(「岡田斗司夫のゼネラルプロダクツ」「レコーディングダイエット2.0のススメ」)の交互で進行しています。
 最初から読む場合は、この日記からスタートしてください。

 
 準備はできた。
 いよいよ話をはじめよう。
 
 2010年2月19日、新宿ロフトプラスワンの「岡田斗司夫のひとり夜話 第六回」会場。
 この夜来てくれた人たちはみんな僕の「ファン」だ。わざわざ金曜の夜に、ちょっぴりおっかない新宿・歌舞伎町の地下2階まで2000円のチケットをローソンで予約して来てくれている。
 サラリーマン風の人、フリーターっぽい、あるいはアーティストっぽい人。お母さんっぽい年配の女性や、女子大生風の人も数人。あきらかに僕より年配の「人生の達人」っぽい人までいる。
 
 最初は会場アンケートを話したり、ドラゴンボールの話でお茶を濁したりした。
 なかなか話し始める勇気が出ない。
 
 だって、自分のファンに「狂った」話をしなくちゃいけないんだよ。
 怖くて当たり前じゃないか。
 その場でtwitterされて、あっというまにいろんなところで笑いものにされるに決まってる。
 
 でも、もう逃げられないんだよな。僕の人生も、これからの仕事も、次回から「ひとり夜話」をどうするかという枝葉末節まですべてこれからの話にかかっている。
 
 壇上のウーロン茶を飲んだ。
 いつもの儀式をやってみよう。
 深呼吸して、小さな声に出してつぶやく。
「大丈夫、みんな僕のことを好きだから。僕の話を聞きたいと来てくれた人たちだから、怖がらなくて大丈夫」

 可笑しいだろう?僕は大学の講義の前ですら、この儀式をやっているんだよ。
 自分の子供よりも年下の人に話しかける時でも怖くてたまらない。
 無視されたらどうしよう。
 目の前で携帯メールとかされたらどうしよう?
 だから声に出して言うんだ。
「みんな、僕のことが好きだよ。大丈夫」って自分に言い聞かせる。

 よし、大丈夫。
 Go!
 
 満席の観客に向かって、僕は「あなたの物語」を語りはじめた。
 
 僕の話じゃない。客席に座っている人や、「いつか、ひとり夜話に行きたいな」と思ってくれている人の話だ。
 400通以上のメール「私はこんな人です」という自己紹介メールで、僕はいろんなことを教わった。
 仕事も立場も年齢も性別も、住んでる国まで予想もしないほど多彩多様な人たち。
 
 岡田斗司夫をどこで知りましたか?・・・回答「マンガ夜話」「アニメ夜話」「GyaOジョッキー」「朝生」「しゃべり場」「いつデブ」「オタク学」「ナディア」「DAICON」。
 いろんなキッカケで僕を知ってくれていた。
 キッカケや間口は広くても、いずれブログにたどり着き、このイベントに集まってくれている。
 「昔、ちょっとだけ岡田さんにハマりかけました」「でもずっと遠ざかっていて・・・」「正直、岡田さんのことが嫌いな時期の方が長かったかもしれません」
 
 共通した特徴?みんな理屈っぽい、または理屈が好き、というぐらいかな?
 僕の語る面倒な論法、たとえば倒置とか演繹とか類推とか外挿とか、ありとあらゆる「理屈っぽいけど楽しい話」を心から愉快そうに聞いてくれる。
 
 メールを紹介し、僕は「君たちと仲間になりたい」と話しかけた。
 そう、僕は彼らと、あなたと仲間になりたいんだ。
 いっしょに「仕事」して、同じ目標を見ながら進む生涯の仲間に。
 
 多くのメールを見て思ったよ。
 みんな「こういう話」ができる仲間を探している。僕の話をずっと聞きたいと言ってくれる。だったら「お客さん」じゃなくて仲間になろう。
 
 なんだかね、僕は「責任」を感じちゃったんだ。余計なお世話と言われるかもだけど、客席やその向こうにいる人たちの「面倒を見なきゃいけない」って思った。
 
 よし、わかった。
 希望者はみんな、我が社の社員にしよう。
 
 僕はそう宣言した。
 
「ただし、普通の会社とは違う。この会社は『社員が社長に給料を払う』んだ」
 
 全員が息を呑む。
 ここだ。ここがオセロ盤の角地。すべてのコマが黒から白にひっくり返る勘所。
 貨幣経済社会から評価経済社会への転換点。
 世界は、ここから変わる。
 
