2008年10月 2日 (木)

リハビリ2

 レーシック手術後、パソコンモニターが眩しいし目が疲れやすいので、日記更新が滞っていたけど、徐々にリハビリ中シリーズ第二回。

 テレビ朝日の「Qさま!」から出演依頼が来ました。

 月曜ゴールデン「Qさま!!」
 プレッシャーSTUDY インテリ芸能人SP
 MC : さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)・優香
 放送日時 : 平成20年11月10日以降(月)20:00~20:54 全国ネット

 クイズ番組は嫌いじゃないので気軽にOKしたら「参考までに」と番組同録テープを送ってくれた。で、これを見たら、まぁ難しいこと!! いや、なにより僕には漢字が書けないし!! 大学除籍だから学歴は高卒だし!!ますだおかだのますだ程度?いや、本番で緊張したらソレ以下なのはあきらか!!
 どうしよう?とりあえず、就職試験用の常識問題集でも買おうかなぁと悩んでます。
 ネットで「Qさま!過去問集」みたいなサイトはあるんだけど、これも「自分が出演するつもり」になって読んでみると、えらく難しく感じるんですよね。
 あ~、とんでもない仕事引き受けちゃったなぁ。

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2008年8月30日 (土)

レーシック手術経過報告;一週間目

 視力は右1.5、左1.2にまで上がりました。

 ただし、目から70センチほど以上の距離でないと焦点が合いません。なので近くを見るには老眼鏡が絶対に必要になります。 
 携帯を見たり本を読んだり料理を作ったりするときは眼鏡が必要、というのは今まで慣れてなかったのでかなりのストレス。これまでは「見えないと きは近づいて見る」という癖がついてるわけです。ところが「近づくと見えなくなる」というのは生理的にも納得いかない。ま、新しい反射回路を作るしかな い、と言うことですね。

 かわりに中距離以上の遠方は、ひたすら見えます。これまでは電車内からホームの行き先表示が見えないときもあったけど、もう楽々読める。書店で本棚いっぱいの本が、視野いっぱいまで背表紙が読める。これは楽ちんですよ。
 なんかね、ある種のサイボーグ手術を受けたような感覚。「老人と宇宙」とか「マルドゥク・スクランブル」とかに出てくるアレね。

 いま、一番疲れるのがパソコンのモニター見ることです。モニターの輝度を最低にして、解像度を1280×800ピクセルにして、それでも15分も保ちません。
 ワンフェス・エスカレーター事故のまとめを書きたいんだけど、目が疲れて書けない、というのが実際ですよ。書くのに最低でも3時間ぐらいはかか るだろうけど、それだけの時間モニターを見つめるのはしんどいなぁ。小分けに書くと絶対に文章内のテンションが変わるから一気に書きたいし。
 ・・・と、ここまでが15分の限界。だからメールの返事なども2本ぐらい書いたら休憩して、というペースです。

 それでもこの一週間で焦点距離は40センチぐらい増えたし、眼鏡の常時着用も慣れてきたし、たぶん「合計すると充分以上にお得」だと思うんです よね。レーシック手術。とくに「テレビを見る」「映画を見る」「買い物で雑貨やオモチャなどの棚を見る」という時には、視力が上がったメリットを痛感しま す。

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2008年8月22日 (金)

レーシック経過報告;1日目

今日、お昼頃に手術しました。
両目とも裸眼で0.2~3ぐらいだったので、おもいきって視力をUPさせました。
手術後、2~3時間は眼球がしみるような感じで、かなりのストレス。
おまけに老眼が一気に進行してしまい、近くのものが眼鏡なしでは見えなくなりました。これまでは眼鏡なしでも読書など平気だったのが、携帯のメールすら見れない。
あらかじめこうなることは知っていたつもりでも、実際になるとちょっとショックですね。とりあえず、100円ショップで老眼鏡をいろんな強度で買いました。
あと意外なのは、夜景が滲むこと。明かりの一つ一つが、線香花火が輝いてるがごとく滲みますよ。

とりあえず一日目、まだ視力はUPしてないのに「夜景が滲む」「目がしみる」「近くが見えない」など、良いことがない状態です。
明日以降、これがどう変わるのか、楽しみです。

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2008年8月21日 (木)

レーシック手術

 明日、レーシック手術を受けてきます。
 水道橋博士や、やしきたかじんさんの推薦で神戸クリニックという医院です。
 いま視力は0.2ぐらいなので、どこまで上がるかが楽しみです。
 ただ、近視や乱視は矯正されるけど、老眼は一気に進んでしまうらしいんですよね。明日から逆に眼鏡が手放せなくなります。
 今回の手術後、最低でも6ヶ月の期間を空けて、その老眼も手術する予定。
 うまくいけば、眼鏡は完全な伊達になるんだけど、とりあえずどんなもんかずっと興味があったので試してきます。
 失敗しても視力が回復するだけで失明するわけではないので、まぁ不安はないけど、それでも手術前日というのはイヤなもんですね。

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2008年8月11日 (月)

速報: 次回マンガ夜話作品決定

9/16(火)深夜24:00~24:55
柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」  

9/17(水)深夜24:00~24:55
原案・李學仁/作画・王欣太「蒼天航路」

9/18(木)深夜24:00~24:55
あずまきよひこ「よつばと!」

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2008年8月 5日 (火)

下り側からの証言

 mixiの日記で、今回の事故を下りエスカレーター側から見ていた人たちの日記を見つけました。
 あいにくブログの人たちではないので、ここではリンクを張りません。興味ある人は僕のmixi日記(該当部分は全体公開です)から見てください。
 これらの日記のおかげで「1ステップに3人以上乗っていなかった」という証言が複数得られたのはよかったと思います。

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2008年8月 4日 (月)

今夜のGyaOジョッキーでエスカレーター問題を

 「ビッグサイト・エスカレーター事故」について、今夜のGyaOジョッキーで話します。

http://www.gyao.jp/jockey/
「岡田斗司夫のひとり夜話」23時~24時 生放送

 図解などを交え、できるだけ現場でおきた事実や感じたこと、それから考察することなどを分類しながら話すようにしてみます。

 ニュース番組の取材でコメントすると、どうしても短い目に編集されるので、この方法が一番確実だと考えました。
 興味のある方はご覧ください。

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2008年8月 3日 (日)

証言;ビッグサイトのエスカレーター事故について(訂正と追記あり)

ビッグサイトのエスカレーター事故について

 今日(8月3日)の午前10時過ぎに東京ビッグサイトでのイベント「ワンダーフェスティバル」でエスカレーター事故がありました。
 僕はその問題のエスカレーター最前列に乗っていました。

 午前10時過ぎ、僕は1階のインフォメーションセンター前にいました。そこが取材者たちの「開場待ちブース」だったからです。「お待たせしました。開場します」のアナウンスがあって、4階へ向かう集団は整然と大エスカレーターに乗りました。
 集団が走らないため、ガードマンが先頭に乗って、その後ろに行儀よく2列になってエスカレーターに乗ったのです。上昇するエスカレーターから下を眺め、「へぇ、上から見るとこういう風景か」と周囲の人と言葉を交わしたので、エスカレーターに乗ってる人の様子ははっきり覚えています。「満員のエスカレーター」という言葉から連想するような混乱や無理な乗り方ではなく、本当に整然と静かにみんな乗っていました。
 これは会場配置によるものだと思います。1階には人気の企業ブースを集め、4階にはマニアックな造形者たちを集めてる配置のように思えました。なので、会場すぐでも4階へ向かう人はみんな落ち着いて、エスカレーターに乗りながらも1階の人波を他人事のように見下ろす余裕があったのです。
 僕たち先頭が4階まであと少し、一階分足らずに達したとき、突然ガッガッガッ、ギリギリギリ、ギギギギギギギという嫌な音が脚の下から響きました。なにやら絶対に普通じゃないことが起きている。そう直感させる音でした。
 順調に昇っていたエスカレーターは突然動きを狂わせ、つっかえつっかえしながら動きます。
 「こういう時は走ったり動いたりしない方がいい」
 そう思って手すりを握っていたけど、次の瞬間、信じられないことにエスカレーターは後ろに進み出しました。それも「間違って下降モードに入った」という滑らかな動きではありません。足下からはジャリジャリジャリ!という嫌な金属音が響き、あきらかに「このエスカレーターの歯車とかのメカ部分が壊れて、人の重みで逆流してるんだ!」と思わせるような、エスカレータとしてはあり得ないような速度で後進し始めたのです。
 すぐに最前列のガードマンが、エスカレーターを駆け上りはじめました。「危ないかな?」と一瞬考えましたが、もっと恐ろしいことに思い至りました。
 逆流しているエスカレーターというのは、人間ベルトコンベアと同じです。後ろ向きにベルトコンベアで送られたら、地面についたときに転んでしまうに違いない。逆流するエスカレーターはあっというまに怪我人の山を作り、その上にさらに人を積み上げるかもしれない。
 たぶん0.5秒ぐらい考えていたと思います。僕は必死でガードマンの後を追って、エスカレーターを駆け上りました。しかし逆流の速度は速く、駆け上ってもその場にとどまることもできません。エスカレーターの歯車というか機械部分、メカニックは完全に空転しています。足下からすでにギヤの噛み合う音すら聞こえなくなりました。
 しかし、数秒後、エスカレーターは逆流をやめ、ためらいながら停止し、やがて上昇しはじめました。不規則な動きですが、これ以上の逆流はなさそうです。歯車の噛み合う感触も、不安定ながら感じました。
 これは部外者であり、エスカレーターについて何も知識のない僕の想像ですが、おそらくエスカレーターの機構部には安全装置があるのでしょう。回転が速くなりすぎたときに働く機構、ある種の遠心クラッチのような安全装置が作動したんじゃないかな、とその時に思いました。
 ということは、エスカレーターはいま上昇していても直ったわけじゃない。後続の人たちも駆け上ってるはずだから、流れを止めないようにとにかく4階まで昇ろう。
 ほとんど最上部近くまで昇っていた僕たち最前列は、たぶん真ん中あたりまで逆流で戻されたような気がします。必死でエスカレーターを駆け上り、なんとか4階にたどり着きました。

 僕が今回の事故について知っているのは、以上です。
 わかっていただきたいのは、今回の事故はイベント運営者やお客たちのせいではない、ということです。
 会場当時の「走らないで」「ゆっくり順序よく行動して」というアナウンスは徹底していました。また僕たち参加者やお客さんたちも、アナウンスを守り、普通のサラリーマンの人よりもずっと行儀よくエスカレーターに乗っていました。事故が起こるまで、みんなエスカレーターの手すりを持って動かなかった。混み合ってもいなかったし、人を押しのけて歩いて昇降する人もいませんでした。通勤ラッシュや歳末のデパートなんかでは、もっとひどい光景を目にするけど、比べものにならないほど静かでおとなしかったんです。

 どうしてそう言い切れるかって?だって僕は最前列から下を見下ろしていたんだから。階下の人波に比べて、エスカレーターにはまったく動きがなかったのをこの目で見ているわけです。
 だから、今回の事故は完全に機械が原因だと言い切れます。メンテナンスの問題なのかエスカレーター自体の寿命なのか、それは今後の調査で明らかになるでしょう。

 こういう事故が起こるとかならず、「マニアたちがお宝めがけて殺到したので大混雑して、そのせいで事故が起きた」と言う人が現れます。
 それはウソです。
 僕はその場にいたので、はっきり言います。会場のマニアたちは、事故が起こるまでは誰もエスカレーターで走ったり騒いだりしていませんでした。
 イベント主催者も、安全に関してはくどいほどアナウンスを重ねていました。開場時、すべてのお客さんたちの移動の先端にはかならずガードマンか移動担当のスタッフがいました。みんなを走らせないためです。そのせいで、本当に静かに会場できたのを見ました。

 ニュース関係者の方たちには、予断や偏見なく今回の件を伝えていただけることを望みます。
 繰り返しますが、今回の件は「機械、または機械の整備」の問題です。
 定員以上の使い方はしてませんでした。
 誰も走ったり、「お宝めがけて殺到」なんてしていません。
 以上、きちんと取材して伝えていただけることを望みます。

 岡田斗司夫

 追記:
 この日記はリンクであれ引用・転載であれご自由に。
 また、僕と同じく事故現場にいた人は、できればブログに体験談や事実関係を書いていただきたいです。
 これからおそらく、見当外れの魔女狩りのような責任者捜しがはじまるかもしれません。
 そして、そういう時に有効なのは、過剰で感情的なマスコミ批判ではありません。事実関係をはっきりさせること。現場の正確な状況を「誰にでもわかるように」再現することこそが大事なのです。
 そのために必要なのが「複数による証言」なのです。
 「きっとマニアがお宝目指して暴走したからだ」「きっと主催者が対策を何も講じてなかったからだ」という根拠のない決めつけではなく、きちんとした証言を集めることがなにより大事だと思います。

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2008年7月 1日 (火)

誕生日ですよ

今日、7月1日は僕の誕生日です。
調べてみたら、インディ・ジョーンズと同じだとか。これまで自分と誕生日が同じというのは、明石家さんまとカール・ルイスしか知らなかったので、なんだか得した気分です(笑)

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2008年5月 8日 (木)

完璧なマーケティング。でも見え見え(笑)

 いま、山手線の中吊り広告でもおなじみの、一個1000円のアイス。
 http://heavenly-spoon.jp/

 レーベルは「ヘブンリースプーン」だけど、実体はハーゲンダッツだ。
 「ダージリン6個セット」が3,500セット、「カカオ6個セット」が2,500セット。合計6,000セットなので、合計しても売り上げはたった3,600万円。(しかも送料込み)
 完売しても売り上げ4000万弱の商品に、なぜ数百万もかかる広告費をかけるのか?

 なんだか見当つく気がする。
 あのハーゲンダッツだよね。一号店オープン時にサクラで雇った外人を店の前に並ばせて、「大ヒット」という伝説を作った、マーケティングを語るときの定番になっている、あのハーゲンダッツ。

 僕が思うに、たぶんこの商品の目的は「売れること」ではない。
 「評判になること」が目的なのだ。

 「一個1000円」というわかりやすいセレブ価格。
 「究極のアイスを作ったら1000円かかってしまった」ではなく、まず大評判になりそうな「1000円のアイス」というコンセプトを立てて、逆 算的に「じゃあどんなクオリティか?」という流れだから、アイス自体の品質情報はサイトを見ても驚くほど少ない。なんとカロリーまで書いていない。あまり 書きたくない数字なのかもしれない。

 「ネット限定販売」という手法。
 これは購買したブロガーたちが、いっせいに宣伝してくれることを見込んでいるんだと思う。だからブログを書きそうにない一般のオッチャンオバチャンは買う必要がない。とにかく、この第一弾プロジェクトの目的は「評判になる」なんだから。

 金曜正午に「カウントダウン販売」というスケジュール。
 土日のネタ枯れしたワイドショー狙いだろうね。具体的には「王様のブランチ」。数量限定でカウントダウン販売というのは、「一個1000円のア イスが一瞬で売り切れてしまいました」「ええっ、すごい!」「食べられないの?」「ところが、当番組では特別に試食を・・・」「うわ、こんなアイス食べた ことない!」・・・となって、数ヶ月後に一般販売開始、というのが落としどころかな?

 サイト運営もマーケティング本部だし、この予想はあんまり外れてないと思うな。

 いや~、久々に「画に描いたようなマーケティング主導の企画」を見せてもらいました。
 もちろん中身のアイスが1000円という価格に負けないほど美味しければ、僕には文句はない。
 でも、僕が感心するのは、いまのところアイスそのものよりも、この美しいまでに完璧なマーケティングプランだよな。これだけに1000円払ってもいいよ。

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2008年5月 2日 (金)

今夜、オンエア!

今夜の「ドリームプレス社」、できれば見てほしいな。
理由は明日、書きます。

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2008年4月22日 (火)

「徹子の部屋」情報ほか

 僕がゲストで出る「徹子の部屋」 5月1日(木)13:20~13:55にオンエア決定です。

 また、次回の「ドリームプレス社」は5月1日に収録して、5月2日(金)20時~にオンエアらしいですよ。収録の翌日にオンエアって、できるんかい!?

 またまた、「オタクはすでに死んでいる」について、5月4日(日)の朝日新聞日曜朝刊「著者に会いたい」で登場します。

 あと、5月末にはラジオの生放送もやります。
●TBSラジオ 5月24日(土) 19:00~21:00生放送on air 「岡田斗司夫です(仮)」
 いやいや、すっげぇタイトルだね。2時間、なにしゃべってもいいそうだから、これはもうGyaOジョッキー状態だね(笑)

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2008年4月17日 (木)

オタクはすでに増刷している

 「オタクはすでに~」の増刷が決まりました。
 広告は明日(朝日、日経)だし、全国での配本・発売が昨日なので、いわゆる「発売開始、即増刷決定!」というやつですね。
 「世界征服」「いつデブ」と、これで三冊連続で「発売日に増刷」が続いています。
 いや、我ながらすごいね。1年前には考えられなかったことですよ。
 2刷の配本4月30日です。初版マニアの方はお早めに。

 明朝、「ズームイン・スーパー」で森久美子さんの密着取材が流れる際、『いつデブ』が紹介されるとのことです。
 いちおう、録画しようっと。

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2008年4月 3日 (木)

「あの部屋」に行ってきます!

 いや~、人生いろいろあるもんだなぁ。
 ついに「あの部屋」に行くことになりましたよ。あの部屋に。

 え?どの部屋か?って?
 『徹子の部屋』ですよ。
 まさか自分が子供の頃から見ていた番組に出演することになるとは!
 正直、今でも信じられません。

 収録まで10日以上あるけど、なんか現実感がないよなぁ。
 なんのヒネリもない、どシロウト以下の日記で申し訳ないけど、いやいや混乱してるんだよ、僕は。
 

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2008年4月 1日 (火)

蘭が来たよ

TbsTbs_2  ドリームプレス社の視聴率、なんでも軽く30%を超えたらしい。で、お礼に蘭が届きました。巨大な10キロ以上ある鉢植えだけど、存在感大きすぎ。とりあえず玄関に移動してもらいました。

 番組終了後に寄せられた視聴者からの声でも「もっとダイエットを知りたい!」という声が多かった、ということでさっそく第二弾・第三弾の特集も決定です。
 もちろん村上さんの結婚発表効果があっての数字だけど、それでもレコーディング・ダイエットが広まるのはすごくうれしいなぁ。とりあえず番組を見てレコーディングはじめた人は、第二弾放映まで「助走」と「離陸」だけを続けてくれると、絶対に効果的なんだけどね。
 レコーディング・ダイエットは「心理的なダイエット」でもあるので、できれば『いつまでもデブと思うなよ』をちゃんと読んでから・読みながらはじめるのが、もっとも効果的かつ失敗がない。
 このブログ読んだ人は、できれば「レコーディング・ダイエットやるぞ!」と言ってる人がいたら、それだけ教えてあげてください。失敗や挫折のリスク、ぐんと減るから。

・・・とまぁ、巨大な蘭の鉢植えにびっくりしたり喜んでいたら、今度は某国民番組から出演依頼が!決まったらまたここで告知しますけど、へぇそうか、僕があの番組に、と感動しています。

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2008年3月30日 (日)

芸人はコレを歌え!

 先日のアメトーク「昭和アニメソング芸人」を見た。
 お笑い芸人さんたちが、自分の好きな昭和アニソンを歌ったり紹介したり、という番組なんだけど、なんかイマイチ。選曲が当たり前すぎてつまんないなぁ。
 
 たとえば中川しょこたんが選んだのは「デリケートに好きして」。たしかに上手い。オリジナルに対する愛も充分に感じられるし、文句のつけようがない。
 カラオケとしては。
 でも、なんか面白くないんだよねぇ。しょこたんが歌う意味がない。あれだったらオリジナル聞いてたほうが安定感があっていいと思うよ。
 
 雨上がり宮迫の「ダンバイン飛ぶ」も、悪くはなかった。ちゃんと歌う体制になっていたら、それなり以上に聞けるものにはなっていただろう。でも、それだけ。「たしかに宮迫は歌が上手いなぁ」と感心して、それ以上の面白さはない。
 
 う~ん、キミたちは芸人なんだから、もうちょっと「面白い」を目指した方がいいんじゃないの?単に「こんなマニアックなアニメソング知ってます」「歌えます」じゃあつまんないよ。
 いま、彼らに必要なのはアニソン・コンシェルジェだ。本人がなにを歌いたいかではなく、キャラと声質、才能を分析して本人の魅力をそれ以上に引き出す昭和アニメソングを紹介してくれるコンシェルジェ。
 
 というわけで、僕もやってみました、昭和アニメソング・コンシェルジェ。
 お笑い芸人の皆さんには、以下の楽曲に挑戦してみて欲しい。
 
 まず中川翔子・雨上がり宮迫には、ぜひともペアで「斗え!忍者キャプター」を。シングルカットのB面はもちろん「CROSS FIGHT!」(『破邪大星ダンガイオー』の主題歌)でお願いします。
 
 友近姐さんにはやっぱり「コスモスに君と」(『伝説巨神イデオン』ED)でしょう。ちょっと”ちあきなおみ”テイストを足してくれるとオリジナルを超えれるんじゃないかなぁ。
 
 ケンドー・コバヤシは・・・う~ん、意欲や知識は買うんだけど、地声はいいんだけど、なんとも音程が不確かだよね。爆笑問題の二人とトリオを組んで「スーパースリーの歌」を歌う、というあたりでいかが?楽しく歌えばそれ以上は求めない楽曲だし、あんがい3人の声質(特に田中さん)に向いてるからいいんじゃない?
 田中さんメインだったら「幽霊城のドボチョン一家」が絶対のオススメなんだけどね。得意のマッチっぽく歌うのがコツ。
 ケンコバ単体で歌いたいとなると、できるだけリズムがシンプルで拍子の取りやすい軍歌っぽいやつ。たとえば「母子シャチの歌」(『柔道賛歌』ED)とか、「荒野の少年イサム」とかね。これが「オー・サンボーイ」というEDになったら、正直ケンコバの手には余る。品川庄司・品川が似合うと思うな。ビジュアル的にも。
 
 ペナルティ・ヒデは「スターダストボーイズ」(『宇宙船サジタリウス』主題歌)を歌いきったらファンが増えるはず。あの「芸人には無用なハンサム声」を活かすのはサジタリウスだよね。宮内弘と声の互換性があるから「二人の地平線」(『怪傑ズバット』挿入歌)や『仮面ライダーV3』のOP・EDもかっこいいと思うよ。
 
 あと、「誰がために」(カラー版『サイボーグ009』主題歌)と、「心はジプシー」(『超時空世紀オーガス』ED)は僕の持ち歌だから誰も歌っちゃダメね。
 
 みなさんもいかがだろうか?
 「この芸人にはコレが向いている」というアニメソングを探して、mixiやブログにどんどん書いてあげよう。自分の名前で検索かけてる芸人さん、多いからきっと届くよ。 次回のアメトーク「昭和アニメソング芸人」パート2では是非!コンシェルジェたちの意見を採用してね。

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2008年3月21日 (金)

ランバ・ラル対ぼく

 週刊アスキーでの連載、やっといま二本書いた。
 一週遅れで進行してるから、これでようやっと追いついた計算だ。
 でも、しあさって月曜には次の締め切りがやってくる。週刊連載、久しぶりだから慣れるのに時間かかりそうだな~。

 とりあえずあと3週間でペースを掴まないと、大学の講義が始まる。まるで週刊連載が2本、同時進行してるみたいだ。さすがにキツい。
 プロのライターならこれぐらいは当たり前かもしれないけど、僕は「締め切り」「テーマ」「フォーマット」のどれ一つ守れないのでライターを名乗ることを自らに許していない。つまり提供する商品の「品質」「内容」「スケジュール」すべてが保証されないのが僕の文章だ。
 これが「文学」ならば許されるかもしれないけど、僕が書いてるのはいわゆるライトエッセイみたいなものだから、シャレにならないよねぇ。

 それでも、なにか意地みたいなのはある。
 同じ雑誌に載ってる神足さんのエッセイが面白いんだよ。僕はこの人に勝ちたい。今の自分では勝てないのはわかってる。この人はこの面白さをもう何十年と維持してるのだ。
 すごい。
 いわば歴戦の勇士ランバ・ラルだ。
 僕といえば、畑違いのダイエット本が売れたと言うだけで同じ土俵で戦わせてもらってる。
 「ぼうず、勘違いするな!おまえの腕のおかげじゃない。お前のモビルスーツの売り上げに感謝するんだな!」てなもんだ。

 ああ、僕はあの人に、神足さんに勝ちたい。

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2008年3月 9日 (日)

ま、金ならあるし

Photo 週刊アスキーで連載してる無駄遣い日記「ま、金ならあるし」のシンボルキャラに、トップ画像を入れ替えてみた。
 なんだかすっごく邪悪で気に入ってます。

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2008年3月 7日 (金)

テリー伊藤さんのブレーンは、僕のファンなのか仮説

 最近、テリー伊藤さんの発言が、僕と似通ってきている。

 以前に「オジサンズ11」に出演したときに、『いつまでもデブと思うなよ』で僕と書いたのとまったく同じ発言をされたときには「へぇ、偶然というのは恐ろしいなぁ」と思っていた。
 でも今、『太田光の私が総理大臣になったら…』を見てたら、あ、これは偶然じゃないのかも、と思った。

 「ネットは人をバカにする可能性がある」「ネットは一日1時間までを心がけている」
 たしかに僕はこう発言したし、ずっとこの問題について考え続けている。しかし、これはネットに対する警戒感や反感ではなく、「いかにネットという人類文明史上おそらく最強のツールと付き合うのか」という問題に対して、自分なりの実験や経験を通して語っているつもりだ。
 なにせスタート位置が「ネットの多用によって最近の私はバカになっていたようだ」という発見から、「ひょっとしてネットは等しく人を『考えなくする装置』なのかもしれない」という疑問まで、まぁネット中毒者なりにかなりマジメに考えてるわけ。
 でも、テリーさんの主張は、もっと単純なネット批判のように見える。
 おそらく、番組の構成作家または伊藤さん個人のブレーンに僕のファンがいて、僕の発言まんまをレクチャーしてるんじゃないかな? でも僕が対談やGyaOジョッキーなどで話してるのは、あくまで「いま考えていることの素描」なので、かなりはしょった表現になってる。だから伊藤さん(または構成作家やブレーン)が上記の単純な構図として受け取るのもしかたないだろうね。
 それになにより、テレビのバラエティという「わかりやすいフレーム」に落とし込むために、単純な善悪論に納めてるのかもしれない。なんせ「人を考えなくする装置」としてはテレビの方が大先輩だし(笑)
 とりあえず、「最近のテリー伊藤さんの発言には注目してる」とだけは書いておくことにしよう。

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2008年2月17日 (日)

こんな人も実践中らしい

http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2008/02/post-d345.html

「いきものがかり」の水野良樹さんもレコーディング・ダイエット実践中とか。
いろんな人がやってるなぁ。

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2008年2月 6日 (水)

対談の日々

マスゾエ労働厚生大臣と対談してきました。
しかし!せっかく大臣室に招待されたのに、携帯で写真とるとか思い付かなかったよ。
記録は新潮社写真部が撮ってくれてるけど、やっぱり写メで日記書きたかったなぁ…
残念。
明日は富野由悠季監督と対談。テーマはなんと「ガンダムが終わる日」!
楽しみだけど緊張します。

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2007年12月23日 (日)

M-1、感動したよ(優勝についてのネタバレあり)

 もちろん優勝したサンドイッチマンは素晴らしかったけど、なにより自分がこんなに感動したのに驚いた。
 あらゆるスポーツ観戦には興味ないのに、M-1に出る芸人にはなぜこんなに僕は視線が優しく、純粋に応援してるんだろう。
 たぶん、僕にとっていま「純粋なスポーツ観戦」というのは、M-1だけなんだろうなぁ。それがなぜかは、また年末にでも考えよう。

 あと、おりたさんが指摘するとおり、サンドイッチマンを予選で落とすような予選審査員は猛反省すべきだと思う。
 「敗者復活から勝ち登って優勝」というのはイベントとしては夢があるけど、それが現実化してしまうのは予選審査員の見識がない、ということに他ならない。
 M-1に感動して単なる「ファンモード」で書いてるから言い過ぎてるかもしれないけど、今回の「敗者復活→優勝」という大イベントで結論も出たわけでしょう?現行の予選制度では、「勝てるはずの芸人」を落としちゃうわけだから。
 予選審査員オンリーという制度はやめて、せめて観客の投票+プロ審査員の合計点という制度にでも改正してくれませんか?

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2007年10月27日 (土)

ダイエットの意外な副次効果?

 テレビやラジオでは何度か話しましたが、体重が減ると身長も伸びるようです。

 僕はもともと171.0センチでしたが、1.5センチ伸びて172.5センチになりました。年齢49歳にして身長が伸びるとは思わなかったので、かなり驚いています。
 僕だけの変化かと思ったら、テレビを見た方たちから「私も伸びました」という同じような体験をメールで知らされました。

 知り合いのNFLプロトレーナーに聞いたら「体重によって圧縮されていた脊椎間がリリースされたのではないか」とのことです。
 僕は50キロという大減量の結果なので、誰にでも1.5センチ背が伸びるとは言えないと思います。でも僕より若い30歳代ならば、10キロ程度の減量でも5ミリ~1センチ程度の身長UPは期待してもいいかも、と言われました。

 残念なのは、まさか背が伸びるとは思っていなかったので、「どの段階で伸びたのか」がわからないことです。
 テレビなどで衣装合わせをする関係上、自分の身長は正確に知っていたんですよ。昨年の春までは間違いなく171センチでした。
 それが先日のブルータスのグラビア撮影のためにスタイリストさんに測り直してもらったら、1.5センチ伸びているのが判明したわけです。

 これからダイエットをはじめる方は、今のうちにぜひ身長を測ってみてください。
 ダイエット後のご褒美が、ひとつ増えるかもしれませんね。

 あと、あるマイミクさんから「レコーディング・ダイエットで痩せたら、胸が減らずに胸囲が減った!」というメールをいただきました。
 これも僕にはわからないことなので、これから始める人たちの追試をお待ちします。

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2007年10月16日 (火)

「HUNTER×HUNTER」に関する妄想(ネタバレ)

 ネタバレ、と言っても今週号ジャンプを読んで勝手に僕が妄想してるだけだけど・・・

 「怪鳥から飛び降りた二人」というのは、確実に父親のジン・フリークスだよね?
 理由1「ジン・フリークスは獣使いだから」
 理由2「ジン以外にこの先の展開で影響力を発揮できそうなキャラは残ってないから(キルアの親父すでに使っちゃったし)」

 ということは、もう連載も大詰めか?
 「10週連続掲載!」とあったから、11週目からどうするつもりかと思ったよ。まさか「続きは来年の春ぐらいに掲載」というわけにもいかんだろう、と思ってたけど。
 そうか、「あと10週で終わる」という意味だったのか!(決めうち)

 となると、飛び降りたもう一人は幻影旅団の団長?クラピカ?
 まさかNGLの陰の首領?(笑)ゴンの母親?
 いや、「二人の男」だったような気がするから、母親はナシだよな。(コンビニでの立ち読みだから記憶がアイマイ)

 ああ、妄想は際限なく膨らむけど、とりあえず仕事しなくちゃ。
 あと3週間は休めないよう・・・

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2007年10月12日 (金)

ついにマガジンハウスまで制覇!?

 いま発売してるTarzan誌グラビアに、僕の「オサレ写真」が載ってるそうです。
 天下のマガジンハウス様のカメラ&編集と、神田うののスタイリストがタッグを組んでデッチあげた(笑)岡田斗司夫像を見よ!
 ・・・と言いたいけど、まだ僕も見てません。
 どんな風に写ってるんだろう?