 ノート術やトーク術を知りたい、教えて欲しいという人もいる。
 でも、教えることができても、たぶん使いこなせるのは10%以下だ。
 それよりいっしょに仕事しようよ。仕事の中でノート使ったら、ずっと「わかる」よ。いっしょに仕事したら企画術でも発想法でも論理的な見方でもブログの書き方でも文章法でも、なんでも僕の知ってることは教えられる。
 いや、教えるどころじゃない。「ちゃんと身につけないと仕事が成功しない」から、僕も教わる方も必死になる。
 イベントやセミナーの一回きりの関係じゃないから、ずっと近くで成長やつまづきを見ていられる。
 これなら成功率は10%じゃないだろう。悪くても30%~50%はいくはずだ。
 
 でも、せっかくだから「それ以上」を目指そうよ。たとえば「ノート術」だったら、いっしょにノート術を実践して、欠点や改良点もいっしょに探そう。で、それを原稿に書いて、ブログで無料で公開しよう。
 
 「ひとり夜話」もいっしょに作ろう。ディズニーランドは、遊びに行くのは楽しいけど、あそこで働いてゲストに喜んで貰うのはもっと楽しいよ。「ひとり夜話」が面白いなら、いっしょに作る側にまわろう。映像記録を撮影して、世界中に無料で配信しよう。
 こんな「仕事」をいっしょにしよう。

 オタキングexというのがその会社名。exとはエキスパンド、すなわち「拡張版」のことだ。
 会社であり、学校であり、家族である組織。
 仕事をするから会社。教えるから学校。仲間だから家族。
 ただの会社のように「イヤな仕事をする場所」「早く帰りたい場所」じゃない。
 ただの学校のように「意味や興味のないことを詰め込まれる場所」でもない。
 ただの家族のように「自分のことを相談できず、すぐに自室に引きこもりたいような場所」でもない。
 
 仕事をしたら仲間から感謝される。しなくても責められない。
 勉強すればその成果を活かせる。でも遊んでるだけでもかまわない。
 単に仲良くするだけでもいい。でも本音でいつも語り合える。
 
 この会社は利益をあげなくていい。創り出すコンテンツはすべて、基本的に世界に向かって無料で配給する。
 給料は毎月1万円。月割りのクレジットカードまたは一括払いの年間契約だから一年で12万円を払わなきゃいけない。
 その12万を投資するメリットは?
 いっしょに働ける。世界に奉仕できる。たったそれだけだ。
 これに納得できる人。それだけが入社の条件だ。
 
 じゃあその12万はどこに行くのか?
 僕の生活費と活動費になる。僕は今後、社員からの給料以外は外部からの仕事をできるだけ無料で引き受けようと思う。
 もちろん、社員数が少ないうちはやっぱりギャラや原稿料を貰うしかない。でも、目指すべきは「岡田斗司夫のギャラや印税はゼロ」、つまり岡田斗司夫のFREE化だ。
 つまり、僕は世界でもっとも「安い」男になるんだ。(笑)
 
 それが僕の望みだ。「世界でもっともFREEな男」。
 そして僕がいっしょに働きたい仲間は「年に12万円払ってでも、世界のために働きたい人」なんだ。
 
 え?社員が1000人とか越えて、僕の月収が1000万を超えたらどうするか?
 そんなの心配しなくてもあり得ないと思う。
 だけど、大丈夫だよ。
 僕がちゃんと、社員みんなが「さすが社長、カッコいい!僕らの自慢ですよ!」って思うような使いっぷりをみせてあげる。もし、くだらない使い方や社員から評価されないような使い方したら、翌年から社員は激減するだろう。
 そうしたら、もう僕には何も残らない。
 だって全部、FREEでばらまいちゃった後だからね。
 だから、僕は何億円集まろうとみんなが胸を張って「カッコいい!」と思える使い方しかやっちゃいけないんだ。
 
 質問コーナーに入った。
 いくつかの質問が客席から出る。
 
 
 
「年間12万円払えるような余裕のある人じゃないと社員になれないんですか?」

 うん、そうだよ。言い方は悪いかも知れないけど、自分に余裕がなければ人のためには動けない。もしいま、経済的に余裕がないなら、我が社のコンテンツを無料で楽しむだけでいい。いずれ余裕が出たらいつでも言ってね。我が社は誰も拒否しないから。
 
 
 
「これって宗教じゃないんですか?岡田さんが教祖でお布施を支払って、という」

 宗教みたいな「良いもの」じゃないよ。我が社が目指すのは、世界征服だもの。
 我が社の目的は「貨幣経済社会の転覆」なんだよ。社員は年間12万も払って、ボランティアで世界征服しようという面白結社なんだ。
 電脳ネットにより貨幣経済社会は急速に地盤液状化を起こしている。そして次に来るのは評価経済社会だ。この社会変革、パラダイムシフトの時期こそ、人々にとっては変化の苦痛がもっとも大きい時代だ。
 この苦痛を緩和することこそ、我が社の目的。だから我が社は経済的な利益をいっさい追求しない。評価的な利益、すなわち「世界に感謝されることだけ」を追求する会社なんだ。
 ボランティアで世界征服だよ。
 どう?カッコ良く狂ってるだろう?
 