 あと、ついに今週の「王様のブランチ」で紹介されますよ。
 おかげさまで「いつデブ」、ついに13刷4万部を追加して、累計32万部になりました。

 メールボックスを確認するたびに取材依頼や出演依頼があるので、なんだかもうなにがなんだかです。
 来週は某番組の特集コーナーで、「痩せられない伊集院光と彦麻呂にダイエット術を指南する」という収録に行ってきます。いや、伊集院さんは別に痩せたくないと思うんだけどなぁ。

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2007年10月 1日 (月)

マンガ夜話、作品決定

 マンガ夜話の作品選定、順調に進んだり某社にはやはり断られたりしています。
 とりあえず、2作品決まりました。

・二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(現在18巻)
・新井英樹「真説ザ・ワールド・イズ・マイン」(全5巻/オリジナル版は全14巻)

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2007年9月16日 (日)

スタイル&顔の変遷9/16版

Photo_2  これは1985年ごろ、僕が27歳の写真。大阪でゼネラルプロダクツというSFショップを開いていたころ。
 当時はまだ90キロを超えた程度だった。大学時代は88キロをキープしていたので、徐々に太りだしていたんだろうね。

   

Photo_3  2002年ごろのオタクアミーゴス舞台写真。右端の僕がいまやこの三人で一番体重が少ない、というのがいまだに信じられない。

  

117_3  2005年の終わりかな?体重117キロ時代。アゴも首も肉に埋もれているねぇ(笑)

 

  

    

20061  2006年1月にNHK[真剣十代しゃべり場」に出たときの映像。このときも117キロ。この3ヵ月後にダイエット(助走)を開始することになる。

  

  

Photo  2006年4月、ダイエット開始直前の写真。CS番組「プチクリ学園」よりの画面撮り画像。この直後、レコーディングダイエット「助走」フェーズを開始した。

  

  

20069107  2006年9月、「上昇」フェーズスタート期。4月よりほぼ4ヶ月の「助走」「離陸」で10キロ落として、体重は107キロに。

  

  

1_3 200610102  2006年10月に和服を作ったころ、98キロの時代。この頃は「100キロを切った!」とか大喜びしてたよ。

   

    

  

  

20061198  2006年11月。「巡航」フェーズ中。体重は92キロ。毎週1キロ以上減っていた時期。

  

  

200611

 2006年11月、今は亡き午後ギャオのプレス用写真。当時、一緒に番組作ってたスタッフや、共演者の古瀬さん・由華ちゃんからも「毎週、痩せてる!」と驚かれた。

 

  

2007_3  2007年2月ごろ。80キロを切った時代に、ちょいと派手なシャツを作ったので撮ってみた写真。あまりにも痩せすぎたので周囲から「ダイエットしすぎ」「危険!」とか言われた時代。

  

  

20076_3  2007年6月、70キロぐらいの写真。「いつデブ」に掲載されているプロフィール写真は、実はこの70キロのもの。今よりウェストサイズが4センチは多いから、いま例の比較写真撮ったらもっとすごいんだけどね(笑)

  

  

  

  

20077_3  7月半ばに髪を切ったとき。この頃から「次は筋肉をつける段階かな」と思い始めた。吉祥寺のFeelというカットハウスでイケメンの美容師さんに「メガネ、かけたら似合いますよ」と言われて、生まれて初めて可能性を考えた。

  

  

 

 次の写真の前に一段階あって、8月頭に大阪で「ビーバップ・ハイヒール」の収録に行ってきたわけ。で、そこでハイヒールさんやたむけん、チュートリアル全員から「ADさんにしか見えへん!」「もっと『先生』っぽい格好せい!」と怒られた。
 「そっか、今の俺はADみたいに貫禄がないわけね」と思って、今まで考えたこともなかった「ビジュアルによるキャラ付け」を考えてみた。ユニクロで売ってる服は安くて快適だけど、テレビに出る商売してる以上はもうちょっと「キャラクター」というものが必要でしょう。
 髪を切ったら若くなっちゃったんだから、他の部分でバランスとらないとね。そう思って「メガネ」が再浮上してきたわけ。

 

20078_7  先週のアニメ夜話の楽屋にて。単なるTシャツのADファッションだけど、オシャレ系メガネするだけでサムシング違うよね? 眼鏡屋さんで計測したら裸眼視力0.15と言われてびっくり。いつのまにかそんなに乱視が進んでたんだ。

  

  

 

20078_10 20078_11

 2007年8月後半の「暫定形態」。「ベリーショートで、虹彩と同色の茶色に染めた髪」「ジャケット+きれいめのシャツ」の組み合わせ。
 考えるのが面倒だからと、この頃は「ジャケットは白と黒のみ」「パンツは白・黒とジーンズのみ」にしてみた。

  

  

    

0781 0782  恵比寿のエボラボで髪型を変える相談。「前髪は降ろすのではなく,あげる方が似合う」と言われる。ためしにカットもせず、ブローとワックスだけでやってもらったけど、たしかにこっちがいいかも。

  

 

 二枚の写真の差は、実はTシャツの襟元。カラーリスト兼スタイリストの相崎さんによると、僕のカラーは「オータム(秋系の色)」だそうで、白や黒は似合わない、と宣告された。白や黒や原色系の派手な色というのは、雪景色の中のスキーウェアのように、「ウィンター(冬系の色)」が似合う人でないとダメだそうだ。右の写真は、その説明のためにTシャツの黒い縁を折りこんで「ほら、こっちがいいでしょ?」と聞かれたわけ。正直、自分ではあまりピンとこないので、色使いに関してはこれから勉強の予定です。いや~、なんでも勉強は楽しいよね。

 

 823  
 恵比寿のエボラボで髪を染めて切ってきました。以前の茶色にすこしグリーンを足して、前髪を立ててみた。これはあくまで取材があったりテレビの収録や写真撮影用の髪形。普段はボサっとさせる予定。

 

 

 

Photo  9月13日、アニメ夜話収録の前に、またも恵比寿のエボラボで髪をカット。毎月髪を切って、2ヶ月に一回染め直すというのは正直面倒だけど、職業上の必要と割り切るしかないよね。
 この衣装は「ど根性ガエル」のために選んだもので、Tシャツは渋谷のコスパというオタク系コスプレ店で見つけたDr.マウス。ドイツの情報番組のキャラクターだけど、なんかガチャピンとかゲバゲバ90分みたいな柄が気に入って買った。ど根性ガエルの衣装としてはアリじゃないかな?オレンジは残念ながら僕には合わない色なので、襟からベージュのシャツを出して調整。
 最近、「オシャレに金をかけてる」と言われるけど、シャツは西友の1500円だし、ジャケットはユニクロで4000円ぐらい。本とかオモチャとかハンバーガーに払う金はあっても、布を縫っただけのものに万札使う気にはなれん!

   

Photo_2

 アニメ夜話2本目の収録「銀河鉄道の夜」のための衣装をセルフ撮影で。タンタン専門店で買ったロケットTシャツ、すっごく気に入ってたけど、どうにも合わせようが見つからなかった。でも西友の秋物でキャメル色のジャケットがこれまたたいへんお安く出ていたし、おまけにマリーンネイビー(鉄紺)という珍しい色のYシャツも売っていたので、これで合わせてみた。このTシャツの地色・水色も僕には似合わない色だけど、中間にマリーンネイビーを入れると、なんとか見れるよね。

 

 

Photo_3

 なんばパークスのビレッジバンガードで見つけた「ブレーメンの音楽隊」Tシャツ。いま僕は「カッコいいオタクファッションとはなにか?」を模索中で、その仮説のひとつが「キャラクターTシャツを着こなす」というもの。でも僕は首の辺りが貧弱なのでTシャツが似合わないし、なにより「大人のオタクのオシャレ」というのはTシャツじゃないだろう?とも思う。
 なので、「ジャケット+Tシャツ+Yシャツ(またはハイネックなどのカットソー)」という重ね着をいろいろ実験中というわけ。

 

 

Photo_9  というわけで、ここまで減量できた秘密はこの本 で見てください!
 いままでこのブログで書いてきた内容だけでなく、「スタートの方法」「段階ごとの注意点」なども詳細に書きました。単なるダイエット・マニュアルではなく、「読んで面白い本」を目指したつもりです。よろしく!

    

  

  

Photo_4  ちなみに、この本と合わせて2冊買うと1500円をオーバーするので、amazonで送料無料になりますよ(笑)

  

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2007年9月13日 (木)

麻生太郎との戦い

8刷、2万部が決まりました。(配本21日)
これで計16万部です。

紀伊国屋での日計売上で「女性の品格」とタイマン中!
土曜と月曜は勝ったけど、日曜は負けました。
ウヌレ!

そろそろ麻生太郎「とてつもない日本」(17万部)のテールランプが見えてきました。次の目標は松井秀喜「不動心」(30万部)です。
・・・と思ったら首相のイキナリ退陣表明で麻生氏が緊急浮上?ああ、またテールランプが遠のく・・・


ついでに電車内の中吊り広告、またやります。
JR山手線 9/18~19
JR中央線 9/18~19
名鉄 9/19~20
札幌地下鉄 9/26~28
福岡地下鉄 9/18~20

テレビや新聞や雑誌の取材も多数受けてるんですけど、いまやどれがどうで、いつごろ出るやら本人も把握していません。
あ~、今日はアニメ夜話の収録があって、明日は後期初講義があるんだ~。死ぬ~。

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2007年9月 9日 (日)

マンガ夜話復活!

BSマンガ夜話の復活が決定しました。
11/27(火)から11/29(木)まで、3夜連続の生放送(深夜24時~24時55分;BS-2)。

現在、スタッフ&出演者でメールを介して作品の選定中。
リクエストのある人は公式ページにメールするといいです。出演者の一人である僕に「この作品をお願いします!」というよりも、視聴者の生の声のほうがずっと影響力あるよ。

いちおう、基本ルールとして「現在、書店で入手できる作品」という縛りがあるので、気をつけてね。

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2007年8月 8日 (水)

世界征服は名古屋から

 名古屋のマナハウス(栄で最大規模の書店)で「世界征服~」が7位です。
 新書では2位だよ。えへへ。
 写真は陳列風景。特設ステージ作ってくれたみたい。
 栄周辺の方はぜひ!マナハウスで買ってやってください!

Photo

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2007年8月 6日 (月)

素晴らしい馬鹿はいつも孤独だ

 昨日、NHKでやってる高校総体(インターハイ)の男子新体操で素晴らしい馬鹿を見た。
 やっとYouTubeにUPされたので、リンクをぺたり

 
 鹿児島実業の演技が始まると、いきなりかかった曲はサザエさんのエンディング。次々と曲は「おどるポンポコリン」「サザエさんOP」「おじゃ魔女どれみメドレー」とめまぐるしく変わり、それに合わせる男子新体操に場内は爆笑。最後は床いっぱいを使って全員で「ざ・たっち」の幽体離脱ギャグでフィニッシュ。
 馬鹿だ。素晴らしい馬鹿だ。
 アナウンサーも解説者も、ギャグには触れてもくれないというか、気づいてないのかな?
 ああ、素晴らしい馬鹿はいつも孤独だなぁ。

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2007年7月29日 (日)

新髪型、ここで見れます

 こないだのGyaOジョッキーが視聴可能になりました。
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0038873/

 ここでいちおう、新しい髪形を見れます。

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2007年7月23日 (月)

「デート・ウィズ・ドリュー」

 サイゾーの原稿、ずっと書いてます。
 ちょっと逃避で、日記っぽいものを。

 こないだレンタルDVDで「デート・ウィズ・ドリュー」という映画を見た。シロウトの出演するドキュメント映画だ。

 27歳の無職男・ブライアンは、クイズ番組の賞金で1100ドルを当てる。彼はそれを資金として、30日間のタイムリミットで子供の頃から憧れたドリュー・バリモアとデートしようと決意した。
 この映画はブライアンの30日以上に及ぶおバカで、そして感動的な「冒険の旅」の物語だ。

 いちいち、内容は紹介しない。
 「ここが面白いから見ろ!」とも言わない。
 あ、でもやっぱり言いたい!

 親バカ丸出しの母親がブライアンの計画を聞いて「彼女はアバズレよ。あなたにはふさわしくないわ」と心配するシーンとか、期限切れでビデオカメラを返却しなければいけなくなって、画面が急に静止画になって悲しい音楽がかかるシーンとか、とにかく最高!
 「よし、じゃあ次は君がデミ・ムーアで、僕がドリューね!」という繰り返しギャグも最高!

 ああ、みんな見て!見て!見て!

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2007年7月15日 (日)

ダイエット、終わりました

 6月の終わりには68キロ台に入っていた。だけど、そこから先がなかなか進まない。この段階に入るともう、1キロ1キロが血肉を削るように微妙に増減を繰り返すんだよね。
 でもようやっとこの2週間、67キロ台で安定してきました。
 2006年4月末の117キロからカウントしたら、ちょうど50キロ減!小柄な女性なら一人分の体重を落としたことになる。
 助走開始から15ヶ月、カロリー制限を開始してから10ヶ月でこれだけ落としたんだから、立派なもんだ。

 以前、僕はダイエットの目標を「理想体重の63キロ」と言っていたけど、ちょっと方向修正します。ここから先は、今までのようにやみくもに体重減少のみを目標にするのではなく、理想的体型を目標にしたほうが効率がいいと思う。
 
 具体的に言うと、たとえば今の僕のウエストは81センチ。1年前はウエスト120センチだったから、これだって40センチ近く減ってるんだけど、まだ多い。できれば76センチぐらいにしたい。
 現状を服のサイズでいうと、上半身は「ユニクロやGAPのシャツならMかL」だけど、下半身はLL。これも補正したい。
 もともとの骨格が華奢でナデ肩なので、胸と肩に筋肉をつけたいけど、これは逆に体重を増やす方向になる。
 
 まぁつまり、「下半身を絞って、上半身の胸から上にボリュームを出す」というのが次の一年の目標。だからこの先は「筋肉のつけ方をコントロールしながら体重を維持する」という段階かな。
 
 というわけで、「とりあえず体重をひたすら落とす!」という初期の目標はこれにて終了。
 
 僕のダイエットは、ついに終わりました。
 
 もちろん、体重は現状維持~微減を目指すので、レコーディングは続けることになる。でも来週からは一日の摂取カロリーを1600~1800kcal程度に、2週間ごとに100kcalづつ増やしていく予定。
 増やすのは「脂肪分の少ないたんぱく質」と「炭水化物」になるだろうね。
 
 とりあえず、いまはじめたのは「下腹部深層の腹筋を鍛える」という運動。ぜ~んぜんその部分に筋肉がないので、骨盤が前後に動かない。これではまず、ちゃんとした姿勢すら保てない。
 以前から自分の姿勢の悪さ・歩き方のカッコ悪さが気になっていたので、骨盤が動くように筋肉を鍛えることによって背筋と首、頭までの流れをきれいにしようと思う。
 そのために、事務所の僕の椅子を撤去してバランスボールに取り替えてみた。毎日数時間は座っている椅子をバランスボールに替えただけだけど、まずこれで「だらしない姿勢で楽をする」という習慣が強制的に排除されるわけ。
 わずかこれだけの変化だけど、1週間ほどでかなり姿勢が変わってきたよ。
 
 この他、いろんなエクササイズをはじめてみる予定。効果があったら、また報告します。
 

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2007年7月14日 (土)

6刷決定と分析

 日記を書き忘れていたけど、12日(木)に『「世界征服」は可能か?』の6刷が決まりました。「面出し」と呼ばれる表紙を並べて陳列してくれる書店も、徐々に増えてきたみたい。
 関西ローカルの番組「ビーバップ・ハイヒール」にも世界征服ネタで出演が決まりました。

 う~ん、しみじみ売れてるよなぁ。実感は相変わらずないけど。

 amazonの文庫・新書ランキングでは4~5位をずっとキープ。
 僕の本より上位は「生物と無生物のあいだ」(講談社)、「女性の品格」(PHP研究所)、「隣のクレーマー」(中央公論新社)、「スローセックス実践入門」(講談社)あたり。
 各出版社の現在の売れ筋が見とれるラインナップだなぁ。
 それぞれの書籍ごとの「この本を買った人は、こんな商品も買っています」リストを見てみると、「生物と無生物のあいだ」の読者層と「世界征服~」が被っているのがわかります。
 つまり、「暇つぶし&ちょっとした楽しみ&教養」という現在の主流派読者に売れている、ということなんでしょうね。

 さて、どこまで伸びるのかなぁ。

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2007年7月10日 (火)

近況

こないだの日曜、札幌までオタク・アミーゴス公演に行ってきました。
楽屋で一年ぶりに顔を合わせるアミーゴス三人だけど、ついに体重が逆転したよ!

みんだ☆なお 72㌔
唐沢俊一 69㌔
岡田斗司夫 68㌔

まさかこの三人で最下位になるとはねぇ。

「イヤ、これは台湾旅行からとんぼ帰りして、向こうで旨いものをさんざん喰って2キロほど増えたからで、あっという間に2キロぐらい落ちるから」
という唐沢さんの言も、もうヨユーで聞き流せましたともさ!(笑)

楽しい工作「バベルの塔」はそろそろ佳境。
1階・2階の造り込みがおわって、あとは3階と外装のみです。

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2007年7月 4日 (水)

「世界征服~」と書評

 『「世界征服」は可能か?』の5刷が決まりました。
 なんだか自分の本じゃないみたいで、現実感がないですねぇ。

 ブログやmixiで検索してみると、ほとんどの人がタイトル買いみたい。感想は、ほぼその人の世界観や価値観を反映していて面白いです。
 「内容が薄い」という人は、薄い内容しか読み取れなかったんだろうし、「考えさせられた」という人は、考えている読者自身の視点が高いということであって、別に僕の本だけが優れているわけじゃない。

 モノの価値というのは、自分がどれほど見つけられるかで決まるわけですよ。だから映画や本や、たとえ人物評にしても「つまんない」「薄い」という人は、対象の中から「面白い要素を見つけられませんでした」とカミングアウトしてるに等しいわけですね。
 テレビやブログで時々僕が「この作品はイマイチ」「これは好きじゃない」と発言するときがありますが、もちろんこの場合だって、作品が本当にダメな場合もあるけど、岡田斗司夫という人間が「この作品が理解できないバカモノ」という可能性のほうが高い。
 僕がいつも「面白いモノ」「優れたモノ」と「自分が好きなモノ」を区別して語ってるのは、ま、そのあたりもあるわけですよ。

 「あいつはツマらん!」と断じる人は、「相手との面白い関係性を作るのに失敗した人」に他ならないわけです。
 映画や本を「ツマらん!」と言うことは、「その作品を面白がることに失敗した」という意味であって、評価のみを鵜呑みにしてはいけない。「面白がり方」や「つまらながり方」こそをも吟味すべきなのにね。
 つまり、書評や感想というのは、それ自身が独立した作品であり、それは「自分の生き方や価値観のカミングアウト」なんですよ。
 だから怖いけど面白いわけです。

 ああ、早く6刷にならないかなぁ。

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2007年7月 1日 (日)

ハッピバスデー、俺!

あ~もう49歳だってよ。
どうする?
最近、物覚えも悪いしね。
思考力はまだ大丈夫だと思うけど、ひとつの問題を問い続ける知的スタミナみたいなのが衰えてきたよなぁ。
まぁでも、最近は「工作」と「ダイエット」という二大趣味もできたから、多少はボケてもいいか。

こないだ、大学の新入生に言ったんだよね。

「え?キミたち大人になるのがイヤなの?
俺なんか大人になって本っ当ぉ~に良かったと思うよ。小学校のときの俺より、ハタチの時の俺より、35歳のときの俺よりも、今のほうがず~~っとマシだよ。
もちろん、いまだに自分のことを幸せだなんて思ったこともないけど、少なくとも年取るにつれてマシになってるよ。
だからキミたちも、年取るとか大人になるというのは、楽しいことかもよ」

これ、偽らざる49歳の本音なんだよね。
なんで今の子たちって、そんなに大人になったり働いたりするのがイヤなのかなぁ?
子供はつまんないのに。
大人は楽しいのにね。
というわけで、ハッピバスデー俺!
49歳、おめでとう。

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2007年6月30日 (土)

たのしい工作シリーズ「バベルの塔」

1

 ナビスコチップスターの空き箱で、またもや作りはじめてしまいました。mixiでアルバムも公開しています。
 http://mixi.jp/view_album.pl?id=1835026
 ここまでで作業時間は6時間かな。

 ところで、Youtubeで「バビル二世」の主題歌を見つけたよ。
 http://www.youtube.com/watch?v=mdzbmtm-Wcg

 で、久しぶりに聞いてたら、2番の歌詞が「悪魔の基地を壊すため、三つのしもべに命令だ、ヤー!」だったということにあらためて気づいた。
 もう息が絶え絶えになるぐらい笑いました。

 ヨミ様が命より大事にしている基地を、主題歌でまで壊されてるとは・・・

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2007年6月20日 (水)

4刷、決定!

『「世界征服」は可能か?』の4刷が決まりました。
「とにかく在庫が払底してるので、直しはゼロで!」とのことで、誤植や間違いもまんまです(笑)
刷り部数は今回もど〜んと一万三千部!すげぇなぁ。
あ〜、うれしい!

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2007年6月14日 (木)

島本和彦参上!

明日の大学講義、限の「読者と心理」は特別ゲストとして島本和彦氏が来ます。
学生にも一切告知してないサプライズゲスト。みんな、びっくりするかな?

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アマゾンで9位だ!

 『「世界征服」は可能か?』が売れてるらしいんだけど、自分ではなんでかまったくわかりません。
 ついにアマゾンの和書ベストセラーでは9位になってしまいました。
 アマゾンでヒトケタ!いったいなぜ?
 明日のお昼には3021位とかになってるのかなぁ。

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2007年6月13日 (水)

大増刷が決まったけど

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 『「世界征服」は可能か?』が、ものすごく売れているらしい。発売2日目で増刷が決定して、その翌々日にはさらに3刷、それも1万部という大増刷が決定した。
 渋谷ブックファーストの1階正面でも大陳列やってくれてるし、今朝の新聞広告でもプッシュしてくれている。
 こうなるともはや「うれしい」というよりも「大丈夫?」と心配になってしまうのは、僕がビビリというか貧乏性だからかなぁ。

 
 増刷をチャンスに、本文のミスや誤植を直したいと思っている。ただし増刷で対応できるのはフィルム版のみらしく、「同じページ内で収まる程度の語句の直しなら可能」と言われた。
 前書きの「ガーゴイル」については、「企画時には『悪の秘密組織=ガーゴイル』だったけど、放映時までに『悪の秘密組織=ネオ・アトランティス』『ネオアトランティスの首領=ガーゴイル』 に変更された」という一文を追加したかったけど、これは第二版を作るまで無理みたい。
 
 その他、「ガミラス人」を「ガミラス星人」と表記してしまったり、「ゴート札(ルビ:さつ)」に「ゴート札(ルビ:ふだ)」というなんで見逃したかわかんないような校閲ミスがあったり、「独裁者(ルビ:ディクタトル)」を「独裁者(ルビ:ディレクトル)」と書いてしまったのは痛恨のミスだったなぁ。
 3刷で修正できるのは誤植が中心なので、読んでる人の印象はあんまりかわらないと思うけど、こういうことを書いてる側は気にするんだよね。
 
 うう、しかし3刷1万部かぁ。大丈夫かなぁ。

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2007年6月12日 (火)

プレシオサウルスのラーメン鉢

 ちょっとお高いけど、丼鉢はいつも使ってる無印のが色気なくてイヤだったから注文してしまいました。

「究極のラーメン鉢 まるぶん」

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カタログ番号:R0126/レンゲ R2126
プレシオサウルス

伝平窯(池田和史)
口径180mm×高80mm
手法=下絵・手描き
電子レンジ=可
 ジュラ紀に棲息していた首長竜、プレシオサウルス。体長は5m程、首長竜としてはちょっと小さめです。しかし、我々人間よりはずっと大きい体で古代の海を泳ぎ回っていたようで、「究極のラーメン鉢」の中にも泳がせてみました。現代には存在しない(たぶん?)生物を愉しんでいただければと存じます。

価格: 鉢 ¥4,200(消費税込み)
   レンゲ¥1,260(消費税込み)

   

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2007年6月 7日 (木)

来週月曜(11日)「クローズアップ現代」に出演

 ネタはここで書くのはまずいだろうけど、まぁ最近話題の「仮想空間のビジネス利用」みたいなもんだと思ってくれたまえ。
 正直、僕の意見は過激ということはないんだけど、先進的過ぎて「ぼくたちの洗脳社会」を読んでない人にはかなり異様に聞こえる。特に「ネットのビジネス利用」に関しては「仮想社会の通貨を現実に持ってくること」よりも「仮想経済が現実経済を凌駕する瞬間」というのがポイントだと思っている。
 
 しかしNHKの、それもプライムタイムの番組ということは「75歳のおばあちゃんでもわかるように話す」という意味でもある。おばあちゃんというのは極端かもしれないけど、大企業の取締役で毎日日経を読んでいたら世の流れに遅れていないと思いたがってる自称・経済通のおじさんにも共感してもらえるように話さなくてはならない。
 生放送で?
 NHKで?
 この僕が?
 
 で、肩書きを聞かれて、いつもどおり「評論家」にするのかな?と思ったら、向こうのご指名は「大阪芸術大学客員教授」。 ほう、その肩書きを使われるのははじめてじゃないかな?
 やっぱり経済系とか報道系の番組では、大学教授という方が通りがいいのかもね。なんだかいつもと勝手が違う進行で、 ちょっと調子が狂いました。
 
 今から散髪にいって、そのままNHKでアニメ夜話の収録です。
 ブログ更新してる場合じゃない。もう行かなくっちゃ。

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2007年6月 6日 (水)

近況です

 まだ鬱は晴れないけど、今朝ちょっとだけイイことありました。

 体重、ようやっと69.9キロになりましたよ。
 ああ、ついに憧れのアンダー70キロワールド!
 体脂肪率は21.3%なので、体脂肪重量は14.88キロ。ウェストサイズは現在まだ82センチなので、これはヌカ喜びにもほど遠いです。

 シャツだけならユニクロのMサイズがちょうど。でもTシャツだとまだLでないとダメです。コムサ・イズムならLでもちょっと苦しいかな?

 というわけで、また寝ます。ぐー。

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2007年6月 3日 (日)

ちょい鬱です

 困ったなぁ。
 どうも10日ほど前から「鬱期」に入っていたみたいです。

 僕の躁鬱は循環で訪れるんだけど、潜伏したままやり過ごせることもあるので、時期が読めないんですよね。今回のように「実は1週間以上前から鬱で、落ち込み切ってから気づく」という場合は本当に困りもの。
 少なくとも、今日明日は仕事になりません。木曜にアニメ夜話の収録があるので、それまでに上昇してるのを祈るのみです。
 鬱に対処する僕の知る唯一の方法は「あきらめてさっさと落ち込んで、回復を期待しない」なので、今日は寝ます。
 ぐー。

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2007年5月24日 (木)

マルコの地球儀

 「母をたずねて三千里」のエンディング地球儀、とりあえず携帯で動画を撮影してみました。
 ピンボケだし光量は少ないけど、とりあえずの雰囲気だけでも。
 アニメ夜話でも紹介してもらえるみたいです。

地球儀動画

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2007年5月20日 (日)

キリコ見ながらマルコを作る

 「母をたずねて3千里」のエンディングに登場する地球を作ってます。イタリア半島からアルゼンチンまでを一望する構図、というかなりのデフォルメ具合。
 6月7日にアニメ夜話の収録があるので、なんとか間に合わせたいなぁ。
 電動ムーブメントとかそういう面倒なこと考えずに、単なるオブジェだったらできるかな?
 
 大西洋にクジラを配置。このあと、波を塗ったり吹き上げてる潮を塗ったりする予定。アフリカ大陸に山脈を配置、四角いサイコロ大のブロックをいま乾かしてる最中なので、乾いたらカットしてピラミッドを作ろう。
 ボトムズを見ながら、工作する。キリコ見ながらマルコを作るわけね。

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2007年5月17日 (木)

マルコとキリコ

 4月末に『図録・王立科学博物館』(三才ブックス)と『オタク論!』(創出版)がほぼ同時に出たところだけど、来月と8月にも新刊が出ます。

●『「世界征服」は可能か?』 ちくまプリマー新書
 6月5日刊 ISBN 9784480687623 定価798 円(税込)

●『ダイエット本(正式題未定)』 新潮新書
 8月20日刊

●『オタク・イズ・デッド』 新潮新書 2008年初旬

 あと、ひょっとしたらPHPから意外な共著を出すかもです。とりあえずこれから一年は新刊ラッシュと落語2.0定着で忙しそうだなぁ。
 あ、もうひとつ、ゼネプロ時代に戻るかのように「おもちゃ開発」もはじめました。次回のフィギュア王に詳細が乗る予定。
 今日は大阪で、ちょいとアパレル開発の打ち合わせに行ってきます。あ~儲からないけど面白い仕事は楽しいなぁ。

 次回のアニメ夜話収録は6月7日。取り上げる作品は「母をたずねて三千里」「装甲騎兵ボトムズ」。両方とも1年間のテレビシリーズなので各52話×23分=約20時間あるからたいへん。最初はこれを交互に見ていた。
 マルコとキリコという似たような名前の主人公だし、片方ばっかり見るより気分転換になるだろうと思ってたら、三千里は「マルコ可愛い!」「作画もレイアウトも色彩設計もすごい!」の感動の連続であっというまに終わってしまった。
 ところがボトムズが思ったより辛い。本放送のときは面白かったはずなのに、ウド編ってこんなにしんどかったっけ?
 マルコのほうの次回予告は「次回は『なかよしエミリオ』です、お楽しみにね!」「次回は『お父さんごめんなさい』です。お楽しみにね」なのに、ボトムズの予告編と来たら「次回、『ウド』。来週もキリコと地獄に付き合ってもらう」「次回、『出会い』。キリコが飲むウドのコーヒーは苦い」だよ。やだよ、こんな世界(笑)
 
 そういえば、いま作ろうとしてる趣味の工作は「母をたずねて三千里」のエンディングで「朝ぼくを~起こしたお日様が~」の部分で回転してる地球儀のミニチュア。
 作りかけたけど、なんか上手くいかず、ちょっと思案中。
 本当は来月はじめのアニメ夜話収録時に持って行きたかったけど、間に合わないだろうなぁ。

 『オタク・イズ・デッド』は新潮新書から2008年初旬の予定。本当はこっちを今年の5~6月に出す予定だった。もうとっくに原稿は完成してるけど、出版プロデューサーの判断でダイエット本を先行させることになり、今度は出版社の判断で「同一著者の作品は6ヶ月程度の間隔が必要」ということで、思い切り後ろに伸びちゃった。
 

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2007年5月13日 (日)

「オタク論」、発売中です

 新刊の「オタク論! 」(創出版)が出ました。現在、全国書店で絶賛発売中です。
 なんだか非常に売れてるみたいで、発売1週間をまたず3刷が決定しました。
 で、かなり調子こいた前書きを書いてて、それがかなりの暴言なんだけど、なぜか自分で気に入ってるんですよね。
 言ってることはムチャクチャでも、なんか勢いあるし、ツッコミどころ満載なところも僕らしくていいかなぁ、と(笑)
 せっかくだから前書きのみ全文掲載します。ブログでの引用もご自由に。
 でも引用される場合は、特定の部分だけ引用せずに全文引用でお願いします。

 
「前書き」
 
 いかにカッコよくオッサンや爺さんになるか?
 これが本書の裏テーマである。
 オタクだマニアだ新人類だと言われてきた私や唐沢さんも今年で49歳。信長が死んだ年齢である。来年には恐ろしいことに50歳になってしまうのである。
 世間ではどういう定義になってるか知らないけど、私自身からすれば50歳なんてものはあきらかにジジイだ。「中年」を通り越して「初老」だ。
 そんなジジイが二人寄って「最近のオタクは」とか「マンガやアニメは」とか「萌えは」とか語るっていうんだから、こりゃどう見てもみっともない。少なくともダンディなモテ系オヤジが絶対にやらない企画であることは確実である。
 でもねぇ、私としてはこの対談企画、わりと気に入っているんだよね。そういう「みっともない」ところが。
 オタク文化は現在進行形の文化なんだから、そりゃその最前線は「14歳」だと思うわけ。いま現在14歳ぐらいのマンガやアニメのファンがいる位置が、オタク業界の最前線であり「いちばん面白くて活気のある場所」でしょ。間違いなく。
 だから、オタク系の評論とか発言というのは総じて「いかにオレは14歳の心を失ってないか」というイノセンス合戦になりがちなんだよね。政治的な発言にしても、作品論にしても「子どもの頃や読者としての瑞々しい感性を失わず」「いま、もっとも新しいムーヴメントを提示する!」とかね。
 でも、申し訳ないけどそういうの、あんまりカッコいいとは思えなくてねぇ。そういうスタイルも20代前半まではアリだと思うんだけどね。
 30超えたらなんというか身体性というか、「年齢積んだだけのナニか」って欲しいじゃない?無理やりに若ぶったり「最近の作品もフォローしてます」みたいな媚びた物言いじゃなくて、「オタクが枯れると言うのはこういうことだ!」というの、見せたいじゃない?あえて頑固ジジイという役割を引き受けて、「最近の作品なんかわからん!昔のは良かった!」みたいな暴論吐き散らかして、ちゃんと悪役だって引き受けてあげたいじゃない?
 少なくとも私は「そういう大人」になりたいと思う。いつまでも若者や若者文化にすがるのはみっともないと思うし、理解されようとか誤解されたくないと足掻くのはもっとカッコ悪い。
 オトナと言うのは「誤解を引き受ける」覚悟だと思うよ。「お前らがダメにした」と言われたときに「そうかもしれない。じゃあお前ら若い奴が頑張れ」って返して、でも心の中ではまだまだやる気満々の状態。それが私の考える「したたかな大人」だ。
 というわけで、この本の中には「したたかな大人(見習い)」の物言いがいっぱい入っている。まだ(見習い)だから、時々本気で話したりムキになったりしてるけど、ま、大人ってそんなもんでしょ。
 私は「オタクが大人になる」というのは、こういうことだと思うんだ。
 まだ若い君たちも、カッコいい我々を見習って、ぜひ「大人のオタク」になりなさい。
 以上。
 

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2007年5月12日 (土)

生きてるのが辛かったよ

 今日、耳鼻咽喉科の医者に行ったら、そう診断されました。
 熱が高いし関節も痛いのでてっきり風邪だと思っていたら!
 でも昨夜あたりから耳まで痛みはじめ、水も嚥下できなくなっていたので「こりゃ喉だな」とは思っていたけど・・・
 いきなり、医者に怒られました。
「こんなにほっといちゃダメじゃない!」
 はい、すいません・・・
「あなたね、耳鼻咽喉科の患者で、ゆいいつ死ぬかもしれないのは扁桃腺炎だけなんだよ!甘く見たらダメだよ!」
 でも、ここへ来るまで扁桃腺炎ってわかんなかったし・・・
「とりあえず、膿を吸い出すからね!ダメだったらすぐに入院してもらうから!」
 センセイ、ぼく話もできないほど喉が痛いので反論できません・・・

 先生は僕がみたこともないほど太い注射針を出して、看護婦に「違うよ、もっと太いの!」と怒鳴りつける。
「棚の隣、そう、いや、もっと太いのあるでしょ!」
 センセイ、ぼくもっと細いのでいいです・・・
 
 不機嫌な顔の看護婦が持ってきた注射針は、ブリックパックのジュースについてるストローみたいだった。注射器に取り付けると、医療器具というより水鉄砲のように見える。
「ほら、はい!口をもっと開けて!」
 センセイ、怖いです・・・いていていていてててててて
 痛い痛い痛い!
「膿を吸い出してるから、ちょっと待って!痛いからね!」
 センセイ、それもう知ってます・・・
 
 そっから先はもう思い出したくないです。
 たしか2回、吸い出されました。
 抗生物質と痛み止めと化膿止めもらって「5時間ごとに飲むこと」と強く言われたというか怒鳴られたというか・・・
 明日も同じ医者に行きます。とほほ。

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2007年5月 9日 (水)

風邪、ひいてます

 連休中に単行本を書き下ろしちゃったので体力を使い果たし、風邪ひいてしまいました。
 風邪なんてダイエットはじめてからひいたことない!という健康生活だったので、勝手がわからず困っています。
 復調したら、いよいよ「離陸」フェーズを書きますから、いましばらくお待ちを。

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2007年5月 5日 (土)

原稿を書くときの風景

 ひたすら原稿を書いている。
 書き下ろしダイエット本の原稿、全7章のうち第5章をさっきあげた。明日夕方までに第6章、月曜夕方までに最終章というペース。
 こんなスピードで書けるのは、あらかじめ下書きを準備してるから。僕の書き方はメモ→構成表→打ち合わせ→下書き→清書→調整という順序。
 今回は下書きやメモをこのブログに上げたりしてみた。おかげでかなり調子がつかめた。 
 
 で、僕にとっての「執筆」というのは、ほとんどいまやってる「清書」のこと。
 映画にたとえると、メモ→構成表が「シナリオ」で、下書きは「ロケハンとコンテ」、そして清書が「撮影と編集」という関係になる。
 しかし、もっと感覚的に言うと、清書つまり執筆は「オフロードを走るレース」に近い。
 いちおう、目的地も決まってるし、地図もある。
 走破するのが目的だけど、『勝つこと』が求められる。
 下書きに引きずられて、言いたいことが原稿化できていないときのもどかしさは「悪路にハンドルが取られるのを、ねじ伏せるように運転する」という感覚がぴったりだ。
 
 なので、原稿を書いてる最中の僕は、常にハンドルを握ってる気分だ。
 あと2章分だけど、最後はテクニカルカーブの連続だし、その直前に長い登りもある。
 さて、一気に駆け抜けよう。
 
 連休?それなんですか?