 
 
「私は公務員やってるので、兼業は禁止されてます」
 
 じゃあ会社だと思わずに学校だと思えばいい。年間12万円の「定額制ビジネス学びたい放題プラン」だと言えばいいよ。領収書はちゃんと「研修費」で出すから安心しなよ。
 
 
 
「なぜ社員が給料を払うのですか?」

 なぜ・・・。う~ん、実は普通の会社も「社員が会社に支払っている」んだけどね。たとえば年収300万の社員がいるとしよう。会社が彼を雇用しているからには、年間700万程度の利益があるはずだ。でないと会社に利益が残るはずないからね。つまり普通の会社も視点を変えると「社員は会社に年400万支払っている」とも言えるんだよ。
 あとね、僕たちがはじめるこのシステムは世界初だけど、成功すると世界中で模倣者がでてくるよ。だってこのシステム、無限に応用が効くもの。
 ミュージシャンはコンサートを、これまでの5倍の料金で開けばいい。お金を払った人は前列で、後ろの席はすべて無料で開放する。そうすればお金がない人もコンサートが聴ける。コンサート後はその音源を無料で配信すればいい。で、打ち上げパーティーはお金を払った人とミュージシャンがお近づきになる場にすればいい。これ、落語でも演劇でもすべてのステージで応用可能なシステムでしょ?
 今のは単なるFREE化だけど、オタキングexはその先に進んでいる。無料から利益なんか生まなくてもいい。評価だけ得られればいいんだ。
 異論はあるだろうけど、この発想の転換によって広がる可能性に着目して欲しい。
 
 

「なぜ年間12万なんですか?もっと安くてもいいんじゃないですか?」

 言い方は悪いかも知れないけど、これ「互いを信じるための値段」なんだよ。僕は入社してくれた人は全部、自分の家族だと思う。仲間だと信じる。だからこそ、ハードルはあげておきたい。これだけ払ったら、人は礼儀正しく誠意ある態度で振る舞うよ。だって、安かったら別に辞めても惜しくないから、いくらでもヤケクソにもなれるし誠意のない振る舞いもできる。
 ここまでの説明で入社を考えられる奴というのは、絶対に「頭が切れる」か「底抜けに善良」か、またはその両方だ。そういう人たちと仲間になりたいから。
 
 ここまで説明したら、イベントの終了時間が来た。
 最後の質問だ。
「岡田さんの目的は、なんですか?この会社でなにをしたいんですか?」

 僕の答えは決まっている。
「人類の苦痛の0.3%を軽減する。それがこの会社の唯一の目的です」
「どうやって?岡田さんの著作や『ひとり夜話』を無料で公開することが、なぜ人類全体に関係してくるんですか?」

 この質問には答えられる。でも、もう時間がない。
「とりあえず来週の日曜、社員説明会をします。今の質問にはその場で答えます。参加希望者は僕あてに『御社に興味があります』という題名のメールを送ってください」
 僕は説明し、これでイベントを終わろうとして、ふとイタズラ心が沸いた。
 
 非常識かな?
 いや、やりたい!
 
「すいません、あの、みんな目をつぶってください。全員、目をつぶってください!」
 僕は呼びかけた。数人が意図に気づき、笑い出した。
 つられて全員が笑う。
 
「いいじゃん。お願いだから目をつぶって!」
 やがてイベント会場の全員が目をつぶった。両目をしっかり閉じてクスクス笑う。まるで修学旅行の小学生みたいだ。
 小学生のような、150人の観客。
 そう、いまはまだ観客。だけど、ひょっとして生涯の仲間になるかもしれない人たち。
 
「ぶっちゃけの話、ここまでの説明で『入社してもいい』と思う人、目をつぶったまま手を挙げて!・・・はい、わかりました。じゃあ『絶対に入社はあり得ない!』と思う人、手を挙げて!」

 イベントはここで終了した。
 楽屋に帰ると知人の編集者が「ここからは見えなかったんです!いったい何人が手を挙げたんですか?」と勢いこんだ。
「ふふふのふ。それはヒ・ミ・ツ」

 ふしぎな気持ちで中央線に乗り、吉祥寺へ向かった。
 手を挙げた人数、いったいあれは多かったのか、少なかったのか。
 どう解釈すればいいんだろう?
 考えながら車内でメールチェックする。
 「入社します」というタイトル。
 
 なんだ?やけに気の早い奴だな。
 
「岡田さん、いえ社長!!
はじめてメール差し上げます。
ひとり夜話vol.6にて、御社の社員募集に
ついての構想を伺いました。
ぜひとも入社を希望致します。
本職といいますか、昼間の仕事では
フリーランスのプログラマをしています。
もしクレジットカードの月額課金について
既に心当りのシステムなどがないよう
でしたら、私は構築の経験は
ありますのでご相談ください。
取り急ぎ要件のみにて失礼致します。
○○淳也」

 すごい!
 こいつ、もう決心してる!
 しかも、かなり優秀そうじゃないか?
 
 あれ、ひょっとしてひょっとしたら・・・
 いけるんじゃないか・・・

 
 今日はここまで。
 続きは明日、「岡田斗司夫のゼネラルプロダクツ」でね。
 
 そう。すべてはFREEの世界へ向かっているんだ。
 オタキングex、あと四日ではじまります。

 今日のBGMはABBAの「Chiquitita(チキチータ)」だよ。

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コメント

思惑の違いは合うかもしれませんが、
立川談志師匠がやってる事と被って見えますね
勿論良い意味で

投稿: 2台目 | 2010年3月29日 (月) 08時52分

はじめまして。
レコーディングダイエットの前に、漫画だめんずうぉーかーで倉田真由美さんとの結婚について
の対談で岡田さんを知りました。
今はレコーディングダイエットに燃えています。
ディズニーランドで働いて喜んで貰えるのは楽しい、という例え、学生時代にディズニーランドで
アルバイトしていた私は凄く嬉しかったです。
岡田さん応援してます。

投稿: ふぉえめい | 2010年3月29日 (月) 09時12分

う~ん・・・。難しいですね。

フリーー化もお話の内容もとても良い考えだとは思うのですが、主婦の立場としては正直少々月1万円は辛いですね。出そうと思えば出せるけど、家族に説明するのが・・・。独身時代に自分がお給料を戴いて居た頃なら、例え大変でもすぐに参加したのですが・・・。

月5000円位とかなら私のおこずかいでも何とかなるのですが、小口の投資って言うか、株式みたいな感じでは無理かな?なんて少々都合のよい事考えちゃっています。

参加できないのが残念です・・・。

投稿: yu_suzu_me | 2010年3月29日 (月) 09時51分

> 大丈夫、みんな僕のことを好きだから。

『大丈夫』と『大好き』は魔法の言葉。
半世紀も生きてくると、そういうの解ります。

岡田さん、やるんですねぇ、いよいよ。
様々な「しがらみ」がなかったら、
私、早速挙手すると思います。
考えてみれば「夢の実現に月額1万円」ってことですよね。
過去に、1万円の出費は喜んで、いや、数万円でも、はかない夢を見てお支払いした自分が居りますが、今現在は「う~む」。

入退社は自由にできますか? …苦笑

投稿: りあるぴんく | 2010年3月29日 (月) 09時53分

参加者全員から会費を徴収ことが、「フリー」なんでしょうか。

一万円っていう金額の根拠も、よく理解できません。

「セミナー」とは、どこが違うのでしょうか。

投稿: | 2010年3月29日 (月) 09時58分

「ぼくたちの洗脳社会」にあった「スーパーディズニーランド(仮)」改良版ですね。
面白そうです。

投稿: RT | 2010年3月29日 (月) 13時32分

感想のみで失礼します。

微妙。
冒険者だなあ岡田さん。
しんどくならないといいけど。

これって究極の公人化ですよね。
いや、特定の人にだけ評価されればいいとも言えるしな・・・混乱中。

投稿: 第四解剖室 | 2010年3月29日 (月) 13時33分

 ダイエットの情報や交流を求めてこのページに来てる人、ごめんなさい。
 あと4日だけ続けさせてください。
 4月2日(金)深夜12時に新サイトがオープンします。そこでダイエット情報が交換できる新掲示板や「いつまでもデブと思うなよ」第1~2章の無料公開もスタートします。