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2007年4月27日 (金)

ついに72キロ台突入!

 今朝の体重は72.6キロ、体脂肪率は23.1%。
 いや~、はるばる来たねぇ。
 「離陸」を開始した9月1日の107.0キロ、39.5%。
 つまり238日間、7ヵ月半で34.4キロもの体重減だ。しかもそのうちの25キロが体脂肪。
 「助走」を開始した時で115キロ・42%だったから、1年で42.4キロ落として、体脂肪も32キロ近く落としたことになる。
 先週からはいてるウェスト88センチのズボンも、もうベルトなしではゆるいので、85センチのを買ったけど、たぶん来週にははけそうだなぁ。
 今日はこれから四国・高松でアニメ夜話の収録。今夜はスタッフと「うどんすき」だけど、食べすぎには注意しようっと。

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2007年4月25日 (水)

ヌカ喜びにご用心

 「助走」「離陸」というフェーズだけでも、ある程度痩せたんじゃない?
 それまでの体重が100キロを越えているなら、早い人で2週間で5キロ程度は減ったかもしれない。
 うん、おめでとう。ついにダイエットのスタートだ。
 
 さて、せっかく喜んでいるのに申し訳ないけど、すこし言いにくい話がある。
 僕は自分もダイエットしてるから、同じくダイエットしてる人や目指している人を「仲間」だと思ってる。「仲間」にウソは言いたくないから、ちょっと言いにくい話でも、書かなきゃいけない。
 落ち着いて、以下の文章を読んでほしい。
 
 レコーディング・ダイエットをはじめたら、あっというまに○キロ落ちた!
 たしかにいいことだ。だけど、気をつけてほしい。
 それはダイエット初期特有の現象、「初動値の劇的減少」なんだ。
 世の中にあまたのダイエット法があるカラクリ、なぜいろんなダイエット法が登場しては消えていくのだろう、という秘密。それがこの「初動値の劇的減少」だ。
 
 簡単に言うと、レコーディングダイエットに限らず、ぶっちゃけ「どんなダイエット法でも、はじめさえすれば最初の2~3週間は痩せる」のだ。以前に「すべてのダイエット法は正しい」と書いた理由は、これである。
 いままでダイエット経験がない人なら、特にこの初動値変化は起きやすい。
 そのため、ウブなダイエット初心者は「ああ、やっぱり○○法は正しいんだ!」と有頂天になってしまう。「これだけ食べれば痩せるダイエット」とか「リセットダイエット」などというトンデモ系のダイエットでも、絶対に効果はある。最初の2~3週間は、だけど。
 
 しかし、開始後2~3週間したら体重はぱったり減らなくなる。
 ホメオスタシスという言葉を中学校で習ったけど、人体には「恒常性」といって身体を同じ状態に保とうという仕組みがある。そのために毎食グレープフルーツ食べようが、リンゴ酢飲もうが、あっというまに「それが当たり前」の状態になってしまうのだ。
 ダイエットをはじめた人は、みんな最初の2~3週間は大喜びするけど、そのうちゆるやかな失望とあきらめに出会い、そしていずれやめてしまう。その原因は「初動値の劇的減少」をあまりに信じすぎてヌカ喜びしてしまうからなんだよね。

 どんなダイエット法の解説を見ても、この「初動値の劇的減少」について正直に書いた本など見たことがない。どの本もどのダイエット法も「他の方法はダメ」「この方法が正しい」と繰り返すばかり。しかし、それでは「いろんなダイエット法があって、それぞれに成功した人がいる」という現象の説明がつかない。
 
 実はいま現在、mixiやネットでかなりの数の人たちが、レコーディングダイエットに挑戦しつつある。その人たちの日記を見たら「たしかに記録=レコーディングするだけで痩せた!」と喜んでくれている。僕も同じダイエット仲間としてすごくうれしい。
 ビジネス的に考えたら、こんな「初動値の劇的減少」のことなど黙っていて、他のダイエット法みたいに「ほら、始めて1週間でこんなに効果の出た人もいますよ」と発表するのが得策だろう。しかし、僕はもうそういうダイエット業界の体質にウンザリしている。
 「これでないとダメ」「これさえ解決したらあなたの人生はバラ色」みたいな商売のことを「コンプレックス産業」という。僕はレコーディングダイエットをそんなコンプレックス産業の「有望株のひとつ」になんかしたくない。だから、せっかく頑張って体重を落とすのに成功した人の、喜びに水をかけるようなことも書くことにしたわけだ。
 
 ガッカリした?
  ごめんね。
  
 でも、繰り返すけど「どんなダイエット法でも、最初の2~3週間は劇的な効果がある」んだよ。だからポイントは「いつまで効果が保てるか?」ということと、「どれぐらい続けやすいか?」という二点。あと「もしやめちゃっても、どれぐらいリバウンドしにくいか?」もあるかな?じゃあポイントは三点だ。
 レコーディングダイエットは「効果が長期に継続し続ける」「身体や経済的な無理がないので続けやすい」「ダイエットをやめても、自分の食生活行動の自覚は残るので、リバウンドしづらい」という優位性があるから、僕は自信をもってオススメできるんだけどね。
 
 なので、「助走」「離陸」のフェーズで成功したからといって、そこで安心しないように。油断せず、とにかく毎日「口にしたものすべてを記録する」こと。あと、できるだけ毎日体重をはかること。
 「離陸」フェーズの人は、できるだけカロリー計算すること。
 繰り返すけど、まだ食べたいものは我慢しなくていい。今までと同じように食べてかまわない。運動もしなくていい。
 だから、できるだけ正直に「記録=レコーディング」してほしい。
 もし効果がでてヤル気がでたなら、ぜひ体脂肪率がはかれる体重計を買ってほしい。できればアナログではなくて、0.2キロ単位で体重のはかれるデジタル式のやつがいい。僕は体重が0.1キロ単位ではかれるタニタの安いモデルで充分だ。ちなみに僕の使ってるのはコレ、ラオックスで3000円ちょっとだった。
 
 「離陸」フェーズに慣れて、カロリー計算もなんとなくこなせるようになったら、いよいよ「上昇」だ。
 次の「上昇」フェーズでは、さらにすごい体重変化が起こる。僕の場合で言うと「毎週1キロ減少が2ヶ月以上」だった。
 
 この頃になると、ダイエットしてるのが楽しくてしょうがなくなる。ダイエットというのは「ゴールは楽しいけれど、それまでは辛くて苦しい」と考えている人が多い。
 だから「苦しい期間を減らして早く成果が欲しい」と考えて、「三日で3キロ痩せる!」みたいなムチャな宣伝文句に吊られてしまう。
 でもね、ちゃんとダイエットに成功したら、その「目標体重までの過程」そのものが楽しいんだよ。ほら、海外旅行って、目的地=目的じゃないでしょ?その過程、つまり旅行準備とか飛行機の中とか慣れない電車に乗り換えとか、ぜんぶ楽しいじゃない?
 ダイエットも同じ。成功しつつあるときは「過程そのもの」が楽しいよ。
 だから、ムチャなダイエットプログラムとか「とにかく頑張ろう」みたいな宣伝文句に騙されないでね。

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2007年4月24日 (火)

運動しなくてもいい理由

 レコーディング・ダイエットにおいて「運動」は重視していない。
 
 レコーディング・ダイエットというのは、短期間で10キロ以上を落とすのが可能なダイエット法だ。それだけの減量というのは,実は身体に相当負担がかかる。
 そんな時期に「運動」などやってはいけない。
 酸素は哺乳類にとって必要不可欠だけど、同時に猛毒でもある。過度な有酸素運動は、老化を早め寿命を縮める。
 体重を落としている時期は、運動なんかしなくていい。「体重を落とす」というだけで身体には相当の負担がかかってるんだから。
 僕自身が「1日一万歩」という軽い散歩をメニューに加えたのは、ダイエットの「助走」→「離陸」→「上昇」というプロセス後、体重を15キロ以上落としてからだ。
 
 それでもダイエットに運動は必要不可欠!と信じきってる人は多い。
 おそらく「太っていること」を悪いことだと捉えて、「そんな自分には運動という罰を与えなければ!」「罰を与えられてはじめて『痩せる』という褒美が与えられる」という思考回路が働いてしまってるんではなかろうか?
 あと「みずから汗を流さないと、なにも得られない」という自己実現哲学の反映とか。
 
 もちろん、「身体を動かすのが趣味」という人の運動は否定しない。
 でも運動が嫌いな人が「本当は運動しなくちゃダメなんだけど」「食事制限だけで痩せてもすぐにリバウンドするだろうから」とくよくよ考えても、意味ないと思う。無理に運動して、それがイヤさにダイエットをやめてしまうほうが、ずっと問題だ。
 
 あと、これは僕の経験から言えるんだけど、体重がばかばか落ちたら、イヤでも運動したくなる。
 重度のエスカレーター愛好者だった僕も、体重が117キロから80キロ台に落ちたらなんの躊躇もなく階段をほいほい登れるようになった。身体が軽くなると、身体能力が上がる。運動なんてそれからでいい。太ってるいま、無理に運動してもしんどいだけだし関節に負担もかかる。
 「軽い運動」をメニューに取り入れるのは、「体重が落ちて体が軽くなって、自分から動かしたくなったとき」で充分である。
 

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2007年4月22日 (日)

「もうやめた!」と思う前に

 先週の木・金の二日、僕はイケナイ子だった。
 まず木曜の夜、蔵前にある某社の結成会見みたいな会場で、ちょっとした取材に答えたりしていた。で、そのあと「じゃあお食事でも」という流れになった。
 主催者Tさんの電話を盗み聞いてると、どうやら焼き肉に行くらしい。
 焼き肉!Tさんはグルメで、連れて行ってくれる店は100%美味しい店ばかりだ。
 まずいなぁ。いや、旨いんだけど、まずいよなぁ。
 その直後に吉祥寺でゲラ返しと図版打ち合わせがあった僕は、「まぁ時間もないから大丈夫でしょ」とタカをくくって、浅草駅近くの一人では怖くて入れないような高級焼肉店に入ってしまったのだ。

 いつも通り、ウーロン茶でキムチをいただく。すると肉が来た。
 あ、こりゃ絶対に旨いわ。見た瞬間に、サシの入り具合とかから絶品保証付きの牛肉を炭火でどんどん焼く。
「岡田さん、お時間ないんやから、お先にどんどんいっちゃってください」
 勧められるより先に、もう僕の箸は僕の口は、「どんどんいっちゃって」いた。

 ・・・まぁこっから先は書かないでもいいだろう。他人の、それも先週の焼き肉話を読むほど皆さんも暇ではないと思う。旨かった。旨かったですよ、はい。
 時間いっぱいというか、5分ほど延長して、帰りは田原町の駅までダッシュしなくちゃいけないほど時間いっぱい、腹一杯に焼き肉を詰め込んでしまいました。
 たぶん5000kcalほど。肉だけで。
 
 でね、そのあとがさらにまずかった。
 自宅に帰って一人になった僕は、なんだか感情の持って行き場に困ってしまった。「なんであんなに食べたんだ、俺のバカ!」とか「もうダメだもうダメだ」とか「この1週間の努力がパーになっちゃった・・・」とか、そりゃもういろんな感情や衝動が脳内を駆け巡ったわけですよ。
 ダイエットを半ばも成功させていると「意志が強いんですね」とか言われることが多い。とんでもない!意志が強かったら、こんなことになるはずがない。
 ところがその夜、僕の行動はそこでは収まらなかった。
 書くのもイヤだけど、「反省しなくてもいいから書け!」というのがレコーディングダイエットだ。当然、記録が残っている。
 部屋で一人になってから、僕はヤケクソのようにおやつを食べだした。煎餅、アイスクリーム、チョコ菓子、フルーツ。手近にあるもの片っ端から口に入れ、そのまま寝てしまった。
 
 翌朝、最悪の気分で目が覚める。胃が張って苦しい。寝る前にあんなに食べたのは久しぶりなので、もう身体が拒否しているのだ。
 気を取り直して、昨夜食べたものを記録する。あんなに多量に食べたつもりのお菓子は、合計しても400kcalぐらいにしかならなかった。
 じゃあ、昨日の摂取カロリーは全部で6000kcalぐらいになるのかな?
 こういう時は、まずなによりペースを戻すことだけを考えた方がいい。とりあえず、いつもどおり1500kcalに収めることだけ考えよう。
 
 そう考えた僕は、金曜の午後まではまさに模範生のような食生活だった。しかし、である。金曜の夜は、またしても重要な関係の人と外食。僕が大阪ジャンジャン横丁にご案内する、というコンセプトだったので串カツ屋さんにご案内するはめに。僕も止まらずに10本ぐらい食べてしまった。
 いや~へこんだね~。さすがに二日連続で、というのははじめてだったから。それでも「ダイエットなんかやめた」と一度も思わなかったのは進歩だな。
 
 ・・・とまぁ、長々と先週後半の「僕の失敗」を書いてみたわけだけど、なにが言いたかったかというと「それでも続けたから、また痩せたよ」ということ。週末に1キロ以上太り戻したけど、たぶん今週前半で取り戻せる。反省してさらに無理なダイエットを自罰的にやるよりは、「なにもなかったように、翌日からまた1500kcal」のペースを守ったのがよかったようだ。
 
 ダイエットの最中には、自暴自棄になる時が必ずある。「けっきょく失敗した!」と思う瞬間なんか、なんぼでもある。
 でも、「続けること」だけが重要なんだ。
 以前、この日記で「すべてのダイエット法は正しい」と書いたことがある。すくなくとも僕はそう信じてる。毎日グレープフルーツ食べようと豆乳飲もうとファスティングしようと、どんなダイエット法だって絶対に最初の3週間は効果がある。でも、逆に言うと、やめたらどんなダイエット法でもリバウンドする。
 
 ダイエットで一番大事なことは「どんなダイエット法をはじめるか?」ではない。
 最も大事なのは「やめない」ことなんだ。
 どんなにカロリーオーバーしても、ちゃんと記録さえつけ続ければ、かならず効果が出る。そりゃ1キロぐらい太り戻しするかもしれないけど、翌日からなにもなかったごとく再開したら、一ヶ月もしないうちに体重や体脂肪オーバーなんて消えてしまう。
 
 まだ助走期間の人たちで、早くもカロリー計算しちゃってる人も多いみたいだ。カロリーはまだ制限しなくていい。食べたいものを食べていい。
 でも、記録だけは絶対にごまかさないように続けよう。
 一日や二日、食べ過ぎてしまってもあきらめず、翌朝起きたらちゃんと思い出せる限り書き出そう。
 
 久しぶりに、言い訳のしようのない大失敗をしてしまったから、このチャンスに書きたくなったことを書いたよ。
 レコーディングダイエットにおいての「失敗」は、食べ過ぎることではない。
 「もうダメだ」と絶望して、レコード=記録をやめてしまうことだ。
 カロリー計算が面倒なら、本当に「食べたものと食べた時間」だけ書き残すだけでいい。体重計が家になければ、たまに電気屋に行って乗るだけでもいい。
 とにかく「記録する」という行動だけを続けて欲しい。
 

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2007年4月18日 (水)

隙間に詰めろ!

 昨日、担当編集者・Kさんとダイエット話をした。
 Kさんは最近、レコーディングダイエットの「助走」を始めたそうだ。
「自分でも思っていなかったほど食べてるのに愕然としました」
 彼女が言うには、今までは「食べた食事」を思い出して「たいした分量は食べていない」と思い込んでいた。だけどレコーディングを始めた瞬間、ほんの一口のつもりだったおやつ類が、実はかなりの分量を食べていた、というのに気づいたそうだ。
 
 あ~、そうそう!実は僕もたしか、このパターンだったよ。食事はあんまり食べてないつもりで、それに安心しておやつをたらふく、というパターン。
 彼女には「携帯電話の充電」というアナロジーで説明した。

 デブって絶対に、食事より間食が多い人だと思うんだ。
 ほら、携帯電話の充電は、本当は電池残量がゼロに近づいてからするのがいいわけじゃない?でも、電池がなくなるのが不安だから、ほんのちょっと電池残量が少なくなると、もう充電してしまうよね?電源バーが2本になったら、即充電、みたいな。
 それと同じく、僕はいつも「お腹が空いた」まで待てなかった。「満腹じゃない」「なにか少し、食べられる余裕ができた」というだけで、すぐに「なにか食べられるものはないか」と探し始めていた。
 つまり「満腹じゃない」=「食べるチャンス」と連想してたんだよね。で、そのチャンスを逃がすことを、まるで自分が損をしているように考えていた。
 いや、こりゃ太って当たり前だよ。
 
 ヘンなたとえなんだけど、三度の食事がタンスだとすると、その隙間にものを詰め込むみたいに、おやつを詰め込んでしまう。
 タンスとか収納家具の中って、あんがいガラガラというかスペースのゆとりがある。でも隙間家具とか、さらにその「収納家具と隙間家具のすきま」ってギュウギュウにものを詰めるじゃない?
 本棚って、ちゃんと並んでいる部分よりも、無理やりにタテヨコかまわずに詰め込んだ本やオモチャがあふれてない?

 そんな感じで「お腹に隙間があると、ギュウギュウにお菓子や間食を詰め込んでしまう」というのが彼女の食生活パターンだったことが判明。
「まだしばらく、それはやめなくていいよ。それより、ひたすら記録するようにね」と教えておきました。

 でも、これは彼女の話というより、自分のことを思い出しちゃったなぁ。
 「三度の食事=家具」「おやつや間食=その隙間に無理やりギュウギュウに詰め込む行為」っていうアナロジーは、太っている人の行動をよくあらわしてると思うよ。
 そういう「現状」をまず把握すること。そこからレコーディングダイエットはスタートするんだ。
 反省や後悔は、まだ必要ない。まずは「自分の食生活パターン」を知って、それを面白がったり納得したりするところからはじめよう。
 実はそれだけで痩せ始めるんだから、面白いよねぇ。

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2007年4月16日 (月)

予想以下と予想以上

 1月14日の日記を書いた当時は「お花見の頃には70キロ、ゴールデンウィークには67キロ」とか考えてたけど、それは無理だったよ(笑)
 
(1月14日での楽観予想)
 バレンタイン( 4週間後)・・・79キロ(体脂肪率28%)
 お花見あたり(13週間後)・・・70キロ(体脂肪率26%)
 ゴールデンウィーク   ・・・67キロ(体脂肪25%)

 今日の体重は74.6キロだから、予想より5キロほどオーバーしている。
 でも体脂肪率は現在23.6%だから、逆に順調すぎるぐらい。

1月14日の体重が83.4キロ、体脂肪質量は24.3キロ
4月16日の体重が74.8キロ、体脂肪重量は17.7キロ

 つまり体重が8.6キロ、体脂肪が6.6キロ減ってる!
 最近、停滞期かと思ってたけど、体重と体脂肪の両方が微減し続けているというのは、実はすごいことなんだよなぁ。
 体重や体脂肪率を量る人は多いけど、僕は「体脂肪重量」に注目してダイエットを続けている。「停滞期かな?」と思っていても、実はこの三つの数値のどれかは減り続けてることが多いんだ。
 みなさんもぜひ、「体脂肪重量」の変化にも注意してね。

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次の1ヶ月・・・食べたもののカロリー計算をレコードする

 さて、「助走」の調子はいかがだろうか?
 人によっては「食べたものの記録=レコーディング」を2~3日しただけで、「もうたくさんだ!」と叫びたくなったに違いない。
 「私が太っている原因も理由も全部わかったよ!はやくダイエットさせてくれ!」という人だっているだろう。
 まぁ僕のように、この「助走」期間を5ヶ月も続ける奴のほうが異常だと思う。早い人で一週間、長めに考えても最長2ヶ月もあれば、「自分の食事・生活パターン」がわかってくると思う。
 
 とりあえず、まず最初の一週間は食事と体重の記録だけつけて、その後、徐々に記録するデータを増やすのもアリだ。
 ちなみに理想的な記録データとは、以下の3種類である。
●食事(口に入れたものすべて)と時間
●体重と体脂肪率
●運動(歩いた分数、または歩数)

 「運動」という項目もあまり気にしないでよい。ポイントは「たくさん歩いたら、数日後に体重と体脂肪に変化が出る」ということを知ること。それだけが目的だから、無理に毎日散歩する必要はない。
 
 「助走」期間の終わりは自分で決めてかまわない。
 今の「太り続ける生活」に嫌気がさすとか、実はそんなに楽しいもんじゃないかも、と踏ん切りがつくとか、もしくは「4週間後にこのドレスを着なければ!などの切羽詰った理由がある」など、人それぞれだろう。
 とりあえず、充分に食べて、太りたいだけ太るような食事や習慣を続けて、そしてなにより大事なことは、それらをちゃんとレコーディング=記録する。
 すると不思議、ある日急に「あ、もうやめよう」と思える日が来る。
 この日が「離陸」の日。
 レコーディング・ダイエット第二段階のスタートである。
 
 さて、「離陸」では、いよいよ「食べたもののカロリー計算」をはじめる。
 まだカロリー制限はしなくていい。今まで食べたものや、今日食べたものがどれぐらいのカロリーなのかを知るのが目的だ。
 まず、知っておかなくてはいけないこと。
 カロリーは絶対ではない。
 カロリーというのは閉鎖系で食品を点火・完全燃焼させたときに発生する熱量のことである。同じ食品が人体の中で酵素燃焼されたときに、はたしてどれぐらいがエネルギーや脂肪に変換されるのか。これに正確に答えられる人間は世界に一人もいない。
 だから「1000kcalの食品は、かならず500kcalの食品の倍、太る」というわけではない。
 ただし、基準値としてカロリーは「使える」数字だ。
 上記のようにアイマイな部分はあるけど、ボクサーなどプロスポーツ選手やハリウッド俳優など「職業的に体型や体重をコントロールするプロ」はみんな、カロリー計算を尊重している。
 「絶対ではないけど、とりあえず信用するに足りる指標」とするには充分だろう。
 
 カロリー計算は、昔からあるダイエットの定番だった。しかし、昔はこれ実行するのがやたら難しかった。
 なんせ食事といえば「大衆レストラン」「高級レストラン」「家メシ」しかない時代である。カロリーは自分で計算するしかなかった。「食品成分表」をベースに「にんじんは100gあたり32kcalで」とか計算しなくちゃいけなかった。
 そんな時代にカロリー計算するなんて、時間に余裕のある人かよっぽど熱心な人とかでないと無理な相談だ。
 
 しかし時代はながれいま、カロリー計算はとてつもなく簡単になった。
 ファミレスやファーストフードのメニューにはたいてい、カロリーが表示されている。
 それどころかコンビニの弁当やお菓子、ドリンクもほとんどカロリー表示がある。
 つまりコンビニやファミレス、ファーストフードが氾濫する現在という時代は、実はもっともレコーディング・ダイエットに向いた時代なのである。
 
 ところで余談だけど、コンビニの商品でもカロリー数が載ってない商品がある。知ってる人は知ってるけど、そういうのはたいていメーカー側が消費者に「あんまり教えたくない数値」の商品だ。
 たとえば惣菜パンやお菓子パン。あるメーカーの「チョコチップ入りメロンパン」なんか、なんと一個あたり1380kcal!これだけで成人女性の一日分の摂取カロリー数を満たしてしまう。たかが菓子パン一個で、だ。
 しかしこのメーカー、いつのまにかパッケージをリニューアルして商品の裏を見てもカロリーが載ってなくなった。アレルギー成分表などは載せてるにもかかわらず、だ。
 宅配ピザも、大半のチェーンでもカロリーを発表していないところがある。ピザーラやドミノ、ピザカリフォルニアはちゃんと公式サイトでカロリーを公表している。
 でもピザハットは公式サイトにアレルゲン情報は載せてもカロリー表示は載せていない。こういうとき、僕は「そうか、公表できないほどのカロリーなのかもな」と考える。ストロベリーコーンズも同様だ。
 マクドナルドなんか、すべてのバーガー類の包み紙にカロリー書けばいいと思うんだけど、書かない。かわりに包み紙のバーコードを携帯カメラで読み込んで、サイトに接続すると渋々カロリーを教えてくれる。そんなにカロリー知られるのがイヤか?
 ハンバーガーはおにぎりなんかに比べて、糖質やたんぱく質、野菜などが比較的バランスよく揃ったメニューだと思うけどなぁ。
 最近、吉祥寺にできた「ゲンカツ」というトンカツ専門店は、ものすっごく美味しい「ミルフィーユ状に25枚重ねた豚肉のカツ」を食べさせる店だけど、僕が一週間前にカロリーを問い合わせたら、まったく返事が来なくなった。銀座に本店があるチェーンなので、まさか知らないこともないと思うんだけど、なぜメールの返事が来なくなった?
 おなじく銀座のファンケル・ショールームビル。地下にあるカフェでは「日替わりのヘルシーなプレート」というのが供される。僕も食べたことがあるけど、たいへん美味しい。メニューによると、同ビルの三階にある研究所で管理栄養士がつくったメニューらしい。
 ところが、ここに電話してカロリーを聞いても答えられない。管理栄養士が作ったメニューなのに、だ。これではいくら「ヘルシー」と謳われても、僕は信用するわけにいかないではないか。
 
 余談が過ぎた。
 つまり、カロリー表示についてはまだ完全とはいえないけれど、それでもかなりのメーカーやチェーンがオープンに情報を出してくれる。大阪の551蓬莱ですら、「うちのブタマンは一個326kcalでっせ~」と公開してくれている。ヤマザキのランチパック「ピーナッツ」1パック分よりも低いなぁ。
 コンビニ商品やファーストフード、ファミレスでカロリー表示されている、ということはどういうことかというと、「外食やコンビニめしの多い人は、実はカロリー計算がやりやすい」ということだ。
 実はレコーディング・ダイエットとは、ブログやmixiなどのユーザー層である「コンビニ食が生活の一部以上になってる人向けのダイエット法」なのである。
 
 意外でしょ?
 カロリー計算とかって、ちゃんと自炊とかしてる人向け、と思ってたんじゃない?
 いやいや、自炊してる人は逆にカロリー計算の大変さを知っている。みりんやオリーブ油やバターをほんの少し使うだけで、カロリーなんかあっというまに変わってくるんだから。
 ファミレスやファーストフードで食事したら、そのたびに自分あてにカロリーをメールする。コンビニで買ったものを食べるときは、パッケージからカロリー表をちぎり取ることを心がける。
 これだけの手間で、自分の摂取したカロリー数がわかる。
 
 では、カロリー表示されていない食品は、どうやって計算すればいいのか?
 概算になってしまうけど、こういうサイトで毎回、自分なりに計算するしかない。
 自炊派ならここここ
 外食派ならここ
 ここは両方に便利。
 他に調べればネットでいろいろ見つかるかもしれない。いいサイトを見つけたら、ぜひ僕にも教えて欲しい。
 以上のサイトで、自分の食べた食事をだいたい見当つけて計算する。サイトによって数値は違うけど、お店の調理法でカロリーは違ってくるんだから、あんまり深く悩まずに、とりあえず「毎日計算できる」程度の手間でかまわない。
 正確さよりも「毎日続けられる楽さ」を優先すること。
 
 まだカロリー制限はしなくてかまわない。
 「離陸」フェーズでは、まだ第一に「知る」ことを優先するから。自分が毎日、どれぐらいのカロリーを摂取したか。そしてそれがどのような関係で体重や体脂肪率に跳ね返ってくるのか。
 よーくチェックして欲しい。
 「離陸」」期間は1~2週間。この期間中はひたすら、自分が食べたものをカロリー計算し、ひたすらレコーディング=記録する。食べたいものを我慢せず食べたら、はたしてどのぐらいのカロリー摂取量になるのか、自分で「知る」こと。それがこのフェーズの目的だ。
 気が短い人なら、3日ほどで次の「上昇」フェーズに移ってかまわない。
 

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2007年4月15日 (日)

太る理由は、「太る行動」である

 自分が太っていた頃を思い出してみた。
 ・・・と書き出すと、まるでいま太ってないみたいに聞こえるけど、まだウエストは88センチあるし、BMI(ボディ・マス・インデックス)指標は26。立派な「肥満体」である。
 そういう自分自身の現実はさておいて、とりあえず「太っていた頃」を思い出してみたわけだ。
 
 僕が太っていた頃、いつも不思議に思っていたことがある。
 「そんなに食べた覚えはないのに、なんで太っているんだろう?」「ひょっとして僕は、同じものを食べても『太りやすい』体質なのかもしれない」
 みんなも不思議に思わない?
 デブは大食いする、というのは嘘だよね?だって大食いチャンピオンにあまりデブは見かけないし、デブタレントの人だって「実はあんがい少食である」というのを隠しているらしい。
 ムチャ食いやドカ食いをすることもあるけど、それもしょっちゅうじゃない。なにより、自分以上に食べているくせに痩せた体型の人が近くにいくらでもいるじゃないか?
 きっと「肥満遺伝子」とか「消化酵素の異常」とかで、ぜったいに自分の身体は太りやすくできているんだ。
 だからダイエットなんかしても無駄だし、そんなことをはじめたら一生食べることを我慢しなくちゃいけなくなる。なにより、同じように食べてるのに自分だけ太ってるのは不公平だ。だからダイエットなんかしたくない。
 
 とまぁ、そんな風に考えていたわけだ。みんなも同じじゃない?
 