投稿: 岡田斗司夫 | 2010年3月29日 (月) 14時06分

「評価経済社会」「人類の苦痛の0.3%の軽減」
そうかあれだ「受は地球を救っちゃう?」ってやつ。このお題目で東京ドームなんだ!
・・というのはO・T・T(おいといて)。

岡田さんが面白いこと言いはじめるから・・。

さしあたって社員になったところで何ができるかわからんのでそれについては日和見決めこまさせていただいて、一連のコメント群に埋もれた質問の発掘作業でもしてることにします。

投稿: のらえもん | 2010年3月29日 (月) 14時25分

う~~~~ん;;
岡田さん大好きです! 大いに応援します!
でも、ちょっと気をつけて欲しいです。
社員第一号、そして貢献度も高そう、
そんな彼(もしくは彼含め数人)「だけ」が理不尽に多くの得をするシステムになってしまう気がします・・・
遅れて参加した人ほど利益が薄いような・・・

投稿: のぶ | 2010年3月29日 (月) 14時25分

うちの上司からのコメントを。

・岡田さんが何をしたいのかが分らない(上司は岡田さんの著書も読んでいます。このブログもチラッと読んでいます。)
・フリーにすることで岡田さんの思想が広まるのか?(それとこれとは別ではないか?)
・キリスト教ですら4割なのに、10%の人がダイエットで成功したのだから、今のまま自分の考えを啓蒙しても良いのでは?

上司は岡田さんをまったく否定していません。ただ、自分にはピンとこなかったとのことです。
ちなみにこの上司、動物占いの元になっているセミナーには300万以上つぎ込んでいます。
自分が価値のあるものにはお金は払う人です。恐ろしいぐらいに。ただ、
自分が岡田さんの考えに触れると世界がどうなるかが見えなかった。とのことでした。

投稿: Yamakaz3 | 2010年3月29日 (月) 14時32分

あー、やっぱり誰が一番最初とかいうのは
やめてほしかったかなぁ。
一万円という敷居はともかく、
入社後は平等に、多く払った人(多く手伝った人)ほど、多く評価(岡田さんからも社会からも)を得られるべきな様な。

岡田さんから学んだり、一緒に楽しくすごせるってじゃなく、社会的注目、評価でもって社員に還元しようとしてる?って深読みしすぎでしょうか。

投稿: のぶ | 2010年3月29日 (月) 14時45分

仕事をしていて自分が惚れ込む素晴らしい上司に巡り会える確率は40年社会人やっても微々たるもの。惚れ込んだ会社に採用して貰える確率も微々たるもの。
月一万円で、岡田先生を上司に選べる…しかも誰でも。給料1万減らして上司を選べる制度がうちの社にあったら、全員選ぶでしょうね(笑)
今回迷いなく挙手した方々、自分を高めてたかいがありましたね。本当に羨ましいです。
私は自称理屈好きですが、レベルが違いすぎて、完全について行けません(泣)
置いてかれた寂しさや役に立てない劣等感はありますが、この話を聞いて、何を置いても参加しよう、と即断できないのだから仕方ない!!
私のレベルでは、FREE化されたレコダイサイトでダイエット成功者として役に立つのが精一杯(かなりギリギリの目標)です。

投稿: ミイ | 2010年3月29日 (月) 15時06分

今回のシリーズを初めから読んで、「こんな感じかな」と想像していた通りでした。(・・・想像していたより給料?が低かったです。)

「最初に連絡くれた人」を評価するのは当然と思います。「様子見」より勇気が要りますから。

投稿: タッキー2世 | 2010年3月29日 (月) 15時14分

こんにちは!
ますます私には難しくなってしまったので(笑)ダイエット関連の新サイトオープンを楽しみに待っています♪
それまでには、停滞期も終わっていますように☆

投稿: ゆき | 2010年3月29日 (月) 15時26分

すいません、長いです。

今月半ばから岡田さんのBlogやTwitterを読み始めたばかりの私は、ここでようやく膝を打ちました。
そうか、メル友大作戦も社員募集も、こうゆうことだったのか、と。

>>みんな「こういう話」ができる仲間を探している。
それは、ファンクラブに参加する重要な動機です。自分の好きなものに関する希少な情報と知識を得ること、そして、それを共有できる仲間を見つけること。

本当に、仲間を見つけるとみんな目が輝きますよね。
ファンクラブに入ったことのない人は、その楽しみを知らなさすぎると、私は思ってます。
ネットのコミュニティだって、マイナーな分野ほど盛り上がるでしょう。そこで初めて、自分は話ができる仲間に飢えてたんだと、気がつく人も多いのでは。