 さて、レコーディング・ダイエットの「助走」をはじめてから2週間ぐらいたったある日のこと。「面倒だなぁ」と思いながら自分の食べたものを「食事記録」と題名したテキストファイルに黙々と書き込んでいた。書いてるうちに小腹が空き、おかきとファンタを手にまた続きを書いた。書いてる最中に、いま食べているおかきとファンタも書き込むべきことに気づき、あわててそれも書き込んだ。
 うぉう!危ねぇ。あやうくおかきとファンタ書き忘れるところだったぜ。
 ・・・アレ、と僕は思った。なんで書き忘れるんだろう?半日も前の食事ならともかく、いまこの瞬間に食べているものの事など忘れるはずはない。あれ・・・?
 そう考えると、いくつも「書いてない食事」があるのに気がついた。たとえば珈琲。珈琲はノーカロリーだから(厳密には5kcalある)いくら飲んでも大丈夫。だから書かなくてもいいや、と思っていた。近くのカフェで珈琲を頼むとクッキーを何個かサービスしてくれる。たいていは残してるんだけど、たまに甘みが欲しいときに一個かじることもある。それも書いていない。
 NHKの楽屋に常備してるチロルチョコも「ばかうけ」も、食べても書いてないときのほうが多い。
 どんどん気になりだして、ついに僕は「口に入れた全てのものを記録する」というルールをバカ正直に守りだした。

 するとまぁ、でてくるわでてくるわ。
 一日に僕はこれだけの分量の「ご飯」「おやつ」「ドリンク」を身体に入れているのか。それも数時間おき、特に夜の9時を過ぎてからは30分毎になにか口に入れている。それが深夜の3時まで続き、寝る前にもう一口食べて満タンにしてから寝るのだ。
 これは太って当然だなぁ・・・
 僕は呆然とした。たぶん記録をつけると同時にカロリー制限したら、ここまでのショックというか現実認識は得られなかったに違いない。「助走」期間はカロリーなどの制限なしに、普段どおり食べたいものを食べて、ただひたすら記録をつけろ、という理由はここにある。
 「人と同じだ」「みんな似たようなもの」と思っている自分の生活パターン、特に食事やおやつやドリンクの摂取回数・種類・サイクルをとことん知ること。これがないと、たぶんダイエットをはじめても続きにくいと思う。
 すくなくとも僕は、あまりの自分の「無軌道な食いっぷり」を4ヶ月間記録して、ほとほとそういう生活に嫌気が差したのでダイエットをはじめられた。これが「痩せたいからとりあえず」と節制してしまうと、「ダイエットさえ終わったら、また昔みたいに食べられるんだ」と考えて、ダイエットがただ単に「我慢の期間」になってしまうだろう。
 実は太るには太るだけの理由がある。
 
 「太っている」という状態は、絶対に「太り続けるような行動」を毎日取らないと維持できないのだ。軍隊や刑務所など、「同じ行動と食事」を強要される場所で生活すると、みんな体型が似通ってくる。「太りやすい」「痩せにくい」という体質差はあるかもしれないけど、そんな微妙な差よりもはるかに「行動による差」が大きい。
 「太るような行動」を毎日、それも無意識にまで習慣化されているから、人は太る。
 「太っている」という状態から逃れるのは簡単で、まず自分がいかに「太り続ける行動」を毎日しているか、充分知ることからはじまる。
 減量とかカロリー制限なんて、まだはじめなくていい。まず、現実を、それも「自分自身が目をつぶろうとしている現実」を把握するのが一番だ。
 
 サラ金に追われている人間ほど、自分の借金額を知らないという。
 「知ると余計に辛くなる」と彼らは考えて、だからその場限りの逃避をしたり、自分をさらに追い詰めるような行動に出る。
 まず、自分の借金額と利率、あと自分の資産と収入を知ること。ここから再生の道がはじまる。
 
 同じように、いま太っているからといってとりあえず、まだダイエットなんかしなくてもいい。
 一日早くはじめたら、それだけ早く楽に痩せられる、というわけではない。
 中途半端な決心で「食べない」とか考えても、それは無意識に「なんで僕だけこんな辛い目に」「早くダイエットやめて好きなもの食べたい」というマグマを溜めるだけだ。
 まずは「助走」。
 つまり「今までどおり、毎日食べたいものを食べる」
 「口に入れたものはすべて記録する(できれば時間も)」
 「毎日、同じ時間に体重を量る(可能ならば体脂肪率も)」
 この三つだけでいいから、はじめてみよう。
 
 安心して欲しい。レコーディング・ダイエットにはちゃんと終わりがある。いま痩せている人みたいに「なんでも好きなものを食べて」「制限とか考えずに」「ちゃんと痩せている状態を保つ」というゴールが設定されている。
 前に僕は「助走」「離陸」「上昇」「巡航」というフェーズを紹介したけど、実はその後さらに「再加速」「軌道到達」というふたつのフェーズを用意している。最終段階の「軌道到達」というのは、人工衛星のように「もう落ちてこない状態」だ。つまり「ダイエットなんかやめてもかまわない」状態でもある。
 
 だから、とりあえず今は「まず現状を知る」というところからはじめよう。
 自分が太っているのは、実は「太り続けるような食事・行動を取っているから」という事実を知ること。
 その「太り続けるような食事・行動」とは具体的にはなにか?を特定すること。
 この間からの繰り返しになるけど、罪悪感や反省なんか必要ない。あなたが「そういう行動」を取ってるからには、絶対に理由があるはずだ。
 「太り続けるような食事・行動」は、あなたの信念や生き方に密着していてやめられない、とか。
 そこから得られる快感があまりに膨大で、それをやめてまで痩せてもちっとも幸せになれそうな気がしない、とか。
 反省もナシ。とにかく「知る」こと。
 そのうえで「どうしたいのか」をゆっくり考えよう。
 
 僕はこの「助走」を5ヶ月、続けた。
 5ヶ月間、自分を「さらに太らせる食事・行動」がやめられなかった。
 しかし、5ヶ月間の間、徐々に意識しなくても次第に僕の「行動」は変化した。別に我慢するとか反省するとか、そういうのじゃなしに、だ。
 自分の食べてるものが「本当に美味しい」のか「とりあえず食べ始めたから、最後まで食べてるだけ」なのか、考えるようになった。
 コンビニで菓子パンを選ぶときも、「どうせ太るなら、美味しいものを食べて太ろう」とより慎重に選ぶようになった。
 
 なにもダイエットしなくて、これだけで5ヶ月で10キロ痩せた。
 これがレコーディング・ダイエットの第一段階「助走」である。

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コメントへの返事

 え~と、コメントがいっぱいついているので、ここでまとめて答えます。
 ダイエット関連のノウハウ中心なので、重複してる人とかには答えられなくてゴメンね。

投稿 ねこおんな | 2007年4月13日 (金) 21時42分
>久しぶりに覗いたらダイエットブログになってるではないですか!!
>岡田さんが痩せてしまうのは残念です(ノ_-。)
>私は現在の髪型がとっても気になりますがどうなりましたか??

投稿 モリゾウ | 2007年4月13日 (金) 20時36分
>岡田先生が痩せてしまっては先生の魅力半減かな、と思います。例のあのデブに描かれている先生のキャラクター今後痩せたバージョンに変更ですか?

 「痩せたらダメ」なんでしょうかねぇ。伊集院光さんは以前、「痩せたら仕事が減った」とおっしゃってましたが。僕の仕事内容的には太ってようが痩せようがかわらないと思います。要は「キャラクター認知」の問題かな?

投稿 くまぞう | 2007年4月13日 (金) 06時22分
>岡田さんのダイエット本期待してます~

 ありがとうございます。新潮社新書のために書き下ろしている最中です。
 自分で言うのもなんですけど、かなり異色のダイエット本ですよ。というより、ダイエット本に見えないかも?

投稿 いつもまちこ | 2007年4月12日 (木) 22時50分
>助走ならできそうです。希望がでてきました!
>お給料出たら、体脂肪も計れる体重計買ってきてはじめる事にします。

投稿 めぐめぐ | 2007年4月12日 (木) 22時19分
>「ああ、これは食べちゃダメだった」とか考えなくていい。罪悪感や反省からはなにも生まれてこない。
>そのとおり!食事することに罪悪感感じるようでは絶対痩せません。
>今は自分の食欲に忠実に食事してるんですが、よりいっそう食べ物が美味しく感じられるようなりました。
>何より「これからもずっと食べたいものを食べていいんだ」って思うととっても幸せです♪

>岡田さんがやったのは、「ためしてガッテン」で以前から紹介されている「計るだけダイエット」の発展版みたいですね。
>「助走」期間がまさにそれで、少なくとも、「計るだけダイエット」で10Kg体重を落としたということでしょうか。

 単に2~3キロ程度落としたいなら、この「助走」だけで大丈夫ですよ。体脂肪も計れる体重計は必須です。安いのも高いのもセンサー精度自身はおんなじなので、5000円も出せば充分でしょう。
 あ、できたら「体重×体脂肪率÷100=体脂肪重量」をときどき算出することをオススメします。理由はそのうちに書きますね。
 「ためしてガッテン」は見てませんけど、同じかもしれませんね。この「助走」だけであきらかに痩せ始めますから、ぜひ試してみてください。

投稿 さくらい | 2007年4月12日 (木) 15時35分
>助走期間を待たずに開始しちゃいましたよ
>一週間1500カロリーを一応保ってますが

 「助走」は、実は「ダイエットを維持・継続するための仕掛け」なので、自分には必要ないと思われたら1500kcalではじめても大丈夫ですよ。

投稿 om_mania | 2007年4月12日 (木) 10時06分
>基本1年スパンなんですね。
>上段(or見開き左頁)が岡田さんの日記、下段(or見開き右頁)が読者書き込みページになった文庫サイズの本が出たらメチャクチャ欲しいっす!
>岡田さんの日記箇所に心理状況が記載されていれば疑似ダイエット仲間になってくれますし♪

 いえいえ、僕は「117キロ→63キロ」が目標体重なので、ここまで大掛かりなことをやってるだけです。10キロ程度減らしたいという人なら、たぶん3ヶ月~半年ぐらいじゃないですか?
 

投稿 でるもんた・いいじま | 2007年4月 9日 (月) 12時05分
>私は意志力弱いし、カロリー計算していてもヤケ食いに走ってしまったりするので、「低カロリーな生野菜をかじって気を紛らわす」ということを実践中です。1個100円のキャベツを箱で買ってきて、1枚ずつ剥いていきます。

 キャベツを食べるダイエットでもいいんじゃないですか?
 なんせ「すべてのダイエット法は正しい」ですから。
 自分にとっての結果が出せて維持ができるなら、どんな方法でもいいんですよね。

投稿 めぐめぐ | 2007年4月 7日 (土) 22時55分
>食べたいものを食べる岡田さんのダイエット、正しいと思います。
>食べたいものを食べた方が痩せますよ!
>私自身、色々ダイエットを試した結果、ダイエット辞めて好きなものを好きなだけ食べたら、なぜか五キロも痩せました。
>で、同じことを言ってる人を発見。
>●ダイエットやめたらヤセちゃった
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31785425
>友達から薦められたんですが、岡田さんがここまで痩せたことから考えても、この本に書いてあることはかなり正しいと思います。
>機会があったら読んでほしい本です!

 この本、読みました。たしかに使えますね。この方法で痩せられる人も多いと思います。
 僕は「自分の内臓と対話する」のがあんまり得意ではありません。というより、超肥満タイプの人は「肉体の感覚否定」と「口内と舌の感覚重視」の結果、太ってしまうんではないかなぁ、と考えています。
 この本はすごく面白く、ためになったのでいま娘に貸しています。
 僕的には後半のスピリチュアルっぽい発言がイマイチでした。ダイエットに成功した人ってかならず「スタイル」と「健康」と「幸福」をセットで語りたがるんですよね。別に痩せることが「正しい」とは僕は思わないです。「痩せたら健康になる」とも思わない。実は「美と健康」って相関関係がないと思うんですけどねぇ。

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2007年4月14日 (土)

あらゆるダイエット法は「正しい」

 今週から大学で講義が始まった。1回目の講義は毎年「自己紹介」することにしている。もちろんそこでもダイエットの話題が出た。
 そこで話題になったのが「いろんなダイエット法」と「その正しさ」だ。
 「お父さんがキャベツダイエットやってる」「カロリーコントロールで痩せました」「やっぱり運動するしかないと思います」「絶対に効く痩せ薬ってないんですか?」
 
 なるほど、いろんな人がいろんなダイエット法を試している。
 考えてみれば、有名な○○法を実践してる人だって、きっと「その人なりのアレンジ」とか「別のダイエット法との組み合わせ」があるに違いない。
 ひょっとしてダイエットしてる人の数だけダイエット法があるのかもしれないなぁ。
 そして、みんながみんな「正しいダイエット法」を探している。このブログを読んでる人の中にもきっと「正しいダイエット法」を探している人がいるんじゃないかな。
 
 さて、僕はそれなりの、「かなり普遍的かつ効果的な回答」を持っている。(と、自分では思っている)
 だからと言って「レコーディング・ダイエットだけが正しい」「他のダイエット法は全て間違っている・無意味だ」と言いたいわけじゃない。
 
 よくダイエット本を見たら書いてるよね?「○○法はダメなのです!」とか「本当に痩せたいならこの方法しかありません!」とか。
 『あるある大辞典』でもあるまいし。いまどきこういう売り方もセンスないし、読者側の知性を見下しすぎじゃないの?と思ってしまう。
 だって、どんなダイエット法だって、それで痩せた人がちゃんといるわけでしょ?すくなくとも著者はそれで成功したんだしね。
 
 僕の提唱するレコーディング・ダイエットでは、他のダイエット法についてこう考えている。
 「あらゆるダイエット法は正しい」
 そう、あらゆるダイエット法は正しい。実はダイエット法に「間違い」とか「ダメ」とかはないんだよね。
 
 誤解しないで欲しいんだけど、僕は別に「ダイエットには体質差もあるから、自分に合ったダイエット法を探しましょう」とか、そんなつまんないこと言おうとしてるんじゃないからね。
 言いたいのは「実はどんなダイエット法であっても、人は痩せるんだ」という現実を直視しよう、ということ。
 ジョギングやマラソンやジム通いで痩せた人もいるし、豆腐や納豆ばっかり食べて痩せた人だっている。リセットダイエットとかマイクロダイエットとか断食道場とかでダイエットに成功した人もワンサカいる。
 
 どんなダイエット法だって効果はあるんだ。ちゃんと人を痩せさせる力があると思う。
 すくなくとも本屋さんでちゃんとした書籍という形になっているダイエット法であれば、、まず信用しても大丈夫だ。

 では、どう考えればいいのだろう?
 あらゆるダイエット法が、もし正しいとするなら。つまり「どんな方法であろうと、ダイエットすれば人は痩せるんだ」としたら、いったいどうやってダイエット法を選べばいいんだろうか?
 僕はそれを「コスト・パフォーマンス対比」で考えるべきだと思うんだ。
 
 コストというのはお金だけじゃない。ダイエットにかかる手間や準備、それに「要した期間」などすべてを「投資」として考える。
 パフォーマンスというのは、得られる成果、つまり体重や体脂肪量やサイズなどの減少のこと。
 当然ながら、この「コスト」というのは人ごとに意味が違う。時間が余っている人にとっては、ジョギングや運動系の「手間のかかるダイエット法」というのは、比較的「低コスト」ということになる。逆に「時間はないけどお金は惜しまない」というタイプの人には、マイクロダイエットなどの「高くつくけどあんまり手間がかからない」というダイエット法が「低コスト」だ。
 つまり「自分にとってなにが高コストなのか?」を考えるのが大事。
 
 あと、「最終的に欲しい成果」でも考えることはできる。
 「今の体重から1~2キロ落としたいな~」という人には、実はレコーディング・ダイエットはオススメできない。たった1~2キロのために実行するには手間がかかりすぎる。
 
 レコーディング・ダイエットの本領は、5キロ以上の「メガダイエット」領域だ。
 体重も体脂肪も一気に落として、リバウンドしにくい体質と生活習慣を一気に身につける。かける手間とお金を最小にして、得られる利益(体重・体脂肪・サイズ減)の最大化だけを目的にしている。
 そのためだけに特化したダイエット法だ。
 たぶん既存のダイエット法の中ではもっとも「コスト・パフォーマンス対比」が優れていると思う。
 
 あらゆるダイエット法は正しい。
 どんなダイエット法であろうと、マジメにきちんとやれば、絶対に痩せる。
 これは真実だ。
 でも、レコーディング・ダイエットはその中で「もっともコスト・パフォーマンス対比」に優れている。
 つまり「お得なダイエット法ですぜ、ダンナ。いかがですか、お嬢さん?」というワケである。
 
 さて、みんなレコーディングははじめているかな?
 とりあえず、食べたものと体重だけは毎日、記録しようね。
 

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2007年4月12日 (木)

「助走」 ダイエットの開始前に

 こないだの日記、ちょっと先走りすぎた。
 いきなり「毎日カロリー計算しろ」って言っても、それは無理だよね?
 僕はいつも「考えをまとめる」ためにブログ書くので、このブログを見て「書いてあるとおりに実践しよう」という人がいる、というのを忘れがちなんだ。
 
 まず順番を説明するね。これからレコーディング・ダイエットをはじめようという人は、以下の順番で進行する、というのを意識してください。ちょっとオタクっぽいけど、飛行機の出発プロセスになぞらえてみます。
 
1.助走(1週間~2ヶ月)
2.離陸(1週間~2週間)
3.上昇(1ヶ月)
4.巡航(3ヶ月~1年)

 さて、今日、説明するのはこの中の「助走」だ。期間にして1週間から2ヶ月の間。
 やることは「口に入れたものを全て、毎日メモを取る」「毎日、同じ時間に体重をはかりメモを取る」の二つ。この記録=レコードだけでいい。
 この期間はダイエットや食事制限などいっさい意識しなくて良し!とにかくいつもどおり、食べたいものを食べて、飲みたいだけ飲んで、ただ単にそれを記録するだけ。
 専用の小さなメモ帳を持ち歩いてもいいし、携帯メールで自分のアドレス宛に送信して「記録フォルダ」とか作ってそこに溜めていくだけでもいい。
 
 僕の体重は2006年4月、つまり今からちょうど1年前は117キロぐらいだった。ダイエットを開始したのは2006年9月1日だけど、それは「離陸」を開始したのが9月1日、という意味。
 4月から9月までの5ヶ月間、僕は食事制限とかをいっさいしていない。単に「毎日、食事メモをつける」「毎日、体重メモをつける」というのを繰り返しただけ。
 するとどうなったか?5ヶ月間で僕の体重は107キロになった。
 つまり10キロもの体重が、食事制限もなにもなしで落ちたのだ。
 これがダイエット開始前に必要な「助走」の期間。1週間で充分という人もいるし、僕みたいに5ヶ月もかける人もいる。僕はダイエットをすることになかなか決心がつかなかった意志薄弱な人間なので、5ヶ月も必要だった、というのが真相だ。
 
 断っておくけど、誰もが体重が10キロも落ちるわけじゃない。僕のようにもともと117キロもあるような超重量級のデブチンなら、5ヶ月の助走期間中にそれぐらい落ちて当然、という意味に解釈して欲しい。
 たぶん普通の、というか通常範囲内の肥満体の人なら、毎月1キロ程度おとせれば、かなり上出来だと思う。
 
 この「助走」期間の僕の食生活というのも、いいかげんすごいよ(笑)
 夜中に焼肉食うし、発作的にコンビニ走ってチョコとか柿の種とか高カロリーなお菓子買いあさって、コーラやファンタを毎日3本もがぶ飲みして、という生活だった。
 満腹でお腹いっぱいなのに「スイーツは食べなきゃ食事にならないよね~」とか言いながら残さず平らげたし、宅配ピザを頼んだら一人でMサイズ全部食べて、サイドのポテトとかチキンスティックとかアップルパイまで食べていた。
 ああ、いま書いてるだけで胸焼けがしてきた。
 なのに体重は10キロ減っている。
 運動なんかもちろんしていない。多少遠回りしてもエスカレーターに乗るし、雨の日は部屋から出ずにパソコンで仕事してDVD見てデリバリーで中華とかピザ取って眠たくなったら昼寝して、という生活だった。
 でも、体重はなぜか10キロ落ちたんだよね。
 
 これからレコーディング・ダイエットをはじめようという人は、いきなりカロリー計算とかしなくても、まだ大丈夫。それは「離陸」とか「上昇」プロセスに入ってからだから。
 とりあえずは毎日、体重と「口に入れたもの」のメモを取ること。
 「ああ、これは食べちゃダメだった」とか考えなくていい。罪悪感や反省からはなにも生まれてこない。反省や罪悪感は、心の中に負債としてたまって、やがて過食や拒食にいってしまう人だっているんだ。
 とりあえず気楽に。続けていれば絶対に体重は減るから、安心してまずはレコーディング=「食べたものと体重の記録」からはじめよう。
 

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2007年4月 8日 (日)

レコーディング・ダイエットとはナニか?(その1)

 自分なりのダイエットを発表するんだから、名前をつけなくては、と考えた。
 僕がもっと有名なタレントか文化人なら「オカダ式」とかそういうのでも良かったろう。だけど残念ながらマイナーな物書きとしては、自分の知名度を信じるわけにはいかない。

 耳新しいネーミングなら、体重を30キロも落とすことから「メガダイエット」。
 名前に凝らないのなら、カロリー制限することから「カロリーダイエット」。
 
 いろいろ考えたんだけど、あんまり奇をてらわずに「名は体を現す」というか、ネーミングがダイエット法そのものをあらわすのがいいだろう、と思ったわけ。
 その結果決めたのが、今のところ「レコーディング・ダイエット」または「レコード・ダイエット」である。
 
 レコーディングというのは、要するに「記録する」ということ。今までブログで書いたりテレビで語ってきたのは「一日1500キロカロリーだけ食べる」という部分なんだけど、実はこれは僕のダイエット法の本質ではない。
 本質は記録すること、すなわちレコーディングにあるのだ。
 
 たとえば、僕のある日の食事内容はこうだ。
 
朝食 9時 豆乳・野菜ジュースで248kcal
昼食 10時半 ハンバーガー、珈琲で505kcal
間食 トマトジュース、珈琲、バナナ みかんで170kcal
夕食 20時 ご飯70g、白菜さつま揚げ、鶏レンコン、豚汁、納豆で550kcal
一日合計の摂取カロリー 合計で1473kcal

 食事回数と分量が少ないのは、豆乳野菜ジュース効果で「お腹がいっぱいになりやすい体」に体質改善できたから。
 でも、たぶんこれを見た人は「え~、食事ごとにカロリー計算するの?面倒くさそう~」と思うだろう。
 そう、その通り。食事ごとにする。
 それどころか、前日にあらかじめ翌日分の食事内容とカロリー数をだいたい見積もって、それを守るようにするわけだ。
 
 意志力の弱い僕がここまでダイエットできたのは、この「可能な限り記録をとる」というダイエット法を守れたからだと確信している。だからこそ、記録をとること、すなわちレコーディングこそ最も効率のいいダイエット法だ、と言い切れるのだ。
 特にいま、このブログを見ているような人、つまりネット環境にあって、ブログやmixiとかをやってる人には最適の手段であると思う。
 ああ、今夜もまた長くなっちゃった。
 続きはまた。

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2007年4月 7日 (土)

トンカツを食べたい日もあるさ

Photo_18

 恵比寿の「きむかつ」は大好きなトンカツ屋だ。25枚の豚肉をミルフィーユ状に重ねて揚げたカツは歯ごたえも柔らかくジューシーである。
 ときどき、ものすっごく食べたくなるけど、まぁ恵比寿まで行くこともあまりないし、第一あの路上に30分も並ぶのが面倒だ。
 そう思っていたので、ダイエットを開始してから「きむかつ」に一度も行った事がない。
 
 ところが、である。先日、吉祥寺の伊勢丹地下に「きむかつ」の支店ができた。正確には店名が変わって「げんかつ」という店なんだけど、あのミルフィーユ状のカツはそのままだ。 ご丁寧に芸能人からの記念花輪まで飾ってやがる。
 ああ食べたい。
 あのミルフィーユかつが食べたい!!
 
 おそらくあのカツはご飯込みの定食で1100kcal前後だろうな。一日1500kcalだから、一食でそんなに食べたら残りは400kcalかぁ。
 あきらめるしかないか。せっかく自宅から歩いて5分の場所で「きむかつ」が食べられるのに・・・
 
 いや、待て。
 レコーディング・ダイエットは、「強烈な意志力で我慢する」というタイプのダイエットではない。意志薄弱な僕ですら継続可能な「好きなものを食べるにはどうすればいいのか?」と抜け道を探すダイエットなのだ。
 
 こういうときは3日がかりで構成してみればいい。
 3日で4500kcal。そこから「きむかつ」の1100を引いて、残り3400kcalで3日間を過ごせばいい。
 伊勢丹の隣にあるサブウェイで「サブウェイクラブ・サンドイッチ」を食べたら一食あたり290kcal前後。あとはモスバーガーの「モススープご飯・野菜カレー」もカロリー低い目だったよな。
 こう考えるとなんとかなりそうだ。
 
 あとは「夜ではなく、できるだけ早いランチタイムに食べて早い目に消化させる」「一枚のトンカツが8切れにカットしてるので、6切れだけ食べる」「ご飯を1/3にする」などで、カロリーを7~800程度に抑えることができる。
 あきらめる為に意志力を使うのではなく、食べたいものを食べるために頭を使おう。
 
 というわけで今日のお昼、僕は「黒胡椒のカツ」を食べてきたよ。
 いや~、美味かった!!

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2007年4月 6日 (金)

島本ブログ、最高!

 島本先生が先日の2.0参加について、数日にわたって自身のブログに書いていただきました。
 いや、これが面白い!
 やっぱり島本和彦ってキャラ立ってるよ!

 自分の悩みや愚痴、ちょっとした舞い上がりやそれを自分で諌めて自己批判するところまで、もう面白すぎて床の上転がりまくりです。
 ぜひ、ぜひぜひご覧ください。
 できれば、島本和彦になりきって読めば、楽しさ1万倍です。

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ジューサーの掃除が面倒

 毎朝、野菜ジュースと豆乳を混ぜて飲んでいる。
 トマト1/2個とニンジン1/2本、それにリンゴを1/2個。これをジューサーで絞ってレモンをひとしぼり加える。できあがったジュースに無調整の豆乳200ccを混ぜたら、これで朝食の出来上がり。
 250kcal程度で、なかなかボリューム感のあるジュースになる。

 ただなぁ、作った後のジューサーの掃除が面倒なんだよね。
 経験がある人は知ってるだろうけど、ジューサーというのはフィルターの掃除がけっこう面倒くさい。僕が使っているのはナショナルのMJ-V90という、いちおう市販品の中では一番掃除が楽な(とラオックスの店員に奨められた)機種なんだけど、それでも面倒だ。
 ジュースを作ること自体よりも、この掃除がイヤでジュース抜きにしたことが何度あったか。

 まぁ別に手作りジュースに無理やりこだわらなくても、市販の「野菜生活」とか「野菜一日これ一本」を200ccに豆乳を混ぜてもいいんだけど、なんかやっぱり手作りジュースは「効く!」という感じがするよね。この部分は論理的じゃなくて「なんとなく」なんだけど。
 あ、でも市販のジュースを常備しておくのは便利だよ。さっきの手作りジュースも同じメニューばっかりよりも、市販の野菜や果物ジュース混ぜたほうが、よりビタミンやミネラルが豊富になるし。

 どっかのメーカーが「使い捨て型のフィルター装備ジューサー」を出してくれたら買うのになぁ。

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今日からダイエットブログ、リスタート

 ブログの話題、ダイエットを中心にしようと思ってメインタイトルまで変えちゃいました。
 だって今、一番興味あるのがダイエットだもんなぁ。

 昨年春には体重が117キロ、体脂肪は42%あって、ちゃんと記録を開始した9月1日の体重が107キロ、体脂肪は39.5%。
 我ながら、なかなかの数字ですわい(笑)

 それがいまや、75キロで21.2%ですよ。一年間で体重で42キロ減らしたわけ。
 上着のサイズは5Lが単なるLになって、ウェストサイズは115センチから88センチに。
 正確な記録を取り出した9月以降だけでも、6ヶ月間で体重を32キロ、体脂肪の質量で換算すると(107キロ×39.5%)-(75キロ×21.2%)=26.7キロ!
 つまり減らした体重の82%以上が体脂肪なわけですよ!

 ね、ちょっとしたもんでしょ?
 運動もなにもせず、この成果は自分でもなかなかのもんだと自負してます。

 で、今日からこのブログで、具体的なダイエット法とか、僕自身の食事日記とかを書こうと思うわけ。
 できるだけ毎日更新するので、ダイエットに興味ある人は見に来てください。

 う~ん、初日から長くなっちゃったなぁ。
 毎日続けるコツは、毎日できる分量をキープすることだよね。
 では今日はここまで。おやすみなさい。

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2007年3月30日 (金)

アニメ夜話を見てるけど

 ・・・俺
 痩せたよねぇ・・・
 ああ、でもとてつもなく髪型がヘン!

 あ、思い出した。
 メイク室で島本先生と隣どおしで、島本先生が「カッコよくしてください」と言ったので、対抗して「じゃあ僕は面白くしてください!」って言ったんだ!
 ああ、俺のバカ・・・

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2007年3月 5日 (月)

近況というイイワケ

 最近、ずっと更新してなかったのは、書き下ろし本を数冊かかえているからでありまして。ここに日記を書いてるのを見られたら「余計なことをせずに書け!」と、いや、そりゃアチラもプロだからそういう直接なことは言わないわけですよ。もっと周辺からと言うか堀を埋めるような攻撃があるわけで・・・。

 え~、また余計なことを書きそうだから仕切りなおし。
 いま現在、書いてるのは、ちくま書房から出る「世界征服入門」と、新潮社から出る「オタク・イズ・デッド」。ほとんど同時に6月ぐらいに出るんじゃないかなぁ。
 あと個人的に書こうと思っているのはダイエット本の決定版。意志が弱く運動嫌いな僕が6ヶ月で30キロも落とせたんだから、痩せたい人には絶対に役立つはずです。

 あと、mixiについて。
 mixi内では「日記はマイミクのみに公開」モードにしています。で、申し訳ないけどマイミクを増やす予定は現在ありません。といってもたいした日記じゃなくて、その場の思いつきや弱音やグチや妄言などを書き散らしてるだけだから、恥ずかしくて一般公開していないだけです。
 それでも見にきてくれる人が多いので、写真アルバムを公開しました。これは「全体に公開」という設定にしていますので、mixiに入会してる人ならだれでも見られます。
 よろしければ見にきてください。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=284841です。
 あと、mixiの会内誌miklyに連載していたコラムもまだ読めるようなのでどうぞ。http://mixi.jp/mikly.pl?page=bnsp#bnsp07です。

 午後GYAOについてとか、オタク大賞についてとか、なんか書きたいことは色々あるけど、とにかく今は締め切り優先でいきます。しばしお待ちを。

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2007年2月26日 (月)

スミソニアンでの評価

 今日、ワンフェス会場で解禁になった、うれしいニュース。

 僕の監督した食玩シリーズ「王立科学博物館」が、米国スミソニアン航空宇宙博物館で発売されることが決定した。

 現地エージェントよりの情報では、スミソニアンスタッフはなにより「本誌(リーフレット)」の出来ばえに感動して、同博物館での販売を決定。「ぜひ英語版を出すべきだ!絶対にうちでも売るから!」と力説したという。
 
 今年10月にはスミソニアンでアームストロング元船長を招いての記念イベントがあるんだけど、そこに僕と海洋堂を招聘したい、というオファーもあるそうだ。

 いや~、うれしい!
 締め切りに追われて、なんだか嬉しいことも喜べなくなっちゃいそうだけど、とりあえず今からミカンで乾杯します。

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2007年1月28日 (日)

ひろゆき氏と寿司&対談

 昨夜、2ちゃんねる管理人・ひろゆき氏と対談してきました。
 夕方6時から延々6時間。
 西麻布の高級個室寿司屋ではじまって、大江戸線の電車内でも話し続けて、最後は新宿駅の改札前で15分も立ち話した。
 それもラストは育児論!(笑)

 編集さんもライターさんも「今日は顔合わせだけだと思ってテープ回しませんでした」と言いだしたときは、もうどないしてコマしたろかと思ったけど。

 「ネット社会とはなにか?」という問いにかなり本質的な回答をだせた対談だと思います。
 でも記録がない・・・(笑)

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2007年1月14日 (日)

ダイエット・第一目標クリア

 1週間前の日記に書いた停滞期、なんとか脱出したもようです。体重・体脂肪ともに微減が続いています。

 今日 ・・・83.4キロ(体脂肪率29.1%)
 1週前・・・84.2キロ(体脂肪率29.4%)
 2週前・・・85.5キロ(体脂肪率28.4%)
 3週前・・・87.0キロ(体脂肪率30.9%)
 4週前・・・87.6キロ(体脂肪率31.3%)
 5週前・・・89.5キロ(体脂肪率31.0%)
 6週前・・・90.5キロ(体脂肪率31.4%)
    (中略)
 19週前・・・107.0キロ(体脂肪率39.5%)
    (中略)
 22週前・・・112.0キロ(体脂肪率40.5%)

 22週間前というのは「ダイエットしなきゃな~、とりあえず夜中にオヤツ食べるのは控えてみようか?」と思い出したあたり。たったそれだけでひと月で5キロも痩せました。
 正確に体重を量り食生活を記録しだしたのは19週間前ですが、基本的にはずっと「1週間で1キロ、1ヶ月で1%」の割合で落ちています。
 今まで合計で「体重は28.6キロ、体脂肪率は11.4%」落ちています。開始時には45.4キロもあった体脂肪は、いまや24.3キロ。21.1キロも落ちているわけで、落とした体重のほとんどが体脂肪という信じがたさ。
 いや~、我ながら頑張ったもんだよな~。

 僕自身はどうやら「痩せやすく、太りやすい体質」のようです。カロリー制限であれ納豆であれ豆乳野菜ジュースであれ、とにかくすぐに成果が出てしまう。その代わり、手を抜くとあっというまに太りだすんですよね。
 ダイエット番組の被験者としては抜群の素材かも(笑)
 
 でも、他の人のダイエット経験を見る限り、僕だけじゃなくて「男性は~」と言えるかもしれません。一般に男性はダイエットの成果は出やすく痩せやすいけど、逆にやめたらすぐに太りだす。そんなパターンがあるように思えます。
 だから男性のダイエット談義は「○○しさえすれば痩せるんだから、さっさとやれ!」的な口調が目立ち、女性の経験談には「○○も試したけど落ちない」という泣き言が多い。
 なので、僕の日記を見ても女の人はあんまり本気で自分と比べないほうがいいんじゃないかな。
 
 さてさて、またもや「取らぬタヌキの皮算用」です。
 この数ヶ月、ずっと「1週間で1キロ、1ヶ月で1%」の割合で落ちているのは事実です。
 このペースが続いてくれるなら、僕は今年の年末には「体重43キロ、体脂肪17%」になっていることになります。ありえないけど(笑)
 
 とりあえずダイエット開始時の仮目標である「前回ダイエットの最高記録・83.7キロ」は突破しました。次の中間目標は「高校の時の体重・78キロ」です。
 順調にいけば、おそらく2月末か3月頭には18歳当時の体重に戻り、服のサイズも上着はLLサイズが着れるようになる予定。
 ちなみに12月18日の日記にも書いた買ったウェスト97センチのズボン、「1月10日ぐらいには履けるようになるはず」と買ったズボンは、1月9日に履けました。
 先週末の大学講義にも履いていったぐらいだから、これも予定通り。
 
 これからもまた、無数のため息や停滞期やスーパーの揚げ物売り場前を目をつぶって駆け抜ける(危険)などの日々を続けていけるなら、おそらく・・・
 
 バレンタイン( 4週間後)・・・79キロ(体脂肪率28%)
 お花見あたり(13週間後)・・・70キロ(体脂肪率26%)
 ゴールデンウィーク   ・・・67キロ(体脂肪25%)

 となってる予定です。ほんとかよ?
 
 身長171センチ、48歳男性の適性体重は63キロ。
 今年の誕生日までには到達できるかな?
 
 

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豆乳野菜ジュースは効くなぁ

 2週間ぐらい前から続けている「豆乳野菜ジュース」という方式、本当に効くみたいよ。
 ネタ元は近所のスーパーで売っていた「ミネラル豆乳ダイエット」という本。内容をひと言でいえば「一日一食を野菜ジュース+豆乳にするだけでメチャ痩せまっせ」というだけ。
 最初はコンビニの野菜ジュースと豆乳のブリックパックを一緒に飲んでいたけど、なんとなく調子がいい。
 で、せっかくだから仕舞い込んでいたジューサーを引っ張り出して、野菜ジュースを自作した。「リンゴ1/2、ニンジン1/2、トマト1/2、レモン絞り汁大さじ1」の簡単なジュースだ。
 ついでに豆乳も「豆腐が作れる成分無調整」にしてみた。
 するとまぁ、痩せる痩せる(笑)
 体重も落ちるけど、体脂肪がすごい勢いで落ちていくよ!

 あと、この本にも書いてあるけど、朝ごはんを「野菜ジュース+豆乳」にすると、まる一日のあいだ満腹になりやすくなる。「ずっと満腹」ではない。お昼や晩にはちゃんとお腹が空く。
 でも、いつもの半分~2/3ぐらいの量を食べた時点で満腹感がやってくるのだ。

 とりあえず自分を実験台にして、2週間試して効果が持続したので報告します。
 昨日は午後ギャオの楽屋で古瀬さんと由華ちゃんにも強くすすめてしまった。
 でもね、ダイエットというのは「新方式を試すたびに効果はでて当然」なので、ぬか喜びは厳禁、と自分に戒めてます。はい。

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2007年1月10日 (水)

納豆が消えた夜

 いま、日本中のスーパーから納豆が消えている。
 ウソだと思うなら、いますぐ近場のコンビニとか深夜スーパーに行って確認してみるといい。見事なまでに納豆売り場は空っぽのはずだ。
 原因は簡単。おとついの「あるある大辞典」で納豆が取り上げられたからだ。

 なんでも納豆に含まれるDHナンチャラが体脂肪を燃やすんだか燃えやすくするんだか、肝臓にいいんだか、とにかくそういうことらしい。
●毎日2パック食べろ。
●それも朝夕1パックづつ食べて血液中の納豆濃度(正確にはDHナンチャラだかイソフラボン濃度だか)を一定以上に保て。
●食べる20分前にかき混ぜて、DHだかイソフラだかをどうにかしろ。
 以上三つがコツとして紹介されていた。

 なんでこういうことに詳しいかといえば、僕も偶然番組を見て、軽薄にもあっというまに信じ込んでしまったからだ。
 おとついの深夜、スーパーに納豆を買いに行ってしまったからだ。
 おまけに昨日はみのもんたまで納豆と言っていたらしい。さらに倍!という感じだろうか。

 しかし、である。
 落ち着いて考えたら、これあきらかにおかしい。
 僕の生まれて育った大阪には、納豆を食べる食文化はない。子供の頃から納豆といえば甘納豆のことだと思っていたぐらいだ。
 大阪だけではない。日本には納豆を食べない食文化圏の地方も多く存在する。
 もし、納豆がそんなに健康とかダイエットにいいのなら、納豆を食べない地方の人は短命だったり肥満気味だったりするはずだろう。
 しかし、そんな傾向など聞いたこともないし、統計データもないと思う。
 
 日本茶が身体にいいのなら、静岡県民の医療保険利用率は低いはず。
 味噌で寿命が延びるのなら、愛知県民の平均寿命は他府県に比べてあきらかに長くなくてはいけない。
 塩分の取りすぎが身体に悪いのなら、薄味の関西のほうが関東や東北に比べて健康的で温厚な性格でなくては理屈に合わない。
 
 しかし、そういうデータは一切ない。
 名古屋の結婚式が派手なのは、八丁味噌に含まれるシャチホコン成分のせいではないし、大阪人の会話がマンザイになるのはウドンやお好み焼きに含まれるヨシモト・コムギニウムのせいでもない。
 つまり、食生活と健康に関しては、まだまだ不明なことが多いのだ。
 
 かつて、江戸っ子は白米を好んだ。将軍様のお膝元に暮らしているという誇りから「真っ白い飯が食えないなら飢え死にした方がマシ」と、どんな貧乏人も白米を食べた。おかげで江戸っ子は慢性的なビタミン不足で、脚気は江戸の風土病と言われた。
 お伊勢参りなどで江戸を一歩出るとたちまち脚気が治ったという笑い話まであるほどだ。
 
 こういう確実な証拠なりデータがあるなら、「○○は身体にいい」とか「△△で痩せる」とか言うのはかまわないだろう。
 でも、有意の統計も取れないのに「納豆で痩せる」というのは違うと思うよ。
 
 ・・・いちおう、今夜も僕は「かき混ぜて20分たった納豆」を食べましたけどね。

 

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2007年1月 7日 (日)

取らぬタヌキのなんとやら

 数年前、ネットマガジンの企画で管理栄養士のアドバイスつきダイエットというのをやった。
 たしか一年ぐらいかけて110キロから83.7キロまで落とした。
 これが人生の最高記録である。
 
 高校のときは78キロで、ハタチぐらいのときは85キロ。90キロを越えたのは25歳ぐらだっけな?あまり記憶には残っていない。
 とにかく、今回のダイエットをはじめるにあたっても、83.7キロというのは自己タイ記録として目標だったわけ。
 
 ところがね~、この壁が思いのほか厚いんだ。
 今朝の体重は84.2キロ。これだけ見ると「あと一息!」と思うんだけど、このあたりで3~4日上下動している。おとついは94.0にまで落ちたのでぬか喜びしてたら、昨日は84.3キロに戻ってしまうし。
 
 統計をとって週間ペースで見ると、ちゃんと体重は落ちている。
 
 今日 ・・・84.2キロ(体脂肪率29.4%)
 1週前・・・85.5キロ(体脂肪率28.4%)
 2週前・・・87.0キロ(体脂肪率30.9%)
 3週前・・・87.6キロ(体脂肪率31.3%)
 4週前・・・89.5キロ(体脂肪率31.0%)
 5週前・・・90.5キロ(体脂肪率31.4%)
 
 5週間で体重6.3キロ、体脂肪で2%(つまり脂肪3.4キロ)落としたわけだから、自分でも「このまま続けて大丈夫」とは思うんだけど・・・
 
 でもね~、昨年10月ごろには「年内に新記録、つまり83.7キロ以下に落とせる!」と確信しちゃったから。
 だから新年明けても全然おめでたい気分になれず、この数日は焦って一日1300キロカロリーにまで落としてるのに94キロを切らないので、なかば「俺はダイエットに失敗した」とか思い込んじゃってる状態だ。

 今日から気分を切り替えて「ちゃんと1500キロカロリー食べる」という方向にシフトしてみる。無理して「今日は1300に抑えた」「いま一食抜いたら300カロリー減らせる」とか考えても身体に負担かけるだけのような気がするしね。
 
 朝に豆乳野菜ジュース飲んで、1500キロカロリー食べて、寝るまでに1万歩歩く。
 これを1週間続けて、まだ84キロを切らないようなら、次の手を考えよう。

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2006年12月20日 (水)

落語2.0勉強会、すごかったよ!

 疲れたけど面白かった~!!
 客席にはお忍びで古瀬絵理さんも来てくれたし、中京TVの怪獣ディレクター・喜井さんや変態マンガ家の田中圭一さんも「2.0落語家候補」として視察に来ていただけました。
 前説は唐沢俊一さんだし、本当に豪華な会だったな~。
 来てくれた人、ありがとうございました! 

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2006年12月18日 (月)

下腹がへこまない

 ダイエットは順調なのに、下腹だけが頑固にへこまない。
 ダイエット開始より今日で107日目。体重は107キロ→87.4キロと20キロ近く減り、体脂肪だって39.5%→30.7%と9%近く、脂肪でも15キロ以上減っている。我ながら、この成果はかなり自慢だ。
 
 と、ゴキゲンで昨日の深夜、近所のジーンズメイトに行ってみた。こんなに痩せちゃった俺様なら、ひょっとしてあそこで売ってる安物ジーンズとかも履けるようになったんじゃない?
 普段、ジーンズのことを「労務者の下穿き」と呼んで忌み嫌ってる僕である。「近場にあったやっすい染料で染めたから紺色」みたいな下賎なズボンなど買ったりはしないけど、でもでも試してみるぐらい、いーんじゃないの?
 るんるんっ。
 
 ・・・ ・・・
 ・・・ところが、履けない。
 チャックが閉まらない。
 そもそも、太ももに入らない!
 107キロの時には120センチあった胴回りが、今は102センチにまで落ちている。でも、ジーンズメイトにはそんなでぶ用のジーンズなど置いていないのだ。
 
 甘かった。僕が甘かった。
 体重が、体脂肪がどんなに落ちようと、僕の下半身とくに下腹部だけは以前と変わらずポッコリなのだ。重度のオタクおじさんにしかわからないたとえで申し訳ないけど、クレクレタコラ登場怪獣の体型なのだ。
Photo_11

 
 しかたなく、西友のでぶ用品売り場で黒のスラックスを探した。ここにはもちろん、105センチだって110センチだってある。でも、僕が選んだのは胴回り97センチのやつだ。
 なんとかチャックはあがるけど、なにも入ってないポケットは開ききってる。100センチでも無理っぽいのに97センチなどムチャだ。
 
 でも、意地で裾あげしてもらった。
 いちおう、僕の皮算用では1月10日あたりには体重も84キロ台に落ち、このスラックスが無理なく入ることになる予定だ。
 それまで、机の前のいちばん目立つところに97センチのスラックスは吊るしておくことにしよう。
 
 ・・・と決心した後で気がついた。
 正月の餅は?
 クリスマスケーキなどと腑抜けた毛唐の習慣などどうでもいいけど、餅は大事だよ!
 餅コミで一日1500kcal?
 無理かもねぇ。

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2006年12月17日 (日)

パンフがかっこいい!

 いよいよあさってに迫った「吉祥亭満月の落語2.0勉強会」。
 さっき当日パンフの見本が届いた。
 いや~、すっごくカッコいい!
 A4両面刷りを折っただけの、わずか4ページのパンフなんだけどね、見たら絶対に欲しくなりますよ。へへへ。

 あさって当日は、このパンフにワンドリンク、おまけに「月にロケット」の紋入りビスケットまでついて、おまけに2.0落語が三席あって1500円。
 もうやりすぎサービス大暴走で、すでにお客様で満員になろうと赤字間違いなしのイベントになっちまったよ!
 いまちょっと言えない綺麗どころも客席にいらっしゃるかも。
 
*************************CMです*****************************
Photo_10

●日時:2006年12月19日 (火)
 18時開場  19時開演
●会場:J-POPカフェ渋谷 ”GARDEN”
●出演:吉祥亭満月(ゲスト・岡田斗司夫)
●値段:1500円 ワンドリンク付き
●全席フリー・予約なし
 お問い合わせはJ-POPカフェ渋谷(03-5456-5767)まで。
※カフェは17時~24時までオープンしておりますので、開演前・終演後にゴハンも食べられます。 満月も終演後はお茶など飲む予定なので、お付き合いくださればありがたいです。
*************************CM終わり*****************************

 ネタは、いまんとこ「ガンダム以外は大丈夫」というところ。ガンダムを全然知らない人でも楽しめる、が理想なんだけどね。あと30時間ぐらい悩んでみま~す。
 

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2006年12月12日 (火)

クリスマスに欲しいもの

 クリスマスにいちばん欲しいのは、もちろんフレッチャー社の「変形するテーブル」を置くための大型ヨットだ。

 いや、ヨットがなくても、このテーブルを置くスペースさえあればどこでもいいのかもしれない。でも「甲板においても風雨に耐えるマホガニーで仕上げました」とか言われたら、そりゃヨットも買うしかないでしょう。
 
 米国アリゾナに本社のあるフレッチャー社が開発したキャプスタン・テーブル、巻き上げ円卓とでも訳せばいいのかな?キャプスタンとは船の碇の巻き上げ装置のこと。
 ここに変形中の動画があるんだけど、もううっとりすること間違いなし。ぜひごらんください。
 
 大きくなる前に周囲の円環部が下がるとこなんか、もう美しすぎて・・・
 変形機構は、この3枚目の写真に写っている。
 
 ちなみにこのテーブルを設置するのにふさわしいヨットのサイズは180フィート級。たぶん10億円ぐらいあれば買えるんじゃないかな?

 追記:
 変形前も後も、表面はツルツル。すごいなぁ。

 

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2006年12月10日 (日)

早起きは三文の得?

 昨日の朝の話。大阪のホテルで、なぜか午前5時に目が覚めたので、そのまままっすぐ吉祥寺に帰ってきた。
 で、近所のコンビニに寄ったら、なんとWiiを売っていた。
 「なぜか本部から一台だけ送ってきたんですよ」という。
 「え、じゃあ買う買う!・・・ところでクレジットカード、使える?」
 「すいません、現金だけなんです」
 気配に振り返ると、僕の後ろには目を輝かせた兄ちゃんたちが。みんなWiiを狙っている!
 急いで財布を開くと、なんと1万円札が三枚、入っていた。
 「ありました!買います!」

 その瞬間、後ろから聞こえてきたよ。今まで聞いたこともないようなはっきりした声で「ちぇっ」って(笑)
 あ~、ドキドキした~。

 ひょっとしたら昨日あたりから市場に出回っていたのかもしれないけど、なんか「近所のコンビニで買う」というのが面白いから買っちゃった。
 でも、たぶんコミケ終わるまで開封できないような気が・・・
 
 調子に乗ってアマゾンで「Wiiスポーツ」とか「ワリオ」とか「SDガンダム」とか「ゼルダ」とか「はじめてのWiiパック」とか買っちゃったよ。
 どうせ正月まで遊べないんだから、通販でいいや。ヤケクソ!! 

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2006年12月 7日 (木)

ココログのメンテ終了

 更新しようと思ったら、50時間以上もメンテナンスでなにもできなかった。いや、まいった。

 体重計と同じく、歩数計もタニタのを買った。
 理由は、赤とシルバーがばっちり携帯と同じ色味だったから。
 写真ではグレーっぽく見える部分が完璧なクロームシルバーで、赤もメタリック仕上げ。
 いや~、携帯とストラップと歩数計、完全に色が合っててうれしいなぁ。

 と喜んでばかりはいられない。人生万事塞翁が馬、 いい勢いで落ち続けていた体重が、ぴたりと止まったよ。
 いや、止まったどころが微妙に増減を繰り返してる。
 
1週間前・・・91.0キロ
6日前 ・・・89.8キロ
5日前 ・・・89.9キロ
4日前 ・・・91.5キロ
3日前 ・・・90.5キロ
2日前 ・・・90.2キロ
きのう ・・89.9キロ

 思い当たるのは先週の金曜夜、ちょっと重たい目のものを食べてしまったからだと思う。大阪に泊まる日と、翌土曜日のGyaOスタジオではかなり気をつけて節制しないとね。
 昨日は朝ごはんに800kcalぐらい食べてしまったので、夜は300kcalに押さえて一日トータルで1300kcal。
 さて、今日はなにを食べようか。伊勢丹の自然食バイキングにまた行こうかなぁ。
Photo_8

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2006年12月 3日 (日)

落語についてアレコレ考える

11月17日の日記の続き
 
 唐沢さんの言う「枷から解放されて」という部分、僕はずっとこう考えてきた。
 
 落語の持っている枷、それは僕にいわせれば、たとえば「バカバカしい話」「寓話」という逃げだ。
 別にバカバカしいだけである必要はない。落語は丁稚の社会勉強にも使われた歴史だってある。ウソくさい月曜9時のドラマだって「最新のファッションや風俗」を学ぶ場所になり得る。
 たとえ落語であっても、「へぇ~」「勉強になったなぁ」というトリビアや豆知識を仕入れて面白がる、そういう「面白さ」があってもいいのではないか?
 
 徒弟制度という枷。たしかに徒弟制度でしか守れない文化も有る。しかし、メリットだけの制度があるはずもない。
 いままで落語は徒弟制度のメリットこそ語りつくされてきたけど、そのデメリットはすくなくとも公けには議論されていない。
 書店や古書店をまわり、読めるだけの落語論や書籍を見たが、「消極的には疑問がない事もない」以上の表現には出会った事がない。まるで徒弟制度の是非を論じること事態がタブーのように、だ。
 「いや、落語にも天狗連というアマチュア参加システムがある」という反論もあるだろう。しかし「面白いアマチュア」と「面白くないプロ」という存在をどう説明するのか。「天狗連」という線引きそのものが無意味な区別の証明ではないのか。
 落語家には二つある。「面白い落語家」と「面白くない落語家」だ。そして、それぞれにプロもいればアマチュアもいる。それだけの分類で充分ではないのか。

 落語家、という枠。いったい落語家とピン芸人はどこが違うというのか?
 落語家がフリートークをやっても、ピン芸人とは呼ばれない。ピン芸人が落語をやっても落語家にはなれない。
 ピン芸人やお笑いタレントには誰でもなれるけど、落語家は許認可制だ。
 おそらく、落語というのは芸の種別や職種ではなく、制度そのものの形なのだ。

 落語ファン、という枷。かつて桂米朝は名著「私と落語」の中でこう語っている。
 「落語は古典芸能化しつつある。しかし演者の立場としてはできるだけ大衆芸能でありつづけたい」
 「大衆芸能の定義とは『舞台の演者と客席のファッションが同じ』である、ということだ。かつて和服に手ぬぐい、扇子というのは大衆のファッションそのものだった。その時代、落語は大衆芸能だった」
 「現代でもフォークミュージックのコンサートに行けば、演者はTシャツにジーンズで、そのまま壇上を降りて観客と入れ替わってもなんの違和感もない。それが大衆芸能だ」
 「落語家が背広にライターと万年筆をもって立ったまましゃべってもちゃんと落語は出来る。しかし、それをお客様が『落語だ』と認めてくれない。落語は古典芸能であってほしい、と要求する声もたしかにあるからだ」
 いまから30年以上前、すでに米朝はこのように悩んでいた。なによりも落語ファン自体が、落語が大衆芸能になることを望んでいない、という厳しい現実に直面していた。
 誤解してほしくないけど、僕は「古典芸能としての落語」を否定しているわけではない。「大衆芸能とはどういうことか?」を考えつづけチャレンジする現代の落語家に拒否反応しかしめさない「1.0世代の落語ファン」を批判しているのである。

 ああ、いかん。この調子で何時間でも語れてしまう。
 まだ未完成の考え方なので、今日はこの辺で終わる。
 いま、僕が考えているのは、以上のような「新しい落語と落語家の定義」だ。
 僕はそれを「落語2.0」と呼んでいる。
 2.0世代の落語とは、米朝が抜け出そうとした「和服と座布団」を逆に採り入れて、逆にそれだけをレギュレーションとした、新しい話芸の形だ。
 和服を着て座布団に座りさえずれば、あとは面白い話をするだけでいい。
 面白さの定義は演者と観客の関係性だけでかまわない。
 それが「落語2.0」だ。
 
 ・・・とまぁ、「岡田斗司夫として落語2.0を語る」のは、ずいぶんこなれてきた。
 問題は「吉祥亭満月」くんですよ。コイツがちゃんと2.0落語をできないとシャレにならない。岡田斗司夫が「勉強会、大丈夫?ちゃんとネタは用意してるの?」と聞いても「う~ん、たぶんなんとか・・・」と答えるだけ。どっちかというと理屈っぽい岡田斗司夫に比べて、吉祥亭満月は僕の内部の「直感的で気分屋でいい加減」な部分でできあがってるので、かなり不安だなぁ。

(追記)
落語2.0に関してエールをいただいたので、リンクします。

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2006年12月 1日 (金)

落語2.0宣言

注: ものすごく長いです!携帯で読む人は注意!
   あと、昨日の日記の続きなので、できれば「僕が落語にこだわる理由(未整理版)」を先に読んでいただけるとありがたいです。

 勉強会も近くなってきたので、また最近落語のことばかり考えている。
 
 まずデビュー戦の分析から見えてきた事。
 客席の反応はまぁまぁ、というより新人の初舞台にしてはやけにウケていた。しかしそれとは別に、アンケートや感想のメールで、人数こそ少ないながらかなり否定的な意見をもった人もいたことがわかった。
 僕が不思議だったことは「ウケたのに、否定された」こと。
 完全にスベったのなら理解できる。
 「マイナーとはいえテレビにでも出てるような、まぁちょいと有名人さんが落語に挑戦ですか。おやおや、全然面白くないですね」
 こういう評価なら、僕にとって哀しいだろうけど納得できないことはない。
 
 しかし、僕の高座を否定した人たちは、きまって同じ言葉を投げつけた。
 「あれは落語ではない」
 「なまじ面白いから腹が立った」
 「面白くなければ許せるけど、なんだか落語をバカにされた気がする」
 「落語をちゃんと勉強して出直せ」
 
 面白いけど、落語じゃない?
 ふぅむ、興味深い。
 おそらく彼らにとって落語というのは「落語であるかどうか」が「面白いこと」よりも重要みたいだ。そしてなんと「勉強する」対象のようだ。
 こういう思考法のことを「教条主義」と言う。現代の落語ファンというのは、かつての粋人というよりも、かなり優等生的というか真面目な人が多いんだなぁ、と思った。
 
 また、このようなことを言った人もいた。
 「前座には、面白くなくてもいいから、ちゃんと落語協会とかに属してる人を出してください」
 「イケメンの二つ目さんとかが見たかった」
 「せっかく渋谷に来たんだから、オタクなんか見たくない」
 
 三つ目の意見には、不覚にも笑ってしまった。いや、イケメンでないオタク野郎で申し訳ない。
 ここでもやはり「面白さ」よりも他の要素が優先されている。
 「ちゃんと落語協会とか(おそらく芸術協会とか立川一門とかのこと)に属している」「イケメン」「オシャレなものを見にきているはず、という幻想」
 以上の三要素のほうが、「面白さ」より大事!と言いたいらしい。
 
 次に、肯定でも否定でもない人の意見。
 「もっと落語っぽく話せばいいのに」
 「ちゃんと上下をつけて演技して、落語にすればいいのに、と思いました」
 「落語と名乗らなければ楽しめたかも」
 
 これらの人に共通しているのは、「落語とはこういうものだ」という定義がはっきりしていること。そして「その範囲内なら認められるけど」と考えているらしいこと。
 たぶんこういう人たちは「これは落語」「これは漫談」「これは講談」とはっきり区分けして考えているんだろう。その中間やまったく別の座標軸の作品を見せられても混乱するだけなのかもしれない。
 困ったなぁ。
 粋人であるはずの落語ファンは、どこにいってしまったんだろう?
 こういうことを考えるのが僕にとって「落語を勉強する」ということなんだけど、たぶんそれは彼らの言う「もっと落語を勉強しろ」という意味とは、かなりかけ離れているんだろうね。
 
 僕の当惑を説明するために、別ジャンルの大衆演芸を例に話を進めよう。
 たとえばマンガ。
 マンガだって初期の頃は「これはマンガじゃない」という区分けや教条主義が横行していた。誰あろう手塚治虫自身が「あんなのマンガじゃない。社会風刺もないし、ヒトコマで世情を切り取っていない」とヒトコマ漫画家たちから厳しく批判された。
 
 しかし、現在のマンガの興隆はそういう古臭い偏見を乗り越えたからだ。
 もし今、マンガ雑誌に「いまの主流マンガとは違う技法」のマンガが掲載されたとする。
 それが面白くさえあれば、誰も「これはマンガではない」とは言わない。「へぇ、こんなマンガもアリなのか」と感心するだけだ。「マンガ雑誌を買ったのに、こんなのはマンガではない。たしかに面白いけど」と怒る人など想像もできない。
 そして、これこそがマンガが大衆芸能として優れている部分なのだ。
 
 夏目房之介氏はマンガ夜話の中で何度も「日本のマンガが優れている理由は、優秀な読者の育成に成功したから」と繰り返し語っている。「これはマンガじゃないからダメだ」と否定しない知的でバランスの取れた客層がきわめて大量に存在する。そういう受け手を信頼できるからこそ、送り手側も新しいチャレンジが次々とできる。
 面白ければ、なんでもやっていい。面白い、という最低ラインさえ保障すれば、どんなものでも受け入れてもらえる。
 
 その「面白さ」も一様である必要はない。
 かつての漫画=滑稽な読み物という偏見から自由になった近代マンガは、ありとあらゆる「面白さ」を開拓した。
 「人情」「ウンチク」「料理レシピ」「格闘」「動物観察」「ワイン」「オシャレ」「推理」「歴史」・・・
 マンガの「面白さ」というのは「読んで笑える」だけではない。「興味深い」「知的だ」「反社会的でゾクゾクする」「イヤな気持ちになるけど、なぜか目が離せない」「設定や人物関係が複雑だ」
 とてもこんな言葉だけでは語りつくせないのが「マンガの面白さ」の世界だ。
 「これはマンガじゃない」と否定せず、ただひたすら「面白さ」の可能性を拡げ続けて、マンガは世界的なコンテンツへと成長した。
 
 今の真面目な落語ファンが考えている「よい落語ファン像」というのは、間違っていると思う。
 落語をちゃんと勉強してるとか。
 いろんな落語界にこまめに通ってるとか。
 落語家さんの本やCDをちゃんと買ってるとか。
 前座や二つ目の頃から、見守って応援してるとか。
 
 そんなことは、どうでもいいんじゃないかな。
 面白い噺は「面白い」。つまらない噺は「つまらない」。
 それだけで、評価すればいいのに。
 
 面白くないけど、名跡だから応援する。
 伝統ある寄席で「気分だけ満喫」する。
 寄席に行くことが落語を勉強することだと信じる。
 落語家を「上手い」とか「芸がある」と評価する。
 そういう行為に疑問を持たないから、落語も落語家もダメになり続けていることに気づいていない。
 マンガを「上手い」とか「才能がある」なんて評価するのは評論家だけだ。読者の役割は「面白い!」と言うこと。面白ければ応援して、面白くなくなった瞬間にそっぽを向くこと。それだけが表現者を向上させるんだから。
 
 古典落語は人情があって、新作落語は爆笑できる。
 そんな区分けが落語を狭く息苦しくしている。
 「面白く」さえありさえすれば、人情も爆笑もべつに必要ではない。
 知識が増える喜びだって、知らない外国の情報だって、芸能人のゴシップだって、それが「面白く」さえ感じられればそれでいいじゃないか。
 
 え、そんなのは落語じゃない?そういうのがしたければ漫談でやれ?
 「落語」と名乗るな?
 とんでもない。
 落語とはそもそも「噺」という。
 「噺」という漢字は口偏に新しい、と書く。
 新しいことを語るのが「噺」だ。新しい面白さを語るのが「噺家」だ。
 世阿弥は『風姿花伝』で芸能の本質を花にたとえて「おもしろきこと」「めづらしきこと」と喝破している。
 今までになくて、新しくて、面白い。
 古来より、大衆芸能の本質とはこれなのだ。
 
 優等生的な落語ファンは、「いい落語家」の定義をこう考えている。
●「ちゃんと落語を勉強していること」
●「歴史ある一門に属して、それなりの派閥・協会に入っていること」
●「江戸文化などの伝統芸を継承していること」
●「とにかく笑えること」
 