でも、既存のファンクラブに参加する人たちの中には、もうひとつ、大きな動機を抱えている場合があります。
それは、自分のあこがれの人に少しでも近づきたい、ということです。

これが実はかなりやっかいで(笑)。
あこがれとそこへの接近欲は、人としてごく当たり前の感情なのですが、それが閉じた組織の中に入ると暴走し始める。つまり、対象への接近度を、互いが競い始めます。

多くの宗教団体の中に、明確なヒエラルキーが存在するのはそのせいでしょう。
教祖様にどれだけ近いかで地位が決まる。信者は、自分の地位を上げるためにやっきになり、救いを求めた自分自身の最初の目的を忘れてしまう。
でも教祖様は、その方がいいんです。信者にどんどん貢がせるには、その方が簡単だから。

ファンクラブの中でも、たいがい同じことが起きます。
そして、私はそれが嫌だった。
だって楽しくないでしょう。
でも、楽しくないでしょう、と言える人たちだけに淘汰されるには、ファンクラブという組織は閉じすぎていました。

でもその点、岡田さんの「会社」は、大丈夫なんじゃないかと感じます。
教育と知識の共有がメインになりそうだし、しかもそこで得た知識は常にFREEで公開する。新陳代謝が活発にならないわけがない。ハードルの高さもよさそうだし、方向性の違う人はどんどん淘汰されていくのではないでしょうか。

またその淘汰のされ方も、すごく接近した時期もあれば、すっと離れてしまう時期もある、というのが、1人の中で繰り返されるような、そんな曖昧で、それだけに閉じない、閉じきってしまわないつながり方をして行くような形で、できるんじゃないでしょうか。

私は、そういう形が、ネット社会だからこそできるつながり方だと思うし、それが評価経済社会にもつながっているように感じています。

なんだか偉そうなことをずらずら書いてしまって申し訳ないですけど、でもなんかこう、すっごいわくわくしますね。
「世界でもっともFREEな男」
うわー、そこまで行くんだー。行っちゃうんだー。

ファンされる側が、自分にとって最も良質なファンを求めるために最良の、尚且つほとんど唯一の方法は「自分に誠実であること」だと、私は思います。
うん、岡田さんなら大丈夫ですよっ。

で、まだ4日も続きがあるんですね?
うはー楽しみ~。

投稿: YumitaChigumi | 2010年3月29日 (月) 16時03分

岡田さん。ちょっと卑怯だと思ってしまいました。

と言うのも、「なぜ年間12万なんですか?もっと安くてもいいんじゃないですか?」
という質問に対しての、『ここまでの説明で入社を考えられる奴というのは、絶対に「頭が切れる」か「底抜けに善良」か、またはその両方だ』という回答をされたからです。

こんな回答をされてしまうと、入社を考えない奴は「頭が切れない奴」であり「善良じゃない奴」となってしまいます。(岡田さんはそう確信されているとは思いますが)

大抵の人は自分のことをそう思われたくないし、思いたくもありません。
ですから、それに反発する気持ちを誘発し、入社を誘っているように感じます。
すみませんでした。ちょっと気になったので発言してしまいました。

活動自体は応援しています。ご武運を。

投稿: サナダギミック | 2010年3月29日 (月) 16時11分

>サナダギミック
 う~ん、誤解だよ。文章の流れをよく見て。
「なぜ~」に回答してるのは「信じるための値段」。
 指摘の「ここまでの説明で~」の部分は、一連のやりとりで僕が抱いた感想。「底抜けに善良」というのには「お人好しのバカ」というニュアンスも入ってるしね。
 なにより、僕はその場で本気でそう思ったので、こういう説明にしました。
 誤読を誘ったのは文章の至らなさです。ごめん。
 

投稿: 岡田斗司夫 | 2010年3月29日 (月) 16時25分

うお、コメントが大盛況!

個人的意見はシリーズ終了を待ちたいと思います。自分の中で、「FREE」というもの(というか世界?)がおぼろげながら見えているので、手探りしながら考えつつ、あと4日待ってみます。

ついったーでのやり取りや、ブログを拝見する中で、「岡田さんのやりたいことが宗教と違うか?」というフレーズが違和感とともにずっと引っかかっていたのですが、YumitaChigumiさんのコメントえお読んで、もやもやが解けた気がします。