 以上の定義の落語を、僕は「1.0世代の落語」と呼ぶ。
 僕が目指しているのは「落語2.0」だ。
 2.0世代の落語および落語家は、上の定義から自由である。
 
○今までの落語を勉強する必要はない。もしオリジナルのネタがないとか自信がない場合は古典をやってもかまわないけど。
○既存の落語家集団に属さなくてもかまわない。徒弟制度はもちろんメリットも多いけどデメリットだってある。2.0落語では、そのメリット面をさほど重視していない。
○伝統芸は気にしなくていい。それより「面白い」を優先する。面白くない奴は、せめて芸でも磨いたほうがいいだろう。
○笑える必要すらない。「面白さ」とは「笑い」だけではないから。「新作落語は笑える」という縛りがいかに若手落語家の手を縮ませているか。落語2.0はあの落し穴に落ちてはならない。

 たったひとつ、2.0落語の守るべきルールは「和服で座布団に座って話す」ということだけ。これだけで「2.0落語」になる。
 その意味で2.0落語家は本当の落語家である必要すらない。
 メイド喫茶とおんなじだ。
 
 メイド喫茶のメイドさんを「本当のメイドじゃない」と怒る人はいない。
 家に帰ったら親に「ざけんな!」とか怒鳴っている悪い子でも、メイド服着てにっこり「ご主人様」と微笑めば、我々は「あ、メイドさんだ。萌え~」と認めてあげる。
 そこで問われるのは氏素性ではなく、彼女のキャラであるとか魅力であるとか、「メイド喫茶内での魅力」に限られる。
 こういう遊び方を古来、「粋」っていうんだよね。本当は。
 
 メイド喫茶のメイドさんは「メイド服が似合う」とか、そういう魅力だけで評価される。
 メイドの歴史とか背景とか言い出すのは、無粋な評論家に任せればいい。
 2.0落語も、落語家は「落語家のコスプレ」でかまわないし、落語は面白ければそれでかまわない。
 でもコスプレだからこそ、メイド喫茶だからこそ、ちゃんとマジメにメイド服は着なくちゃいけない。そこを外すと「粋」ではなくなる。それは単に「無粋」って呼ばれる。
 
 和服を着て、座布団に座って、あとは「面白い噺」をするだけ。
 自分だけにしか話せない話。新しくて珍しくて面白い話。
 みんなが聞いたことがないような話。
 それが「落語2.0」だ。
 
 なので今後、また真面目な落語ファンから怒られたら「すいません、僕、2.0ですから」と謝ることにしよう。
 目指すべきは、いまのマンガファンのような客層。
 マンガを読むときのように、面白さを偏見なく認めてくれるような人たち。
 「ちゃんとした落語家じゃないから」「オタクだから」「落語になってないから」と僕を差別しない人たち。
 そういう、マンガ夜話を面白がってくれるようなお客さんがきてくれたら、うれしいなぁ。
 

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2006年11月30日 (木)

僕が落語にこだわる理由(未整理版)

 まずはプライベートな話を整理させて欲しい。
 プライベートな、というのは自分の内面の話だから、あんまり論理的ではない。論理以前の情動や思い出のかけらを、できるだけ正直にかき集めてみる。
 これから落語2.0論を語る前に、「それを語る自分」というのを、まず晒しておくのが当然、と考えるからだ。

 大学で教える以前、人前で話すのが苦手だった。
 
 もちろん打合せや会議程度なら平気だけど、たまに舞い込む講演の仕事は引き受けても失敗ばかり。「やらなきゃよかった」と毎回、泣きそうになりながら逃げ帰った。これ、たとえ話ではなくて本当の話。
 そんな自分が今、プチとはいえ「落語家」を名乗っているのは不思議な気がする。
 
 小学校のときに鳥羽へ修学旅行に行ったとき、友達と割り勘で占い師に運命を見てもらった。「あんたは落語家や」と老婆は言った。僕は信じなかった。ついこの間まで忘れていたぐらいに。
 20代に新宿で、30代に吉祥寺で前世を見てもらったときも「江戸時代の噺家」と言われた。「過去か未来か、どっちやねん」と笑って忘れていた。
 
 落語は好きだ。僕が中学生の頃、米朝が「地獄八景」を復活させ、大学生のときにSFファンの間で枝雀ブームがあった。僕は当時自分がやっていたSFイベントに枝雀を呼び、1500人の前でSRをやってもらった。
 「こんなリアクションのいい客筋ははじめてだ」と感動してもらい、僕は落語とSFの橋渡しが手伝えたかと内心うれしかった。
 
 はじめて「と学会」の例会に参加したとき、「これは落語ではない落語会だ」と直感した。会員たちの発表はトークも冴えて内容も面白く、色あせていた当時の落語に比べて「新しい面白さ」にあふれていた。
 でも、どんなに面白くても、と学会の会員が話すことは落語ではない。
 そのうち「トンデモ落語」という新規ジャンルができたけど、あえて定義するなら「落語の中の過激派の面白さ」であって、と学会の持つ「新しい面白さ」とはやはり違う。
 
 いつしか僕は大学の先生になって、毎週学生に話をする立場になっていた。
 
 東京大学の教養学部。
 立教大学の社会学部。
 そして大阪芸術大学。
 
 それぞれの大学ごとに話し方や内容や考え方まで切り替えて、僕は話をした。いつしか「人前で話す苦手」はなくなっていき、飛び込みの講演でも30分程度なら場を持たせることができるようになった。
 
 今年の5月と7月。新宿ロフトプラスワンで「オタク・イズ・デッド」と「世界征服入門」というワンマントークをしたときに、僕は「準備は終わったな」と感じた。
 8月に入る頃、僕はすでに「落語家になろう」という決意を終えていた。
 
 話が繋がらない?
 だから内面の話だから、これぐらいしかないんだ。すまん。
 「いつかやらなきゃ」というのと、「今のままじゃダメじゃないか?」という危機感。
 それぐらいしか自分ではわかんないや。
 

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2006年11月29日 (水)

Scale Over Troubled Water(悪魔の体重計2)

(ひとつ前の日記からの続き)

 朝、おしっこをしてから、まず旧体重計に乗る。他の体重計に比べて、僕に甘い数字を出してくれるサービス体重計だ。
 外国製のガラス張りの体重計。吉祥寺の西武ロフトに並んでいるときから「こういう体重計がある生活もいいなぁ」と思って買った思い出の品だ。

 でも、彼女との甘い生活も今日で終わり。彼女が囁く優しい数字は僕を甘やかしダメにする。現実を見れなくしてしまう。
 そっと彼女に乗ると、しばらくためらったあと彼女は答えた。
 「すごい、斗司夫さん!今日は89.5キロよ!」
 やった、ついに80キロ台突入だ。
 ありがとう。
 でも、本当は違うんだよね。
 お前のおかげでずいぶん元気をもらったよ。最後の最後に「ほら、やったね!ついに80キロ台ですよ」って僕を勇気づけてくれた。

 タニタのいちばん安い、昨日買ったばかりの新体重計に乗る。設定時に自分が住んでる地域まで入力する最新型だ。なんでも地域による地球重力差まで補正してくれるらしい。コリオリ力?重力の等ポテンシャル面?高校の地学で習った言葉が頭を過ぎる。
 体重センサーは一瞬で、悪魔の真実を表示した。

 90.1キロ
 
・・・よ、よがったぁぁぁぁぁ~~~

 体脂肪率も前の測定器よりはずいぶんと減っている。
 ・・・ちょっと待て。
 じゃあ大阪のホテルで量った42%などという聞くも汚らわしい数字はなんだったんだよ!と思わなくもないけど、とにかく本当の体脂肪率がもっと低かったというのはめでたい。

 たぶん今週中には「本当の体重」も80キロ台に突入できるだろう。

 洗面台の上の、めったに使わない七輪やおでん鍋やストレッチボールの空気入れを入れている棚に、彼女はひっそりと納まった。
 ガラスの体重計、ありがとう。ごくろうさまでした。
 また僕がリバウンドして現実が辛くなったとき、周りがみんな敵に見えたとき、僕が通りをさまよっている時に、逆巻く水に架ける橋のようにその身を横たえておくれ。

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悪魔の体重計

 ちょっと事情があって、二日分まとめて日記をUPする。
 まず、以下は昨日の日記、つまりおとついの出来事だ。

 以前からうちの体重計、怪しいとは思っていたんだよね。
 だって大阪のホテルに泊ったときに体重量ると3キロぐらい平気で違うもん。
 僕は奴のことを「サービス体重計」と呼んでいた。量るときに「旦那、3キロばかしサービスしまっせ!」と言われてる気になるからだ。

 ま、安物の体重計というのは30~80キロあたりが正確に量れるようになってんでしょ?とか気楽に考えていた。いや、安物ではないか。センサー以外は全部ガラスで透明のオッシャレ~な体重計だから、けっこう値も張ったような気がする。
 とりあえず、多少の狂いがあろうが「ちゃんと減ってる」ことさえ確認できたら、別に正確な数値は気にしなくてもいいや、とかごくいい加減に考えていたわけだ。
 ダイエットをはじめた時、うちのサービス体重計で量った僕の体重は107キロ。ヒルトン大阪で量ったときは110キロ。
 いま現在、うちの体重計で僕は90.1キロ。先週、大阪で量った時は93キロ。
 ずっと同じ体重計に乗ってる限り、もし狂っていてもおんなじだもんね。17キロ減ったことにはかわりがないし。
 とまぁ、呑気に構えていたわけ。

 でも、現在のように100グラム単位で一喜一憂する生活をしていると、やはり「正確な数値」が気になる。
 おまけに僕が今使っている体脂肪計はいちばん旧式の両手で持つタイプ。僕は肩から胸までが比較的肉が落ちやすい体質なので、こんな体脂肪計で量っても本当の数値は出ないんじゃないか、と気になりだした。
 やはり、アレじゃないですか?オムロンの両手でセンサーをぐーっと引き出すタイプ。あれだったら両手から足の裏まで全部をスキャンするから、体脂肪率だって正確じゃないの?

 そう思ってですね、ついに今日いきましたよ。ラオックスに。
 「やっぱりオムロンの高価な奴は正確なんですよね?」と食らいつく僕に店員さんはいたってクールに答えた。
 「いや、足の裏だけでも両手センサーでも体重や体脂肪量る分には変わりませんよ」
 「え・・・」
 「いろいろ複雑な計測するんだったら高価な奴がいいけど、体重と体脂肪しか量らないんだったら、高い機種も安い機種も同じセンサー使ってますから」

 が~~ん・・・

 まぁうちの体重計がサービス過剰、いや狂ってることだけは確実なので、とりあえず体重と体脂肪を同時に量れる一番安い3600円のを買った。
 「これで充分ですよ。高級機で量っても数値変わりませんから!」
 まるで商売っ気のない店員にタニタの一番安い機種を持たされて、僕は店を出た。

 さて、恐怖は明日の朝だ。
 僕は毎朝、起きてトイレに行ってから体重を量ることにしている。それが一日で一番、からだが軽くなる瞬間だとしってるから。
 だから今、新しい正確な体重計に乗ろうなんてムチャなことは考えない。たぶん正確な、考えるのも恐ろしい数値がでてくるだろうから。
 体脂肪だって、こないだ大阪のホテル据付の体重計で両足の裏で量ったら、42%などという口にするのもおぞましい数字が出てきたではないか。

 明日の朝まで、とにかく逃避だ。
 明日の朝、念のため二つの体重計で量ってみる。二つの体脂肪測定器で量ってみる。
 明日以降、もう一度イチからやり直しになるかも。
 今度は一日1200kcalとかにならなきゃいいけどなぁ。

(次の日記に続く)

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2006年11月28日 (火)

チョコは2個まで

 明治のメルティキスというチョコを2個食べた。
 生チョコ風味で、2個で50kcal。
 ああ、やっぱりチョコは美味しいなぁ。ダイエットを続けていると、以前のようにジャンクフードなどにはあまり食欲がわかなくなってきた。でもチョコは逆にものすっごく美味しく感じるようになった。

 ・・・ということを人に言うと「よく2個でやめられますねぇ。意志が強いんですね」とか言われるんだよね。
 いやいや、僕は意志が弱いです。
 意志が弱いから、「意志を使わずに」2個でやめる方法を採用してるわけで。

 ダイエットのコツというのは、「精神論を排除して、具体論に切り替える」ことだと思う。
 どういうことかといえば、「2個でやめられるような強い意志を持つ」なんてことは早めにあきらめて、もっと工夫次第でどうにかなる手練手管を考えればヨロシイ、ということ。

 たとえば僕だって、ポテチをひとつかみだけでやめるのは難しい。でも、よくよく自分を観察してみれば、「止まらなくなる」のは絶対に食べだしてから、なんだよね。食べる前は「これでストップする」と堅く心に誓ってるわけでありまして。
 
 ここまでわかればもう簡単。
 「物理的に、ひとつかみ以上食べられない状態」に食べる前にもっていけばよろしい。
 
 具体的に言うと、僕はポテチの袋を空けたら、一番食べたいのを5~10枚選んで、残りは流し台にぶちまけて上から水をかけます。
 流し台がないときは、ただ単に残り全部をゴミ箱に捨てるのでもOK。
 こうすれば、「絶対にそれ以上食べられない」という状態が完成する。逆に言えば、そこまでしないとやめられないほど僕らの意思は弱いし、その「弱さ」を前提にしないと、やはり無理がでてくるんじゃないかなぁ。

 ちなみにメルティキスの場合は、二つだけ取り出して、残りは冷蔵庫の野菜室の奥に突っ込んで、3分経ってから食べました。 

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2006年11月27日 (月)

サイゾー連載と「プラダを着た悪魔」

 今回のサイゾー連載は「サンタクロースとイジメ」。
 イジメ問題に関して考察するんだけど、普通の切り口でやっても芸もないし進展もないので、思いっきりアクロバティックな切り口で書いてみた。
 書いてから思ったけど、これ1500文字で収まる問題じゃないね。先週の大学講義で60分ぐらいかけた話のアウトラインのみ、書いた感じ。
 まぁサイゾーの連載は「読んで面白い」よりも、その切り口がいかに新鮮でジャーナリスティックかを問われている変則ルールだから、これもいいかな。

 ちょっと頭が疲れたので、伊勢丹地下に自然食バイキング食べに行って、そのあと「プラダを着た悪魔」を見てきた。
 「ウォール街」の女性版、という感じかな。オシャレな画面にため息ついて笑って、最後にちょっとぐっと来て、という出来のいい映画。値段分は充分、面白いよ。途中で眠くならなかったし。

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2006年11月23日 (木)

ダイエット食事法

 何度か書いてるけど僕のダイエット法はごく簡単。
 「毎日1500kcalの食事をする」というだけ。
 運動などしてないけど、ちゃんと脂肪も落ちてる。
 
 「食事制限も運動も」とバランス取るなんて難しいこと、僕には絶対に無理。
 「これだけ運動したんだから、ご褒美としてこれぐらい食べてもいいだろう」とか考えるに決まってるもん。
 目標はひとつ、またはできるだけ少なく絞り込むこと。
 それが挫折しないコツだと思う。
 
 「一日に1500kcalしか食べられないんだったら、焼肉とかトンカツとか無理じゃないの?」とはよく聞かれる。
 とんでもない。僕は焼肉もトンカツも食べてますよ。
 以下の考え方で、僕はカロリーの高い、つまり美味しいものを食べている。
 
 まず、「一日あたり」というのを考えてみよう。
 「一日あたり」というのは地球の自転の一周期・24時間に合わせただけで、実はなんの意味も根拠もない。だから毎日1500kcalなんだから、三日で4500kcalという意味に受け取ってまったく問題は無い。
 つまり一食で2000kcalを越えちゃった場合は、残り2500kcalで三日過ごせばいい、と考えてかまわない。
 
 もし、すっごく食べたくてカルビ5人前とかビールがぶ飲みとかした場合は、それのカロリー量を正直に算出する。このあたりのサイトが算出の参考になるだろう。
 http://www.dance.ne.jp/~sirahase/dish/kcal/calorie_table01.html
 
 で、たとえば月曜の夕食に2000kcal食べちゃったとしたら、月曜の夕食時を起算で三日、つまり木曜の昼食までで4500-2000=2500kcalと考える。
 
 火曜朝食・昼食・夕食、水曜朝食・昼食・夕食、木曜朝食・夕食の合計8食で2500kcal。平均すれば1食312.5kcalにもなる。
 で、火・水・木のそれぞれ昼食をサブウェイのサンドイッチにする。これで300kcalは可能。
 また、それぞれの朝食を200kcalに抑える。ウィダーゼリーとかコンビニのお粥とか、方法はどれでもいい。
 3回分でそれぞれ112.5kcalを浮かせれば余剰合計は337.5kcal。
 
 これを2で割って火曜と水曜の夕食に割り振れば
 基本312.5kcal+割り振り(337.5÷2=)168.7kcal=481.2kcal。
 
 480kcalあれば、ファミレスでもいちおう食事が出来る。
 http://www.ne.jp/asahi/japan/fbc/diet/calorie/famires.htm
 でも自宅で鍋を作ったら、かなり食べられるよ。
 
 
 ルールを絶対に守るではなく、「自分にとって守りやすいルールをいかに維持するか」だけを考えればいいだけなんだよね。
 
 僕は意思が人一倍弱いし、運動も大嫌いだ。
 でも、頭を働かせることはあまり苦にならない。
 たぶん、そういう男性って多いんじゃないのかな?
 「一日1500kcalダイエット」、ぜひ試してみてください。
 出版社のみなさん、新書の企画にいかがでしょうか?(笑)

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デビュー戦、終了

 いや~、勉強になりました。

 自分としては60%の出来だったのが悔しいけど、「完全にアウェイの環境でやりたい」という初期目標は達成しました。
 カフェのスタッフにも「あんなに盛り上がったのは初めて」と言ってもらえたし、回収されたアンケートを見ても充分に「面白い」とは言ってもらえたんだけどね。
 でも自分で期待していた「最高の出来」にはまだまだ遠かったな~。
 
 マイナス40%というのは、「やっぱりあがっちゃったよ=20%」「新しいものを求めているわけではない『伝統芸能としての落語』が好きな人たちに強引に納得させる強引さが出せなかった=20%」かな。
 僕が狙うべきは「面白いことが好きな普通の人」であって、「落語オタク」じゃないんだろうね。
 でも、僕定義の落語をやるのが仕事だから、あんまり悩みはないです。

 ちょっと驚いたのは、白鳥師匠との対談で「林家いっ平を知らない」というボケを本気にした人がいたこと。舞台上では白鳥師匠と「そっちのボケでいきますか?」「はい、突っ込んでください」と目線でやり取りしたので、お互いにこれが「ボケ」というのは了解済み。お客さんにもちゃんとウケたので、対談後半はそっちへ展開させた。
 ところが、「いっ平さんまで知らないなんて。もっと勉強してください」とか後で言う人がいてビックリ。いや~、落語ファンって「粋人」というイメージあるんだけど、中にはこんな無粋な人もいるんだよね~。思わず白鳥師匠とも苦笑いでした。

 来月の勉強会では、たぶん自分なりの100%が出せると思います。

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2006年11月21日 (火)

91キロ台突入

 一日の摂取カロリーを1500kcalにするだけ、というシンプルなダイエット法に挑戦して、今日でちょうど80日目。
 体重はついに91キロ台に突入した。

スタート・・・107.0キロ
5日目・・・104.6キロ
10日目・・・103.1キロ
15日目・・・101.5キロ
20日目・・・101.4キロ
25日目・・・100.9キロ
30日目・・・99.9キロ
35日目・・・99.1キロ
40日目・・・97.4キロ
45日目・・・98.5キロ
50日目・・・96.0キロ
55日目・・・95.0キロ
60日目・・・94.7キロ
65日目・・・94.5キロ
70日目・・・94.0キロ
75日目・・・92.5キロ
80日目・・・91.7キロ

 最初の7日間は、100キロオーバーの人がダイエットに挑戦したらみんな経験する「スーパー減量期間」。こんなペースで痩せたら死にます(笑)
 今のところ、毎週1キロは堅実に維持。
 ああ、こりゃ本が書けるなぁ。

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2006年11月20日 (月)

よし、おっけーだ

 ついさっき、自分の中でOKサインが出ました。
 明日、やれそうです。

 いつの間にか「落語なんだから、お客さんを笑わせなければいけない」という思い込みにハマっていたよ。
 莫迦だねぇ、笑わせるとか言い出したら本職の連中に勝てるわけないんだから。

 僕が狙う隙間は「興味深い話」という一点だけ。かなり複雑で普通に聞いたら面白くないような「高度な世間話」を、へぇと感心して聞いてしまう状態に仕上げられたら上等。
 それが僕の落語であり、今の落語に足りなくて、僕が貢献できる要素なんだよな。

 あとは、口角を上げることぐらいかな?
 芸とか抽象的なこと考えちゃダメ。できるだけ「ノーマルな表情」を上機嫌な顔にセッティングすること。
 無意識化された技術を「芸」って言うんだよな、きっと。

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2006年11月19日 (日)

すごいものを見た

 気分転換に「トゥモローワールド」見てきましたよ。
 いや~、映画館で見てよかった!

 映画自身はね~、面白いかと聞かれると「人によるんじゃないの?カップルとかにはオススメしません」と答えるけど。
 でも「近未来SF」と考えたら、すっごい名作。

 アップルシードの(もちろん原作ね)デュナンとブレアリオスがオリンポスに行く前というか、荒廃したニューヨークに生物兵器捕獲しに行くあたりというか、そんな雰囲気。
 もうね、「世界の終末」というのをロケに行って撮ってきた様な迫力!イギリス人すごい!
 イギリス人ってサンダーバードみたいな人形劇でも、「2001年~」みたいな宇宙ものでも、今回の「トゥモローワールド」みたいな近未来でも、本当に異世界を作るのが上手いねぇ。その辺は原始時代でも他の星でもアメリカにしてしまうようなハリウッドとは逆で面白い。

 とりあえず映像というか見せ方すごいから、映像関係者は絶対に行ったほうがいいですよ。「北斗の拳」とか「ブレードランナー」とかが泣きながら逃げる後姿が見えるようだ。

 あ、でもくれぐれもカップルではいかないようにね。

 「嫌われ松子の一生」が、女が人生を考える映画だとすれば、
 「トゥモローワールド」は、男が終末を受け止める映画かもね。

 もちろん、終末なんて受け止めても人生な~んの役にも立たないんだけど(笑)

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2006年11月17日 (金)

「落語2.0」試論 承前

 おとつい、月例行事で「創」誌連載のため、渋谷で唐沢俊一さんと対談した。
 この連載対談、いちおうテーマは最近のオタク事件に合わせて、というお約束になっている。本当だったら「松本vs槇原」とかそういうテーマを選ぶべきなんだろうけど、せっかく唐沢さんに会うんだから、もっと個人的に気になる話をしなくっちゃ!と、むりくりに「じゃあ落語で!」と強引にお願いした。

 唐沢さんに「落語をやる」と相談(でもないか、結論だもんなぁ)したのは先月の同じ対談の場。そのときは「それは面白い。おやんなさい」という調子だったけど、今月は「で岡田さん、なんで落語なの?」と聞き返された。
 おそらくこの一ヶ月の僕の日記を見て「オヤ、どうもこいつは本気、というより狂ってるぞ」と思われたに違いない。

 僕はつっかえながらも、唐沢さんに伝えようとした。いっけんブームに見える落語界は、実は10年前から同じ穴に入っていて抜け出せないこと。落語を変えようと思っていること。新作や古典など、そういう「架空のお話」という枷をとっぱらって、唐沢さんや僕のやってる講義や講演をそのまんま「和服に座布団」というスタイルに持ち込みたいと思っていること。
 唐沢さんには、紙芝居や講釈を次の世代へと伝えたい、という想いがあるのは知っていたので、実は反対される事を予想していた。もともと立川談志のところに出入りしていた人だし、僕の考えている「徒弟制度不必要論(不要論にあらず!)」にはとても賛同してくれるとは思っていなかったからだ。
 しかし唐沢さんは即座に「岡田さんが正しい」とスッパリ切り込んできた。

 「落語の諸問題は、すでに内部の者があーだこーだ言ってどうとかなる段階をとうにすぎている。あなたのような部外者が引っ掻き回さないとダメだろう」
 正確な言葉ではないけど、そう言ってくれてかなりスッキリした。と同時に聞きたくなった。
 「唐沢さんの文芸サバイバル塾、あの内容をそのまんま和服に座布団というスタイルでやったら、それは僕が考える現代の落語なんです。落語、やりませんか?」

 話はそのまま横道にそれて返答は聞けなかったけど、僕は本気でそう思っている。
 ためになる話、教養のある話。それが落語であってなにがいけないのだろうか?
 「客は笑いに来ている」、そのとおりだ。でも観客は「ためになる話」だって笑う。「笑うためにはバカバカしい話でないと」というのも、ずいぶんと笑いを馬鹿にした考えではないか。

 (長いので、先はいずれ)

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2006年11月16日 (木)

コスプレみたいだよ

 もうみんなウンザリしている落語報告ですよ!(笑)

 昨日、ようやっと舞台着一式の着用に成功しました。ああ、こう書いてるとまるで兵装の試作品の話みたい。ただの和服なんですけどね、未経験の僕にはもう本当にハードル高かったです。

 朝、まず一人で長じゅばんを着る練習してたらバイトM君が奇異な目で見るし・・・。けっきょく、撮影に来た橋上Pに着付け手伝ってもらうはめになりました。あ~情けない。
 足袋を履いて雪駄を履くのも生まれてはじめて。事務所の階段を降りるのも怖かったけど、井の頭線の踏み切りはさらに恐怖でした。
 だって、渡りはじめてからカンカン鳴り出して、一生懸命に歩いても、なんとか遮断機に頭殴られずにすむギリギリだったんですよ!
 上から下まで黒の紋付羽織であんなにセコセコ歩く姿は、我ながら「ペンギンみたい・・・」と思いました。

Photo_5 Photo_6 Photo_7  井の頭公園で橋上Pの撮影した写真がこれ。黒羽二重の生地は思ったよりずっとシワになりやすく、上手く肩の紋を写すことはできませんでした。腕組んでる写真で、両サイドにチラっと見えているのが「月にロケット」の紋です。
 背中の襟下(ここ、なんと言うのが正しいの?)に見えているのが「公転する月の干潮」の紋。小さすぎて見えないかな?
角帯の締めがダメダメなのは追求しないでください・・・

 というわけで正直、まったく着こなせていません。来週の火曜本番は、まるっきり七五三状態だと思います。
 30分ほど着ただけなのに、ふくらはぎとかヘンな位置が筋肉痛で、撮影後に着替えて大急ぎで渋谷までいってバーバラさんと打合せしたときにトマトジュースを飲んだけど、飲んだこと自体がどうしても思い出せなくてお店の人と言い合いになったぐらい疲労困憊してしまいました。
 
 なんとか来月の勉強会には、もうちょっと着こなせるようになりたいと思うけど・・・無理かなぁ。
 あ、「なんだかアヤしげなスピリチュアル・カウンセラーみたい」というツッコミは禁止ですから!

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2006年11月15日 (水)

ダイエットを成功させる方法

 9月1日・107キロからダイエットを開始して、早や74日目。
 ついに今朝の体重は92キロになった。

 11週足らずで15キロ落とすというのは、かなりヤバいけど、この6週間ずっと毎週1キロの割合で落ちているし、「一日1500kcalダイエット」はよっぽど僕の性格&体質に合ってるんだと思う。
 
 今回のダイエットの一番の功労者はサブウェイだな。
 吉祥寺の店舗はパンをトーストできるので、すっごく美味しい。サブウェイは店舗ごとに味の差が激しいので運がよかったなぁ。(渋谷東急本店近くのサブウェイは信じられないほど不味い)
 いろいろ試したけど、サブウェイクラブ+赤ワインビネガーソース、ダイエットペプシ、たま~にオーブンポテトSを半分というメニューが一番気に入ってる。これで合計390kcal。
 http://www.subway.co.jp/menu/index.html
 これ、高価なマイクロダイエットの「レトルト・弁当セット」よりもカロリー低いよ!

 食事も以前ほどは辛くなくなってきた。揚げ物とか焼鳥とか、一人前を食べるとあとで気持ち悪くなるのは悲しいけど痩せるためには便利。
 以前、ダイエットしていたときに買った服を久しぶりに袖を通したら着れたり、なんだかゴキゲンである。

 ダイエットはじめてからウツに入ったり、体重減ってもあんまり嬉しくなかったけど、今日はじめて「あ、痩せて嬉しいかも」と思った。
 それだけ。

 あ、先週吉祥寺にこんな店がオープンした。
 http://www.rcjapan.com/warabe/
 できるだけお昼はここ、またはサブウェイで食べるようにしてるのも正解かもね。

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2006年11月12日 (日)

ガンダム芸人(追記)

 こないだ書いた感想なんだけどね。
 いろんなブログで引用されたりしてるけど、ちょっとスタンスの差を感じているよ。ガンダムファンの人たちがガッカリしたのは「濃いガンダム番組」ではなかったからかもしれないけど、アメトークは違うでしょ?
 
 今回の件で言えば、僕は「ガンダム番組」としては見ていなかったし、期待もしていなかった。番組の作り手側も、当たり前だけど「芸人のトークバラエティ」として作っていたに決まってる。
 
 僕がいまいちだな、と思ったのは、あくまで「トーク番組として質」の部分。
 なので出演者がキャラの名前間違えたとか、そういう瑣末なディティールはかまわないんです。
 
 問題は、ガンダム芸人さんが「プロ(?)も驚くマニアックさ」を持っていないと話にならないんじゃないの?ということ。
 たとえば「芸人料理選手権」なら、くろうとはだしの料理の腕前を披露できないとダメでしょ? 家庭の主婦程度の料理を自慢げに披露されても「ふ~ん」と言うだけで、番組として、シャレとして成立しない。
 
 しかし、今回のガンダムトークでは、ただ単に「どれぐらい好きか」しか語らせていないし、内容もそのあたりどまり。土田の部屋に「ガンダムしかない」というヘンテコさに誰もつっこまないしね(笑) アニメが好きならガンダム以外もあるはずだけど、ガンダムしかない、というのは「美少女フィギュアしかない」というよりも異常だと思うぞ。
 
 出演者も「ガンダムを語ることによって観客や視聴者を面白がらせる」というレベルに達していない。それは「プロ顔負けの料理」ができてないのと同じく、「本物のオタクも引くほどの濃度」がないと、「さすが芸人さん」という笑いにつながらないんじゃないかなぁ。普通程度のオタク話に対して、蛍原が無理やりに突っ込むのは、やはり無理があるよね。
 ぶっちゃけて言うと、観客席の女の子たちが引いていた程度は「自分や友達の彼氏にいる程度のトークレベル」だと思いました。もっと会場の女の子が引くほどの濃さを見せつけって、そのうえで「お前キモチワルイ!」というツッコミで笑いを取らないと。
 なのにガンダム芸人さん、普通すぎ。

 最近のアメトークは、そういう芸人のフレームアップが過剰すぎて、それをツッコミや演出だけで盛り上げようとしているところがちょっといただけないです。
 
 それに比べて昨日のやりすぎコージーが期待できそうなのは、スタッフが「売れてなくても、数字を持ってなくても面白い奴を出そう」という姿勢が見えるから。
 あと、どうしようもなく感じてしまうのは、雨上がりとWコージの「トーク差配力」の差。これはもう、今はまだしかたないよ。年季が違うんだから。

 せっかくゴールデンに移動したんだから、しんどいけど今が踏ん張りどころだと思う。 スタッフも手を抜かず支えてあげてほしいなぁ。
 頑張れ、アメトーク!
 

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2006年11月10日 (金)

ガンダム芸人特集、ダメだなぁ

 いまアメトーク見てるけど、ガンダム芸人特集が思った以上に「普通」。
 ガンダムトークはいままでいろんな人が語ったありとあらゆるバリエーション見てるから、芸人さんが語っても「この程度かぁ」とガッカリしちゃう。
 逆にその芸人の底が見えちゃって興ざめ。「面白い人だと思っていたけど、オタクに換算したら、わりとどこにでもいるレベルだよなぁ」と思いました。
 とても初段すらあげられませんです。ハイ。

追伸: あ、いま出てるアムロの真似芸人はちょっと面白いかも!

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2006年11月 9日 (木)

正座椅子が来たよ

 日曜に通販で注文した正座椅子が来た。正座椅子というのは、正座しても脚がしびれないようにお尻の下にかませる折り畳みの小さな椅子のことで、もちろん、高座で使用するために買った。
 いやしくも高座に上がろうという落語家なら、どんな前座であっても正座ぐらいは平気なのかもしれないけど、僕には無理!「正座もできない奴はプロじゃない」という人もいるだろうけど、僕はお金を取るのでプロであることは間違いないし、正座できようが着物の着付けができようが、それよりなにより「噺が面白い」というほうが大事でしょうが。
 どっちかというと問題は、正座椅子を使っても10分程度で痺れてしまう根性ナシの僕の足、というあたりではないでしょうか?(笑)

 正座椅子以外にも高座に持ち込む予定のものはいろいろある。今のところ僕は見台と膝隠しを使う予定。見台というのは、上方落語で使う座卓で、膝隠しというのは足元を隠す小さな衝立のこと。その他、子拍子という鳴り物や竹製の扇子を皮で巻いた張り扇を使うのも上方の特徴。
 http://www.nikkei.co.jp/weekend/kat/20050304sy834000_04.html

 江戸落語に慣れている人は「扇子と手ぬぐいだけを持ち、高座の上には座布団一枚」というシンプルなスタイルに慣れているだろうけど、僕は上方風にやるつもり。
 いや、上方風というより邪道だなぁ。だって見台の上には他にエビアンと目覚まし時計とレジュメ置くつもりだもん(笑)
 
 あ、そうだ、いいこと思いついた!
 「座布団だけでやるのが江戸流」「見台や膝隠し使うのが上方流」、だったら、これでいいじゃん!
 「見台や膝隠しや時計やミネラルウォーターありで、おまけに高座でも正座しなくていいのが吉祥寺流」
 
 これなら正座椅子とか脚の痺れとか気にしなくてもいいし・・・
 あれ、お客さんが引いてる・・・
 まるで昨夜の談笑さん独演会の芝浜(改)みたいに引いてますよ!
 

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2006年11月 6日 (月)

「ガンダム講談」と考察

 先月16日(月)に大阪・ナンバまで「ガンダム講談」を見に行ってきた。
 
 僕が落語をやろうと思ったときに、まず最初に思ったのは「ガンダム落語は可能か?」ということだ。たぶん先達も多くいるだろうはずけど、いまだに「これが面白い!」という噂は聞かない。
 落語家でガンダムやウルトラマンやガメラが好きな人もいるけど、そういう人の「好き」という気持ちが、その人の落語に面白く反映されているかもよくわかんない。
 すっごく面白いオタク落語があれば、噂ぐらい聞こえてくると思うんだけど、少なくとも僕は今まで「面白いオタク系古典芸能」は知らなかった。
 
 僕が「落語をやろう」と決意したときに、「ではいずれ、僕はガンダム落語をやるのか?」と自問自答し、その疑問に答えるべくネットをいろいろ探して見つけたのが、講談師の極堂南半球氏だ。
  http://www.kcc.zaq.ne.jp/hankyu/

 見てみたい。
 素直にそう思った。
 ガンダムを自分の古典芸能と正面からぶつけようとしている。その姿勢が面白いと思ったからだ。
 大阪には毎週、金曜に行っている。正直、それ以外の日にまた行くのは体力的にもキツい。でも、それをおしても「行くべきだ」という予感がした。
 
 当日、早めに着いたのでNGK(なんばグランド花月)、つまり吉本興業の総本山で昼の部を見る。漫才や曲芸など、まず「普通の演芸のレベル」を頭に入れておこうと思ったからだ。ふうん、NGKを見るのは本当に久しぶりだけど、やっぱり面白い。
 これと「ガンダム講談」を比較するのは酷かもしれないが、とりあえずお金とって客に見せるからには、プロと比較されるのは当然。おまけに僕にしても、どっかに比較の基準を置いて見ないと、その面白さが「ガンダムが好きだから面白いのか、はたまた講談や舞台として面白いのか」がわからなくなる。
 
 とまぁ、上記のような視点で会場に入った。つまり、僕は「ファン」というよりも「分析・批評してみる」という視点でイベントに参加したことになる。なのでこれよりのレビューは、かなり「批評的な視点」であることに留意して読んで欲しい。
 
 会場のトリイホールは、かなり手狭な演芸場。狭い会場というのは、客席に一体感がおこりやすく沸きやすい。
 パイプ椅子が並ぶ客席に座りまわりを見渡すと、意外にも「普通の人」が多かった。てっきり「大きなお友達」つまり見てくれが僕と大同小異なお兄ちゃんたちがいっぱいと思っていたのに。カップルや女性客もかなりいる。
 
 開演。
 舞台に登場したのがミニスカの女の子。正直な話、絶世の美少女というよりは、山田花子を可愛くした感じなんだけど、なにより動きがキビキビしていて目を奪う。あ~、さすがに舞台に立つ人というのは違うな。
 ぺこりと頭を下げて、注意事項を暗誦する。
 「公演中の携帯電話の使用は、南極条約で禁止されています」とちょっと困った顔で語る。不安げだった客席が、いっせいに沸く。
 こういう場にくる客というのは、どうしても最初「さぁ、笑わせられるんだったら笑わせてみろよ」という距離を置いた態度になる。だからなにより最初に「笑ってもいいんだ」という雰囲気を作るのがなにより大切。
 この女の子の挨拶イッパツで会場の緊張感がゆるんで、なんだか楽しい雰囲気になってしまった。見ている僕もほっとする。
 
 こういうイベントで難しいのは、観客の「沸点差」だ。
 演者としては観客の「笑いの沸点」が低ければやりやすかろうと思うかもしれないけど、とんでもない。特にオタク系のイベントでは、会話の一部にガンダムのセリフが出ただけで笑うような、あまりに沸点の低い客は、他の観客を引かせてしまう。
 沸点の低い客、すなわち「すぐに笑う客」というのは場をしらけさせる。ファンの女の子にだけ受ける芸人をテレビで見たときの寒い感覚を思い出して欲しい。

 「いまのギャグ、俺はわかったよ!」とアピールのつもりで誰よりも早く大声で笑う客がときどきいる。あれほど演者や他の観客に嫌われている存在もない。悪気はないのはわかるし本人はイベントを充分に楽しんでいるだけなんだろうけど、まことに迷惑な存在である。
 
 ガンダム講談にはそこまで迷惑な人はいなかったけど、観客席は自然といくつかの沸点層に分かれはじめた。
 「第1層:ガンダムネタが出るたびに笑い出してしまう人たち」
 「第2層:ネタが笑いのツボにはまると笑う人たち」
 「第3層:第1層が笑うたびに『こんなレベルでは俺は笑わないぞ』と頑なになる人たち」
 理想を言えば、第1層の観客はゼロであることが望ましい。第1層がゼロであれば、第3層は発生しないからだ。
 逆に第3層の発生を抑えるには、早い目の段階で「ガンダムネタ」以外で一度観客全体から大うけを取る必要がある。オタクっぽいネタ以外で全体を笑わせてしまえば、沸点層はひとつにまとまり、「一体感のある観客」になる。
 これは別にガンダム講談だけの話ではなく、あらゆるライブに関して言えることだけど「客席の一体感」さえ作れれば、あとはなにやってもウケる。
 一番大事なのはネタや技術ではなく、「観客と演者の共犯感覚」なんだよね。
 
 さて、最初の演目は旭堂南半球による「ギレン演説;ガルマ国葬」。
 はじめて目にする南半球氏は小柄な男性で、声量も思ったよりずっと小さい。そのため観客としても耳を済ませて聞き入るしかなく、そのおかげでかなり緊張感のあるステージになった。
 しかし、クライマックスの「諸君の愛してくれたガルマは死んだ!なぜだ?」の問いかけに「受け」のパントマイムが入ると、客は吹きだして一気に緊張がとける。この「緊張感のコントロール」はかなり面白い。 ただし、演説自体が短いので、この「いいところ」が過ぎたらすぐに演説は終わってしまう。もうちょっと聞きたかったなぁ。
 
 で、次の演目は、最初に前説したミニスカ娘の歌謡ショー「恋のビームライフル」。歌も踊りも、とにかく客の目を引きつける魅力がある。「ガンダム講談」と銘打って歌謡ショーを楽しんでいいのか迷ってしまうけど、前後左右の客は200%楽しんでいた。
 意外といえば失礼かもしれないけど、歌やダンスが意味なく上手いのでなんだか納得されてしまった感じ。
 
 続いて本日のメイン1。「ガンダム講談;宇宙要塞ア・バオア・クーの戦い」。
 ドダイYS型の演台が組み立てられ、会場の期待は盛り上がる。演者の南半球氏があらわれ、「ジーク・ジオンの鬨の声」から一気にア・バオア・クーの空域を取り囲む状況を修羅場読み。「あがるところのメガ粒子砲の壁にてちょうど曇り陽のごとく相成り」のくだりで満場は息を呑む。
 講談といえば出てくる武者の戦装束、すなわち「黒革縅(おどし)の鎧がなんたら」みたいな全身上から下までのいでたちをざーっと語るのが勘所。
 これも名調子でアナベル・ガトーのゲルググ装備を「馬手にビームライフル、弓手にジャイアントバズーカ、腰に差すマシンガンを負い、兜にマシンガン用の角飾り金覆輪縁取りなしたる柳の刃のシールド背に負い小高きところに駒を乗り上げれば・・・どぎょ~~ん(モノアイの効果音の口真似)」で一気に笑いを取った。
 金覆輪縁取りなしたる、ってアンタそれは保元物語ですか?
 これはもう解説するより見てもらうがいいんだろうね。
 演者自身がTouTubeのアドレス書いてるから、気にせず紹介します。

http://www.youtube.com/watch?v=i1ywPFclLI4
↑『恋のビームライフル』動画

http://www.youtube.com/watch?v=6NCrQyikakg
↑『ガンダム講談 ア・バオア・クーの戦い』動画

 
 で、次が「ガンダム大喜利」。演目を見たときは「ええっ、なんかスベりそうでイヤだなぁ」と思っていたけど、終わった後で思い出したら、これが一番楽しかった。
 「こんなホワイトベースはイヤだ! どんなホワイトベース?」
 「左舷弾幕薄いよ!なにやってんの!? なにやってる?」
 いや~、こんなオタクネタであんなに笑えるとは、アニメファンやってて良かったなぁ。俺の人生は間違ってなかったよ、うん。
 
 続けてまた歌謡ショー「恋のジェットストリームアタック」。
 いや・・・バックダンサー3人が可愛いけど、とてつもなくヘタ!
 舞台に上がってきたときに顔を見合わせて照れ笑いしてるよ!
 素人さんですか!?
 もう客席もドキドキして「こいつら、絶対にシロウトや!」と突っ込みたいのを必死で我慢している。舞台の上も我慢、客席も我慢と、お互いに「早く終われ!」と強く念じた3分間だった。
 しかし、これがあんがい面白い。いままでずっと、なんだかんだ言って芸的には上手いのが続いたので、このとてつもなくヘタクソなダンスにも「意図」を感じさせれてしまったからだ。
 つまり、ここまでヘタクソということは、ジャイアン・コンサートみたいに『いかにヘタかを皆さんお楽しみください』と言われたような気がしてしまうのだ。
 
 唖然呆然のステージが終わって、次はコント「ジオン女子校」。
 もうガンダム講談もへったくれもないような出鱈目な構成であるけど、演者・南半球氏のやりたいこと、つまり「メインディッシュは講談でちゃんと締めるから、あとは好き勝手に楽しませる」というコンセプトが伝わってきたので、もう客席は安心して笑い転げている。
 女子高でザクの操縦法のコントで、ノリとしてはドリフっぽい、とでも説明すればいいのかな?かなりおバカな光景でした。
 
 中入り(休憩)のあと、はじまったのはド演歌「光る宇宙の深情け」。
 エルメスの被り物を頭に載せたドレス姿の艶っぽい姐さんが切々とララァの心情を謳いあげる。振り付けも意味なく色っぽく、歌も完全に演歌、それも石川さゆりの「津軽海峡冬景色」みたいな本格的な奴。
 バカだ。バカすぎて素晴らしい。
 
 ラストは講談「ジオン〇八連隊記~めちゃめちゃ頼もしいジオンの隊長~」。
 トリを締めるのにふさわしい大ネタで、本来の戦記もの講談、すなわち軍談の特徴である「輝ける時代を謳いあげることにより、現状を批判する」とか「報われず果てていった男たちへの愛惜」みたいな情念があふれていた。
 
 
 と、思い出すだけで楽しい1時間半だったけど、「惜しい!」と思った点もいくつもあった。
 
 まずメインの講談の極堂南半球氏。
 声量がやや不安で、声質に「艶」というか「もっと聞いていたい」という決め手に乏しい。僕はシロウトなので、これは生まれつきの肉体的気質の問題なのか、それとも純粋に練習量の問題なのかはわからない。
 コントや大喜利など、南半球氏の「ネタと構成力」は抜群であるのはわかった。だから、とにかく「聞き惚れる声」の開発を急いだほうがいいと思う。「声」をもっと魅力的にしたら、ギレンの演説は今よりずっと素晴らしく仕上がるよなぁ。
 
 ああ、でも偉そうに分析しても、落語家としての僕の「声」も、これはもう論外なんです、すいません。
 
 あと、演目ごとに入るナレーターの演目読み上げ、これが意味不明。
 「ガンダム講談、始まるよ~」と、か細い独特の節回しで言うんだけど、なんだかこれ聞いて困っちゃった。ひと言でいうと「素人劇団っぽい匂いがした」ということだろうか。(見ている関係者、ごめんね)
 後に「劇団ガンダム」の舞台DVD見せてもらったら、いつもこの女性が不思議な声でナレーターやってるのを知ったので、おそらくその「流れ」だと思うんだけど、そんなの初見の客や僕にはわかんない。そういう不思議な感じがイイんですよ!という人もいるとは思うけど、僕は「劇団っぽい」文化には属していないので、その面白さが理解できず、不安な気持ちになっちゃった。
 
 あと、自己紹介やパンフに書いてある演者の芸名。
 ガトー、アカハナ、ガンキャノン、シャアザク、ニイラ、ガルマ、ドズル、ミハル、ルールカ・・・
 あとで聞いたんだけど、共演していた劇団ガンダムの俳優さんたちはそれぞれ本家の劇団ではちゃんとした芸名があるそうだ。でも劇団ガンダムとして活動するときだけ「ガンダムネーム」というのを使うそうだけど・・・
 すいません、正直、イタいです・・・
 エレベーターで他のお客さんも「あれはちょっと」と言ってました。
 なんかそういうマイナーなお遊び、かえってジャマに感じてしまう。
 提供している芸はちゃんとしてるんだから、無理に遊ばなくてもいいよ。
 ちゃんと美味しい味を出すラーメン屋は、メニューにヘンなシャレ使わないでしょ?
 「トンコツのトンでもなく美味いら~めん」とかさ。
 
 
 最後にこれは僕自身の自問自答。
 ガンダム落語って、たぶんかなり難しい。
 「落語のパロディ」とか「ガンダムのパロディ」になっちゃう。
 ガンダムのセリフや世界観が出るだけで喜ぶ客層を相手にする、と決めてしまえばなんとか成立するかもしれないけど、僕には向いていない。
 それはつまり「古典落語をガンダム世界で展開する」ということであって、基本的には「古典落語を現代に通用するようにリメイクする」というアプローチと同じだからだ。そういうのは既存の落語家がやるべきことであって、吉祥亭満月の目指すべき「新しい話芸」ではない、と思う。
 
 なんか最近、落語の話ばっかりだね。
 では、今からまた練習します(笑)
 

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2006年10月27日 (金)

落語家デビューします

 え~、このたび、岡田斗司夫はプチ落語家としてデビューすることを決意しました。
 芸名は「吉祥亭満月」。
 プチ落語家ですからもちろん師匠もいなければ門下生でもございません。
 落語と言っても、いつもロフトプラスワンでやってるようなオタクっぽい世間話を下世話に語るだけです。
 
 デビューは11月21日(火)です。
 デビューといいましても、三遊亭白鳥師匠独演会の前座としてです。
 演題の「息子はつらいよ ゲド戦記の巻」は、以前にロフトで語ったのや、この夏の同人誌に書いたのと同じ内容です。口調もおんなじだから、衣装や小道具が落語っぽくなっただけ(笑)。
 ただし、前座といっても30分も時間をいただいたので、ちょっとぐらいは膨らませることができると思います。
 
 このデビュー戦では、いままでの岡田斗司夫ファンとはちがう、純粋な落語ファン相手というアウェイでのおしゃべりになります。
 普段なら「満場のオタク諸君、ようこそ」とかカマすんですけど、今回はそれができないので、正直まー怖い怖い(笑)。脚が震えています。マジで。
 
 あ、いちおう紋付は作りました。
 黒羽二重でオリジナルの「月に宇宙船」の紋をつけて。
 でも、しょせんは「プチ落語家」なんです。演目もみなさんご存知の「がんばれ宮崎吾郎」だし。
 なので、「初舞台、ぜひ見にきてください!」と言いたい所ですが、たぶん次回以降の公演で来ていただいたほうが新しい面白さをお見せできると思います。
 
 とはいいながら、いちおうの告知だけさせていただきます。
 
 
 

J-POP恋寄席・三遊亭白鳥独演会
日時:2006年11月21日
   17時開場
   19時開演
※カフェ部分は17時~24時オープンしておりますので、開演前、終演後にゴハンも食べられます。

会場:J-POPカフェ渋谷 ”GARDEN”
渋谷区宇田川町31-2渋谷ビーム7階

http://www.j-popcafe.com 

出演:
● 三遊亭白鳥・・・”火焔太鼓”、”死神J-POPカフェ・スペシャル”
● 吉祥亭満月・・・”息子はつらいよ ゲド戦記の巻”
● 白鳥×満月・・・”対談 題未定”

値段:2500円 全席指定
ご予約はJ-POPカフェ渋谷(03-5456-5767)まで。

 では、これからは岡田斗司夫だけでなく、吉祥亭満月もよろしく御贔屓お願いします。

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2006年10月25日 (水)

たぶん復活

 ようやっとウツが明けた様子。
 いや~、今回のはキツかったなぁ。
 
 過去の日記やメモを見ると、どうやら10月頭からウツに入っていたらしい。
 2日の「プチクリ学園」収録と、3日のアニメ夜話本取材の時、やたら落ち込んでいたのはそれが原因だったか。
 事務所のガス床暖房の電子部品が故障しただけで、あんなに落ち込むのもいま考えればあきらかにおかしい。そうか、あの頃からウツだったのか。
 
 11日に外務省官僚に「アニメ・マンガを外交国策でいかに使うか」という説明したんだけど、たぶんこのときに最後の気力を振り絞っちゃったんだろうな。説明相手の偉いさんの聞き方や態度がやたら気にくわなかったのも、おそらくウツ期特有の感受性過多だったんだろう。
 
 13日に大学講義、16日にガンダム講談、20日にまた大学講義と10日間で3回も大阪とを往復した。
 これも30代なら別になんということもないだろうけど、48歳でこのスケジュールはキツい。ダイエットで炭水化物やカロリー全体を制限してるからなおさらだったみたいだ。
 
 たぶん18日のアスキー打合せとSPA取材が最悪の時期であり、同時に「底を打った瞬間」だと思う。この夜は自動車の気配がするだけで道が歩けなくなったり、駐輪場で自分の自転車が見つからないと30分以上も立ちすくんで動けなくなっていた。
 この日からしばらく仕事や約束をキャンセルしたのは正解。
 なんとか義務感で20日の大学講義をこなしたけど、この日の夜はミーティングが新幹線の遅れで一件流れて、「せっかく大阪来たのに」と軽く落ち込んだだけですんだのは、すでに回復期にあったからだろう。
 「せっかく」もなにも、毎週講義で行ってるのに(笑)。いや、ウツというのはそういう思考法になっちゃうんだよね。
 
 今日は午後から東大駒場で宮沢章夫さんの講義にゲスト出演。まだあんまりエンジンかかってないので、ま、話してみる程度だろうね。
 
 なんとか日記も再スタートできたみたいなので、今日からまたよろしく。
 

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2006年10月 8日 (日)

今夜23時にジャコピニ流星群

今夜23時ごろ、ジャコピニ流星群が見れるかも。
方角は北の空・北斗七星の上辺り。
嵐の後なので観測条件はいいけど、どうでしょね。

アストロ球団とは関係ありません。

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2006年10月 6日 (金)

「マンガ夜話」について

 マンガ夜話がないと寂しい。
 最後のオンエアからもう1年半も経ってしまった。
 いしかわさんは歩いて5分のご近所で、よく吉祥寺でもばったり会う。夏目さんも大月さんも仕事やイベントで時々会う。笹峰あいちゃんだってmixiにいるし、それどころかスタッフやディレクターでもmixiで日記読んだり近況を教えあったりしている人もいる。
 
 でも、あの番組がないと僕は寂しい。
 僕はマンガ夜話が好きだ。
 本番の数週間前にマンガ全巻ぞろいが届けられ、「さて、やるぞ!」という覚悟と新しいマンガに仕事として出会える喜び。
 本番直前の楽屋で、出演者が互いの腹の内を探り合う、あの会話。夏目さんが思わぬところで「あ、それ『夏目の目』で言うから」と言い出し、あわててトークの流れを組み立てなおしたり、大月さんが「ダメだ俺、このマンガ好きになれん!」と叫んだり、いしかわさんが今日の靴下の色を自慢したり、あの楽屋の空気が好きだ。
 
 生放送で、お互いの話が交錯しだして、用意していた持論を展開するのか、その場で思いついた「新しい流れを作る意見」を投入するのか、一瞬で決めなければいけない、あの緊張感が好きだ。
 
 話が佳境に入り、つい熱くなってしまうといつもフロア・ディレクターがカンペで「どのページか具体的に!」という指示を出す。当然、いしかわさんはそんな指示に従ってくれないから、僕はわざと会話をインターセプトして「いしかわさん、それどのへんのページの話ですか?」と割り込む。このタイミングが早すぎたら、いしかわさんの話題を崩してしまうし、遅すぎたら話の流れは他へ移ってしまう。
 
 話題の中心は各メンバー間の間をすばやくトスされて、シュートに入る体制が見えたら他のメンバーは「受け」の体勢に入る。
 そういう生本番特有の、チーム競技をやっているようなスピード感。話をまとめようとするカンペの指示にわざと逆らい、深い話題へと持っていく大月さんの力技。
 視聴者の見ているのは「マンガの話」だけど、僕たちスタッフは「どのように話すか」「どんな雰囲気を作り上げるか」という、もうひとつの課題にも腐心する。
 
 生放送終了後、みんなむさぼるように視聴者からのFAXを読む。
 自分たちの話が伝わっているのか。そのマンガを読みたいと思ってくれたのか。
 「愛がない」と叱られたり、「もっと突っ込んでくれ」と物足りなさを指摘されたり。
 
 テレビというのは数百万人が同時に見るメディアだ。視聴者はひとりひとり違う人間で、だからみんな心に残る箇所が違う。
 僕たちはその最大公約数に向けて番組を作り、同時に自分たちそれぞれが「わかってもらえないかもしれないけど、これだけは言わなければ」という想いもぶつけなければいけない。
 だから毎回ごとに「今回は成功した」「今回は上手くいかなかった」という喜びや反省がある。
 
 あまりにもテレビ的ではない番組「BSマンガ夜話」。
 討論でもなく、仲良し同士の世間話でもなく、たとえて言えば「すっごく面白い大学マンガ研究会で、先輩たちの話を聞いている感じ」を目指していた番組。
 
 いま、マンガ夜話の新シリーズがストップしているのは「NHK側の事情」だそうだ。
 なによりまず、BSの放送チャンネル自体が縮小され、編成からOKがでない、という事情があると聞く。このあたりは出演者や現場スタッフではどうしようもない「上の事情」なので、風向きが変わるのを待つしかないだろう。
 
 アニメ夜話は今期分は消化したので、来期(来年4月以降)にまた新シリーズをすることは、ほぼ決まっているみたいだ。
 でもマンガ夜話は、少なくとも今のところ再開の知らせは来ていない。
 僕は、ずっと待っている。
 いしかわさんや夏目さんや大月さんや、それにあいちゃんだって、きっと待っている。
 大騒ぎしてもしかたないから、「まだかなぁ」と声には出さないように、しずかにみんな待っているんだ。

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2006年10月 4日 (水)

「黒は美しい」 by 千利休

 ひさしぶりに靴下を買った。
 以前にテレビでも何度か話しているが、僕の靴下の買い方は特殊だ。一部では「岡田斗司夫方式」として知られているけど、あんまり女性には評判のいい方式ではない。
 でも、一人暮らししてる男性なら、この方式の魅力がわかってくれると思う。
 
 まず、今までの靴下を捨てる。ハイキングや山登り用の分厚い専用の以外、すべて捨ててしまう。で、いつものとおり、同じ黒の靴下を15足買う。
 僕の場合は24時間営業してる西友の西荻店で、3足セットの靴下を五つ買った。
 なんで同じ靴下を15足も買うかというと、人生で靴下に関してこれ以上の時間を奪われないためだ。
 
 人間、あんがい靴下に時間を奪われている。
 忙しい朝、引き出しから引っ張り出した靴下が左右で柄が違うとか片方のゴムが伸びているとか。そういうつまらないことに時間は使いたくない。
 しかし、靴下をはかないと足がなんか不自然だ。人は誰も石田純一になれるわけではない。戦う男には靴下は必要不可欠なのだ。
 でも靴下を干した後に左右でそろえるとか、もうめんどくさい。
 
 しかし、岡田方式なら簡単だ。
 買ってきた15足の靴下をバラして、なんにも考えずタンスに突っ込む。あとは使うときに上から適当に2本取ればよい。全部同じ靴下だから15足、つまり30本の靴下は全部同じものだ。(外側だけにワンポイントとか、無いのを選ぶのは当然)
 だから適当に2本タンスから引っこ抜けば、どの組み合わせではいてもOK。ゴムがゆるんできたり糸が出てきたら、ためらわずその靴下はゴミ箱に。
 洗濯だって、乾燥機から出した靴下をタンスに突っ込むだけ。洗いすぎて穴が開いたら捨てるだけだから、洗濯の順番も気にしない。
 これ、本当に楽だよ。
 
 欠点は、言うまでも無く「年中同じ靴下」ということ。だからオシャレな人にはオススメできない。いしかわじゅんはこの方式を聞いたとき「え?でも服に合わせていろんな色や柄の靴下楽しみたいだろ?」と聞いてきやがった。
 どうせ僕はテメーのようなオシャレさんとは違うよ!
 ズボンだって黒しか持ってない。靴もいろいろあったけど、黒以外は捨ててしまった。
 セシールの通販で黒い下着が簡単に入手できるとわかってから、いまや僕は下着まですべて黒一色だ。
 上に着るアロハやTシャツだけ色がある。
 
 オシャレに自信や興味がない人、この方式は便利だよ。
 仲間にならない?

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2006年10月 3日 (火)

ゼノンの第3のパラドクス「飛んでいる矢は止まっている」

 「ベルセルク」の最新刊を買ったよ。
 読んでる間は面白い面白いって楽しいんだけどさ、読み終わってハタと気がついた。
 あれ?マンガの中では一時間ぐらいしか経ってない・・・
 描写が細かくて迫力満点なので、今まで気にならなかった。というか「ストーリー進展が遅いなぁ」程度には感じていたけど。
 
 最初の頃は一巻で数ヶ月とか経ってたはずなのに、そういえばここんところ5巻ぐらい、すっごくお話が進まない。で、ついに最新刊では一時間ぐらいしか時間経過がなくなってしまったよ。
 これはもう、後期ドカベンとかアストロ球団の世界だよなぁ。
 
 このままゼノンのパラドクスなみに、どんどん時間経過ゼロへの漸近線に近づく、というのもオツだけどね。

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2006年10月 1日 (日)

「オトナ帝国の逆襲」について

 映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」がオンエアされた。以下の文章は数年前の公開時に雑誌「フィギュア王」に書いたコラムである。
 基本的に僕の感想は、この当時と変わっていない。
 僕の「昭和時代の宇宙開発趣味」から短絡的に、万博や過去の世界を取り上げたから「オトナ帝国」を評価している、と思っている人もいるようだ。
 とんでもない。僕が感動したのは「過去より未来を選ぶ、というテーマに見せかけて裏テーマを語ったスタッフの力技」である。
 では再録、スタート。
 
 
 

 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を語りたいと思う。
 もう公開は終わってしまった映画なので、内容のネタバレ描写もある。何よりも未見の人がほとんどだと思うけど、とにかくこの映画のことが語りたいので、つきあって欲しい。

 まずストレートに感想を言うと、脱帽、いや土下座だ。感動したなんてもんじゃない。
 大人向けの作品で「凄い」のなんて、あんがい簡単にできる。映画のスピード感や物語の面白さを放棄さえしてしまえば、「凄い」「深い」映画なんて簡単にできるのだ。
 
 でも、今回のクレしんはいつもと同じ「子供も大人も楽しめるファミリー・ムービー」という形式を守りつつ、あの高みまで登り切った。
 僕がここで土下座と書くのは、制作者たちがこの「ファミリー・ムービー」という形式を諦めたり言い訳に使ったりしなかった、ということ。
「まぁ子供向けアニメだから、ここは適当に」
「これ以上描こうとしたら『映画』という形式全体を疑わなければならない。だから描かない」
 こういう言い訳をしなかった。スタッフたち。偉いよ、凄いよ!
 
 マニアや濃いオタクたちに注目されず、サブカル好きなマスコミや海外の賞からも評価されず、ただひたすら「面白いファミリー・ムービー」を作り続けて、ついに到ったこの地平。
 ファミリー・ムービーだからこそ圧倒的なリアリティをもって描けた‥いやいや、抽象的な表現を重ねても意味はない。あくまで劇場版クレしんのごとく、「誰にでもわかる表現と具体例」につとめよう。

 埼玉県・春日部の街に作られた大テーマパーク「20世紀博」に、大人たちはハマりっぱなし。週末ごとに訪れては、怪獣ごっこや魔法少女ごっこのアトラクションに夢中。いつの間にか街全体もノスタルジックなものが流行りはじめる。
 と、ある朝突然、大人たちは全員、子供を放り出して20世紀博に行ってしまう。どうやら誰かに操られているらしい。
 大人達を連れ戻すため、悪者たちと戦いを始めるしんちゃんたちの運命はいかに!?