願わくはこの壮大なたくらみが成就しますように。

投稿: うどんきつね | 2010年3月29日 (月) 17時39分

要するに「フリー」っていうのは、「お代は見てのお帰りに(お気に召したら払ってくださいな)」っていうシステムですよね。

定額前払い、というのではフリーとはいえないんじゃないでしょうか。

現時点の感想としては、岡田さん個人の将来に対する不安感が、計画内容に不純な影を落としているような気がして、やや残念な気持ちでおります。

投稿: コゾフ | 2010年3月29日 (月) 18時10分

>コゾフ
 まぁまぁ、明日のブログを見るまで判断は待ちなさい。
 それに「お代は〜」は間違いだよ。気に入ろうと入るまいと無料だよ。

投稿: 岡田斗司夫 | 2010年3月29日 (月) 18時14分

変わる。貨幣価値?いや逆になるのかな。欲しいからお金を支払う…これが今まで。これからはしたいから支払う。これが拡がると…スゴい事になるのかしら?と心躍ります。次の記事が楽しみです。(*^^*)

投稿: つー | 2010年3月29日 (月) 18時29分

無料公開する技術開発のために、お金の有る人達が12万円払ってくれるっていうんだから、貧乏な自分としては、何も損は無いし、軌道に乗ってくれれば大感謝ですよ。
気がかりは、社員の方々が、貨幣経済で汗水流して貯めた12万円をこんなことに使ってくれるんだろうか。ということぐらいです。(スキルアップの技術学校としては確かに安いかも)

岡田さん的には、情報は無料の時代になるから、自分のスキルや発想力を売ってみよう。アイデアマン兼、技術屋として、ボランティアに挑戦したがっている人達の手伝いをしてみようってことですよね。

SF的に飛躍して考えると、世の中に格差が無くなるまで、この動きが続いてくれれば(笑)万々歳! みたいな可能性は感じます。
ただ、世の中がどんどん無料化したら、究極的には社員さんが貨幣経済のほうで12万円を稼ぐことはできなくなっていくわけですよね。
この制度が破綻した時は、それこそ革命成功した時だから、まあいいのか。

どこかで言っていた、貴族制度を作ろうっていう話にも少し似ている気がします。貴族には名誉を。民には利益を与える。という仲介業を買って出たような。

投稿: 竹尾ワッ太 | 2010年3月29日 (月) 18時37分

なんか頭が混乱してます。
煙にまかれたような気もするけど…この動きが岡田さんをきっかけに国ぐるみで広がったらどうなるんだろ?

お金を払うという行為が「ほしいものを手に入れるため」ではなく誰かを応援するための純粋な「投票行為」に限定されたら…。
あらゆる労働がお金をかせぐためじゃなくすべて他者への奉仕になったら…。
巨額のお金を手に入れる者は多くの人から評価される「人徳者」に限られて、人徳者はその「徳」ゆえに巨額のお金をさらに大きな奉仕に使い、もしくは国に還元したりして、国はさらに「他者への奉仕」を促進するためにお金を国民全員に再分配して、世界全体が利己主義から利他主義になって…ってなったらすばらしいなぁ。
どんどん妄想が膨らんでしまいました。

ぜひすべてのコマを黒から白にひっくりかえしてください!応援します!

投稿: マルムギ | 2010年3月29日 (月) 19時28分

先日の大阪ひとり夜話に参加いたしました。
ブログで岡田さんの説明を聞いておられる皆さんに合わせて、一足飛びな感想を控えていましたが、そろそろいいかな、と思い書かせていただきます。
有志により岡田さんのアウトプットを拡張すること、貨幣経済社会の煩わしさ・地域格差をそれぞれの立場から解消すること、社長への給料と引き換えに仕事場を開放すること。
優れたシステムであることは確かです。
では、なぜ感情的に引っかかるのか。
この説明を聞いているのは、岡田さんの思考に注目していて、新しいもの好きな人たちです。
「社員として参加する」ことが最善の解であると考えるかもしれません。
岡田さんはマネー経済に対抗する決め手としてたどり着いたのは「会社が利益を上げなくてもいい」でした。
評価経済でも一歩進めて、必ずしも常に評価を集める位置にいなくてもいい、と考えてみるとスッキリするのではないかと思います。
私も「このシステムは素晴らしい」と思っていますが、事情があり今すぐ参加することはできません。一歩離れた場所から応援しつつ、いずれは参加できるよう努力しています。
こういう穏健ぶった考えを言うのは、個人の思考にブレーキを掛けかねないので躊躇しましたが、幸いにもひとり夜話に参加でき、この話を考える時間の長かった者の意見として、少しでも参考になればと思い書かせていただきました。
オタキングEXが始動すれば、このシステムが目に見える形で表れることでしょう。
期待しております。

投稿: 村長 | 2010年3月29日 (月) 20時26分

数名の社長たちが毎月一万円ずつ出しあって、唯一の社員である岡田さんを雇うってことなの?
社長なのか、パトロンなのか、ボランティアなのか、生徒なのか?