 ストーリーだけ聞くと、「ハーメルンの笛吹き」のバリエーション。いつもの劇場版クレしんっぽい話だ。
 しかし驚くほど緻密に映像化された、ノスタルジーな大道具や小道具たち。
 ファーストシーンの「1970年の大阪万博会場に立つしんちゃんとみさえ」や、悪の秘密結社イエスタディ・ワンスモアが春日部地下に建造した「永遠の夕焼けを生きる街」など、とにかく圧倒的な情報量で、観客をその世界に引き込んでしまう。
 大人たちに取り残された子供たちの絶望と不安を、デパート屋上から遥か地平に見える花火で表現したり、ラジオから流れる「知らない曲」としてザ・ピーナッツの名曲「聖なる泉(『モスラ対ゴジラ』挿入歌)」を使ったり、という「セリフに頼らず映像のみで語る」映画手法は見事!の一言。

 さて、この映画で特筆すべきは、テーマが明確になるクライマックス部分。しんのすけの活躍で、父・ひろしが記憶を取り戻すシーンである。
 この映画を見た観客の、かなり多くがテーマを誤解していると思う。つまり「ノスタルジーは楽しいけど、それだけでは何も生まれない。これからという未来に向かって生きているからこそ素晴らしいのだ」という表面上のテーマを信じてしまうわけだ。
 まさか。
 これだけの映画を作れる連中が、そんな凡庸なテーマで納得しているはずがない。
 
 夕焼け迫る大阪万博会場、太陽の塔の前。ひろしは幼い姿、しんのすけと同年代の子供として登場する。
「月の石をみたい!」「あんなただの石、見るために3時間も並べない」「ただの石じゃないもん!アポロが月からとってきた月の石だもん!」
 泣きじゃくるひろしの後ろに、いつのまにかしんのすけが立っている。
「父ちゃん、迎えに来たよ。お家に帰ろう」
 抑えたセリフが逆に緊張感を盛り上げる。しかしひろしはしんのすけを、「大人になった自分」を認めようとはしない。
 
 靴下の匂いというギャグを交えた仕掛け。幼い頃のひろしから始まって、セリフいっさいなし・モンタージュのみの奇跡の長尺回想シーンの末、ひろしは目を覚ます。
 
 このシーンの構図で、真のテーマは明確になる。
 
 記憶を取り戻した直後、ひろしは地面に倒れたまま、赤子のように泣きじゃくっている。膝を丸めたその姿は、まるで母胎の中へ帰りたがっているようだ。
 奇妙ではないか。なぜ「目覚めた」はずのひろしは胎児のようなポーズで泣いているのか。
 大切な家族のことをすっかり忘れていたのを、悔いているわけではない。
 自分の家族の大切さを思い出して、愛しくなったからでもない。
 もしそうなら、目の前にいるしんのすけを「大人のように」抱きしめるはずだ。ひろしが父に戻ることによって、やっとしんのすけも子供になって、あの「家族」といういつもの形に帰ることができる。
 もし「ノスタルジーを乗り越えて、明日の世界を家族と生きる」がテーマならば、あの場面で、ひろしは立ち上がってしんのすけを「大人として」抱きしめなければならない。
 
 それが大人だから。
 一度は捨て去った自分の子供を、再び抱きしめるにはいま一度「大人」になるしかないのだから。

 しかし、ひろしが泣いているのは、ふたたび大人に戻れた喜びからではない。彼が泣きじゃくっているのは「失った」からだ。
 いつのまにか「失った」ことさえ忘れていた「あの時」を、秘密結社の洗脳で取り戻し、そして再び「失う」ことを強要される。
 それも、今度は意識しながら「捨てなければいけなくなった」から、ひろしは泣いたのだ。

 もちろん、今までの自分は肯定している。家族を守ってきたことを誇りに思う。家族を何よりも大切に思っているだろう。
 それはラスト近くの、悪の首領・ケンに対するセリフでも説明されている。
 
 それでも、二度とあの頃の自分に帰れない。
 ひろしの葛藤は、家族でオート三輪に乗って逃げるシーンで頂点に達する。
 運転席はひろし一人。荷台には妻のみさえと子供二人が乗っている。家族の運命がひろしの運転にかかっているのだ。
 永遠の夕焼けに染まる街を爆走するひろし。その目に、いつの間にか涙が浮かぶ。
「ちくしょう、なんでこの町はこんなになつかしいんだ!なつかしくて、気が狂いそうだ!」

 気が狂ったら、何をするのか。
 家族を捨てて、町に戻るのだ。
 「あの頃」に戻るのだ。
 悪の秘密結社の洗脳ではなく、自分自身の意志として。
 家族なんか捨て去りたい。
 純粋な頃の自分に戻りたい。
 
 いきなり停車するオート三輪。みさえは「どうしたの、あなた?」と問いかける。ほんの一瞬、ほとんどの観客が見逃す間があって、ひろしは運転席から飛び出し、町を歩いている警官をつかまえて「町の出口はどこだ!?」と怒鳴る。
 
 この一瞬の間こそ、ひろしの「観客に見えざる葛藤」だ。
 この映画のテーマは「家族の素晴らしさ」「現在の素晴らしさ」ではない。
 
 ひろしは、そしてみさえや他の大人たちも、その素晴らしくあるべき「家族」や「現在」に疲れはてていた。
 だからこそ、過去の世界に癒しを見いだしたのではないか。
 なぜ自分の子供たちを放り出してまで、20世紀博にハマったのか。
 それはひろしやみさえが「家族」という組織に疲れ果てていたからではないのか?

 テーマを「家族の素晴らしさ」にするなら、シナリオの常套手段はまず、そのテーマの否定からはじまるはずだ。「家族は苦痛である」というアンチテーゼを充分に描き、それをクライマックスで反転させてこそ娯楽作品のテーマたりうる。

 「あの頃へ帰りたい」というノスタルジーに囚われたひろしは、「大阪万博の部屋」で書き割りのセットに囲まれて、嘘の世界・虚構の世界を夢見ていた。
 しかし、その虚構を捨て去ったひろしは、何を頼りに生きていけばいいのか。息子の前で泣きじゃくるほどの喪失感を味わい、そのかわりに彼が得たものは、虚構の世界ではなく、どんな「本物」だったのだろうか。
 
 「クレヨンしんちゃん」は、「サザエさん」の現代版として受け入れられている家族アニメである。三世帯が仲良く暮らし、ローンも家庭内暴力もない理想郷として描かれる「サザエさん」の世界に視聴者は飽きたらず、ある意味過激な「クレしん」を受け入れた。
 しかし、その「クレしん」でさえ、その疑いもなく最高傑作の『モーレツオトナ帝国の逆襲』でさえ、私たちに「本物」は提示できない。
 
 「家族の絆」「濃厚な人間関係」を厭い嫌って、私たちはここまで来た。
 一族郎党が固まって暮らし、本家の家長に気を使いながら生きる、という人生は過去の遺物だ。
 祖父や叔父などと一緒に暮らす「大家族」も、都会から失われて久しい。
 我々はいまや「核家族」を通り過ぎて、家族で食事すら共にしない「個食」の時代を生きている。
 「サザエさん」や「クレヨンしんちゃん」の描く「温かい家族」というものはすでに「懐かしい虚像」だと、我々は知ってしまっている。
 猟奇的な殺人事件や続発する監禁事件もまた、「家族」という温床で育て上げられる、と知ってしまっているのだ。

 しんのすけ以下、野原一家は映画のラストで「温かい家庭」を取り戻す。観客も、まるで我が事のようにほっとする。
 しかし映画館を出て、観客ではなくなった我々にとって、「温かい家庭」もまた「帰りたいけど帰れない」世界だ。
 大阪万博の部屋のように。
 夕焼けに染まる懐かしの商店街のように。
 

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2006年9月28日 (木)

クリエイターの4段階(補)

 一昨日の日記「クリエイターの4段階」について、メールが多く来た。
 中でも多かったのは、やっぱり「まだ第1段階ですけど、なかなか第2段階に」とか「言うなれば第1.5段階みたいなかんじでしょうか」という相談や報告もの。
 いちおう、簡単に返事かけそうな人にだけは返信したけど、やっぱり誤解している人も多い。
 
 「進化」という言葉を使った僕が悪いのだけど、第4段階が「目標」であるわけではないし、第1段階が「発展途上」というわけでもない。
 第2段階のクリエイターを目指す人が多いのは知っていたけど、人生を面白く生きるなら「第1~第4を自由自在に動くこと」だと思う。
 
 クリエイターとして作品で一世一代の博打を打ち(第2)、そのあとは気楽に友人の作品をバイトで手伝う(第1)。
 家族の生活ぐらいは養える収入源は確保し(第3)、「とりあえずお名前を貸していただけるだけでも、お願いします!」と頭を下げられるようになる。(第4)
 
 クリエイターだけでなく、職人や技術者としてマジメに評価を積み上げていけば、これらはすべて、いずれ見えてくる世界だ。
 大事なのは、第2・第3へと昇ったからといって、その立場に執着しないこと。
 「俺はもう、コンテンツホルダーなんだから、そんな仕事はできない」「同業者と話してもつまんない。異業種の人間しか友達はいらない」
 こんなふうに自分の世界を狭くするのはやめたほうがいい。
 
 「評価を積み上げる」というのは、「末端のお客からの評価」「発注者からの評価」「同僚・上司からの評価」そして「部下や後輩からの評価」だ。
 どれかを無視したら、かならず痛い目にあう。
 
 クリエイティブの世界というのは「他人とかかわらなくてすむ世界」だと思って目指す人が多い。とんでもない!少数の例外を除いて、どっちかというと「人間関係=コネや発注のキッカケ」になることが多い世界だ。
 人間嫌いの人は、それなりに覚悟すること。
 
 クリエイティブの世界だけじゃなくて、たとえば塾の先生でも自動車の営業マンでも、ぜんぶ同じことなんだけどね。
 こういうことは僕が書かなくても、現場の先輩や上司が教えてくれるはずなんだけどなぁ。どっかで連鎖が途切れたみたいだね。
 
 とまぁ、多くのメールにいちいち返答する代わりに、まとめて書かせてもらった。
 今日は説教っぽい日記になって申し訳ないっす。

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2006年9月26日 (火)

「クリエイティブで食う」の4段階

 大学でこないだ、「クリエイティブな仕事には4段階ある」という話をした。
 マンガやアニメにかかわる仕事を「お金」という切り口から定義したものだ。
 業界の定説ではないし、こういう定義づけをしている人は他にいない。僕だけが言ってる意見なので、内容についての当否はそれぞれが考察すること。
 
 「クリエイティブな仕事」には4つの段階がある。
 第1段階は「才能労働者」。工員や職人と同じく、働いた時間分や出来高だけお金をもらう。「才能」を使うけど内実は労働者と同じ。
 アニメーターやマンガ家のアシスタント、といえばイメージできるだろうか。無記名ライターなどもこれに含まれる。
 作ったものに自分の権利はなく、そのかわり責任もそれなりに軽いし仕事仲間もできやすい。
 
 「才能労働者」が進化すると第2段階の「クリエイター」になる。作った作品の権利(一部または全部)を持つ人。
 作品の内容に決定権を持ち、「働いた時間分」ではなく「出来上げた完成度」や「いち作品いくら」の契約でお金をもらう。
 作品がヒットすれば版権収入で食えるけど、ヒットしないと仕事の依頼が来なくなるところは「才能労働者」より辛いところ。
 「俺の作品」と言う権利もあるけど、作品が成功しても失敗しても批判にさらされる。
 
 クリエイターが進化したのが第3段階「コンテンツ・ホルダー」。なんだか日経っぽいしゃらくさい表現だけど、ようするに「権利者」のこと。
 円谷や石ノ森プロのように、過去の作品からの収入が保証されている状態にあるクリエイターまたは元クリエイターまたはその関係者。
 昔、大ヒットを飛ばしたけど今は仕事していないマンガ家もこれに含まれる。
 「単なる過去の作品」にならないように、定期的に新作(新シリーズ)を作るのが大事。
 
 そして進化の最終形態が第4段階の「ブランド」。判りやすい例ではディズニーが第4段階。
 この段階ではもはや新作を作る必要もない。ディズニーファンと称する人の大半は「なんとなくメジャーなキャラだから好き」なだけだからだ。
 (「蒸気船ウィリー」や「飛行機狂」など見たこともないんだから、ディズニーアニメが好きなんじゃないのは確実だろう)
 「ブランド」の段階になると、もはやクリエイティブな仕事とはいえなくなる。「商品化の許諾」がメインの仕事。
 つまり「いいモノ」「面白いモノ」は他の会社が作って、それに対してディズニーの看板を与え、次の投資対象を探す、というのが仕事のキモだ。
 
 さて、ここまで話したら「じゃあブランドがラクチンでお金も儲かりそうだから、ブランドになりたい!」と思う人も多いだろう。
 しかし、である。実は段階ごとに固有の「面白さ」「辛さ」があるから話はややこしい。
 
 「才能労働者」はたしかに金銭的には恵まれない。でも仕事をいつまでも好きでいられる。
 仲間もできるし、センスが古くなったから仕事がない、という心配もない。才能が少なくても、努力で補える。
 
 「クリエイター」には「作品を作る」という喜びがある。作品の当たり外れはあらゆる博打の中で一番スリリングで甘美だ。
 しかし、ヒットできないと自分自身が否定されるみたいに辛い。
 
 「コンテンツ・ホルダー」はそういう浮き沈みの世界からいちおうは解放された「成功者」である。
 一作品ごとのヒットや不発に右往左往されず、長期的な戦略で考えられる。
 
 「ブランド」までいくと、クリエイターとしては「上がり」だ。村上隆はこれを狙って努力して、ほぼ達成しつつある稀有な日本人である。
 しかし逆に「これまでのイメージを崩す」とか「新境地に挑戦」とかは求められてないし、許されない。ブランドとは「世界最先端の伝統」みたいな矛盾したものかもね。
 
 さて、「仕事が面白い」とか「生きがいがある」というのは、実は「才能労働者」「クリエイター」の段階が一番だ。
 しかしお金が儲かるのは「コンテンツ・ホルダー」や「ブランド」の段階。
 
 第1~第4へと昇るにつれて財布はそれだけ重くなるけど、同業者の友人の数は減少する。
 歌手でもお笑い芸人でもスポーツ選手でも、成功すると他業界の友人作りたがる、という傾向があるでしょ。
 あれは第2から第3へステップアップしている証拠だね。第1段階では同業者の友人がなにより大事だったのにね。
 
 「自分の思い通りの作品」を作りやすいのは第2・第3段階だけど、この二つの段階でみんな身体か心を壊す。忙しすぎるからだ。
 第1・第4段階は「なんとなく自分がいなくても別に代わりはいくらでもいるんじゃないか」とか悩んでしまう。
 単純に第1がダメで、第4が成功かというと、そうでもないのが面白いところだ。
 
 「だからね」と僕は大阪芸大の学生に説明した。
 「自分はどの段階を目指すのか、これからずっと考えた方がいいよ。なにも考えず、この段階を昇っていっちゃうと辛いこともあるから。
 好きな仲間たちとワイワイ楽しみたいのか。自分だけの世界を評価されたいのか。成功して世間を見返したいのか。
 どれも立派な動機だし、どれが正しくて間違ってるという区別はない。でも『自分には合ってない』という区別はあるはずだ」
 
 まだクリエイターとしての入り口に立ったばかりの彼らに、ここまで教えるのは酷なのかも知れない。
 でも、こういう話もあってこその「クリエイティブ論」だと思うので、僕は大学でこういう面倒な話をするのである。
 ね、わりと「いい先生」してるでしょ?

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2006年9月25日 (月)

京極夏彦の新刊

 書店で今、講談社の「講談社ノベルス京極夏彦全作品解説書」というパンフレットを配っている。
 で、「こんなの配っているということは、新刊も近いのかな?」と思っていたら、なんと9月26日(火)に最新刊「邪魅の雫」が出るという。
 26日?あしただよ!
 大学のレポート採点で忙しすぎるんだけど、とりあえず買わなきゃ。
 
 このパンフ、全カラー・36ページもある立派なもので、京極堂シリーズのエピソード年表や登場人物相関図が載っている。
 京極堂のシリーズはだいたい「読んだことは確かなんだけど、どんな話か思い出そうとしたらややこしい」というものが多いから、すごく便利だ。
 (ひょっとしたら単に僕が老人ボケなのかもしれないけど)
 キャンペーンアイテムなのですぐになくなるだろう。欲しい人はお早めにね。
 

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2006年9月24日 (日)

噂の浸透度

 「大場つぐみ=ガモウひろし」とか「富樫お受験休載」とか、噂というのは面白い。
 でもときどきわかんなくなるのは、「これ、もうみんな知ってるの?それとも知らないの?」という見極めだ。

 たとえばゲド戦記。テレビでは「満員御礼!」とか宣伝してたけど、かなりヤバい内容であることは、もう皆さんご承知の通り。
 噂というのは、その真偽もわかんないことが多いけど、「どれぐらいの人が知ってるのか」もよくわかんない。

 たとえば、作家の乙一さんは押井守氏の娘さんともうすぐ結婚するそうだ。
 僕は二ヶ月ぐらい前に聞いたけど、かなり有名な話でみんな知ってる、というニュアンスだった。
 ところが今月号のダカーポには「業界の裏話」みたいなニュアンスで取り上げられている。
 え?これってそんなに知られていない話だったの?

 自分が知ってるからといって、みんな知ってると思っちゃダメだよね。
 そんなことぐらいわかってるつもりだったけど、なんかあらためて思い知らされました。

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2006年9月23日 (土)

ヨタ話

 あるていど信頼できる筋からの情報だけど、裏は取ってないのであくまで「ヨタ話」として。

 「HUNTER×HUNTER」の連載を休みっぱなしの冨樫義博氏だけど、その原因が「子供のお受験」だという噂を聞いた。
 本当だったら、富樫伝説にまた1ページだけど、さすがにここまで面白すぎるとかえって信じにくい。いちおう、ジャンプコミックスにあった子供が生まれた年とかから換算するとツジツマはあってるんだけど・・・

 で、これを「ケシカラン」と考えるかどうか、だ。「マンガを描くからには、他を犠牲にして当たり前!」という「G線上ヘヴンズドア」な価値観もアリだし、逆に「たかがマンガ、自分の子供の人生を優先して当たり前」という価値観も理解できる。
 お受験ウンヌンに関しての価値観は、僕自身自分の子供の教育についてはかなり悩んだ時期があるので、いちがいに否定は出来ないしなぁ。あんまりこの件について「自分の問題」として考えたことのない人が、むやみに叩くのはどうかと思う。

 ま、こういう噂を聞いてショックだった、という話である。
 連載が再開さえしてくれたら、マンガ家のプライベートなんてどうでもいいんだけどね。

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2006年9月22日 (金)

芸人のジレンマ

 芸人さんって難しいなぁ。
 たぶん芸人の間で評価されるのは「面白いこと」だと思う。
 ダイナマイト関西とかM-1のような体育会系のイベントが芸人間でマジに受け止められるのも「ホンマは俺の方が面白いんじゃあ!」という叫びがあるからで、その根底には「面白いこと=芸人の価値」という価値観が存在してるからだろう。

 でも、テレビというのはそんなに「面白さ」が必要とされてない世界だ。
 いっけん、違うようにも見える。若手芸人はひっぱりだこだし、ネタ見せ番組といわれるのも多い。テレビでは「面白い芸人」が必要とされている、と誤解してる人がいるのも当たり前だ。

 でも違う。
 テレビが必要としてるのは「楽しい芸人」であって、「面白い芸人」ではない。
 テレビというのは本質的に「視聴者を寂しがらせない装置」である。一人で見ているのであろうと、家族や恋人と見ているのであろうと、その関係の空疎さを埋めることがなによりも大事なんだと思う。

 誤解してほしくないけど、これは別にテレビ批判でもなんでもない。
 「テレビに熱中する現代人は、心が寂しい」みたいな、つまんないことを言うつもりもない。
 古代社会から現代に至るまで、人間は寂しくて当たり前だ。江戸時代でも家に帰ると武士でも商人でも「なんとなく空虚」というのは感じていたはずだ。
 ・・・いやいや、なんだかやけに壮大な余談に流れつつあるぞ。僕が今、書こうと思ってるのはあくまで芸人話なので、この話はここまで。

 で、テレビは「寂しさをまぎらわせる装置=楽しい雰囲気発生器」だから、そのメンバーとして必要なのは「楽しい芸人」なんだよね。「面白い芸人」は、その面白さがわかる・わからないという差異が発生してしまって、マズいわけですよ。
 それに「面白さ」というのは作品性だから、やはり鑑賞者には「寂しさ」「孤独感」を強いることになる。(日記だからこのあたりのロジックはジャンプさせてるよ。読んでる人は各自補完してね)

 でも、芸人の間では、やっぱり評価されるのは「面白いかどうか」なんだよね。
 「楽しい」なんていうテレビ的な駒にされた芸人ではなく、みんなきっと、「正々堂々と面白くなりたい」んだと思う。
 ああ、切ないなぁ。僕たち視聴者が実はどんなに「面白さ」を必要としていないか、彼らは知っているんだ。でも「面白くなりたい」んだろうなぁ。
 かつての爆笑問題にしても、最近の次長課長にしても、「面白さよりも楽しさ」を選んだから売れたというのは、きっと芸人だったら誰でもわかってるんだろうなぁ。
 

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2006年9月21日 (木)

夏目さんの名言

スカパーのMONDO21チャンネルで「岡田斗司夫のプチクリ学園」という番組をオンエアしている。先日、夏目房之介さんをゲストに収録があった。で、その場の話題で出たのが「デートとは打合せである」理論。

つまりデートというのは、「付き合うかどうかまだ未決定なカップルが、お互いを見定めたり楽しさを確かめたりする行動ではないか?」という仮説を立てたわけ。で、「それって連載や単行本の打合せに似てない」という話に流れたわけ。

夏目さん曰く「ほら、俺たちの仕事って打合せが一番楽しいじゃない? 連載とか書き下ろしとか、現実に仕事はじまっちゃったらかったるいだけだけどさ(笑)。 打合せでアレしようコレしようという段階が一番楽しい。デートもそれなんだよ。現実に男女が付き合っちゃったら、面倒な部分も出てくるし束縛もあるかもしれない。でもデートは『打合せ』だから。お付き合いするかどうかの企画会議なんだよ(笑)」

あ~、こういう話してる夏目さんも好きだな~。

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2006年9月20日 (水)

渋谷で打合せ

たまには「いわゆる普通の日記」を。ま、こんな毎日なわけだ。

今日は渋谷で打合せ連続3本。いつも使っているカフェが最近めちゃくちゃ混んでいるので、近場に移動。

サイゾーの打合せは、やっとページデザインが出たので文字数をカウント。二ページ見開きもらってるのに2000文字しか入らないよ。これでもサイゾー全体の中では文字多い目のページなんだけど、ビジュアルに強い雑誌はやっぱり文字が入らないなぁ。

二つ目の打合せは「オタク・イズ・デッド」の単行本企画に関して。T社の編集さんが心身症でリタイアしてしまったので、とりあえず進行を止める。いまのところ、「うちで出したい」というオファーが5社から来てるらしい。すげぇ。

三つ目の打合せは某社から大阪芸大の講義の単行本化について。すでに筑摩書房からマンガ評論に関してはオファーがきてるので、1年向けに講義してる「初心者向けのプロ入門」という矛盾してる講座を預ける。でも決定は11月20日の会議だそうだから、まだ世間話レベルだよな~。

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2006年9月19日 (火)

近況

 最近、途絶えていたから一応近況です。
 ダイエットをね~、またはじめたんですよ。
 人間ドックに入ったら、医者から「二十キロ痩せないと死にますよ」と脅されたのがキッカケだけど、このごろ体動かないな~とか考えていたので、ちょうどいいなと言うことで。
 なんでも体験したり経験したりしないと納得できないし前に進めないタチなので、なによりフットワークが悪くなってしまうのが私にとっては最悪という感じで。
 あ、いま一人称を「私」にしたら、やたら座りがいいな。しばらく「私」にして見ます。
 ダイエットの方法は簡単で、一日の摂取カロリーを1500キロ以内に抑えるというだけ。あと脂肪を取り過ぎないとか、ま、それだけです。ジム通いを再開するのはまだ遠いなぁ。
 
 あともうひとつ。
 ご報告が遅れましたが、先月でmixi日記のサイゾー連載、終わっています。で、次号からはじまる同誌新連載の打合せが明日あるんだけど、内容はまだまだ暗中模索。「メディアリテラシー」をテーマにした連載、という外側だけは決まってるんですけどね。
 もうひとつ、11月に渋谷でイベントやります。内容はまだナイショということで、知ってる人は言わないでね。

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2006年7月11日 (火)

版画作成ソフト

 mixi内の知り合い日記で評判です。

「ナンシー"小"関 風 パッチもん版画」作成ソフト
(画像をドラッグ&ドロップすると消しゴム版画風の画像が作れるソフト)

Jpg00  Jpg00_1
Jpg00_3

 これ、いろいろ遊べそうで楽しい。

 モノクロ写真がいちばん「それっぽい」らしいけど。

Yoda1jpg01 Jpg00_4

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2006年5月16日 (火)

デスノート最終回・鎮魂歌

デスノート最終回

 連載108回で終わりかぁ。
 かなり前から最終回までのカウントダウン、してたんだろうなぁ。
 最終10話ぐらいは完全にラストシーンに向けてコンテ切っていたし。
 デスノート、僕はものすごく好きな作品だ。
 第一回から最終回まで、奇跡のように素晴らしい。
 これより先、ネタバレを含むので読む人は注意を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 印象に残ったのは最終回の一話前。月とリュークの会話回想シーンだ。
 リュークは「デスノートを使った人間が天国や地獄に行けると思うな」と言う。まだ高校生の月は「わかった。つまり天国や地獄なんか存在しないんだ」と返す。
 このシーン、かなり感動した。
 「新世界の神になる」と決意した高校時代の月。それはけっして「誰にも捕まらない世界最高の権力者になりたい」という意味ではなかったはずだ。
 天国や地獄など存在しない世界。つまり正義や「悪への報い」などない、この私たちの住む世界にひとつのルールを作ろうとした。
 悪には報いを。
 正しい人が泣き寝入りしないで住む世界。
 月が目指したのは、たったそれだけだった。
 
 しかし、Lの登場で月は変質する。
 Lを出し抜きたい。
 自分に逆らう人間に天罰をくらわせたい。
 そんなことばかり考えているうちに、月は月でなくなってしまった。
 ラスト一話前でリュークに「死にたくない」「なくなるのはイヤだ」と訴える月は、リュークから見てももう「面白くもない」存在になりさがってしまった。
 デスノートという絶対的な力を手に入れた月は、その力を失うことを恐れ、自分の背後に忍び寄る影に怯えて、どんどんダメな奴になる。
 孤高を恐れなかった魂は、心を許せる友や家族が一人もいない、という孤独に成り下がり。
 天国や地獄を信じない精神力は、自らを神と称する自我肥大にすりかわる。

 つまり。
 「デスノート」のテーマはただひとつ。
 「絶対的な権力は、絶対的に腐敗する」という、ただそれだけのことを描き切った作品なのだ。
 
 最終回、月が死んで一年後。
 松田はまだ割り切れない。
 キラを倒すことは正しかったんだろうか?
 世界はもとの混沌に、キラという裁きの神のいない世界に、つまり「天国や地獄など存在しない世界」に戻ってしまった。
 それは本当にいいことだったんだろうか?
 松田は思い悩み続ける。
 
 なぜか?
 松田は「弱者」だからだ。
 Lは強い。
 Lの部下も、捜査本部の人間たちも強い。
 キラなどいなくても、きっと生きていける人たちだろう。
 しかし、松田は違う。
 平凡な、どこにでもいる人間だ。
 
 強い人間たちは、現実をはっきり見据える。
 この世界には天国や地獄はない。
 奇跡も神も、そして悪への裁きも存在しない。
 だからLたちは、今日も現実の犯罪を追いかける。
 「悪人を裁く」のではなく「犯罪を食い止める」「すでに起こった犯罪の犯人を逮捕する」。
 Lたちができるのは、たったそれだけのことだ。
 絶望しない。夢なんか見ない。
 Lは、Lのような人たちは強いから、そんな世界でも生きていける。
 彼らにとってキラとは「独裁者」以外のなにものでもない。
 自分だけを信じて生きていける人間にとっては、たしかにキラなど必要ではないだろう。
 彼らは「自分」を信じればいいのだから。
 
 しかし、この世界のほとんどは松田と同じ「弱い人間」だ。
 天国を地獄を、つまり神を希求する。
 占いを、オーラを、前世を信じたくなる。
 誰か強くて賢い人間がすべてを決めてくれるなら、それに従いたくなる。
 
 キラはそんな「弱者たちの希望の星」だ。
 だから、私たち読者はけっして月を否定しきれなかった。
 悪人を裁き、デスノートをけっして自分の快楽には使わない月に、「殺人者」と知りながら声援を送った。
 
 「デスノート」という物語は、夜神月の敗北という終わりを迎えた。
 しかし、月がしたことは、果たして何もかもが間違っていたのだろうか。
 月が敗北したのは、彼が堕落したからだろう。
 だからといって、キラの行為すべてが間違っていたと言い切れるのだろうか。
 作者は「堕落した夜神月」は断罪するが、「正義の殺人者・キラ」を否定していないのではないだろうか。  
 
 「デスノート」は少年マンガの枠の中で表現を選んでいる。
 だから最終的に「キラは正しかった」とは言えない。
 「そう言えるかもしれないけど、わからない」というのが限度だ。
 
 最終回のラストシーン、世界の果ての山頂に集まる人たち。
 彼らはキラに感謝している人たちなんだろう。
 大切な人を失い、復讐することも出来ず警察も助けてくれなかった人たち。
 Lの世界、「天国も地獄もない世界」にはけっして住めない人たち。
 月によって無念を晴らしてもらった人たち。
 キラの世界でだけ、平和に生きられた人たち。
 
 世界の果ての山頂で、誰にも知られず、夜神月は弱者たちに感謝される。
 正しく強いLは「独裁者=太陽のような世界の中心」を認めない。
 しかし弱きもの、この世の地を這うものたちは、暗黒の夜の世界をかすかに照らしてくれる月を忘れはしない。
 
 夜神月よ、安らかに眠りたまえ。
 お前は最後まで誰も信じられず、ひとりぼっちで死んだのだろう。
 神も悪魔も、天国も地獄だってありはしない。
 だからお前はもう、どこにもいない。
 ただ、死んで消えただけだ。
 
 でもお前の死を悼み、お前に感謝し、祈るものだってこんなにいるんだぞ。
 だから、せめて、安らかに眠りたまえ。
 

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2006年5月 3日 (水)

清き一票を!

毎日放送の「月極ラジオ」
http://mbs1179.com/info/tsukigime.html

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「イノセンス」私的解読

 イノセンスという作品は、「バトーを主役にした寅さん映画」と捉えると理解しやすい。

 前作の攻殻機動隊は、草薙素子という女性をめぐる三角関係の映画だった。
 肉体をほぼ失った女性・素子と、同じく肉体をほぼ失った男性・バトー。そして最初から肉体を持たない人工知性・人形使い。
 素子は自分の正体やアイデンティティのありどころに悩み、バトーはそんな素子に「俺たちは理解し合えるんだ」と寄り添おうとする。
 しかし素子が最終的に選んだのは「新しい世界に連れて行ってあげる」と手を差し伸べた人形使い。
 バトーにとって、映画版第一作は「一生懸命尽くしたのに振られたお話」だった。
 
 つまり「義体はつらいよ 寅次郎さすらい編」ですな。

「お~れがお前で お前が俺で~
 サイバー世界は自我不安~」

 素子ぉ、ハッキングには気ぃつけろよ。
 お前が電脳の世界にヨメに行ってからも、あんちゃんは公安9課で頑張ってるから心配するなぁ。


 そして今回の「イノセンス」。
 テーマはもちろん「バトー君のメソメソ日記」。
 肉体がマッチョかつサイボーグ、おまけにセリフがぶっきらぼうでケレンみたっぷりなので、バトー君のメソメソっぷりに気づかない人も多い。
 映画の手法がハードボイルドというかフィルム・ノワール。だから主人公は「運命的な悪女=ファム・ファタール」に徹底的に振り回される。
 出会うすべての義体や人形に自分がかつて惚れた女の影を見る、というありさま。
 最後の最後に素子が現れたときは、もうバトー君たら尻尾全開で喜んでる。
 でも素子は「あなたが見てるのは、しょせん私の一部なんだけどね」(意訳)とか抜かしてすましてやがる。性根がドMのバトー君、こういう扱いされるのがたまんないんだろうなぁ。
 
 事件後、性悪女は「でもいつも近くにいるのよ。おバカさんは気づかないだろうけど」(意訳)とか抜かして消える。残った義体だけ見て、またバトー君ハアハア
 ラストでは相棒の娘が抱きしめるお人形を見て「ひょっとしてあの中に素子が・・・ハアハア」とか考える始末だ。
 ちなみに、この映画に限らず、押井アニメの主人公はみんな、他人を言い負かすとか手玉に取ることばかりを考えている。押井監督、素晴らしいドSっぷりですよ!
 冨野監督の「ドM映画」とは対照的だよな。
 
 と、このように「ドMのマッチョが性悪女に振り回される映画」と考えると、「イノセンス」は難解でもなんでもない。
 それでも難解だ、と誤解される理由は、「まさかサイバー未来を扱ったアニメで、こんなメソメソした話をやるとは誰も思っていない」ということと、「監督の性癖(ドS)と思想を混同している人が多い」からだと思う。
 押井監督というのは、理性以上の「情念」でちゃんと映画を作れる人なんだよね。照れ屋というか独特の韜晦な発言でわかりにくいけど。
 ほら、全共闘世代だから。

 ・・・と、こういう話を考えて公開収録に臨んだんだけど、とてもこんだけ語れる時間なかったんだよね。
 なので、サワリだけ発言してきました。
 どれだけ残るかは明日のオンエアをお楽しみに。

 でも質疑応答時のIG石川社長が
「IGはね、押井監督と映画を作り続けて、それでもつぶれなかった会社なんです!」と誇らしげに語ったのはよかったなぁ。
 なんて素敵なドMカミングアウトなんだろう!
 押井監督とは理想のコンビネーションですよ、マジで。

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2006年3月19日 (日)

いまさら遅いかな?

本日の同人誌即売会、HARU COMIC CITY(http://www.akaboo.jp/event/haru11.html)にて、「月刊岡田斗司夫創刊号」および「プチクリ風雲録」を販売いたします。
 ブース番号は、「出版評論社」東3ホールネ23a です。

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2006年2月28日 (火)

「失恋論」を応援する