投稿: ロジャース | 2010年3月29日 (月) 21時29分

恐らく岡田さんがやろうとしているのは
サッカーで言えば「ソシオ制度」ですかね?
ソシオとは「仲間」って意味ですが、スペインのサッカークラブで広く普及している制度で、要約しちゃうと

『会費を払いクラブをサポートする人』

という事。つまり岡田さんは

「人類の苦痛の0.3%を軽減する事を目的とした会社をサポートする人になりませんか?」
「自分の才能や知識や人脈や根性でサポート出来る人もいるだろうけど、それが出来ない人のために『年間12万円』という金銭というサポートも受け付けるよ」
「勿論、サポート受けるんだからみっともない姿は見せないよ」

と。僕はサッカーファンなんですが、サッカーファンの間では極々当たり前の考え方のような気がします。

『応援しているクラブの為に“無償”で考えられる限りのサポートをする』
『それは自分が応援しているクラブという“共同体”の為である。』
『結果として、その“無償”のサポートは“勝利”という形で還元される。』

勝利自体、ファンに実益はない。ただ気分が良いんですよw。自分のサポートが報われるっていうのは嬉しいんです。楽しいんです。

何で楽しいかって?
そりゃ「サッカークラブ」という共同体の一員として、勝利という同じ目的を持ち、皆でその実現のためワイワイやってるからです。

年柄年中、文化祭前日なんですよw

僕たちサッカーファンはそうやって“仲間”をどんどん増やしていきます。岡田さんもオタクという共同体が崩壊し、ついに『岡田斗司夫』という共同体の結成に乗り出したのですね。

是非、参加させていただきたい。

投稿: トニー | 2010年3月29日 (月) 22時07分

くぅ〜最高にカッコ良いですぅ〜。私は著作の8割程度を所有している信者とは言えない程度のファンですが、今回の話は100%理解出来ます。過去にバンドをやっていた経歴もあるので信者(ファン)が如何に無報酬で尽くそうとするかも良く分かります。だってそうしたいんだもの。しばらくはまだ社員になれませんが、それすらも岡田さんにとっては想定内だし、そういう静かな傍観者も必要でしょうからね。話はズレますが遺言(伝説?)を楽しみに待ってます。

投稿: ミキミキオ | 2010年3月29日 (月) 22時14分

昨日、会社で休憩時間にふと思い立ってブログチェックしてから、この一連の流れを読ませていただきました。

岡田さんの考え、とても面白いと思いますし、何よりワクワクします。ぜひとも参加したい!・・・・独身だったなら。

やはり結婚して妻子を持つ身となっては、年間12万、月額1万円でも出費は厳しいですし、本業もあるので活動に参加する時間的余裕もありません。とても残念です・・・。

こんな状況の方、結構多いのではないかと思いますが、今後は4月2日にオープン予定の新HPを見てから、自分なりに何ができるのか考えてみたいと思います。とりあえずはダイエットの成功体験をコメントしたりすることでご協力できればいいかな?(いつデブを読んだおかげで、結婚前3ヶ月で8kg減に成功しました)

投稿: ルーズ | 2010年3月29日 (月) 22時30分

『FREE』の公開読書の興奮を岡田さんの仕事を通して常態化させるということなのでしょうか?
あの時は参加者が払った代価はアマゾンなどで『FREE』を購入したり『FREE』について検索したりすることで『FREE』に対する評判に貢献することだったと思ってるんですが、今回はそれが岡田さんに月1万払うことで岡田さんを支えることだと。
そして見返りとして有用なプチクリをすることが出来るスキルを手に入れられると。
『オタク論!』の中で話していた岡田塾がこんな風に進化したんですね。
あの時はまだtwitterはじめてなかったのであとからぼっかけて読んでリアルタイムで参加できなかったので非常に悔しかったのですがこんな機会が開かれるとは。
何とか参加できないかと画策しています。

投稿: dogh99 | 2010年3月29日 (月) 23時20分

こんばんわ。岡田さn痩せたよねぇ~~~。なーんか違和感が・・・。ぶっちゃけ前の方がいいよ。インパクトあるしね。視聴者といては戻って欲しいなあ~。あの頃の姿に

投稿:   | 2010年7月13日 (火) 01時21分

この文章が大好きです!!支持あなたよ!!顽张ります!!

投稿: UGG | 2010年12月 4日 (土) 10時21分

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